買い替える前に知っておこう！エアコンの寿命(買い替えの兆候)

不要になったエアコンを処分する3つ方法

まず、エアコンは他の家電とは違い、「家電リサイクル法」により処分方法が決められています。
そのため、普段使っているゴミ捨て場に捨てたり、通常の粗大ごみと同様にして出したりすると違反になってしまいます。

処分をするときには、リサイクル料が必要になります。その他に、業者にエアコンの取り外しを依頼した場合は、上記の料金のほかにエアコンの取り外し料や運搬料なども発生します。

何かと費用が発生するエアコンの処分ですが、主な方法は全部で3つあり、それぞれ処分に必要な出費も変わります。
1つ目は、新しくエアコンを購入した店舗に処分を依頼する方法です。この場合は、取り外し料が新たなエアコンの取り付け料に含まれるため、処分に必要な出費はリサイクル料と運搬料です。

2つ目は、市町村の指定引取所へ持ちこみ処分する方法です。この場合は、エアコンの取り外しを業者に依頼するか、もしくは、エアコンを自分で取り外さなければなりません。
そしてその後、自分で指定引取所へ運搬し、廃棄してもらいます。

処分に必要な出費は、リサイクル料と、業者に取り外しを依頼した場合は取り外し料です（自分で取り外した場合はリサイクル料のみ）。
どの業者に頼めばいいか分からない、自分でエアコンの取り外しができない、自分でエアコンを運ぶのが難しいときは、自治体へ電話して相談してみましょう。

3つ目は、買取や下取りなど売却する方法です。この場合、リサイクル料はかかりません。
エアコンの取り外しや運搬などをすべて無料でおこなっている業者もあるので、まだ使用できるエアコンは売却するのがおすすめです。

リサイクル料金や運搬料金、取り外し料金などの費用がかからないうえ、臨時収入が得られたり、新規のエアコンの購入資金に充てられたりすることもあります。一度検討してみてはいかがでしょうか。

買い替えが近いと現れる兆候

先述した通り、エアコンの寿命は使い方次第で変わるため、買い替える時期は各家庭で異なります。
エアコンの平均寿命10年を基準にして考えると、購入してから7年以上経過して、次のような不具合が出始めたら「買い替える時期が近い」と考えてよいでしょう。

• 「エアコンをつけると聞き慣れない音がする」
• 「エアコンの風が臭い」
• 「エアコンの効きが悪い」
• 「エアコンから水が漏れる」
• 「エアコンが動かない」
• 「エアコンをつけるとブレーカーが落ちる」

これらの不具合が出たからといってすぐに使用できなくなるわけではありませんが、そろそろ買い替えのタイミングと考え、準備することをおすすめします。
ただし、お手入れやメンテナンスをすれば上記の不具合が解消するときもあるので、まずは自分で原因を確認してみましょう。

「エアコンをつけると聞き慣れない音がする」

室外機が原因のケースが多いです。室外機は屋外に置いてあるため、砂ぼこりや枯葉、虫の巣などのごみが非常にたまりやすいです。
そのため、お手入れが行き届いていないと壊れやすいのです。しばらくお手入れをしていないようなら、まずは掃除をしてみてください。

室内のエアコン本体から変な音が聞こえるときは、フィルターの掃除をしてみてください。

「エアコンの風が臭い」

普段のお手入れでは届かないエアコン内部の奥に発生したカビが原因と考えてください。
フィルターの奥のお手入れは専門の知識や技術が必要なので、業者にクリーニングしてもらいましょう。

自分でやろうとすると、分解したりするときに部品を傷つけて壊してしまう恐れがあるため控えてください。2年に1回クリーニングすると長く快適に使えます。

「エアコンの効きが悪い」

この場合は、寿命が近い可能性が高いです。この症状は寿命が近いときによく起こる不具合です。
まれに掃除などのお手入れをすれば直るときもあるため、まずはお手入れをして様子を見てください。
それでも効きが悪い状態が続くようなら、冷媒ガスに異常があるのかもしれません。修理を依頼するか、そろそろ買い替えを検討してみてください。

「エアコンから水が漏れる」

正しく排水ができていないか、エアコンの内部とフィルターの汚れのせいと考えてください。
お手入れをしてみて直れば問題ありませんが、排水部分が詰まっていたり、折れ曲がっていたりした場合は修理が必要です。
お手入れをせずに汚れがたまっていると、エアコンの中で結露した水分がたまり、故障することがあるため注意してください。

「エアコンが動かない」

まずはリモコンを確認しましょう。電池が切れているか、リモコンに異常がある可能性があります。
本体に不具合があるようなら、いったんコンセントを抜いてもう一度差し直し、本体の電源ボタンが入るかどうかを確認してください。
夏場や冬場に突然操作ができなくなると大変なので、早めに買い替える準備をしたほうがよさそうです。

「エアコンをつけるとブレーカーが落ちる」

この場合は、危険な状態なのでエアコンは使用せずに、早めに業者に見てもらいましょう。

以上が、買い替える時機の基準となる不具合と不具合の原因です。
そのほとんどが、たまってしまった汚れによるものです。2週間に1回はフィルターをお手入れしたり、年に1回か2回は室外機をお手入れしたりと定期的なメンテナンスをすれば、平均寿命と同じくらい使えて、買い替える時機も把握しやすくなります。

買い替えではなく修理をするという選択肢もありますが、エアコンの補修用部品には「最低保有期間」というものがあり、その期間内でなければ直すことはできません。
メーカーごとに異なりますが、だいたい５年から９年です。
その期間内ならば直すほうがよいですが、もし修理を終えて直ったとしても、また違うところが壊れて直すという繰り返しになることもあります。

そのため、平均寿命の10年を経過して以降、上記のような兆候が出た場合は買い替える時期と考えてよいでしょう。

エアコン買取ならお任せください！

エアコンの買い替えとなると、エアコン本体や取り付け工事費など高額の出費が想定されます。エアコンの処分費用はできるだけ少なくしたいものです。

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買取方法は「持ち込み買取」、「宅配買取」、「出張買取」と3種類あり、エアコンのような大型で取り外しが大変な家電は「出張買取」がおすすめです。

お客様のご自宅まで出張し、エアコンの査定と取り外し、運び出しまですべて無料で行っています。リサイクル料金もかかりません。
大きくて重たいエアコンを自分で運び出す必要がありませんし、ご自宅で査定と支払いが完了するので、お客様のご負担はほとんどありません。

査定金額にご納得いただけなかった場合はキャンセルすることも可能なので、エアコン処分でお悩みの方は、ぜひ一度、弊社までお問い合わせください。

まとめ

エアコンの状態がよければ、高額査定が期待できるかもしれません。エアコンは賢く上手に処分し、得た収入でワンランク上の新しいエアコンを購入してみてはいかがでしょうか。ぜひ一度ご検討ください。