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屏風買取 - 買取価格・買取相場

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屏風の査定ポイント

屏風の買取価格は、3つの査定ポイントによって決まります。屏風の査定時にどのような点を見ているのか、査定ポイントと高価買取のコツを解説します。

査定ポイント1.作家名・落款

屏風の買取価格は、誰が描いたものかによって大きく変わります。雪舟や尾形光琳といった、歴史に名を残す有名な作家の屏風であれば、買取価格も当然高くなります。反対に、作者名がわからないものや作家の評価によっては、買取価格がつかない場合もあるのです。

屏風には、落款(らっかん)が入っていることがあります。落款はいわゆる「サイン」のようなもので、作者名や制作年月日、題名や詩句、印章や捺印が押されていることもあります。落款から作者名を判別したり真贋判定をすることもあるため、落款の有無も屏風の買取価格を左右する重要な要素です。

査定ポイント2.鑑定書の有無

屏風の査定ポイント2つ目は、鑑定書があるかどうかです。有名作家の屏風には、本物以上に贋作が多く出回っています。そのため、屏風が作者本人のものであることを証明する「鑑定書」があると、買取価格も高くなります。

鑑定書は、美術品の真贋判定を行っている会社や、作家本人の関係者が設立した公的機関が発行した証明書です。多くの場合、有料で発行してもらう必要があります。

査定ポイント3.屏風の保存状態

屏風の査定ポイント3つ目は、屏風の保存状態です。屏風は制作から時間が経っているものが多く、保存環境によって外観の状態に違いが生まれます。

保存状態の悪い屏風には、日焼けによる色褪せやくすみ、傷や破け、絵の欠けなどが見られます。多少の傷みや劣化は仕方ありませんが、あまりに状態が悪いと大幅な減額や買取不可につながる可能性があります。

屏風の有名作家・人気作家

尾形光琳(おがた こうりん)
『風神雷神図屏風』
『夏秋草図屏風』
『竹梅図屏風』
雪舟(せっしゅう)
『四季花鳥図屏風』
俵屋宗達(たわらやそうたつ)
『蓮池水禽図』
『関屋図屏風』
狩野永徳(かのう えいとく)
『檜図屏風』
『仙人高士図屏風』
『許由巣父図』
伊藤若沖(いとう じゃくちゅう)
『樹花鳥獣図屏風』
狩野秀頼(かのう ひでより)
『観楓図屏風』
菱川師宣(ひしかわもろのぶ)
『歌舞伎図屏風』
池大雅(いけのたいが)
『楼閣山水図屏風』
『西湖春景・銭塘観潮図屏風』
長谷川等伯(はせがわ とうはく)
『松林図屏風』
『牧馬図屏風』
久隅守景(くすみ もりかげ)
『納涼図屏風』
『四季耕作図屏風』
与謝蕪村(よさぶそん)
『山野行楽図屏風』
呉春(ごしゅん)
『柳鷲郡禽図』
土佐光信(とさ みつのぶ)
『松図屏風』
周文(しゅうぶん)
『四季山水図屏風』

尾形光琳(おがたこうりん)

尾形光琳(おがた こうりん)は、江戸時代中期から後期にかけて活躍した日本の絵画家です。浮世絵や茶道具、屏風など、様々な分野で活躍しました。

尾形光琳の代表作には、『風神雷神図』『夏秋草図屏風』『竹梅図屏風』などがあります。『風神雷神図屏風』は国宝に認定されており、尾形光琳の中で最も有名な作品です。

『風神雷神図屏風』では、風神と雷神が風雲に乗って描かれています。風神は右側に立ち、激しい風を象徴するような姿勢で描かれています。一方、雷神は左側に立ち、雷をまとった姿で描かれています。背景には荒々しい波や巨大な岩が描かれ、神々の威厳を強調しています。

尾形光琳は、琳派(りんぱ)と呼ばれる絵画の流派を確立しました。琳派は、雅な美意識と豪奢な装飾性を特徴とする絵画スタイルであり、光琳の作品はその代表例とされています。

雪舟(せっしゅう)

雪舟(せっしゅう)は室町時代から戦国時代にかけて活躍した画家で、禅宗寺院の僧でもあります。雪舟は、日本画における風景画の草分け的存在です。風景の中の宇宙の奥深さや変化を捉え、山水や自然の美を通じて禅の思想を具現化しました。

雪舟の代表作である『四季花鳥図屏風』は、日本の美術史上重要な絵画の1つです。『四季花鳥図屏風』には、一つの屏風に春夏秋冬の四季や、季節に合わせた花や鳥が生き生きと描かれています。春には桜や梅、夏には菖蒲や鶯、秋には紅葉や鹿、冬には松や雁など、季節感あふれる美しい風景が広がっています。

雪舟は、日本の美術史において重要な人物であり、その画風や禅の精神は後の画家や文化人に多大な影響を与えました。

俵屋宗達(たわら やそうたつ)

俵屋宗達(たわらや そうたつ)は、江戸時代中期から後期にかけて活躍した画家です。狩野派の画風を継承しながらも、独自の画風を築き上げたことで知られています。

俵屋宗達は、『風神雷神図屏風』や『鶴図下絵和歌巻』などの装飾性の強い作品を残すと同時に、東洋的な雰囲気が漂う水墨画も多く制作しました。代表作である『蓮池水禽図』や『関屋図屏風』は、優れた画技や芸術性を示す傑作として知られています。『蓮池水禽図』は国宝、『関屋図屏風』は重要文化財に指定されています。

狩野永徳(かのう えいとく)

狩野派(かのうは)は、室町時代中期から江戸時代末期まで、日本絵画の最高峰に君臨した絵師集団でした。その中でも、絢爛豪華な桃山文化を代表する作品を残したのが、狩野永徳(かのう えいとく)です。

狩野永徳は、乱世を生き抜いた権力者の求めに応じて多くの障壁画を手がけました。その作品の中には、『唐獅子図屏風』や『上杉家洛中洛外図屏風』など、現代に至る国宝として残るものもあります。狩野永徳は若くして絵師としての才能を示し、多くの権力者から重宝されました。

伊藤若沖(いとう じゃくちゅう)

伊藤若冲(いとう じゃくちゅう)は江戸時代中期に活躍した絵師であり、独学で絵画の道を究めた珍しい存在です。

彼の代表作には『動植綵絵』や『樹花鳥獣図屏風』があります。動植物を生き生きと描写し、写実的でありながらも独自の神秘的な表現が特徴です。若冲は自らの作品を相国寺に寄進し、多くの人々に称賛されて広く知れ渡ることとなりました。

彼の画力は天賦の才能と努力によって確立され、色彩の鮮やかさや表情の豊かさなど、その技術には多くの見どころがあります。彼の作品は現在でも多くの人々に愛され、展覧会や関連書籍などでその魅力を堪能することができます。

屏風の種類

金屏風

金屏風(きんびょうぶ)は、金箔(きんぱく)を贅沢に使用して装飾された日本の屏風(びょうぶ)の一種です。金箔は金の薄片で、非常に輝かしい光沢を持つため、高貴な雰囲気を醸し出します。金屏風は、贅を尽くした美しいデザインや金箔の輝きを楽しむために作られた装飾品であり、格式の高い場所や重要な場面で使用されました。

金箔は神聖な意味合いを持ち、神社や寺院の仏壇や祭壇に使用されることがありました。また、豪奢な建物や贅を楽しむ場所、例えば宮廷や高貴な家庭の部屋にも金屏風が使用されました。金の輝きは富や高貴さを象徴し、社会的な地位の象徴としても重宝されています。

金箔の美しい光沢や質感を活かすため、金屏風はシンプルなデザインが特徴です。松の木や竹、梅の花などの自然がモチーフとして用いられていました。金屏風は、その華やかさと格式の高さから、日本の美術や文化において特別な位置を占めています。

勝手屛風

勝手屛風(かってびょうぶ)は、畳の上に置いて客人の席を示すための屏風の一種です。「勝手に置くための屏風」という意味で、茶道や宴会などで使用されました。客人が座る席や着席する順番を示すのに用いられ、日本の伝統的なおもてなし文化において重要な役割を果たしました。

勝手屛風は、複数の板を連結した形状をしており、畳の上に2つから4つの板が並べて置かれます。各板には様々な絵柄やデザインが描かれ、それぞれの席に適した席次を示すことがありました。客人の地位や訪問の目的に応じて、異なる絵柄やデザインが用いられることがありました。

勝手屛風は茶室や宴会場などで使用され、茶道や宴会の際には、席の着席順や客人への配慮を示すために利用されました。客人の重要性や特別な席次を示すため、特別なデザインが描かれることもありました。このように、勝手屛風は日本のおもてなしの一環として、形式やマナーを尊重する重要なアイテムとなっています。

風呂先屛風

風呂先屛風(ふろさきびょうぶ)は、お風呂の脱衣場や休憩スペースに設置される屏風です。お風呂に入る前や入浴後に使用される空間で、湯気や蒸気を防ぐために使われました。風呂先屛風は、体を拭くための場所を提供すると同時に、湯船から出るときのプライバシーを守る役割を果たします。

風呂先屛風は、湿気や湯気を通しにくい素材で作られることが一般的で、竹や布地、和紙などが用いられました。これらの素材は湯気を遮る効果があり、湯船から出た後の身体が冷えないように配慮されていました。

また、風呂先屛風には様々なデザインや絵柄が描かれることもありました。自然の景色や花鳥風月などのモチーフが用いられることが多く、お風呂のリラックスした雰囲気を演出するための装飾として活用されました。

風呂先屛風は、お風呂の中でも特に身を清める場所とされ、その際の心地よさや安らぎを重視するために大切なアイテムでした。また、風呂の文化が日本に深く根付いていることから、風呂先屛風も日本の生活文化と密接に結びついた存在と言えます。

枕屛風

枕屛風(まくらびょうぶ)は、枕や布団を隠すための屏風す。枕や布団を置く場所や、寝室の仕切りに使用され、寝室の雰囲気を整えたり、美しさを引き立てたりするために利用されました。

枕屛風は通常、寝床の一角に設置され、枕や布団が置かれるエリアを覆う役割を果たします。寝床を仕切るためのスクリーンとしても使用され、布プライバシーを保護する効果がありました。

自然の風景や花、動物、風物詩など、枕屛風に描かれるモチーフは多岐にわたります。寝室を美しく彩り、安らぎの雰囲気を演出するために、枕屛風には特別な注意が払われました。

枕屛風は、日本の伝統的な寝具や寝室の装飾の一環として利用され、寝る場所の快適さと美しさを追求するための重要な要素でした。また、それぞれの時代や地域において異なるデザインやスタイルが発展し、日本の美意識や生活文化を反映した作品として存在しています。

屏風買取のよくある質問

買取価格が高い屏風の絵柄は?

屏風の買取価格は、絵柄によって左右されることはあまりありません。同じ絵柄であっても、作家や作られた年代によって買取価格は大きく変わります。

屏風に描かれることが多いのは、自然風景や動植物、日本の伝統的な風景や行事、仏教や神話の場面などが挙げられます。また、過去にオークションで高値で取引されていた屏風には、李朝の人物図が多く見られました。

  • 李朝 人物図 八曲屏風 落札価格:3,888,800円
  • 朝鮮王朝 風俗画屏風 落札価格:3,230,470円
  • 李朝 山水人物図 十曲一隻屏風 落札価格:3,001,000円
  • 李朝 山村人物図屏風 落札価格:2,004,000円

状態の悪い屏風も買取できる?

状態の悪い屏風でもお買取できる可能性があります。制作から時間が経っている屏風には、色褪せやくすみ、傷や破け、絵の欠けなどが見られます。

経年劣化が激しいと買取できない場合もありますが、有名作家の手がけた屏風は買取価格がつく可能性があります。雪舟や尾形光琳といった名だたる作家の場合、現存している作品自体が少ないため、状態が悪くても十分高価買取が狙えます。

屏風の出張買取はできますか?

屏風の出張買取は可能です。屏風は大型のものが多く、運ぶのも大変です。ですが、出張買取はご自宅までうかがうため、お客様に屏風を運んでいただく必要がありません。

買取成立後の運び出しも当店が行うため、自宅にいながら手軽に屏風を売却できます。屏風一点からでも出張可能です。骨董品・古美術品の買取も行なっているため、まとめて売りたい方にもおすすめです。

作家がわからない屏風も買取価格がつきますか?

作家がわからない屏風も買取価格がつく可能性があります。作家名がわからない、誰のものかわからない屏風も、当店の専門査定員が作家を特定できる場合があります。

そのため、処分する前に一度無料査定でご相談ください。お写真もしくは出張査定にて、お持ちの屏風を査定させていただきます。

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