ポータブルカーナビ 買取｜価格相場が分かる無料事前査定

ポータブルナビについてさらに詳しく

従来と違って自動車に据え付けるものではなく、持ち運びができるナビ。小型で複雑な取り付け作業が不要なので好評である。
とくに人気を集めているのが、地図データをDVDやハードディスクではなくフラッシュメモリーに記録させたタイプ。三洋電機が2008年4月に発売した「ミニゴリラ NV－SB360DT」は横12.8センチメートル、縦8.5センチメートル、薄さ2.6センチメートルと同社のDVDタイプの4分の1の大きさであるが、地図データはDVDを超える量を収録している。

2011年11月下旬現在、カーナビ売り上げのトップ10中6機種はポータブルカーナビが占めている。ポータブルカーナビの良い点は何と言っても、オンダッシュ式で、付け替えが容易なことと、その価格ではないだろうか。以前は問題視されていた精度も、GPS自体の技術の進歩や、他の技術でカバーするなどの企業努力により最近では改善されており、全く見当違いな場所を表示することはそうそうない。

ポータブルナビゲーションデバイス(PND)というと、特に車での道案内用とは限らない場合もあるが、この項では車での使用を想定しているものを扱う。シリーズとして人気があるのは、ポータブルナビゲーションシステムの火付け役であったGORILLA、YUPITERUのイエラ、エイ・アイ・ディーのJMシリーズなどである。価格はいずれも5万円を切る。音楽再生機能や、TVチューナーを内蔵しているものもある。

重量は総じて500グラム以下。複数台車がある場合には非常にあり難く、持ち運びも非常に楽である。現在のモデルは操作はタッチパネル式がほとんどである。OSには多くが組み込みのWindows CEや自社開発の組み込みLinuxを採用している。渋滞などリアルタイムな情報を入手できるモデルもある。

GORILLAから発展してきた市場だが、今後はその性質から、Google Mapや、iPhone、アンドロイドなどのGPS搭載スマートフォンが代替となるといわれている。