引越しの準備をスムーズに!一連の流れを徹底解説

引越しの準備は様々な手続きや引越し業者の手配など、やらなければならないことが山積みです。引越しの準備は一体何から始めればいいのか?そんな疑問にお答えするために、やるべき各種手続きや引越しの一連の流れを時系列順にまとめました。
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引越しの準備をスムーズに!一連の流れを徹底解説

進学や就職、または結婚など、多くの人が人生の節目で経験することになる引越し。役場や市役所などでの各種公的手続きや、引越し業者の手配、そして荷造りなど、やらなければならないことが多すぎて、一体何から手をつけていいのかわからないという方も多いでしょう。

そこで今回は、新居への引越しが決まってから、やらなければならない各種手続きや、引越し作業が完了するまでの一連の流れを時系列順にまとめて解説してみました。ぜひ参考にしてみてください。

引越しの準備は何から始めればいいのか?

引越しの準備は何から始めればいいのか?

新居が決まったら、いよいよ引越しの準備を始めていくことになります。作業をスムーズに進めるために大切なのは段取りです。段取り八分・仕事二分という言葉があるように、引越しにおいてもそれは例外ではありません。そこで、まずはやるべきことを明確にしましょう。

引越しの準備でやるべきことは、大きく分けると5つあります。

引越しの準備でやるべきこと5つ

引越しの準備は、大別するとこの5つに集約されます。

  1. 賃貸借契約の解約
  2. 不用品の処理
  3. 引越し業者の手配
  4. 住所変更による各種手続き
  5. 荷造り

引越し作業で多くの人が悩むのは、何をいつまでにすればいいのかわからないからでしょう。ですので、まずはやるべきことを明確にすること。そして、やるべきことが明確になったら、次はひとつひとつ確実に行動に移していきましょう。

賃貸借契約の解約・不用品の処理・引越し業者の手配

やるべきことが明確になったら、次は準備を始めるタイミングについて見ていくことにしましょう。引越しの準備をいつから始めるべきかについては、絶対的な正解があるわけではありませんが、遅くとも1ヶ月前には始める必要があります。

引越しの1ヶ月前にやるべきことは以下の通りです。

  • 賃貸借契約の解約
  • 不用品の処理
  • 引越し業者の選択

賃貸借契約の解約

新居が決まったら、真っ先にやるべきことは、現在住んでいる賃貸物件の管理会社に退去する旨を伝え、賃貸借契約の解約をすることです。一般的に退去通知は1ヶ月前までにしなければなりません。ですので、引越しの準備は遅くとも1ヶ月前には始める必要があるのです。

管理会社との契約によって異なりますが、1ヶ月以上前に退去通知をしなければならないケースもありますので、必ず契約書に目を通し、退去通知の時期についてしっかりと確認しておきましょう。

不用品の処理

新居が決まり、退去する旨を管理会社に伝えたら、次にやるべきことは不用品の処理です。

引越し料金は基本的に荷物が多ければ多いほど高くなりますので、少しでも安くするためにも、まずは不用品を思い切って処分しましょう。必要のない荷物を処分してから引越し業者に見積もりを出すことで、より正確な料金を知ることができるというメリットもあります。

粗大ゴミは自治体のゴミ回収を利用することで、無料、もしくは格安で処分することができます。しかし、1ヶ月に1度しか回収の機会がない場合があるので、事前に確認しておく必要があります。

引越し業者選び

引越しにおける大きな悩みの1つが、引越し業者の選び方でしょう。

クロネコヤマトやアート引越センター、日本通運など、様々な引越し業者があるため、どこに依頼すればいいのかわからないという方も多いでしょう。引越し業者にもそれぞれ特性があり、単身引越しの運搬を得意としている業者もあれば、長距離の引越しに長けている業者、低料金を売りにしている業者など様々です。

そこで、おすすめしたいのが、引越し侍のような引越し業者の一括見積もりサービスを利用すること。一括見積もりサービスの引越し侍なら、料金を比較して最も安い引越し業者を見つけることができます。大手引越し業者だけではなく、企業規模の異なる様々な会社から見積もりを取ることができるので、あなたの引越し条件にぴったり合った業者を見つけることができるでしょう。

引越し業者についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

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住所変更による各種手続き

引越しの2週間前になったら、転出届の提出、国民健康保険証の返却、携帯電話やネット回線の住所変更といった、各種手続きを行いましょう。

住所が変わることによる各種手続きはやるべきことが多く、引越しの準備において最も面倒なことかもしれません。そこで、役場や市役所で行う公的手続きと、それ以外の手続きを分けて押さえておきましょう。

公的機関での各種手続き

  • 転出届の提出
  • 国民健康保険証の返却
  • 印鑑登録の廃止
  • 児童手当・各種医療制度などの住所変更

役場や市役所などの公的機関で行う各種手続きは、転居日の14日前から行うことができます。やるべきことをしっかりと確認し、すべての手続きをまとめて行うと効率的です。印鑑や身分証明書、国民健康保険証などが必要になりますので、忘れずに用意しておきましょう。

それ以外の各種手続き

  • 電気
  • 水道
  • ガスの住所変更
  • 携帯電話の住所変更
  • 固定電話回線とネット回線の住所変更
  • 新聞の住所変更
  • 郵便物の転送手続き

民間企業などでの各種手続きは以上のようなものがあります。それぞれ契約している会社へ連絡し、引越しをする旨を伝え、住所変更の手続きを行いましょう。

荷造り・掃除・ご近所への挨拶

荷造り・掃除・ご近所への挨拶

引越しの1週間前になったら、荷造りや掃除の開始です。またご近所への挨拶もこの時期に済ませておくようにしましょう。

荷造り

荷造りのコツは普段使わない荷物から梱包していくことです。ただ漠然と作業を始めても、どこから手をつければいいのかわからず、なかなか梱包作業が進みません。

普段からよく使う荷物を先に梱包してしまうと、その荷物が必要になってしまったときに、わざわざ段ボール箱を空けて取り出さなければなりません。ですので、シーズンオフの洋服や普段使わない食器、本や書類など、生活において使用頻度の低いものから梱包していきましょう。

梱包資材や道具を用意しておこう

荷造りをする前に作業に必要となる道具をそろえておくことも大切です。段ボールやプチプチのような緩衝材などは、引越し業者が提供してくれるので、必要な数とサイズを注文しましょう。その他にも、ガムテープやビニールロープ、ハサミなどは必需品ですし、割れ物注意のシールやマジックペンなども用意しておくと便利です。

荷造りに必要な準備しておきたいアイテム

  • 段ボール
  • 緩衝材
  • ビニールロープ
  • ガムテープ
  • 養生テープ
  • ハサミ
  • マジックペン
  • ゴミ袋
  • タオル
  • 雑巾
  • 割れ物注意のシール

荷造りは引越し当日までに必ず終わらせておくこと

引越し当日までに荷造りを済ませておくことは、引越し業者との契約内容に定められている義務であるため、引越し開始までに必ずすべての作業を終わらせておかなければなりません。もしも、当日までに荷造りが終わっていない場合は、追加料金の支払いが発生してしまう場合がありますので注意が必要です。

国土交通省の標準引越し運送約款にも記載があります。

(荷造り)
第七条 荷送人は、荷物の性質、重量、容積、運送距離等に応じて、運送に適するように荷造りをしなければなりません。
2 当店は、荷物の荷造りが運送に適さないときは、荷送人に対し必要な荷造りを要求し、又は荷送人の負担により必要な荷造りを行います。
3 前二項の規定にかかわらず、当店は荷送人からの申込みに応じて、荷送人の負担により必要な荷造りを行います。

出典:国土交通省 標準引越運送約款

掃除

掃除を入念に行うことは、引越しの準備において非常に大切なことです。

国交省のガイドラインによると、賃借人は退去時に部屋を原状回復する義務があると定められています。そのため、掃除を怠ってしまうと高額なクリーニング代を請求されてしまう可能性があります。敷金は基本的に退去時に返金されるのですが、部屋のクリーニング代や修繕費用によって返金額が大きく異なります。つまり、敷金-原状回復費=敷金の返金額となるのです。

退去時に原状回復義務によるトラブルを防ぐためにも、掃除はしっかりと行いましょう。

建物の価値は、居住の有無にかかわらず、時間の経過により減少するものであること、また、物件が、契約により定められた使用方法に従い、かつ、社会通念上通常の使用方法により使用していればそうなったであろう状態であれば、使用開始当時の状態よりも悪くなっていたとしてもそのまま賃貸人に返還すれば良いとすることが学説・判例等の考え方であることから、原状回復は、賃借人が借りた当時の状態に戻すものではないということを明確にし、原状回復を「賃借人の居住、使用により発生した建物価値の減少のうち、賃借人の故意・過失、善管注意義務違反、その他通常の使用を超えるような使用による損耗・毀損(以下「損耗等」という。)を復旧すること」と定義して、その考え方に沿って基準を策定した。

出典:国土交通省住宅局 原状回復をめぐるトラブルとガイドライン

原状回復費用が賃貸人の負担になるケース

太陽光による床や壁紙の変色

  • フローリングのワックスがけ
  • フローリングの色落ち
  • 家具の配置による床のヘコみや設置跡
  • 画鋲やピンなどの穴
  • タバコによる壁や天井のヤニ汚れ

原状回復費用が賃借人の負担になるケース

  • カーペットや床のシミ
  • 台所の油汚れ
  • バスやトイレの水垢やカビ
  • ペット飼育による傷や汚れ

ご近所への挨拶

ご近所への挨拶は、戸建ては向こう三軒両隣と裏のお宅へ、マンションの場合は上下左右の部屋へ挨拶に行くのが一般的とされています。

挨拶品の価格についてですが、500円から1500円くらいの、相手にとって負担にならないであろう価格帯が相場と考えていいでしょう。送る品物は洗剤やお菓子などの日用品や消耗品がおすすめ。引越し元だけでなく、新居のご近所への挨拶品も一緒に用意しておくと効率的です。

気をつけたいのが訪問時間。AM10時からPM5時の明るい時間帯に訪問するのがマナーです。相手の迷惑にならない時間帯を考慮して挨拶に伺いましょう。

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ライフラインの停止・旧居の明け渡し

ライフラインの停止・旧居の明け渡し

当日になったら、作業開始までにすべての荷物を梱包しておくこと。引越し業者が来たら作業前に料金を支払い、いよいよ引越し作業開始です。そして、作業が終了し、最後の荷物をトラックに積み終えたら、荷物の運び忘れがないかしっかりと確認しましょう。

ライフラインの停止

引越し業者による荷物の運び出しが終了したら、電気・水道・ガスなど、ライフラインを停止しましょう。

基本的に電気と水道の閉栓に立ち会いは不要ですが、ガスの閉栓については立ち会いが必要になるケースがあります。ガスメーターが室内にある場合や、オートロック式の場合は立ち会いが必要になるので、事前に日程を調整しておきましょう。

旧居の明け渡し

引越し作業を終え、電気・水道・ガスを閉栓したら、大家さんや管理会社の担当者立ち会いのもと、部屋の状態の最終確認をしてもらいます。傷や汚れなどをチェックし、敷金の返金額などを算出します。このとき、不当な費用を請求されるなどの金銭トラブルを避けるためにも、必ず立ち会って確認しましょう。

そして、すべてのチェックが完了したら部屋のカギや備品を返却して、当日の手続きは終了です。

まとめ

以上が、新居が決まってから引越しを完了するまでに行う準備と作業の一連の流れになります。

引越しは当日の運び出し作業よりも、事前準備に多くの手間と時間を必要とします。引越しの準備はやることが多すぎて混乱してしまいがちですが、やるべきことをきちんと言語化し、明確にすることでスムーズに作業を進めることができます。焦らず、ひとつひとつ確実に行っていきましょう。

これから引越しをしようと考えている方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。

齊藤数馬 / 編集長
齊藤数馬 / 編集長

買取業界のWebマーケティングに携わり4年目の高く売れるドットコムマガジン編集長。家電や家具、楽器、車から不動産まであらゆるモノの買取・処分方法のコツを紹介していきます。

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