車が故障したら修理?買い替え?廃車についても解説



車が故障したら修理?買い替え?廃車についても解説

自分の車をどんなに大切に扱っていても、永遠に乗り続けることは不可能です。追突事故や経年劣化などさまざまな理由によって車が故障すれば、修理してそのまま乗り続けるか、新たに買い替えるかの選択を迫られることになります。どちらが得策かは車の状況によって変わり、その判断を見誤ると思わぬ損をしてしまうことがあります。

今回は、修理をした方が良いケースと買い替えた方が良いケースの両方を紹介し、また廃車についても解説します。故障した車に対してどう対処するべきか迷ったときの参考にしてください。

修理をした方が良いケース

まずは、修理をした方が良いケースについて見ていきましょう。

年式が新しく走行距離が短い

車の年式が新しく走行距離も短ければ、通常、修理さえすれば長期的に乗り続けることができます。まだ乗り続けられる車を手放すのは勿体ないでしょう。特に購入してからの一定期間内はメーカー保証を利用できるケースもあり、その場合は費用を負担することなく修理が可能です。

修理費用が高額でない

故障の箇所、程度によって修理代は異なります。簡単なものなら1万円ほどで済みますが、大掛かりな修理をするとなると100万円を超えることもあります。修理費が数十万円を越えない範囲なら、買い替えせずに乗り続ける方が多いです。

金銭的余裕がない

金銭的にゆとりがなければ、そもそも車の購入資金を確保することができません。その場合買い替えを検討する余地がないため、修理をするか、車を手放すのかどちらかとなります。

今の車に愛着がある

今の車に愛着がある場合も、無理に買い替えずに修理することをおすすめします。無理矢理手放してしまうと、後悔することにもなりかねません。

車検までの期間が長い

新車なら購入してから3年後、それ以降は2年毎に車検を受ける必要があります。車検はそれなりの費用がかかるため、車検が済んだばかりで次回までの期間が長ければ、修理を選択することをおすすめします。

買い替えをした方が良いケース

買い替えした方が良いケースは、基本的に修理した方が良いケースと反対の状況ですが、ひとつひとつ順にご紹介します。

年式が古く走行距離が長い

車は年数が経ち、走行距離が長くなるほど劣化が進み、故障のリスクが高まります。たとえ故障箇所を修理したとしても、再び同じトラブルが起きてしまったり、そうではなくても別の箇所が新たに故障してしまったりする可能性も考えられます。いつまた故障するか分からない車に乗り続けるのは不安も大きいため、買い替えを検討する時期にきています。

故障の程度が大きく修理費用が高額

走行が困難になるほどの大きな損傷を受けた場合は、大規模な修理が必要となります。当然、その分高額な修理費用がかかります。修理代に何十万も支払うなら、その費用を新たな車の購入資金に充てる方が良いこともあります。また、修理に必要となる部品がないなどの理由で、故障の状態によっては修理そのものができないケースもあります。

今の車に愛着がない

今の車に愛着がない、または次に購入したい車の候補がすでにある場合は、買い替えを検討しても良いでしょう。金銭的には乗り続けるのがお得な場合でも、それが必ずしも最善の選択とは言えません。

車検までの期間が短い

先述の通り、車検の費用は安くありません。車検間近の車なら、乗り替えを検討してみてください。とりあえずという気持ちで車検を受けると、せっかく車検費用を支払ったのに手放すのは勿体ない…と買い替えのタイミングを逃してしまいます。

買い替えることで維持費を抑えられる

買い替える車種によっては、維持費を抑えられることがあります。具体的には、ガソリンがハイオクからレギュラーになったり、自動車税が下がったりといったケースです。月々の維持費が下がれば長期的に見て節約になるでしょう。ただし、維持費だけに着目すると危険です。車本体の費用が高い場合は、必ずしもお得になるとは言えないので、注意が必要です。

廃車について

廃車とは、その名の通り車を廃棄することです。車はたとえ全く乗っていなくても税金がかかります。乗る予定のない車は速やかに廃車の手続きを行うことで、コストの面でメリットがあります。廃車を完了させるためには「抹消登録」を済ませる必要があります。廃車の手続きについて詳しく見ていきましょう。

廃車手続きの種類

廃車手続きの種類は大きく分けて次の3つです。車を再使用するか否かで手続きの種類が決まります。

永久抹消登録

永久抹消登録とは、車を再度使えないように車籍を完全に抹消する手続きのことです。この手続きを行うと再登録は不可能で、永久に公道を走ることができなくなります。今後乗る予定がないことが確実なら、永久抹消登録をしましょう。

一時抹消登録

一時抹消登録とは、一時的に車の使用をやめる手続きのことです。長期間車を乗れない場合はもちろん、車が盗難被害に遭った場合もこの登録を行うことがあります。一時抹消登録をしておけば、乗らない期間の自動車税等の各種費用を支払う必要がありません。すでに自動車税を支払い済みの場合は還付を受けられることもあります。永久抹消登録とは異なり、再登録をすれば再び乗ることができます。廃車にするか迷っている方は、ひとまず一時抹消登録をするのがおすすめです。

輸出抹消登録

輸出抹消登録は車を海外へ輸出するために行う手続きのことです。個人で車を海外へ輸出するケースがほとんどないので上記2つのどちらかを選ぶのが一般的ですが、輸出抹消登録は輸出予定の半年前から申請が可能です。

廃車手続きにかかる手数料

廃車の手続きを行うには、さまざまな費用がかかります。費用は、手続きを自分で行うか、あるいは業者に依頼するかによって変わります。

抹消登録費

永久抹消、一時抹消、輸出抹消いずれの場合も登録のための費用が必要となります。永久抹消は0円、一時抹消と輸出抹消は350円かかります。また、現在登録している所有者の住所や氏名に変更がある場合は変更登録を行うことになります。その場合、350円の手数料が別途必要です。

輸送費

永久抹消登録をするには車の解体が必須です。そのために解体業者に車を引き渡すことになりますが、車をどのような方法で持ち込むかによって費用が変わります。自分で運転して持ち込めば費用はかかりません。解体業者に運転を依頼すれば、人件費として1万円程かかることがあります。

ただし、これらの方法は車検が残っている場合に限ります。車検が切れている車の場合は、公道を走ることができないため、レッカーを使って運びます。この際に必要な費用の目安も1万円程度ですが、自走しない車の場合はそれよりも高額になることが多いです。

手続代行費

自分自身で廃車の手続きをするのではなく、解体業者等に依頼する場合には、手続代行費が発生します。業者によっては手続代行費に輸送費が含まれている場合もあるので、依頼時には必ず確認しておきましょう。手続代行費は業者によってまちまちですが、5千円から1万5千円の範囲内であることがほとんどです。

自動車リサイクル料

リサイクル料金とは、車を解体したときにゴミとして残る部品等を壊すために必要となる費用のことを言います。リサイクル料金は一度払っていれば、再度請求されることはありません。原則的に車の購入時にリサイクル料金を支払っているものですが、さまざまな理由により支払いが済んでいない場合は、解体業者に対してリサイクル料の支払い義務が発生します。普通車で1万円から1万8千円、軽自動車は7千円から1万6千円程が目安です。

印鑑証明書費

廃車をする際には印鑑証明書の提出が必須です。印鑑証明書は住民登録をしている市役所等で取得できます。他にはマイナンバーや、住民基本台帳カードを持っていればコンビニでも交付可能です。

ただし、発行後3か月を過ぎたものは無効となるので、廃車することが正式に決まってから用意するのが安心でしょう。なお、自治体によって若干の違いがありますが、印鑑証明書の交付費用は1通あたり300円程度です。

故障した車を買取してくれる業者もある

故障した車でも買取してくれる業者が存在します。どんなに車がボロボロでも、まずは廃車買取業者に査定依頼してみましょう。なお、買取業者は廃車を専門にしているところがおすすめです。通常の車買取業者では買取対象外になっても、廃車専門の買取業者なら値がつくケースがあるからです。廃車専門の業者は買取した車を再販することを目的とせず、車のパーツを販売したり鉄をリサイクルしたりすることで収益を得ていることから、故障した車でも買取対象となるのです。

また、通常廃車をするとなると書類代行費用等で数万円の費用が発生します。買取業者との取り引きが成立すれば、当然お金を受け取れますし、基本的に廃車の手続きも業者が代行してくれるので、費用や労力どちらの面でもお得です。

修理か買い替え…どうしても決まらない場合

ここまで、車の故障を修理するのが良いケースと買い替えるのが良いケース、また廃車についても紹介しました。それでも、なかなか決められないという方におすすめしたいのが、査定サイトの利用です。

ここで実際に査定してもらってみてください。査定額が高ければ車を買い替え、思ったような査定額がつかなければ修理、あるいは廃車買取業者への依頼を検討することができます。自分が期待していなくても思わぬ高値がつくことがあるので、試して損はないのではないでしょうか。もちろん利用は無料で、査定を受けても査定額に納得がいかなければ売る必要はありません。

「車高く売れるドットコム」を利用すると、基本情報を入力するだけで、全国の買取業者の中から最大8社が一括査定を行います。1社ずつ査定してもらう手間が省けますし、他社と比較して高額査定をだしてくれた業者を選ぶことができるため、高額買取に期待できます。

そこから、各社が実施している無料の出張買取査定を利用すれば、より詳細な情報を得たうえで買取してもらうかどうかの判断ができます。万が一買取業者との間でトラブルが生じた場合などに相談できる窓口も設けられていますので安心して利用できるでしょう。

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まとめ

故障した車に対して修理か買い替えかのどちらを行うかについては、走行距離や、登録年数、愛着の程度等、複数の要素を踏まえて決めることが大切です。

また、インターネット査定を行って、その査定額次第で修理か買い替えを選択するのも良い方法です。廃車にする場合は、廃車専門の業者に査定を依頼しましょう。廃車の手続きをするには通常お金がかかりますが、お得に手放せる可能性があります。自分が大切に乗ってきた車だからこそ、納得できる決断をしましょう。

齊藤数馬 / 編集長
齊藤数馬 / 編集長

買取業界のWebマーケティングに携わり4年目の高く売れるドットコムマガジン編集長。家電や家具、楽器、車などあらゆる物の処分方法や買取のコツを紹介し、世の中にリユースを広めるべく活動しています。

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