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車のバンパー傷・へこみは査定に影響?セルフチェック方法紹介


愛車を運転中にぶつけてしまった、という経験をお持ちでしょうか。
特に、車に乗り始めたばかりの頃だと、ボディをガードレールに擦ったり、バンパーをポールや電柱などにぶつけてしまったりすることはよくあります。
では、そういったバンパーの傷やへこみなどは、売却時の査定額にどういった影響を与えるのでしょうか。
ここでは、車のバンパーに傷やへこみがあるときに査定へ影響するのかどうか、セルフでできるチェック方法、補修方法などについてまとめてみました。
愛車をお得に売却するため、ぜひ目を通してください。
目次
※相場情報は実際の買取価格と異なる可能性がございます。
車の査定における基本

そもそも、車の査定額はどのようにして算出されるのでしょうか。
バンパーの傷やへこみが査定に与える影響を知る前に、まずは査定における基本を押さえておく必要があります。
この記事で自動車査定の基本をマスターしましょう。
走行距離
車の査定額を決定づける大きなポイントの一つとして、走行距離が挙げられます。
走行距離が多くなればなるほど、それだけエンジンや駆動系に負担がかかっていると考えられるため、査定額が低くなる傾向にあります。
一般的には1年で10000キロといわれているので、これを大きく上回るようだと、やはりマイナス査定につながりやすいです。
反対に、走行距離が少ないと査定額が高くなりがちです。
内装
車の内装も、査定を行うスタッフが厳しくチェックする部分です。
シートやフロアマットなどの汚れが酷くないか、たばこの焦げ跡などがついていないかどうかをチェックします。
クリーニングで落ちる程度の汚れなら問題ないでしょうが、交換しなくてはならないケースだと査定額に大きく影響してしまうでしょう。
また、意外と盲点なのが臭いです。オーナーが喫煙者だった場合、内装にタバコの臭いが染みついている可能性があります。
また、頻繁にペットを車に乗せていたのなら、動物特有の臭いがついている可能性もあるでしょう。
こうした臭いもマイナス査定に結びつきやすいため、事前にしっかりと消臭しなくてはなりません。
エンジン周辺
車にとって、エンジンは心臓となる重要なパーツです。
そのため、エンジンやその周辺も抜かりなくチェックされます。
エンジンを停止した状態で目視によるチェックを行い、実際にエンジンをかけた状態でも点検を行います。
異音がしないかどうか、ホース類からオイルが漏れていないかなど、細かくチェックが行われます。
車のカスタマイズやドレスアップなどは、マイナス査定になることが少なくありませんが、エンジンに関してはその限りではありません。
程度のよいエンジンにスワップしている、内部をオーバーホールしているといったケースだと、査定額がアップすることがあります。
このようなケースだと、素直に申告したほうがよいでしょう。
外装
外装も、査定ではじっくり見られるポイントです。
人気のあるカラーかどうか、社外パーツへの交換はないか、といった部分が精査されます。
また、当然ボディの傷やへこみなども厳しく見られ、小さな擦り傷などもしっかりチェックされます。
バンパーは目立つ部分なので、傷やへこみがあるとすぐにバレてしまいます。
肝心の、バンパーに傷やへこみがあると査定額に影響するかどうかですが、基本的には影響があると考えてよいでしょう。
ただ、傷の深さや長さ、へこみの大きさなどでどの程度影響するかも異なります。
バンパーのセルフチェック方法

つぎに、簡単にできるバンパーのセルフチェックの方法をお伝えしていきます。
バンパーの下側と左右の角はもっとも傷がつきやすい部分なので、まずはそこをチェックしてください。
左右のコーナーは目立つところなので、傷やへこみがあることを把握している方は多いかもしれません。
逆に、下の部分は普段目が行き届かないため、傷やへこみがあっても気づいていない方が多いです。
車高を下げている車だと、バンパーの下部が車止めや路面のギャップに干渉してしまい、割れていることも珍しくありません。
ぱっと見はキレイに見えても、見る角度を変えるとへこみを発見できることがあります。
そのため、セルフチェックは明るいところで行い、いろいろな角度から車の細部を見るようにしてください。
また、フェンダーについても査定前に見るべきポイントをまとめています。
査定前に修理を受けるべきか

大切に乗ってきた愛車を少しでも高く売りたいとは、誰もが考えることです。
そのため、バンパーに傷やへこみがある場合、事前に修理してから査定を受けようとする方も少なくありません。
はたして、査定前に修理を受けたほうが査定額はアップするのでしょうか。
修理費用は反映されない
査定時に、バンパーを修理したことを伝えたとしても、査定額がアップするとは限りません。
修理にかかった費用は査定額に反映されないのです。
そのため、場合によっては修理代のもとをとることができず、かえって損をしてしまうこともあります。
こうした理由から、それなりの大きな傷やへこみがあるケースだと、あえて修理に出してから査定を受けるというのはおすすめできません。
もっとも、タッチペンなどで少し補修するだけで分からなくなるような小さな傷なら、対処しておくとプラス査定になる可能性はあるでしょう。
外装以外でポイントを稼ぐ
バンパーの傷やへこみくらいで、査定額が大幅に下がることは考えにくいです。
もちろん、程度にはよりますが、それほど神経質になることはないので、それよりもほかの部分でポイントを稼ぐことを考えたほうがよいでしょう。
大きな傷やへこみを自分で修理するのは難しいですが、内装の消臭は頑張れば誰でもできます。
また内装のクリーニングも、丁寧に時間をかけてやればそれなりにキレイになるでしょう。
バンパーの傷やへこみは諦め、ほかの部分でプラス査定となるよう努めてください。
傷をセルフで補修する方法

自分でバンパーの傷やへこみをキレイに補修したい、という方もいるかもしれません。
初めての方だと、キレイに仕上げるのは難しいかもしれませんが、興味がある方は試しにチャレンジするのもよいでしょう。
必要なのは塗料とパテ、プライマー、耐水のサンドペーパー、マスキングテープ、コンパウンドと専用のスポンジです。
いずれもホームセンターやカー用品店などで手に入るものばかりです。
塗料も車種や型式ごとに販売されているので、愛車用のものをチョイスしましょう。
手順としては、まずボディをきちんと洗車します。汚れを落としたら、粗目のサンドペーパーを使い、傷ついているところを研磨してください。
手で触って滑らかな状態になれば、シリコンオフを使用して脱脂をします。
脱脂がきちんとできていないと、塗装の乗りが悪くなるので注意しましょう。
パテと塗料がしっかりと乗るように、バンパープライマーを塗布します。
次に、傷ができているところにパテを盛り、耐水サンドペーパーで研磨していきます。
320番くらいでまず磨き、ある程度滑らかになったら600番くらいのペーパーを使ってください。
でこぼこがなくなったら再び脱脂し、塗装前のマスキングを行います。
バンパープライマーを吹いてからプラサフを塗りますが、塗るときには薄く何度かに分けて塗りましょう。
プラサフを塗ったら1000番くらいのペーパーで研磨し、コンパウンドで磨いてください。
再び脱脂とマスキングを行い、ぼかし剤を塗ります。
次にカラー塗装を行い、クリア塗装、ぼかし剤の順で塗っていきます。
最後にコンパウンドでしっかりと磨き上げれば完成です。
コンパウンドを使うときは、目の粗いものから少しずつ細かいものに変えていくのがポイントです。
このように、バンパーの傷をセルフで補修することはプロでなくとも十分可能です。
どうしても自分で補修してみたいのなら、ここでご紹介した内容を参考に、ぜひチャレンジしてみてください。
慣れてくればプロ並みにキレイに直せるようになるかもしれません。
一括査定を利用しよう

バンパーに傷がある車でも、高値で買取してくれるところはたくさんあります。
おすすめなのは、一括査定サイトを利用すること。
ここでは、一括査定サイトを利用することで得られるメリットについてご紹介しましょう。
一括査定のメリット
複数の業者へ一度に申し込みができるのは、一括査定サイトの大きなメリットといえるでしょう。
少しでも高値で車を売却したいのなら、相見積もりは欠かせません。
複数社に査定を依頼し、一番高値をつけたところに売却すれば、お得に手放せるでしょう。
とはいえ、実際に複数のお店に足を運んで査定を受けるとなると、時間も手間もかかります。
一括査定サイトを利用すれば、一度の入力で複数社に査定の依頼ができます。
しかも、査定額をメールや電話で教えてくれるので、手間と時間を削減できるのです。
忙しくて査定が受けられない、という方にこそおすすめの方法といえるでしょう。
ただ、今では一括査定サイトも数が増えたので、どこを利用すればいいのかと悩んでしまう方が多いのも事実です。
実際に使ってみて、使い勝手がよいところや評判のよいところを利用するのがベストなのですが、強いていえば、おすすめなのは「車高く売れるドットコム」です。
車高く売れるドットコム

車高く売れるドットコムは、45秒の入力で車の一括査定を依頼できるサイトです。
全国200ものお店の中から最大8社に依頼できるので、忙しい方にもピッタリなサイトといえるでしょう。
また、買取店と利用者のあいだでトラブルが起きたときのために、サポート専用の窓口を設けています。
一括査定サイトを利用して初めて車を売却する、という方でも安心できるシステムです。
車高く売れるドットコムで査定依頼できる会社の多くは、出張買取にも対応しているので、動かなくなった車の買取も依頼できます。
まとめ
車の査定を行うときには外装もチェックされるため、バンパーに傷やへこみがあるとマイナス査定になりやすいのは事実です。
しかし、だからといって事前に修理に出してしまうと、かえって損をしてしまう可能性があるので注意が必要です。
わずかな傷ならタッチアップし、酷い傷ならむしろ手を出さないほうが無難でしょう。
少しでも高く売るには、傷やへこみにこだわるよりも、ほかの部分でプラス査定を狙ったほうが建設的です。
また、一括査定サイトなども利用し、少しでも高値で買取してくれるお店を見つけてください。
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弊社マーケットエンタープライズが運営する総合買取サービス「高く売れるドットコム」にて査定業務や出張買取などに携わり、現場で培ったリアルな知見を活かし「満足できる買取体験」を提供すべく買取メディアの運用も行っています。 利用者様の買取にまつわる疑問を解決できる有益な発信のため、日々精進してまいります! リユース営業士資格保有(日本リユース業協会より授与)
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