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フェンダーの状態は車買取査定に影響ある?確認ポイントまとめ

外装パーツのひとつであるフェンダーにありがちな外傷、車の買取査定でチェックされるフェンダーの状態などについて解説しています。フェンダーの役割や、フェンダーのどの箇所を入念に査定されるのか、車を高く売るためにユーザーができることなどをご紹介します。

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カーネクスト

フェンダーの状態は車買取査定に影響ある?確認ポイントまとめ

フェンダーとは車のフロントとリアの部分にあるパーツです。

地味なパーツなため、あまり注目されにくい部分ですが、安全に走行するために重要な役割を果たしています。

バンパーと同程度に傷つきやすいパーツですので、買取査定でも注意深くチェックされるでしょう。

ここでは、フェンダーの基本知識から買取査定でフェンダーのどこを具体的にチェックされるのか、高く査定してもらうにはどうすればいいのかなどを紹介します。

フェンダーについて理解が深まれば、日々の車のメンテナンスでも役に立つはずです。

※相場情報は実際の買取価格と異なる可能性がございます。

フェンダーはタイヤの上部にあるパーツ

フェンダーはタイヤの上部にあるパーツ

フェンダーは車の外装パーツの1つで、タイヤの上部分にあります。

フロントとリアの2種類に分かれており、ランプとドアの外装パーツの間の部分に取りつけられています。

フェンダーは一見地味なパーツですが、車の走行においては重要な役割を果たしています。

フェンダーの役割は、走行中にはね上げた石や泥などから車体を守ることです。

フェンダーの由来も実は日本語の泥よけから来ています。

フェンダーの構造をよく見てみると、タイヤを覆うような形になっています。

フェンダーがタイヤを覆っていることで、道路で石を跳ね上げても車に傷や凹みがつきにくくなっています。

また、雨の日や水たまりの上を走った際、車に汚れをつきにくくする役割や、後ろの走行車や歩行者に水がかからないようにする役割もあります。

さらに、フェンダーの最も重要な役割といえるのが、高速回転する走行中のタイヤに物や人が接触してしまうのを防ぐことです。

タイヤを覆うことで、少しでも大きな事故に発展するのを防ぎ、被害を軽減させるという目的があります。

もしフェンダーがなければ、走るたびに車に凹みや傷ができた、歩行者の服に泥水をかけて汚したりするおそれがあります。

また、事故発生時に怪我の被害を抑える効果が期待できないなどさまざまなトラブルが予想されます。

フェンダーは目立たないパーツですが、非常に重要な意味があるのです。

フェンダーは傷や凹みができやすいパーツでもある

フェンダーは傷や凹みができやすいパーツでもある

走行している際に傷や凹みができやすいパーツです。

例えば、飛び石があたって引っかいたような傷がついたり、草木やガードレールが当たってこすり傷が付いたりすることがあります。

また、物や障害物にぶつかって凹みができる場合もあります。

一般的には運転席より助手席側のフェンダーをぶつけてしまうことが多いといわれています。

フェンダーは、飛び石などが原因になって塗装が取れ、鉄板に錆が発生することも珍しくありません。

一箇所錆び始めると、塗装の裏で徐々に腐食して錆が広がっていき、気づいたときには車がボロボロの状態になっていたということもありえます。

板金で修理を依頼すると費用は一般的に4~5万円ほどかかることが多く、錆の範囲が広いほど高額になります。

そのため、小さな傷や錆は放置せず、早めに修復した方が車へのダメージが少なく済みます。

車の査定でよくチェックされるフェンダーの状態や部分

査定でよくチェックされるフェンダーの状態や部分

バンパーと同じくらい傷がつきやすいパーツのため、査定でも入念にチェックされる可能性が高いです。

まず注目されるのは表面の状態です。傷・凹み・割れがないか、特にバンパーとの接着部、ホイールカーブの部分、上部と下部にチェックが入ります。

バンパーとの接着部では、凹みや傷がないか見られます。

フェンダーはバンパーと隣接しているため、バンパーをぶつけたはずみでフェンダーも一緒に押されて損傷する場合があります。

また、表面に目立った損傷がなくても、内側の耳にあたる部分が曲がっていることがあります。

ですので、査定時は外側だけでなくさまざまな角度からチェックされるでしょう。

ホイールカーブの部分は、主にこすり傷や凹みがないか見られます。

また、フェンダートリムやオーバーフェンダーを取りつける際に開けたビス穴も見られます。

フェンダー上部はボンネットに近い面で凹みがないかどうか、小さい凹みまで入念に確認されます。

下部は、車体側に回りこんでいる耳部分の突き上げがないかチェックされます。車高が低い車は特に精査されるでしょう。

フェンダーの修復歴もチェックされます。主に板金塗装の跡があるかどうかを確認されます。

まずフェンダーのドア側に近い側面の部分に塗装による波ができてないか見られます。

また、板金修理による錆が起きやすい場所でもあります。

ほかには、ライトに近い先端部分や下部・ホイールカーブ部・角部分・プレスラインなどを中心に目立った塗装跡がないか確認が入ります。

また、正面に立ってフェンダーを見たとき、バンパーなど隣接する外装パーツとの隙間が均等かどうかで査定額が変わることがあります。

なぜかというと、修理歴や事故でぶつけたりしたことがあると、隙間の間隔がとても狭くなったり広くなったりして均等ではなくなるからです。

フェンダーは普段の走行で傷がつくことが多いパーツですから、完全に傷をつけないというのは難しいものです。

しかし、なるべく障害物にぶつけたりしないような丁寧な運転を心掛け、よいコンディションに保っておけば、マイナスの査定がつきにくいでしょう。

フェンダー以外で査定への影響がある重要なポイント

買取査定ではもちろんフェンダー以外の部分もチェックされます。

査定で重要な部分はほかにも多くあるからです。次は査定に重要な影響を与える主なポイントについて紹介します。

走行距離は少ないほうがよい

車に乗る以上、走行距離は増えるものですが、多いよりは少ない方が査定ではプラスになります。

ただし、単純に走行距離数を見るだけではなく、一年で平均的にどれくらい走行しているかも確認されます。

査定する車の走行距離数を年式で割った数が、その車の平均走行距離です。

査定する車の走行距離が平均以上だった場合は、マイナスの評価になることがあります。

外傷や修理歴の有無

修理歴や、何らかの傷跡・凹み・錆などがある場合は査定でマイナスになります。

目立たない小さな傷は査定にあまり影響しませんが、外傷が大きくなるほどマイナスの評価も大きくなります。

しかし、査定に響くからといって修理をしてもプラスの効果はそれほど見込めません。

というのも、修理代金以上の査定額がつく可能性はあまり期待できないためです。

だからといって、自分で傷を修復するのもやめておく方が無難です。

素人が手直ししたところで、プロの目は誤魔化せません。

逆に下手な修復をするとマイナスになることも考えられます。

そのため、修理した方がよい部分があったとしても、そのまま査定に出してしまうことをおすすめします。

故障や調子の悪い部分がある場合は、黙っていた方が査定額に影響が出ないような気がしますが、後になって判明した場合に減額になることがあります。

事前に申告をしておきましょう。

また、事故車など完全に動かない場合でも、わずかに査定額がつくことがあります。

どんな車でもあきらめずに一度は査定に出してみましょう。

ボディカラーや内装

人気のボディカラーや内装が綺麗な状態かどうかは査定において重要な部分です。

まずボディカラーでいえば、万人受けする白・黒・銀カラーは査定でプラスの評価になります。

しかし、例外として車のブランド固有のイメージカラーがある場合は赤や青などの色でも査定額が高くなることがあります。

分かりやすい例を挙げると、フェラーリは赤のイメージが強いため、派手な色でも査定でよい評価となります。

また、内装の状態は綺麗な方が高い査定額がつきます。

例えば、マットの汚れ・破れが目立つ場合は査定額が下がります。

ほかには車内についた匂いも査定に影響します。あとはシートや天井のたるみや日焼け、たばこの焦げた跡などがあると評価がマイナスになります。

車の買取で高く売るためにユーザーができること

車の買取で高く売るためにユーザーができること

現状の車を少しでも清潔にした状態で、買取査定に出すことです。

買取に出す段階で修理してもあまり効果はなく、修理費用がムダになる可能性が高いです。

修理よりは、車を清掃して清潔感を出した状態で査定に出す方が、査定にプラスの影響を見込めます。

例えば、洗車をして外装の汚れやタイヤハウスについた泥を落とし、綺麗にしてみましょう。

車の中で目につく汚れを取ったり、掃除機をかけてゴミを取ったりするだけでも結果が違ってきます。

また、トランクの中が散らかっていて整理されていない印象を感じる場合は、しっかりと整頓しておきましょう。

車内の匂いも査定に影響を与えます。タバコや食べ物などの匂いがしないか確認してみてください。

もし気になる匂いがする場合は、消臭グッズなどを使って匂い消しをすると、査定でマイナスの評価がつきにくくなります。

アフターパーツを取りつけている場合は純正のパーツに戻すことも有効です。

独自に取りつけた改造パーツで下がることはあっても上がることはありません。

あとはエンジンルームを確認してウエスで拭いてみたり、ほこりを落としたりしておきましょう。

買取に出す段階でユーザーにできることは、車の掃除をするくらいになります。

土壇場で修理をしても査定においてはあまり意味がありません。

高額で車を買い取ってもらいたい場合は、日頃の車のメンテナンスや扱い方を丁寧にすることが大切です。

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まとめ

フェンダーは、走行時に車体や歩行者を守るという重要な機能を持つパーツです。

飛び石や軽微な事故などで傷つきやすいパーツでもあります。

傷から錆が広がることもあり、メンテナンスが欠かせません。

パーツの性質から、買取査定でも慎重に検査されることでしょう。

査定では傷だけでなく塗装の粗もチェックされており、過去に板金塗装で綺麗にしたとしてもプロの目から見ると分かる可能性が高いです。

フェンダーは障害物から車を守る役割があるため、ある程度の傷は避けられませんが、高く買い取ってもらいたいなら、日ごろのメンテナンスや丁寧な運転の心掛けが大切です。

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sirasaka / 編集長
sirasaka / 編集長

弊社マーケットエンタープライズが運営する総合買取サービス「高く売れるドットコム」にて査定業務や出張買取などに携わり、現場で培ったリアルな知見を活かし「満足できる買取体験」を提供すべく買取メディアの運用も行っています。 利用者様の買取にまつわる疑問を解決できる有益な発信のため、日々精進してまいります! リユース営業士資格保有(日本リユース業協会より授与)

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