引越しで自転車はどうする?配送料金と売却、処分方法

引越しの際、自転車を持っていくのか処分するのか迷う方にそれぞれの手順を解説しています。引越し先への配送方法や料金、処分する場合の売却方法や廃棄方法まで。引越しプランを選ぶ際の参考にしてください。
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引越しで自転車はどうする?配送料金と売却、処分方法

引越しの荷物に自転車を入れるかどうか迷うという方もいるのではないでしょうか?ロードバイクなどの高価な自転車であれば持っていくけれど、1~3万円程で買った自転車の場合、判断が分かれるところです。自転車を引越し業者に他の荷物と一緒に運んでもらう際の流れと、宅急便で送る際の費用、廃棄する際の費用をご紹介します。

あわせて自転車をリサイクルショップで売る方法や自転車屋さんで処分してもらう方法、地元の掲示板で譲渡する方法にも触れています。引越しで自転車をどうするか決める際の参考にしてください。

引越し先が自転車が置ける物件か確認する

まず最初にするべきことは、新居に自転車を置くスペースがあるかどうか確認することです。集合住宅に自転車置き場があるのは当たり前と思うかもしれませんが、築年数が古い物件や都心の物件では自転車置き場がない場合があります。

または、自転車置き場があっても、1世帯あたりに置いてもいい自転車の台数が決まっていることもあります。ワンルームや1LDKなど1人世帯が多く住むことを想定している物件では、1世帯当たり1台までということも多いのです。もしすでに契約している物件に自転車置き場がなかった場合は、室内に置く・リサイクルショップで売る・廃棄するといった対応になります。

コンパクトな住宅の場合、普通サイズの自転車を室内に置くのは、生活エリアを圧迫してしまうので、現実的ではありません。手元にある普通サイズの自転車を何らかの形で処分して、新居に移転後に室内にも置きやすい折り畳み自転車を購入するのもおすすめです。

引越し業者に自転車を運んでもらう

最初に最もスタンダードな方法、引越し屋さんに運んでもらう場合の流れを説明します。まず単身者向けの単身パックについてですが、単身パックは各社ともに容量が小さく自転車を運ぶことはできないことが多いようです。パックとは別に自転車を運ぶ場合、追加料金として1万円以上かかることもあります。

次に自分の引越し専用にトラックをチャーターして荷物を運ぶ場合です。荷物の多さによってトラックの容量が変わってきます。荷物が少なめで、チャーターしたトラックに自転車が入る余裕があればいいのですが、そこに自転車が加わることでトラックを大きなものに変えなければいけないのなら、引越し費用が大きく変わる可能性があります。

引越し業者に見積りを出してもらって、トラックを大きなものに変えたことで発生する追加料金と、自転車の購入価格を比べてみてください。自転車の購入価格とほとんど変わらない、または自転車の購入価格よりも追加料金が高い場合は、自転車を破棄または売って、新居に引っ越してから新しい自転車を買うという選択肢もありでしょう。

通常であれば、トラックが大きくなると追加料金が掛かるのですが、閑散期はトラックが余っていることも多く、追加料金なしで大きなトラックにしてもらえる場合があります。そういった自分に有利な条件を出してもらうためにも、引越し業者は複数社に見積りを依頼して、価格や条件を見比べてみるといいでしょう。

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宅配便で自転車を送る

宅配便で自転車を送る方法は、西濃運輸の「カンガルー自転車イベント便」などの自転車配送用のサービスを利用するか、ヤマトホームコンビニエンスや佐川急便などのラージサイズの配送サービスを利用して送る方法があります。業者によっては、電動アシスト自転車の配送を断っていることもあります。電動アシスト自転車を送る場合には、事前に確認するようにしてください。

自転車を送るためには、自転車専用の段ボールなどで梱包する必要があります。段ボールは業者で購入することもできますが、安くはないので近隣の自転車屋さんにいらない自転車用の段ボールを分けてもらうのもおすすめです。ペダルなどの部品は、輸送中に破損する恐れがあります。自転車本体に付けたままにせず、本体から外した上で梱包材などに包んで段ボールに入れるようにしましょう。

しかし、大きなサイズの自転車を自分で梱包するのは大変です。手間を省きたいのであれば、梱包サービスもある宅配業者を選ぶようにしましょう。配送料金は、配送業者や運ぶ距離によって大きく異なります。事前に複数社の料金を見比べてから、発送手配をするようにしてください。

自分で自転車を運転して持っていく

引越し先が近隣の場合は、自分で運転して持っていくという方法もおすすめです。隣の駅などであれば、大体の道は知っているかもしれませんが、2、3駅離れた場所になると、自転車をこいでいける距離でも道がわからないという場合があるでしょう。

そんな時には、スマートフォンのナビアプリを利用して、道案内をしてもらいながら新居に自転車で移動するのがおすすめです。自転車で移動することで、新居の近隣にどんなお店や施設があるかを見ることができるという利点もあります。

自転車を自転車専門買取業者やリサイクルショップで売る方法

自転車を業者に売る場合、売る先としては自転車専門買取業者と一般的なリサイクルショップの2つに分かれます。自転車専門買取業者で買取可能なのは、ロードバイク・マウンテンバイクの他に電動自転車、子供用のスポーツタイプの自転車、有名メーカーの自転車などです。

自転車専門買取業者で買取してもらえない自転車も、自転車の状態が良ければ一般のリサイクル業者で買い取ってもらえる可能性があります。買取方法としては、店舗に直接持ち込む、または出張買取に来てもらうの2パターンが一般的です。

また自転車を売る際には、防犯登録を解除してから売る必要があります。中古で買った飼い主に、自転車窃盗の疑いがかかってしまうリスクがあるためです。解除の方法や少しでも高く買い取ってもらうためのコツと防犯登録の解除方法を紹介します。

自転車の買取についてはこちらの記事でも詳しく紹介しています。

高く買い取ってもらうコツ

  • 付属品は全てある状態で売る
  • 説明書もあれば一緒に売る
  • 売る前に自転車を掃除する
  • 複数台の自転車をまとめて売る

自転車を売る際に必要な物

自転車を売る際には以下の書類などが必要になります。

身分証明書

運転免許証、マイナンバーカードなどの顔写真付きの身分証明書が必要です。顔写真付きの身分証明書がない場合は、補助書類として公共料金の請求書など住所と氏名が記載された書類の提出を求められることがあります。

自転車の保証書

自転車を購入した際に一緒に渡される保証書が必要になります。

防犯登録解除用紙

防犯登録を解除した証明として受け取る書類です。

防犯登録の解除方法

防犯登録の解除ができるのは、規模の大きい自転車屋さん・防犯登録をしたお店・近隣の交番・所管の警察所です。防犯登録を解除するために以下の必要な持ち物も確認しましょう。

  • 自転車防犯登録カード
  • 身分証明書

自転車防犯登録カードは、防犯登録をした時に受け取っているはずですが、紛失してしまっているという方もいるかと思います。その場合は、下記のもので代用が可能です。

  • 自転車の保証書
  • 自転車購入時の領収書

これらもないという場合は、自転車防犯協会に連絡をして指示を仰いでください。「自転車防犯登録番号抹消・廃車願い」で登録抹消をする手続きを案内してもらえます。

自転車屋さんの処分サービスを利用する

自転車屋さんの中には、自転車を数百円~千円程で処分するサービスを行っているところがあります。その処分サービスを利用して、古い自転車を廃棄してもらった上で、新しい自転車を購入し、新居に送ってもらうのもいいでしょう。

その場合、別途配送料金がかかりますが、自分で宅配業者に依頼するよりも配送料金を抑えることができる場合もあります。また、新居のエリアによっては、配送ができないこともあるので事前に確認するようにしましょう。

チェーン店で旧居と新居の両方の近隣に店舗がある場合、処分を旧居の店舗でしてもらい、新居の近くの店舗で新しい自転車を受け取れば、送料をかけずに済みます。対応している自転車屋さんは限られるので、詳細については直接処分サービスをしている自転車屋さんに問い合わせをしてください。

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地元の掲示板に掲載して譲渡する

最近では地元に住む住民同士が情報を共有するサイトやアプリが多く登場しています。リサイクル業者でも買取してもらえない自転車は、地元の掲示板に掲載して、譲渡するという方法もあります。

地元専用の掲示板なので、直接引き取りに来てもらうこともでき、費用をかけずに処分したい方におすすめです。中には売ることができる掲示板もあるので、状態のいい自転車なら、無料で譲渡する前に販売価格を設定して掲載してみるのもいいでしょう。

自転車を廃棄する方法

自転車を廃棄する場合、一般ごみで捨てることはできないので、粗大ごみとして集荷を依頼することになります。旧住居の市区町村の粗大ごみ受付センターなどに電話もしくはインターネットで申し込みをします。

粗大ごみの手数料は、エリアによって異なるので、各粗大ごみ受付センターにご確認ください。電動自転車のバッテリーは、粗大ごみで回収していないことが多いので、間違ってバッテリーを付けたまま粗大ゴミに出してしまわないように注意しましょう。バッテリーは、自転車メーカーや「一般社団法人JBRC」で回収してもらうことができます。

まとめ

引越しの際に、自転車をどうするかというお話をしてきました。自転車は大きな荷物なので、引越しで持って行くのも費用が掛かり、大きな負担になることがあります。配送に掛かる費用と自転車の購入価格を比べてみましょう。

配送費用の方が上回る、または同じぐらいになるようであれば、思い切って売ってしまう、譲渡する、破棄するという選択をするのもいいかもしれません。

ロードバイクやマウンテンバイクなどの高価な自転車を発送する際には、破損してしまわないように本体から取り外せる部品は取り外して、梱包材に包みましょう。大切な自転車であれば、自転車の配送に慣れている自転車配送専門の宅配業者に依頼することをおすすめします。

齊藤数馬 / 編集長
齊藤数馬 / 編集長

買取業界のWebマーケティングに携わり4年目の高く売れるドットコムマガジン編集長。家電や家具、楽器、車から不動産まであらゆるモノの買取・処分方法のコツを紹介していきます。

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