気になる物件は内見しよう!予約方法や見るべきポイントを解説

sirasaka

気になる物件は内見しよう!予約方法や見るべきポイントを解説

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
※「高く売れるドットコム」「おいくら」は弊社マーケットエンタープライズが運営するサービスです。

引越しをしようと思い立ったら、まずインターネットの物件情報サイトをチェックするという方が多いかもしれません。ネット上には数多くの物件情報サイトがあるので、条件を入力すれば簡単に希望の物件を検索できます。しかし、ネットで写真や間取りを見たからと言って、すぐに契約することはあまりおすすめできません。なぜなら、実際に内見してみなければわからないことがたくさんあるからです。

この記事では、初めての人でもわかるよう、内見の予約方法やチェックするポイントなど、内見の流れを詳しくご紹介します。内見後の物件契約についても触れていますので、物件探しのご参考にしてください。

※相場情報は実際の買取価格と異なる可能性がございます。

物件情報サイトでお気に入り物件を探す

物件情報サイトでお気に入り物件を探す

物件情報サイトは、不動産会社が運営しているサイトや、複数の不動産会社の物件情報がまとまっている総合サイトなど数多くの種類があります。

サイトによって重複している物件もありますが、中には一つのサイトにしか載っていない物件もあるので、複数のサイトを見比べるようにしましょう。また同じ物件でも、一方のサイトでは礼金あり、もう一方のサイトでは礼金無しというように、若干情報が異なる場合があります。その場合は、より良い条件が載っているサイトから問い合わせるようにしましょう。

物件の探し方はいくつかのパターンがあります。この中から自分の希望に合った探し方を複数組み合わせて、物件探しをしてみてください。

通勤・通学の所要時間で探す

転勤や進学に伴う引越しで、所要時間を重視する方におすすめです。同じ所要時間でも買い物スポットが多かったり、快速電車が止まったりする駅は人気が高く、家賃相場も高くなる傾向があります。逆に快速電車が止まらず、お店も少ない駅などは、人気が低い場合が多く家賃が控えめに設定されている傾向があります。

お気に入りのエリア内で探す

同じエリア内での引越しやお気に入りの駅や町がある場合は、その周辺に絞って物件探しをします。エリアを絞り過ぎると出てくる物件が少なくなってしまうので、希望の町や駅の近隣のエリアも含めるという探し方がおすすめです。

家賃で探す

家賃の予算が既に決まっている場合は、検索条件に必ず家賃を入れるようにしましょう。家賃の希望を低く設定し過ぎると物件が見つかりにくいこともあります。駅やエリアごとの家賃相場も参考にして希望家賃を決めてください。

家賃の他にも敷金・礼金の有無や価格によって初期費用がかなり異なります。住んでも大丈夫?敷金礼金ゼロの仕組みと探し方を紹介している記事も是非参考にしてください。

ペットの可否で探す

既にペットを飼っている場合やこれから飼いたいと思っている場合は、ペット可物件を探します。こだわり条件で「ペット可」を選択してください。ペット可物件の場合、家賃や敷金が高くなったり、保証金がかかったりする場合があります。

ペット可物件の中には、一般の住宅をペット可にした物件と、初めからペットと住むことを想定して、敷地内にドッグランや足洗い場が造られているペット共生型物件があります。ペット共生型物件はほとんどの住人がペットを飼っているので、住民同士がペットに対する理解があることが多く、快適にペットと暮らせます。その分、通常のペット可物件に比べて家賃が高く設定されていることが多いです。

セキュリティー面で探す

女性の一人暮らしや小さなお子さんがいるご家庭では、オートロックや防犯カメラ、TVモニター付インターホンなどセキュリティー面が強化された物件がおすすめです。こだわり条件で「オートロック」「防犯カメラ」「TVモニター付インターホン」の中で希望の設備を選択して検索します。セキュリティー面を重視する場合、洗濯物を干すことや外部からの侵入のしにくさを考慮して、2階以上を選ぶ傾向にあります。

物件のデザインで探す

個性的な間取りやスタイリッシュな内装など、おしゃれなデザイナー物件も人気があります。引越しするならおしゃれな物件がいいという方は、検索条件で「デザイナーズ」を選んでください。

内見とは?

内見とは?

お気に入りの物件が見つかったら、いよいよ内見です。内見とは、実際に物件を見学に行き、物件の雰囲気や設備、周辺環境などをチェックすることです。

遠方から引越しをする場合、内見をせずに物件を決めることもありますが、間取り図や写真だけではわからない部分も多いので、内見してから物件を決めることをおすすめします。

内見には行けないけれど、物件の詳細を見てみたいという方におすすめなのが、不動産会社の担当者に内見を代行してもらうサービスです。このサービスでは、スマートフォンやPCなどのビデオ通話を利用して、担当者に内見してもらいます。気になる部分をアップにしてもらったり、採寸してもらったりできます。最寄り駅から物件までをビデオ通話で写したまま歩いてもらうことも可能です。スーパーやクリーニング店など帰宅経路に必要なお店があるかも確認できます。

内見の予約方法

内見の予約方法

内見は、電話またはメールで予約をします。土日などは、予約がいっぱいになってしまう可能性もあるので、なるべく早めに内見予約をしましょう。物件は水物なので、いい条件の物件はすぐに借り手が決まってしまいます。気に入った物件がある場合は、できるだけ早く内見へ行くようにしましょう。

メールで内見予約をする

物件情報サイトの物件ページの下部に「メールでお問い合わせ」という入力フォームや選択ボタンがあります。そちらをクリックして予約します。問い合わせ内容で「物件を見たい」を選択し、必要事項を入力します。詳細のフリースペースに下記の情報を入力し、送信します。

  • 内見希望日時
  • 物件の希望条件(希望のエリアや駅・家賃(敷金礼金込み)・駅徒歩〇分以内・築〇年以内・2階以上・バストイレ別・ペット可・デザイナーズなどの中から希望のもの)
  • 不動産会社からの連絡希望時間帯

サイトによって仕様は異なります。

電話で内見予約をする

物件情報サイトの下部にある、「電話で問い合わせ」に記載されている電話番号に電話をします。スマートフォンのサイトであれば、「電話で問い合わせ」をクリックすると、そのまま電話をかけられます。直接不動産会社に電話が繋がったら、内見希望の旨を伝え、下記の情報を伝えます。

  • メール予約と同様、内見希望日時と希望条件
  • サイトの物件ページに記載がある物件番号
  • 氏名
  • 電話番号

内見は複数件見たほうがいい

内見予約で希望条件を詳しく伝える理由は、内見予約をした物件と条件が似ている物件も紹介してもらうためです。一つの物件ごとに内見予約をしていると時間がかかってしまい、物件選びがスムーズに進みません。内見の日を決めたら、同じ日に複数件の物件をまとめて見ることをおすすめします。

内見で見るべきポイント

内見は、ただ単に物件の雰囲気を見るだけで終わらせてはいけません。しっかりと見るべきポイントを押さえて、物件を見定めるようにしましょう。内見でチェックして欲しいポイントをいくつかご紹介します。

以下の記事では物件の内見で見るべきポイントや当日の持ち物も紹介しています。

日当たり

日当たり

まずチェックすべきは日当たりの良さです。洗濯物を干すベランダやバルコニーがどちらの方角を向いているか、窓の位置などを確認します。

収納の大きさ

収納の大きさ

生活する上で重要となってくるのが、物件の収納力です。クローゼットや押し入れなどの収納が少ない、または無いという場合、新たに収納家具を購入する必要が出てきます。余計な出費や部屋の生活スペースを狭くする原因にもなってしまうので、極力収納力の高い物件を選ぶようにしましょう。

水まわりの設備

水まわりの設備

キッチン・お風呂・トイレなどの設備があまりに古い場合は、水漏れのリスクがあるのでなるべく避けましょう。ほかにも、シャワーの水圧が自分好みかも確認することをおすすめします。

ガスコンロの有無

ガスコンロの有無

最近は初めからビルトインコンロが備え付けられている物件が多くなっていますが、中にはキッチンにガスコンロが設置されていない物件もあります。その場合は、入居者がガスコンロを購入する必要があります。ガスコンロには、都市ガス用とプロパンガス用があるので購入の際には注意が必要です。

洗濯機置き場

洗濯機置き場

洗濯機置き場は、室内にある場合と室外にある場合があります。防犯面や洗濯機の劣化を考えると洗濯機は室内にあるほうがいいでしょう。洗濯機置き場が室外にある物件は人気が低いため、家賃が安く設定されている傾向にあります。

照明器具の有無

照明器具の有無

賃貸の場合、基本的には入居者所有の照明器具を設置することになります。前の入居者が使っていた照明器具が残っている場合は、そのままそれを使用することもできます。不要な場合は、不動産会社に破棄してもらうことが可能か聞いてみましょう。

窓サッシのカビの有無

窓サッシのカビの有無

窓のサッシは、お風呂場に次いでカビが発生しやすい場所です。カビの胞子は部屋中に広がるので、部屋の一部にカビがあるということは、部屋のいたるところでカビが発生するリスクがあります。

異臭の有無

異臭の有無

部屋の中で臭覚を研ぎ澄まして、異臭がする場所が無いか確認しましょう。排水口やトイレ、シューズボックスなどもが異臭が発生しやすい場所です。

隣の部屋の生活音

隣の部屋の生活音

物件によっては、壁が薄く隣のテレビの音や会話などの生活音が筒抜けという場合があります。生活する上で大きなストレスになるので、極力避けるようにしましょう。

ポストや掲示板

ポストや掲示板

ポストの周りにチラシが散らばっていたり、掲示板のお知らせが破れたまま放置されていたりするなど、管理が行き届いていない物件もあります。電球が消えてもなかなか交換されない、ごみ収集場所が掃除されないなど、今後さまざまなトラブルが発生する可能性があります。

駐輪場

駐輪場

明らかに何年も乗っていないような古い自転車が何台も置いたままになっていることがあります。これは管理会社が退去した住人の放置自転車を撤去していないことが原因です。管理会社の管理が行き届いている物件を選ぶようにしましょう。

周辺環境

周辺環境

周辺にどんな建物があるかもチェックしましょう。隣に保育園や小学校がある場合、日中は子供の元気な声がよく聞こえることもあります。可愛い子供の声も、夜勤のお仕事をしている人にとっては、睡眠の妨害になります。

逆に、小さなお子さんがいる方にとっては、保育園や小学校が近いことはプラス要因です。また近くにスーパーやコンビニがあるか、クリーニング店があるかなど、自分が必要としているお店の有無も確認しましょう。

内見後はすぐに契約を決めず一度冷静に

内見後はすぐに契約を決めず一度冷静に

内見に行くと、不動産会社の担当者から「いい物件なので早くしないと他の人が契約してしまいますよ」「この予算と条件だと他の物件は無いと思いますよ」など、契約を急かすようなことを言われる可能性があります。しかし、引越しに焦りは禁物です。転勤などで今日中に物件を決めないといけないなど切羽詰まった状況でない限り、「部屋止め」をしてその間に契約するかよく考えましょう。

部屋止めとは、他の入居希望者がきても一定期間申し込みを受け付けないで、部屋をキープしておいてもらうルールです。通常の部屋止めの期間は1~3日程ですが、大家さんによっては部屋止めを受けてくれない場合もあります。少しでも気になるのなら、部屋止めを申し出てみましょう。

まとめ

実際に見てみたいと思える物件が見つかったら、まずご紹介した手順で内見予約をしてみてください。内見で複数の物件を見ることで、自分の希望する条件のうち、外せないものとある程度妥協できるものが分かれてきます。

設備や環境の条件が良ければ、その分家賃が高くなりますので、外せないポイントの中でも優先順位を決めておきましょう。もし、譲れない条件が多いなら、引越しの少ない閑散期を狙うのも一つの方法です。3~4月の繁忙期ではなく、6月頃からの閑散期にはいい物件が出てきたり、家賃が1ヶ月分無料になったり、物件が探しやすくなることがあります。さまざまな方法を活用して、より良い物件を見つけてください。

入居審査に落ちないように通貨の確率を上げる方法を書いた記事を読んで、お気に入りの物件を抑えましょう。

sirasaka / 編集長
sirasaka / 編集長

弊社マーケットエンタープライズが運営する総合買取サービス「高く売れるドットコム」にて査定業務や出張買取などに携わり、現場で培ったリアルな知見を活かし「満足できる買取体験」を提供すべく買取メディアの運用も行っています。 利用者様の買取にまつわる疑問を解決できる有益な発信のため、日々精進してまいります! リユース営業士資格保有(日本リユース業協会より授与)

sirasakaの執筆記事一覧 ≫

関連キーワード