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引越しには安い時期がある!費用を安く抑える工夫とは?

荷物の量にもよりますが、引越しにはある程度まとまった額の資金が必要になります。
前々から引越しを計画していたのなら資金の準備もできますが、転勤などによる急な引越しともなるとそうはいかないでしょう。
そこで、ここでは引越しの安い時期や、少しでも費用を抑える方法などについてご紹介します。ほんのちょっとした知識と工夫で、引越し費用を節約できます。また、業者を選ぶときに覚えておきたいポイントについてもいくつかご紹介するので、ぜひ今後の参考にしてください。
目次
※相場情報は実際の買取価格と異なる可能性がございます。
引越しが安くなる時期
「引越しっていつでも同じ料金じゃないの?」と思った方もいるかもしれませんが、実は時期によって費用が大きく変化します。新幹線や航空機のチケット価格がゴールデンウィークやお正月に高騰するように、引越しもシーズンによって料金が大きく変わるのです。
一番気になるのは安い時期は、3月と4月を除いた月が該当します。その中でも、11月はもっとも安くなる時期といわれています。引越しするならこのシーズンを見逃さないようにしましょう。
安くなる理由ですが、一般的に9~10月になると異動による転勤が落ち着き始めます。さらに11月になると依頼が少なくなるのです。11月は引越し業界の閑散期にあたり、多くの業者が通常料金に戻したり安くしたりします。
引越しが高くなる時期
逆にもっとも引越し料金が高くなるのが、3月と4月です。このシーズンはいわゆる繁忙期にあたり、多くの業者が引っ張りだこになります。普段より料金を高めに設 定していても、多くの依頼が舞い込んできます。
依頼が増える理由ですが、これは4月からの新生活に向けて引越しをする方が多いからです。大学に進学して一人暮らしを始める方もいれば、就職で地元を離れる方もおり、とにかくたくさんの人が引越しします。
繁忙期にはムリに営業せずとも依頼がくるため、多くの業者が強気の料金設定をします。閑散期の11月と比べると、数万円もの差が生じることも珍しくありません。安く引越ししたいと考えるのならこの時期は避けたほうがよいでしょう。
費用を抑えるポイント
ここでは、具体的に引越し費用を抑えるポイントについてお伝えします。不要なものは事前に処分しておく、荷造りは自分でするなど、ちょっとした工夫で費用を抑えられます。安く引越しするために覚えておくべき知識もあわせてご紹介しましょう。
時期による価格の違いを理解する
すでにお伝えした通り、時期によって料金が大きく変わるという事実を理解しておきましょう。業界における繁忙期と閑散期がいつなのかを理解しておけば、いつが引越しに適した時期なのかがわかります。
不要なものは前もって処分
業者によって料金体系は異なりますが、基本的に運ぶ荷物の量が多くなればなるほど費用が高くなります。時間制で1時間3,000円の業者がいたとしても、荷物が多くなると作業に時間がかかってしまい、トータルでの費用が高くなりがちです。
そのため、不要なものはあらかじめ処分しておくことをおすすめします。不要なものを処分することで、本当に必要なものだけを運べるようになり、作業時間が短縮されて結果的に費用を抑えることにもつながります。
捨てるのはもったいないというものは、リサイクルショップや不用品買取業者への売却を検討しましょう。お店によっては出張買取をしているところもあり、わざわざお店に持ち込む必要もありません。また、売れなくても無料で引き取ってくれる業者もあります。
荷造りは自分でしよう
多くの業者が荷造りにも対応しており、運搬とセットでやってもらえることも多いでしょう。しかし、荷造りもしてもらうとなると、当然その分の費用が上乗せされます。業者に段ボールまで用意してもらうならなおさらです。
少しでも安くと考えるのなら、荷造りは自分たちで行うのが鉄則です。段ボールは新しいものを買わずに、スーパーやドラッグストアなどで分けてもらいましょう。きちんと荷造りしておけば、荷物をスムーズに運べるため、作業時間の短縮になり、費用を抑えることにもつながるのです。
自分で運搬するのもアリ
荷物が多くないケースであれば、業者を利用せずに自分で運ぶ方法もあります。大きな家具や家電がないのなら、ワンボックスカーをレンタルすれば十分運べるでしょう。また、乗用車であっても箱やスーツケースなどに詰めた荷物なら難なく運べます。
荷物が少ないという条件付きではあるものの、もっとも安く引越しを済ませる方法といえます。親兄弟や友人などが手伝ってくれるのなら、作業もスピーディに進められるでしょう。
作業開始時間を指定しない
多くの業者が「フリー便」のプランを用意しています。これは、日にちだけを事前に決め、時間については業者に任せてしまうプランです。
業者は手の空いた時間に作業を開始することができるため、時間を有効に使えるメリットがあります。
利用する側としては、いつ業者が来るかわからないため自宅で待機する必要がありますが、その分安く引越しできます。フリー便でどれくらい安くなるかは業者によって異なるため、事前に公式ホームページなどで確認しておきましょう。
時間外の作業は高くなる
人によっては、仕事の都合などで業者の営業時間外にお願いすることもあるかもしれません。しかし、やはり時間外の作業となると料金が高くなるので注意が必要です。タクシーでも深夜や早朝は割増料金が適用されますが、それと同じようなイメージです。
営業時間外に従業員を働かせるとなると、企業は割増賃金を支払う必要が出てくるため、普段よりも高い料金を請求しなくてはならないのです。どうしてもその時間でないといけないという場合は仕方ありませんが、調整ができるようであればできるだけ営業時間内に作業してもらいましょう。
単身なら単身パックがおすすめ
単身パックというプランを設けている業者が増えています。小さなコンテナボックスに荷物を詰め込んで運ぶサービスです。業者によってプラン名が異なりますが、業者としては輸送コストを抑えられるため、料金も安く設定しているケースがほとんどです。
コンテナはそこまで大きくないため、荷物が少ない方に限ります。事前に見積もりを依頼し、単身パックでいけるかどうか確認してもらいましょう。
値引き交渉してみる
業者によっては絶対に値引きには応じないというところもありますが、応じてくれる業者も意外とあります。大手では難しいかもしれませんが、地元密着で営業して いる規模の小さな引越し業者などの場合、値引き交渉ができるかもしれません。
相見積もりをとる
引越しを安く済ませたいのなら、相見積もりは必須です。相見積もりとは、複数の業者に見積もりを提出してもらうことです。
引越しや住宅リフォームなどでは常識ともいえる方法なので、ぜひ覚えておきましょう。
相見積もりのメリットは、料金を比較できることです。1社のみでは、提示された金額が相場と照らし合わせて高いのか安いのかもわかりません。もしかすると、法外な料金を提示されている可能性も無きにしもあらずです。比較する対象がないため、適正な価格なのかどうかまったくわからないのです。
こうしたリスクを回避するために、相見積もりが役立ちます。金額が適正かどうかを判断し、内容と金額に納得できる業者を選ぶため、ぜひ活用してください。
業者の選び方
業者を選ぶときには、インターネット上の口コミにも目を通しましょう。どこまで作業してくれるのかも確認し、一括査定サイトで複数の業者に見積もり依頼するのもおすすめです。
口コミをチェック
引越し業者の数は多く、個人で営業しているような業者もあれば、誰もが知る大手の業者もあります。なかには評判の悪い業者もあるため、ネット上の口コミにも目 を通しておきましょう。
作業してくれる範囲
同じ金額を支払っても、作業範囲が異なることがあります。同じ2万円の料金でも、部屋に荷物を運びこんで終わりのところもあれば、段ボールの開梱や処理などまでしてくれるところもあります。料金の比較だけではわからない部分なので、どこまで作業してくれるかは事前に確認しておきましょう。
一括見積もりサイトの利用
一括で複数の引越し業者に見積もり依頼ができるサイトはいくつもあります。普通に見積もりをとる場合、自宅で業者を待ち立ち合う必要がありますが、一括査定ならその手間がありません。短時間で複数社の料金を比較できます。
こちらの記事でおすすめの引越し業者選びについて解説しているのでぜひご覧ください。
SUUMO引越し見積もり

出典:suumo
「SUUMO引越し見積もり」は、リクルートが運営する知名度抜群の住宅情報サイトSUUMO(スーモ)の引越し見積もりサービスです。
大手はもちろん地域密着型まで一番安い引越し業者が簡単に見つかります。
SUUMOの引越し見積もりのポイントは電話番号なしで申し込みが可能なところ(名前とメールアドレスは必須)。営業電話が大量にかかってくることはありません。
引越し侍

引越し侍の料金一括比較サービスは、サカイ引越センターやアーク引越しセンターなど、大手の引越し業者を含む全国310社以上の業者と提携し、一度に最大10社からまとめて料金見積もりを取ることができます。
日時や荷物を入力し料金やサービス内容を比較し、自分に合った引越し業者を簡単に選ぶことができるため、これから安心して引っ越しをしたい方は利用してみてはいかがでしょうか。
引越しのための資金づくりを
急に引越しが必要になっても困らないように、普段から貯金や節約に励む努力が欠かせません。転勤が多い仕事に就いているなら、毎月の家計からいくらかを「引越し貯蓄」として取り分けておくのも賢明な方法でしょう。
引越しが決まってから慌てないよう、ライフスタイルや家計の見直しをするよいタイミングと考え、積極的に取り組んでみてはいかがでしょうか。
まとめ
引越しが安い時期は業界が閑散期となる11月とされています。少しでも費用を抑えたいのならこのタイミングを逃さないようにしましょう。
繁忙期となる3月と4月は、多くの業者が料金を高く設定するので、この時期は何としても避けたいところです。ここでご紹介したように、ちょっとした工夫で引越しにかかる費用を抑えられます。
荷造りを自分でする、運べるものは自分で運ぶ、不用品を処分するなど、簡単なことばかりですので、ぜひ実践してみましょう。

弊社マーケットエンタープライズが運営する総合買取サービス「高く売れるドットコム」にて査定業務や出張買取などに携わり、現場で培ったリアルな知見を活かし「満足できる買取体験」を提供すべく買取メディアの運用も行っています。 利用者様の買取にまつわる疑問を解決できる有益な発信のため、日々精進してまいります! リユース営業士資格保有(日本リユース業協会より授与)
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