急な転勤が決まったら…優先する準備と費用・引越し業者選び

突然転勤を言い渡された場合、必ずやるべき準備と段取り、それぞれの費用を解説します。2週間前に引越しが決まっても大丈夫。段取りをしっかりすることで、急な転勤でも最低限の引越し準備を進めることができます。単身赴任の場合と家族で引っ越す場合それぞれで解説をします。

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急な転勤が決まったら…優先する準備と費用・引越し業者選び

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勤めている会社によっては転勤がある場合もあります。余裕を持って伝えてくれるのならまだしも、中には直前になって社員に転勤を伝えるケースも珍しくありません。

ここでは急な転勤が決まり、短期間で引越しをしなければいけない場合の優先的にやるべきことをまとめました。

また、荷造りのポイントや、引越し業者の選び方についてもご紹介します。引越しには多額の費用がかかるため、できるだけ負担を減らし、お得に引越しできる業者を選びましょう。

※相場情報は実際の買取価格と異なる可能性がございます。

急な転勤時に優先的にやるべきこと

転勤時に優先的にやるべきこと

短期間で引越しをしなければならない場合の優先的に取り組むべき準備についてご説明します。

住んでいる物件の解約

転勤の辞令が下った時点で、現在住んでいる物件を引き渡す手続きを始めましょう。

一般的な賃貸物件では、1ヶ月前の退去通知を借主に求めるケースがほとんどです。それを過ぎると、退去日までの日割り計算分か、翌月1ヶ月分の家賃を契約に従って請求されます。

解約しない限り家賃の支払い義務が発生するので、契約した不動産会社に足を運び、きちんと解約の手続きを済ませましょう。

住宅だけでなく、駐車場も借りているのなら併せて解約手続きをします。住居とセットで契約している場合は、家の解約をした時点で駐車場の契約にも反映されますが、別で手続きしている場合はそれぞれで手続きが必要です。

持ち家を貸す場合

賃貸に住んでおらずマイホームの場合、物件を貸すことが多いと思います。

物件を貸す場合はまず管理会社と入居者を募集する不動産会社を決めて、家賃の集金代行・物件の清掃をしてもらいましょう。

新居を探す

会社が用意してくれることもありますが、そうでないなら自分で家探しをします。

新たな住まいが決まらないことには、住所変更や引越し業者への依頼、その他さまざまな手続きもできません。

現在住んでいるところから離れた土地へ転勤する場合、インターネットで物件を見つけ、それから契約、入居という流れになるのが一般的です。
現在では賃貸物件を紹介しているサイトがたくさんあるため、現地に行かないでも物件をリサーチできます。

大手の不動産会社が運営しているサイトもあるので、複数のサイトを活用して候補の物件を見つけましょう。大手の不動産会社の場合、現在住んでいる地域に支店があるケースも考えられるので、そこで契約までを済ませられることもあります。

転勤する場所へ行く時間がある場合、直接足を運んで不動産会社に相談したり物件の内覧をしたりするのがおすすめです。

入居してから、インターネット上ではわからなかった不便な点が見つかるなど、後悔の種になりかねません。

また、現地の不動産会社では、インターネット上には出ていない、いわゆる掘り出し物件が見つかることもあります。失敗のない新生活のために、新居探しにはできるだけ手間を惜しまないのが得策です。

引越し方法を検討する

家具・家電が多い、荷物がたくさんある、他県にまたがって引越しをするという方は、引越し業者への依頼がおすすめです。引越し業者はたくさんあるので、その中からひとつを選んで依頼します。業者の選び方については、後ほど詳しくお話しします。

反対に、極端に荷物が少ない方の場合は、業者へ依頼する必要はないかもしれません。家具家電付きの物件に住んでいる方だと、荷物はスーツケースに納まるくらい、ということもあるでしょう。このような方だとわざわざ業者を探して依頼する必要はなく、マイカーに載せて運んだり、宅配便で荷物を新居に送ったりする方法も考えられます。

ただし、自分で引越しをすると、運搬中に荷物を破損させてしまったり、新居への運び込みの際に柱や壁などを傷つけてしまったりすることもあります。

業者を利用していれば、何かあったときに補償をしてもらえますし、しっかり養生をしたうえで荷物を運び入れてくれます。もしものことを考えれば、引越し業者へ依頼するほうが安心です。

引越しに必要な手続き

電気・ガス・水道の解約と契約

電気やガス、水道の解約と新居での契約、固定電話の引越し手続きは、基本的には電話やネットで行えますが、立ち合いが必要な作業もあります。

また、自宅でインターネットサービスを利用している方なら、プロバイダへの連絡も必要です。
ルーターの回収など時間がかかることが多いので、併せて早めに済ませておくことをおすすめします。

転出届と各種住所変更

引越しの際につきまとう転出届けはなるべく1回で終わらせたいところです。混雑具合や利用しているサービスの数によっては、一日仕事になることも考えられます。

下記は忘れずに行いましょう。

  • 住民票の異動
  • 運転免許証や印鑑登録、国民健康保険、国民年金保険の住所変更

荷造りをする

荷造りをする

引越し日の2週間前くらいからは荷造りを始めましょう。

当初の予定より荷造りに時間がかかってしまい、当日に運びきれなかったといったケースも意外に多く聞かれます。そうならないよう、荷造りはできるだけ余裕を持って進めることをおすすめします。

まずは、新居に持っていくものと捨てるものをざっくりと分けましょう。これを最初にやっておくだけで、荷造りがスムーズに進みます。部屋に余裕があるのなら、持っていくものと捨てていくものを部屋ごとに分けておくとわかりやすいです。

持っていくもので、箱に入るものは段ボール箱に詰めていきます。コツは、ひとつの箱の重量を考えながら詰めること。あまりたくさん詰めてしまうと重くなり、自分で動かすのも大変になります。

業者に運んでもらうにしても、箱の底が抜けてしまっては梱包した意味がありません。こうしたリスクを回避するためにも、あまり詰め込みすぎないのがポイントです。

また、どの箱に何が入っているのかを記しておくのもひとつの手です。どこに何が入っているのかわからないと、引越し先の荷解きに時間がかかりますし、引越し前に急に必要となったときに困ります。

すべての箱を開けて確認せねばならず、元に戻す必要も発生する二度手間です。本やキッチン周り、音楽関係、仕事関係などカテゴライズしておき、マジックペンなどで箱の外に何が入っているかわかりやすく書いておきましょう。

荷造りを業者に依頼するのもアリ

自分ではなかなか荷造りが進まない、という方はそれも含めて業者に依頼するのもアリです。引越しの専門業者なら、荷造りからすべて行ってくれるサービスを取り扱っていることがほとんどです。

荷物を運ぶプロなので、運搬するときに破損しないよう丁寧に梱包してくれるでしょう。テキパキと作業してくれるため、素人が荷造りするよりも圧倒的にスピーディです。

しかし、業者に荷造りまで依頼してしまうと、当然その分費用がかかります。会社が持ってくれるなら利用するのもよいですが、そうでないなら「どうしても自分で荷造りするのが難しい」「時間がない」というケースでの利用がおすすめです。

引越し業者の選び方

越し業者の選び方

引越しをする際、目的を明確にし、自分にとって良い引越し業者を選ぶことが大切です。ここではスムーズに引越しを進めるための業者選びのポイントをご紹介します。

相見積もりは絶対に取る

複数の業者に見積もりを提示してもらうことを、相見積もりと呼びます。1社のみしか見積もりを取っていないと、提示された金額が相場なのかどうかも判断できません。

もしかすると、高額な料金を提示されている可能性もあるのです。相見積もりならこうしたリスクを回避できます。しかも、複数の業者に見積もりをしてもらえば、その中でもっとも安い料金を提示した会社にお願いできます。依頼する作業内容が同じなら、少しでも料金の安いところを選びましょう。

相見積もりを取るときには、最低でも3社には依頼したほうがよいでしょう。2社では比較しにくく相場もわかりづらいですが、あまり多くなりすぎても時間がかかり ます。目安としては3~5社程度がおすすめです。

ネットの評価もチェック

インターネット上には、引越し業者に関する口コミや評価をまとめたサイトがいくつか存在します。こうした口コミは匿名で投稿されているため、すべてが事実とは限りませんが、少なからず選択の目安になります。

業者によっては公式ホームページ上に、お客様の声として手紙やアンケートなどを掲載しているケースもあります。業者にとって都合の悪い意見は排除されている可能性はありますが、一度目を通しておいても損にはなりません。

どこまでやってくれるかを確認

依頼の前には、業者がどこまで作業してくれるのか確認しておく必要があります。同じくらいの見積額だったとしても、A社は建物の中に運ぶだけ、B社は指定した部屋まで運んでくれて、しかも段ボール箱の開梱までしてくれるなど、業者によってサービスの領域に差があります。

また、搬入先が荷物を運びにくい場所だった場合には、別料金が発生することもあります。別料金発生の有無、発生する場合どのようなケースが考えられるのかといったことも事前に確認しておきましょう。業者によっては、不要になった段ボールを持ち帰り、処理してくれるところもあります。そのような業者だと、開梱したあとの段ボールを捨てる手間も省けるのでおすすめです。

引越し業者の一括見積もりサービスを活用しよう

見積もりを取る際には、一括見積りサービスを使うと、簡単に複数の引越し業者から見積もりを取れます。

複数の見積もり価格を比較すると、一番安い引越し業者が見つかります。また、料金だけでなく口コミも比較して確認できるので安心です。

24時間いつでも簡単に引越し業者の比較が可能なので、忙しい方には助かるサービスでしょう。

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出典:SUUMO引越し見積もり公式サイト

SUUMO引越し見積もり」は、リクルートが運営する知名度抜群の住宅情報サイトSUUMO(スーモ)の引越し見積もりサービスです。

大手はもちろん地域密着型まで一番安い引越し業者が簡単に見つかります。

SUUMOの引越し見積もりのポイントは電話番号なしで申し込みが可能である点です(名前とメールアドレスは必須)。営業電話が大量にかかってくることはありません。

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出典:引越し侍公式サイト

引越し侍の料金一括比較サービスは、サカイ引越センターやアーク引越しセンターなど、大手の引越し業者を含む全国310社以上の業者と提携し、一度に最大10社からまとめて料金見積もりを取ることができます。

日時や荷物を入力し料金やサービス内容を比較し、自分に合った引越し業者を簡単に選ぶことができるため、これから安心して引っ越しをしたい方は利用してみてはいかがでしょうか。

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まとめ

急な転勤で引越しが必要になったら、まずは現住居や駐車場などの解約、そして新居探しを始めます。各種手続きや引越し業者探しも並行して進めましょう。

引越し業者を選ぶときには相見積もりが基本です。相場がわかるうえ、少しでもお得に引越しするためには欠かせない作業です。現在ではインターネット上で同時に複数の業者へ見積もり依頼ができる一括見積サイトもあります。

もし引越し日を調整できるのであれば、最適なタイミングを選択しましょう。季節ごとに引越し料金など変わるため、引越しの負担を軽減することもできます。

また、引越し先で車が必要なら、転勤期間中だけカーリースを利用するのもおすすめです。これらのことを踏まえて、突然の引越しでも慌てないように対応しましょう。

sirasaka / 編集長
sirasaka / 編集長

弊社マーケットエンタープライズが運営する総合買取サービス「高く売れるドットコム」にて査定業務や出張買取などに携わり、現場で培ったリアルな知見を活かし「満足できる買取体験」を提供すべく買取メディアの運用も行っています。 利用者様の買取にまつわる疑問を解決できる有益な発信のため、日々精進してまいります! リユース営業士資格保有(日本リユース業協会より授与)

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