リフォーム会社の選び方|ポイントを押さえて失敗をなくそう



リフォーム会社の選び方|ポイントを押さえて失敗をなくそう

キッチンや浴室といった生活に欠かせない箇所は、使用年数が長いほど劣化しやすいのが現状です。時代と共にそれらの機能は向上し、私たちの生活を便利にしてくれています。

例えばキッチンの場合、従来は壁に沿って設置するタイプの壁付キッチンが主流でしたが、近年は家族とのコミュニケーションがとりやすい対面キッチンやスタイリッシュなアイランドキッチンへの人気が高まっています。

リフォームすれば新しい生活空間を実感でき、ライフスタイルに合わせた様々な機能を堪能できます。しかし、リフォーム会社は数多いため、どこに相談すればよいか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

この記事ではリフォーム会社の種類を解説すると共にリフォーム会社を選び際のポイントをご紹介していくので、これからリフォームを検討している人はぜひ参考にしてみてください。

この記事の監修者

黄 威翔/宅地建物取引士

黄 威翔/宅地建物取引士

この記事の監修者プロフィール
台湾出身。日本で不動産業と出会い、一年目で宅地建物取引士を取得。 地方の不動産会社に長年勤務し、日本全国の中古不動産の売買仲介を担当。  日本の方はもちろん、外国の方の対応経験も豊富で様々な視点から日本の不動産市場をご紹介しています。

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リフォームを依頼できる会社の種類

リフォームを依頼できる会社の種類

テレビCMやWeb広告ではリフォーム会社の宣伝が行われているため、リフォームを専門とした会社があることをご存じの人も多いことでしょう。

リフォームを取り扱う会社は専門業者だけでなく、大手ハウスメーカーや設計事務所など様々です。

リフォーム専門の会社

リフォーム専門の会社は大手から地域密着型まで幅広く、全国各地に数多く展開されています。リフォームを専門としているため、リフォームに対する経験やノウハウが優れていることが魅力の一つです。

現代の日本は高齢社会となっていることから、リフォームに対して高齢者が暮らす住まいならではの需要が高まっています。

例えば浴室やトイレに手すりを設置したり、段差をなくすためのバリアフリー化などが挙げられます。

黄 威翔/宅地建物取引士
黄 威翔/宅地建物取引士

そのため顧客の需要に見合った住空間をデザインする建築士やデザイナーだけでなく、介護福祉士といった介護専門のスタッフが在籍しているケースもあります。

住空間のあらゆる箇所がリフォーム対象となっているため、会社によって得意分野が異なります。

大手で全国区のハウスメーカー

全国展開している大手ハウスメーカーは住宅の販売事業がメインですが、大和ハウスリフォーム株式会社や積水ハウスリフォームグループのように、事業の一環としてリフォームを取り扱っているケースもあります。

黄 威翔/宅地建物取引士
黄 威翔/宅地建物取引士

ハウスメーカーは建物の構造に精通しているため、耐震補強や断熱改修といった築年数に見合ったリフォームの提案が期待できます。

住宅設備メーカー系のリフォーム店

近年では限りあるエネルギー資源を効率良く使用するため、生活の様々なシーンで省エネが推奨されています。

住宅設備メーカー系のリフォーム店の場合、オール電化や太陽光発電システムといった省エネの提案を得意としています。省エネ対策は国をあげて取り組んでいるため、一定の基準を満たせば税制の優遇措置や補助金制度が受けられます。

参考:国土交通省「住まいづくりの支援策」

黄 威翔/宅地建物取引士
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代表的な住宅設備メーカー系リフォーム店は、株式会社LIXIL(リクシル)やパナソニック株式会社ライフソリューションズ社が挙げられます。

デザイン系なら設計事務所

近年はヨーロッパテイストであったり、おしゃれな輸入住宅をベースにするといったデザイン性に優れたリフォームへの人気も高まっています。デザインを得意とする設計事務所では、様々なデザインコンテストで賞を獲得したデザイナーが在籍しているケースが多いのが特徴です。

代表的な設計事務所は、アメリカンテイストを基調とした空間設計を得意とするスクールバス空間設計株式会社やデザインコンテストでの受賞歴が豊富な株式会社フレッシュハウスが挙げられます。

黄 威翔/宅地建物取引士
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大幅にリフォームをする場合やデザインを変えたい場合は、デザイン性に優れた設計事務所がおすすめです。

大型ホームセンターや家電量販店のリフォーム部門

家具や日用雑貨などを幅広く取り扱う大型ホームセンターや、大手家電量販店にもリフォーム専門部門が設けられているケースもあります。例えば大手ホームセンターの株式会社カインズでは、水回りや内装といった様々な箇所のリフォームを取り扱っています。

株式会社カインズでは水回りの緊急メンテナンス事業を手掛ける株式会社クラシアンと業務提携しており、アフターフォローが充実しているので安心です。代表的な会社は大型ホームセンターの場合はDCMダイキ株式会社、家電量販店では株式会社ヤマダ電機が挙げられます。

黄 威翔/宅地建物取引士
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ここにセリフを入れましょう

各会社で展開しているオリジナル商品を販売しているため、他のリフォーム会社に比べると価格が安いことがメリットです。

地域の工務店

リフォーム会社は大手だけでなく、地域密着型で個人経営の工務店でも取り扱っているケースもあります。ただし、工務店では大掛かりなリフォームは受け付けていない場合もあるので注意が必要です。

大手ハウスメーカーやリフォーム専門会社がフランチャイズチェーンとして展開しているケースも多く、大手と地域密着型それぞれのメリットを兼ね備えています。東京都の場合、代表的な地域密着型の工務店は株式会社ホームトラストや株式会社春日工務店が挙げられます。

黄 威翔/宅地建物取引士
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大手のリフォーム会社は、やはりそのブランド力・信用力を売りにしています。実際に「何かあった時」の対応は間違いなく強いです。

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リフォーム会社の選び方のポイント

4つのリフォーム会社選びのポイント

リフォームを検討する際には、まずはリフォームの内容や目的を明確化することが大切です。リフォーム会社はそれぞれ得意分野が異なるため、以下のポイントを押さえながら選ぶとよいでしょう。

自分が行いたいリフォームの実績があるか

オール電化や太陽光発電システムといった特定のリフォームを得意とするなど、リフォーム会社によって得意分野は様々です。リフォームを依頼したい内容とリフォーム会社の得意分野が異なる場合、失敗に繋がる可能性が高いので注意が必要です。

リフォーム会社を選ぶ際には、リフォームを依頼したい内容とリフォーム会社の実績を照らし合わせることが大切です。また、リフォームの場所によっては工事期間中は使用できないといった生活に影響を及ぼす可能性があるため、依頼主に対して配慮してくれる会社を選ぶとよいでしょう。

この他にはマニュアル通りの対応ではなく、依頼主の要望に合わせて臨機応変に対応してくれるか、相談した際に過去の事例を見せてくれるかといった点もリフォーム会社選びに役立ちます。

団体の加入状況や資格保持者がいるかどうか

リフォーム会社を選ぶ際には、建設業許可番号や資格保持者が在籍していることを確認しておくとよいでしょう。リフォームといった建設業を営む一定規模の会社は、一定の要件を備えて業務を担うとして国土交通省から許可を受ける必要があります。

建設業許可番号が付与された会社は請負代金500万円以上の工事が行えるため、大掛かりなリフォームも依頼できます。建設業許可番号は、以下のWebサイトを利用すれば検索できます。

参考:国土交通省「建設業者・宅建業者等企業情報検索システム」

また、リフォーム会社には以下のように様々な資格保持者が在籍していますが、どのような資格保持者が在籍しているかどうかはリフォーム会社によって異なります。

  • 一級建築士
  • 二級建築士
  • 木造建築士
  • インテリアコーディネーター
  • インテリアプランナー
  • キッチンスペシャリスト
  • 介護福祉士 など

一級建築士が在籍している場合、社内での設計や施工管理を任せられるので安心です。

一級建築士がいることは重要です。なぜなら、建築士は個人の国家資格者としてその責務が課せられているからです。

黄 威翔/宅地建物取引士
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在籍していることにより、その国家資格者へ直接要望等を伝えられる点です。私なら指名しその一級建築士と打ち合わせします。

自分たちの希望に合わせた提案をしてくれているか

リフォーム会社を選ぶ際には、自分たちの希望に合わせた提案をしてくれるかどうか見極めることが大切です。

リフォームを検討している人は、リフォームすることで新しい住空間で快適な生活が送れることを期待していることでしょう。

ガスコンロからIHコンロへの変更やビルトイン食洗器の設置など、使い勝手の良さに期待を膨らませる人も多いのではないでしょうか。

黄 威翔/宅地建物取引士
黄 威翔/宅地建物取引士

しかし、価格が高い設備を勧めてきたり、一方的な提案を押しつけるといった業者も存在するので注意が必要です。 

何かあったときにすぐに対応してもらえる距離に会社があるか

リフォーム会社を選ぶ際には、何かあったときにすぐに対応してもらえる距離に事業所があるリフォーム会社を選ぶと安心です。

全国各地に事業所を展開している大手から特定のエリアに限定して事業を展開しているなど、リフォーム会社によって対応できるエリアは様々です。

特殊な工事でない場合は、近くに事業所を構えるリフォーム会社を選んだ方がすぐに対応してもらえる可能性が高いと言えるでしょう。

黄 威翔/宅地建物取引士
黄 威翔/宅地建物取引士

施工後のトラブルでアフターフォローを依頼する場合も、リフォーム会社が近くにあるとスピーディーな対応が期待できます。

リフォーム会社はどうやって探すのがよい?

リフォーム会社はどうやって探すのがよい?

テレビCMや新聞の折り込み広告など、リフォーム会社の営業方法は多岐にわたります。リフォーム会社を探す際には、以下のような方法で自分に合った会社を選ぶとよいでしょう。

リフォーム相談会に参加する

大手などの一部のリフォーム会社では、リフォーム相談会を開催しています。リフォーム相談会は全国各地で開催されているケースも多く、資金やプランについて気軽に相談できるのでおすすめです。

また、実際にリフォームが完了した物件や工事中の物件を見学できるイベントも各地で行われているため、リフォーム会社探しに利用してみてはいかがでしょうか。

インターネットで見積もり一括サービスを使う

仕上がりや工事遅れといったトラブルも多いため、リフォーム会社の評判を予め確認しておくことが大切です。

インターネット上には実際にリフォームを行った人の口コミが数多く投稿されているため、このような評判を参考にするとよいでしょう。

黄 威翔/宅地建物取引士
黄 威翔/宅地建物取引士

また、一括見積もりサービスを利用すると一度に複数社に見積もりを依頼できるため、料金が比較できるというメリットがあります。

新聞やダイレクトメールなどの折り込み広告

リフォーム会社を探すにあたって最も身近な方法は、新聞の折り込み広告やダイレクトメールが挙げられます。これらの媒体では施工事例だけでなく、価格が明記されているケースが多いことが特徴です。

ただし、同じ内容でも実際に同じ価格でリフォームできるとは限らないため、あくまでも参考程度にとどめておきましょう。

黄 威翔/宅地建物取引士
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最初に始めることとしては、折り込み広告の収集です。感覚を養うために日頃からこまめに情報収集して自分で「これは高い!安い」といった能力を付けておきましょう。

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リフォーム会社を選ぶときのポイント

3つのリフォーム会社選びのポイント

リフォームへの需要が高まる中、料金などの様々なトラブルも多発しているのが現状です。リフォーム会社を選ぶ際には提示される見積もり金額だけでなく、アフターフォローなどをきちんと確認しておくことが大切です。

見積もりは2社以上依頼する

同じ内容でもリフォーム会社によって料金が異なるため、2社以上に見積もりを依頼することをおすすめします。なぜなら複数社に見積もりを依頼することで、料金を比較できるからです。

また、リフォーム会社とのやり取りを通じて誠実な担当者を見極め、信頼できるリフォーム会社に施行を依頼しましょう。

保証やアフターサービスは事前にチェック

リフォームに関するトラブルは料金だけでなく、施工後の不具合といったトラブルも多発しています。そのためリフォーム会社を選ぶ際には、施工後の保証やアフターサービスの内容を予め確認しておくことが大切です。

リフォーム会社に独自の保障がない場合でも、瑕疵(かし)担保責任やメーカーごとの保証で対応できるケースもあるため、施工後に泣き寝入りにならないように備えておきましょう。

見積もりの内容が明確に書かれているかチェックする

契約締結後は、施行後に自分が抱いていたイメージと異なっても対応してもらえないケースがほとんどです。そのため、見積もりの段階で工事内容が明確化されていることを確認しておきましょう。

例えば工事内容が「工事一式○○万円」といった曖昧な見積もりの場合、不足分と装って追加料金を請求される可能性があるので注意が必要です。 

後から後悔しないようにリフォーム会社を見極めよう

後から後悔しないようにリフォーム会社を見極めよう

リフォームは決して安い金額ではないため、失敗しないためにはリフォーム会社選びが重要になります。

黄 威翔/宅地建物取引士
黄 威翔/宅地建物取引士

より安い料金を提示してくれる会社を選びがちですが、予め施工実績やアフターフォローの有無などをきちんと確認しておきましょう。

優良なリフォーム会社は予算に見合ったプランを提案してくれるため、リフォーム会社選びを慎重に行ってリフォームを成功させましょう。

黄威翔 / 宅地建物取引士
黄威翔 / 宅地建物取引士

不動産会社に長年勤務し、不動産売却の国家資格「宅地建物取引士」を取得。中古不動産の売買仲介に関わり、日本全国の売主のお客様から貴重な財産を預かっています。専門家の視点から不動産売却の知識をわかりやすく解説します。

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