リフォームについて解説!費用の相場や業者の選び方もご紹介

リフォームの料金は工事内容によって異なり、同じ工事内容でもリフォーム業者によって異なります。この記事では、費用の相場や業者の選び方をご紹介していきます。これからリフォームを検討している人は、この記事を読んでぜひ参考にしてみてください。


リフォームについて解説!費用の相場や業者の選び方もご紹介

2020年の夏に開催される2020年に行われる国際競技大会に向けて、首都圏ではタワーマンションの建設が相次いでいます。

2008年のリーマンショック以降、マンションの平均価格は下落傾向にありました。しかし、近年は上昇傾向にあり、東京23区内にあるマンションの平均価格は2017年に7,000万円台を超えています。

マンションに関わらず新築の購入価格は高額なため、近年は中古物件への需要も高まっています。中古物件を購入し、自分好みの住空間にリフォームする人も増えています。

この記事ではリフォームの内容や事例と共に、気になる費用の相場をご紹介していきます。

この記事の監修者

黄 威翔/宅地建物取引士

黄 威翔/宅地建物取引士

この記事の監修者プロフィール
台湾出身。日本で不動産業と出会い、一年目で宅地建物取引士を取得。 地方の不動産会社に長年勤務し、日本全国の中古不動産の売買仲介を担当。  日本の方はもちろん、外国の方の対応経験も豊富で様々な視点から日本の不動産市場をご紹介しています。

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リフォームとは

リフォームとは

不動産ポータルサイトや住宅情報誌、テレビといったさまざまなメディアでは、リフォームやリノベーションといった言葉を目にする人も多いのではないでしょうか。

リフォーム物件やリノベーション物件の特集が頻繁に組まれるなど、需要の高さがうかがえます。

しかし、リフォームとリノベーションは、同じ意味合いに捉えられがちですが異なります。これからリフォームを検討している人は、まずはリフォームとリノベーションの違いを理解しておきましょう。

リフォームとは築年数が古いといった建物に対して、新築時の状態に回復させることを意味しています。一方でリノベーションとは大掛かりな工事を行うことで、建物の価値や性能を向上させることを意味しています。

例えば、リフォームはキッチンや浴室といった一部の設備の変更、リノベーションは1つの部屋をリビングに統合させるといった間取り自体の変更が挙げられます。

マンションやアパートのリフォームは、入居前の状態に戻すという意味を持つ場合もあります。外装の塗り直しや壁紙の貼り替えなど、リフォームできる場所は多岐に及びます。

このようにリフォームとリノベーションは、工事の規模に大きな違いがあると言えます。

黄 威翔/宅地建物取引士
黄 威翔/宅地建物取引士

最近の流行ですが、リノベーションを行う人が多いです。大規模な変更行為がリノベーション、軽微な変更行為はリフォームというもので、実際に明確な線引きはありません。

リフォームの方法

リフォームの方法

いざリフォームを行うとなると、リフォームの専門業者や工務店に依頼すると考えがちです。しかし、材料さえ揃えれば自分でリフォームすることもできます。DIYに自信がある人は、自分でのリフォームにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

リフォームをしてくれる業者に頼む

リフォームを取り扱っている業者は多く、次のように専門業者からハウスメーカーまで多岐にわたります。

  • 専門業者
  • ハウスメーカー
  • 設計事務所
  • 住宅設備メーカー
  • 工務店
  • 大型ホームセンター など

依頼する業者の規模によっては大掛かりなリフォームが難しいケースもありますが、多くの業者ではプロの手による仕上がりが期待できます。洗面所やトイレといった小規模なリフォームの場合、自分でもリフォームできると安易に考えがちです。

しかし、水回りのリフォームは配管の接続をきちんとしていないと水漏れといったトラブルに繋がる可能性があります。そのため、DIYに慣れていない場合はリフォーム業者に依頼すると安心です。

DIYでリフォームする

従来は「日曜大工」といった呼ばれ方が一般的でしたが、近年ではその性質を変えて「DIY」という新たな概念が誕生しています。DIYは男性が行うものだと捉えがちですが、男女問わずDIYを始める人が増えたことでブーム化しています。

一部の設備の変更だけでなく、古くなった壁紙の変更や床の貼り替えもリフォームに含まれます。これらの作業はリフォーム業者でなくても行いやすいため、思い切ってDIYにチャレンジするのも手段の一つです。

DIYの最も大きなメリットと言えるのが、コスト面の節約です。リフォーム業者に依頼すると少なからず費用がかかり、工事内容によっては高額になりがちです。

黄 威翔/宅地建物取引士
黄 威翔/宅地建物取引士

したがって、コストを抑えてリフォームを行いたい人や自分で自由にデザインしたい人にはDIYによるリフォームがおすすめです。

イエウール

リフォームの事例紹介

リフォームの事例紹介

リフォームの場所や内容は多種多様で、どのようなリフォームにしたいかは人によって異なります。例えばキッチンの場合、次のようなリフォームがあげられます。

  • ビルトイン食洗機のついたシステムキッチンを導入する
  • 壁に食器棚を取り付ける
  • 配膳しやすいカウンターを取り付ける
  • 人気のアイランド型キッチンを導入する など

このようにキッチン一つでもリフォームの内容は多岐にわたります。この後、場所別のリフォーム事例をご紹介していきます。

キッチンのリフォーム

従来は壁付キッチンが主流で、リビングとは別空間になっているのが一般的です。しかし、時代と共にキッチンのタイプが増え、次のようにライフスタイルや好みに合わせられるさまざまなタイプが展開されています。

  • 対面キッチン
  • アイランド型キッチン
  • ペニンシュラ型キッチン
  • I型キッチン
  • L型キッチン など

対面キッチンやアイランド型キッチンはリビングとキッチンが同じ空間となり、開放的なイメージになることが特徴です。

また、リビングで過ごす家族の様子が見えるため、コミュニケーションが取りやすくなるため、人気が高まっています。

浴室のリフォーム

毎日使用する浴室のリフォームは、次のような事例があげられます。

  • 従来工法からユニットバスへの変更
  • 浴室乾燥機の設置
  • 自動お湯はりや保温、追い炊き機能の追加
  • カビが発生しにくい床材への変更 など

近年では、天気に関わらず洗濯物が干せる浴室乾燥機が備えられた浴室が増えています。浴室乾燥機があるとカビが発生しにくいため、浴室に窓が設置しにくいマンションやアパートでは人気が高まっています。

また、小さい子どもや高齢者がいる家庭は浴室の入り口をバリアフリー化すると、事故や怪我の不安が解消されるので安心です。

トイレのリフォーム

昭和の時代では和式トイレが主流でしたが、近年は様式トイレが主流になっています。トイレをリフォームする場合、次のような事例があげられます。

  • 床材やトイレタンクの交換
  • クロスの張り替え
  • 手洗い場の設置 など

近年はトイレ空間がスッキリするタンクレストイレが出回っているため、タンクレストイレを設置すると手洗い場が必要です。

また、クロスのデザインも豊富で、気になる臭いやカビ、汚れに強い機能を備えたクロスも登場しています。

屋根のリフォーム

屋根の寿命は30~50年程度と言われているものの、常に外気にさらされており、台風といった自然災害によって劣化しやすいのが現状です。屋根をリフォームする場合、次のような事例があげられます。

  • 破損して雨漏りの原因となっていた屋根瓦を修繕
  • 棟板金の取り替え
  • 雪止めの設置
  • 漆喰補修 など

屋根のリフォームは修繕がメインとなりがちですが、瓦のカラーやデザインを変更するだけで建物全体の雰囲気が変わります。

また、建物全体の雰囲気を残したい場合は、依頼主の要望に沿ったデザインを提案してくれます。

気になるリフォームの費用相場を紹介

リフォームは場所や内容によって費用が異なり、場合によっては高額になるケースもあります。ここではリフォームにかかる相場をご紹介していくので、これからリフォームを検討している人は資金計画の参考にしてみてください。

リフォームの相場一覧

場所 費用相場 内容
キッチン 50~200万円程度
  • コンロの変更
  • <>キッチン型の変更
  • <>間取り変更による給排水設備工事や排気ダクト工事 など
トイレ 10~20万円程度
  • タンクレスへの変更
  • 手洗い場の設置 など
浴室 50~150万円程度
  • バリアフリー化
  • 浴槽変更 など
洗面所 20万円以内
  • 洗面台交換
  • 床材交換 など
12畳で20~40万円程度
  • フローリング張り替え
  • 畳からフローリングへの変更 など
外壁 50~150万円程度
  • ひび割れ補修
  • 下地材補修 など
屋根 50~100万円程度
  • 塗り変え
  • 葺き替え など
10~50万円程度
  • 断熱効果、防音効果、耐震効果のある窓への変更 など
玄関 50万円以内
  • 扉の変更
  • 玄関内装や下駄箱のリフォーム など

このようにトイレのリフォーム費用は比較的安いものの、キッチンや浴室、外壁などは150万円を超える高額になるケースもあることがわかります。

ただし、リフォーム会社によって費用が異なるため、この表で示す費用相場はあくまでも参考程度にとどめておきましょう。

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リフォームの流れについて

リフォームの流れまとめ

リフォームしたい場所やイメージが決まり、費用相場を把握したら、次はリフォームの流れを確認しておきましょう。

工事自体は数日から数週間程度で終わっても、事前準備などに時間がかかる可能性もあるため、期間には余裕を持たせておいた方がよいでしょう。

リフォーム内容を施工会社に相談する

リフォームを依頼する場合、まずはリフォーム業者に相談するのが一般的です。

リフォーム業者に相談する際には漠然としたイメージで相談するのではなく、どの場所をどのように変えたいのかを明確化させておくことが大切です。

リフォームのイメージが湧かない場合は、リフォーム業者の公式ホームページなどに掲載されている事例を参考にするとよいでしょう。

リフォーム業者は専門業者をはじめとするさまざまな業者が存在するため、インターネットや新聞の折り込み広告を利用するなどして、あらかじめ確認しておくと安心です。

業者による現場調査

リフォーム業者に相談すると、工事予定の建物に対する現地調査が行われます。なぜなら見積もりやプランを作成するためには、実際の状況を確認しておく必要があるからです。

現地調査は大掛かりなものではなく、業者のスタッフが現地に出向いて採寸を行うと共に、立地条件や建物の状態も確認します。

残念ながら、依頼者と業者の乖離が原因でリフォームに対するクレームは多いのが現状です。このようなトラブルを防ぐためにも、現地調査は大切な作業の一つです。

プランと概算見積り

現地調査を終えると、概算見積もりと依頼者に最適だと考えられたプランが提示されます。業者は依頼者の要望に限りなく近づけることを念頭に置いた上で、建物の状態や立地条件を考慮したプランを提案してくれます。

ここではアフターサービスの内容も説明されるため、プランへの疑問や不満な点がある場合は遠慮せずに伝えるようにしましょう。

また、見積もりの項目をきちんと目を通し、追加料金が発生する条件なども確認しておくことが大切です。

契約と最終見積もり

概算見積もりとプランに満足したら、いよいよ契約へと移ります。一度契約すると、業者側の過失といった余程のことがない限り、解除や変更ができないので注意が必要です。

使用する住宅機器などの細かい部分を決定すると、最終的な見積もりが提示されます。工事の進め方や日程など、細かい内容もここで説明されるため、重要なことはメモをとっておくと安心です。

黄 威翔/宅地建物取引士
黄 威翔/宅地建物取引士

細かい部分のところで言うと、例えば、LIXILとかTOTOとか電機メーカー、壁紙にしてもそれぞれメーカーに松竹梅があり、さらに物に松竹梅があります。これは、業者からすれば”材料費”で全然儲けにはなりません。ですから、物を決めないと業者としても詳細な金額を提示できないのです。

着工・施工

契約と最終見積もりの確認を終えると、着工・施工に移ります。リノベーションとは異なり、ほとんどの場合、リフォームは依頼者が居住したまま行われるため、業者に任せきりにするのではなく、なるべく工事状況を確認するようにしましょう。

工事状況を確認すると、万が一プラン通りの工事が行われていない場合でも指摘できるので安心です。また、業者によっては工事に入る前に、近所に挨拶してくれるケースもあります。

工事が近所に迷惑をかけるかもしれないと不安がある場合も、このような業者を選べば、ご近所トラブルも回避できます。

引き渡しとアフターサービスについて

工事が無事に終わると、契約したプラン通りに施行されているか確認し、引き渡しが行われます。業者に言われるがまま確認するだけでなく、工事に問題がないことを積極的に確認することが大切です。

多くの業者ではアフターサービスを提供しているため、引き渡し後も不具合があれば対応してもらえます。各設備の保証はメーカーごとに異なり、保証期間内であればアフターサービスを受けられます。

ただし、アフターサービスを受けるためには保証書が必要になるため、きちんと保管しておくようにしましょう。

黄 威翔/宅地建物取引士
黄 威翔/宅地建物取引士

他に請負契約書・見積書・打ち合わせ記録メモ・領収書などがあると、なおよいです。

失敗しないリフォーム会社の選び方

5つのリフォーム会社の選び方

誰もが知っている大手だから、費用が安く済むからといった安易な理由で業者を選ぶと、失敗する可能性があるので注意が必要です。リフォームを成功に導くためには、依頼する前に業者の下調べをしておくと安心です。

複数の会社を比べて選ぶ

同じ内容のリフォームを行っても、業者によって費用が異なります。また、リフォーム業者は多く存在するため、実績やスキルも異なります。このような状況から、リフォーム業者選びは難しいと考えがちです。

しかし、複数の業者に相談することで、最適なリフォーム業者に出会える可能性が高まります。なぜなら複数社に相談・見積もりを依頼することで、業者の信頼性や費用を比較できるからです。

依頼者の要望を無視して一方的なプランを押し付けてくる業者も存在するため、自分の要望や予算に合った業者を選ぶようにしましょう。

ただし、費用が安すぎる業者は、質の悪いリフォームになりかねないので注意が必要です。

実績年数がある業者を選ぶ

リフォームへの需要が高まる中、リフォームを取り扱う業者も増えています。リフォーム業者を選ぶ際には、実績年数がある業者を選ぶとよいでしょう。

なぜなら過去の実績が豊富な業者は、周囲の評判も良く得意先がある場合が多いからです。このような業者は信頼できる可能性が高く、さまざまな要望を持った利用者と数多く対応しているので安心です。

工事現場に近い業者を選ぶ

リフォーム業者は全国に事業所を展開している大手だけでなく、特定の地域に限定して事業を展開している業者など多岐にわたります。リフォームを依頼する際には、工事現場の近くにある業者を選ぶとよいでしょう。

なぜなら何かトラブルがあった場合でも、工事現場に近い業者の方がスピーディーな対応が期待できるからです。工事現場と業者の距離の目安は、車や電車で1時間以内がベストだと考えられています。

自分の希望に合った施工の実績がある業者を選ぶ

施行実績が豊富な業者は魅力的ですが、自分の希望に合った施工の実績が豊富な業者を選ぶことが大切です。

なぜなら全体的な施工実績が豊富でも、自分の希望に合った施工の実績が乏しければ、満足できる仕上がりが期待できないからです。

黄 威翔/宅地建物取引士
黄 威翔/宅地建物取引士

自分の希望に合った施工の実績が豊富な業者であれば、追加工事が発生する可能性や費用についても事前にきちんと説明してくれるので安心です。

団体に加盟している業者か資格の確認をおこなう

リフォーム業者を選ぶ際には、団体に加盟している業者であることを確認しておくとよいでしょう。

ここで言う団体とは、「一般社団法人住宅リフォーム推進協議会」や「一般社団法人リノベーション協議会」などを指しています。

これらの団体はリフォーム業界の未来のために設立されているため、加盟している業者は信頼が厚く、質の高い工事を行ってくれる可能性が高いと言えるでしょう。

また、リフォームに関する資格を保有したスタッフが在籍いるかの確認もしておきましょう。

自分の理想と目的に合ったリフォームを行おう

自分の理想と目的に合ったリフォームを行おう

リフォームを行うと最新の性能を備えた設備やデザイン性の高い空間が実現できるため、リフォームに大きな期待を抱いている人も多いことでしょう。理想的なリフォームを目指すためには、業者選びが重要になります。

自分の理想と目的に合ったリフォームを実現してくれる業者に依頼し、新たな住空間で家族と共に快適な暮らしを楽しみましょう。

黄威翔 / 宅地建物取引士
黄威翔 / 宅地建物取引士

不動産会社に長年勤務し、不動産売却の国家資格「宅地建物取引士」を取得。中古不動産の売買仲介に関わり、日本全国の売主のお客様から貴重な財産を預かっています。専門家の視点から不動産売却の知識をわかりやすく解説します。

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