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車のレッカー移動にかかる費用は?レッカー費用を抑える方法とは
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故障車を修理工場に運んだり、車検切れの古い車を工場まで移動させたりするために、レッカーを依頼した経験のある方もいるかもしれません。
そもそもレッカーは、どのようなときに必要になるのでしょうか。
また、車が動かなくなったときに使うレッカーはどこに頼めばよいのか、どれだけの費用がかかるのかなど、レッカー移動には意外に分からないことがたくさんあります。
そこで当記事では、車をレッカー移動させるにはどこに依頼すればよいか、そしてレッカー費用を安く抑えるためにはどうすればよいのか、それぞれ詳しく解説していきます。
目次
※相場情報は実際の買取価格と異なる可能性がございます。
レッカーが必要な状態とは
レッカーが必要になるのは、主に車が故障したときや車検の期限が切れたときなどです。
車が故障して動かせない場合や、車検が切れて公道を走れない場合には、レッカーを頼む必要があります。
車の故障
まったく車が動かない状態では、修理工場まで車を持ち込むことも不可能です。
車の事故やタイヤのパンク、突然のエンジントラブルなどにより車が動かせなくなった場合には、レッカーを依頼しましょう。
道路交通法では「整備不備車両の運転」が禁止されています。
もしも車が故障後、自走できる場合であっても、エンジンに不調がある状態やブレーキが利きづらい状態では、安全に道路を走ることは難しいでしょう。
ウインカーが壊れているなど走行に支障をきたすような状態でも、公道を走ると整備不備のため法律違反になってしまいます。
動かない車や動かせない車を工場へ持ち込むためには、自分で車を運転していくのではなく、レッカーによるけん引が必要です。
車検期間切れ
車検が切れている車は、道路運送車両法によって公道を走ることができないと定められています。
車検切れの車を自宅に置いておくだけなら問題はありませんが、もしも車検が切れている車を運転した場合には、「6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金」という重い罰則が科されます。
さらに、この手のケースでは自賠責保険の期限も切れていることが多く、自動車損害賠償保障法違反にも問われるおそれがあります。
無車検車は、たとえ動く場合であっても法律上の問題があるため、公道は走れません。
無車検車を車検工場などへ持ち込む際は、レッカーを依頼するか、後述の「仮ナンバー」を取得する必要があります。
参考:道路運送車両法
レッカー移動にかかる費用や時間
レッカー移動時には、動かない車を引き上げたり運んだりするため、作業代や移動にかかる費用は高くなります。
また、頼んでから到着まで、動かない車の近くでずっと待っているのも大変です。
特に悪天候のときは事故が起こりやすいため、レッカーを依頼後、すぐ来てもらえるのかどうかも気になるポイントといえます。
かかる費用
レッカー移動を利用する際は、一般的には1万円以上の費用がかかります。
レッカー料金は業者によって異なりますが、移動距離が10km単位で決まっていることが多く、移動距離が長いほど高額になる仕組みです。
また、夜間のレッカー移動に際しては深夜料金がかかるケースもあります。
車がまったく動かずクレーンでの引き上げをするなど、作業に手間がかかる場合も料金が高くなります。
ただし、元々任意保険のオプションでつけていた場合や、JAFなどの会員だった場合には、お金をかけずにレッカーを利用できるでしょう。
到着までの時間
レッカーの手配は、業者の拠点数が多いほうがより早く現場に到着します。
通常、手配をしてから実際に到着するまでに数十分はかかります。
ところが、大雪など悪天候で事故が多い日にはすでにレッカー車が出払っている場合もあり、到着までに何時間もかかることがあるかもしれません。
交通事故や故障などで車が動かなくなった際は、警察や保険会社に連絡をした後、なるべく早めにレッカーも頼んでおきましょう。
レッカーの依頼先
レッカーを手配する際は、保険会社やロードサービス業者などに依頼します。
もし事前に契約していなければ、自分で業者を探して車の移動を頼むことになるでしょう。
任意保険のロードサービス
車の任意保険のオプションでも、無料でレッカーが使えるかもしれません。
契約している保険の補償内容を確認し、無料で利用できるかどうか確かめておくとよいでしょう。
任意保険でレッカーを利用できるケースは、保険会社の保障内容によって異なります。
また、保険の契約時にオプションをつけているかによっても違いが生じます。
オプションでロードサービス付加を選べる保険の場合、実際にはレッカー移動のサービスを付帯していないこともあるので、契約内容をよく確認しましょう。
任意保険加入時にどこまでのオプションをつけるかによって、いざというときに必要となるレッカー車の利用料金負担が変わります。
万が一のときのことを考えるなら、ロードサービス特約をつけておくと安心です。
会員制のロードサービス
会員制のロードサービス業者にはJAFなどがあります。
会員になっていると、けん引だけでなく燃料切れなどさまざまなサービスが無料ないし低価格で利用できます。
レッカーの場合、例えばJAF会員は15kmまでなら無料で利用でき、15kmを超えると1kmごとに730円の追加料金が発生します。
ほかの業者でも、一定の距離まではレッカーが無料で使えるケースが多いので、会員になっていれば高い費用をかけずに移動できるでしょう。
けん引無料の距離や長距離移動時の追加料金、その他サービスの充実度や年会費などは業者によって異なります。
ただし、ロードサービスに加入すると毎年年会費がかかります。
入会していると、何も使用しないときでも会費を払わなければいけないので、入会するかどうかはよく検討したほうがよいでしょう。
実際JAFなどの業者には、会員になっていない人でもレッカーを依頼できます。
ちなみに、会員以外の人がサービスを利用する場合は、一般向けの価格で高額なレッカー費用がかかります。
緊急避難のレッカー移動
走行中の事故や故障などで車が動かなくなったときには、警察の指示で車をすぐに動かす「緊急避難」を行います。
この場合、保険会社や入会している業者に頼むことは、到着まで長い時間待つことになるので不可能です。
自分で近くの業者を探して頼むか、警察に業者を紹介してもらいましょう。
緊急避難に際して自分で業者を探した場合、会員サービスを利用できないため通常通りの高い費用がかかります。
なお、保険を利用する際は、契約内容によっては緊急避難にかかった費用が後から戻ってくる可能性もあります。
ロードサービスでレッカーできないケース
レッカー移動の料金は高額なため、保険会社や業者に無料ないし安価で頼めるのは大きなメリットです。
ところが、以前から契約していても、故障の状況によってはサービスが利用できないケースもあります。
ここからは、レッカー移動に際しロードサービスを利用できないケースをご紹介します。
車が自宅にある場合
そもそも任意保険やロードサービスは、「走行中に走れなくなった車」を移動するためのものです。
自宅の駐車場で動かなくなった車は、基本的にはサービスの適用外となります。
もっとも、自宅に置いてある場合でも、原因によっては回数制限付きで無料ないし会員価格で利用できる可能性はあるため、ケースバイケースです。
例えば任意保険では、自宅に駐車中の車のレッカーが無料となる場合もあります。
料金がかかるかどうか保険内容の確認をしておくとよいでしょう。
車検切れの場合
先述の通り、車検が切れてしまった車は公道を走ることができません。
前輪や後輪が道路に触れた状態で走るけん引も違反となります。
車検切れの車は、通常のレッカーではなく積載車に載せて運びます。
車検切れの車をけん引するには、「仮ナンバー」を申請する方法もあります。
もし車が自走できる場合には、その「仮ナンバー」で工場まで運転していくことも可能です。
「仮ナンバー」は市町村に申請をして貸し出してもらうナンバーです。
仮ナンバーをつけていれば車検切れの車でも数日間公道を走れるようになるため、レッカー前に仮ナンバーを取得しておくと費用を抑えられます。
レッカー料金を抑える方法
レッカー料金は高額なので、できるだけ安く抑えるようにしたいものです。
料金を抑えるには、任意保険や業者など、すでに加入しているサービスを使う方法と、廃車買取業者にレッカーを頼む方法があります。
任意保険のオプションサービス
任意保険に付帯しているロードサービスには、業者のように決められた距離までの利用が無料になるケースと、定められた金額までは無料となっているケースがあります。
任意保険にロードサービスのオプションをつけているときには、保険の利用がおすすめです。
ロードサービス
ロードサービス会員に加盟している方は、そのサービスを利用するのが最善です。
この場合、業者が設定している距離までは無料で利用できます。
ある程度長距離を移動するには追加料金が取られますが、費用がかからないケースがほとんどでしょう。
ただし、任意保険のように車が走行中でないと使用できない場合があるため、注意が必要です。
廃車買取業者のハイシャル
故障車や古い車を売るために移動させたいときには、廃車買取業者にレッカー移動を任せることもできます。
廃車買取業者「ハイシャル」では、レッカーを無料で提供しているので、費用を個人で負担する必要はありません。
ロードサービスのように「走行中」の事故や故障でなくても、費用負担がないのがメリットです。
費用をかけず簡単に処分できるため、しばらく自宅駐車場に放置していた不要な車の処分をどうすべきか迷っている方にぴったりのサービスです。
また、ハイシャルでは、どのような状態の車にも0円以上の買取保証がついています。
状態のよい車は高額で買取ってもらえるため、新車の購入費用に充てることも可能です。
ハイシャルで査定価格を調べるまとめ
車が事故に遭ったときや突然故障して動かなくなった際、工場までレッカーでけん引する必要があります。
このレッカー移動の費用はたいてい高額になりがちですが、任意保険のオプションをつけていたり、ロードサービス会員になっていたりすると、無料で依頼できるケースもあります。
ただし、自宅に置いてある古い車が車検切れや動かなくなったときには、サービス対象外になることが多いため注意が必要です。
動かなくなった古い車を売りたいときには、廃車買取業者に依頼すると無料でレッカー移動が可能です。
車の処分に迷われている方には、高額なレッカー移動費用がかからない車の引取・買取を行っている業者に依頼してはいかがでしょうか。
弊社マーケットエンタープライズが運営する総合買取サービス「高く売れるドットコム」にて査定業務や出張買取などに携わり、現場で培ったリアルな知見を活かし「満足できる買取体験」を提供すべく買取メディアの運用も行っています。 利用者様の買取にまつわる疑問を解決できる有益な発信のため、日々精進してまいります! リユース営業士資格保有(日本リユース業協会より授与)
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