家のローンの厳しさを考察!苦しい原因や対策を徹底解説

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

家のローンを組むのは、マイホーム選びと同じくらい重要です。

金利が0.5%異なるだけでも、総支払額は約500万円の差が生まれることもあります。

この記事では、実際に家のローンのシミュレーションを行いつつ、住宅ローン返済の厳しさについて考察していきます。

家のローンの支払いが厳しくならない、もしくは厳しくなってしまった場合の対策方法も具体的に説明していくのでご安心ください。

この記事の監修者

小山 晃大 / ファイナンシャルプランナー

小山 晃大 / ファイナンシャルプランナー

福祉系の大学在学中にフリーのWeb企画者・ライターとして独立。元々は福祉系を専門としたWebライターとして活動。その後金融系にも興味を持ち、専門的な知識をつけたいという思いからFP2級を取得。現在は、福祉系や金融系を専門とするWeb企画者・ライターとして活動しています。

フラット35を利用するなら!

【頭金なしでも申し込みできる】
住宅ローン選びで迷っているのであれば、ARUHIの住宅ローンを検討してみてはいかがでしょうか。フラット35で13年連続シェアNo.1の実績があるため、あなたに適している固定金利の住宅ローンを提案してくれます。さらに条件を満たすことができれば頭金なしで諸費用なども一部借入できるので、初期費用を抑えたい方にとっておすすめです。

ARUHIで仮審査をしてみる

※2010年度-2022年度統計、取り扱い全金融機関のうち借り換えを含む【フラット35】実行件数。(2023年3月末現在、ARUHI調べ。)

家のローンの種類や金利は主に3つに分けられる

家のローンの種類や金利は主に3つに分けられる

何事も基礎を飛ばして、次には進めません。

住宅ローンの返済で苦しい思いをしないために、まずは住宅ローンの基礎を覚えていきましょう。

簡単に住宅ローンの種類と金利について説明していきます。

主に住宅ローンの種類は3つに分けられます。

  • 銀行ローン:変動金利を選択できる。
  • フラット35:返済金額を一定にできる。
  • 財形住宅融資:銀行ローンに比べて金利が低い

財形住宅融資に関しては、財形貯蓄残高が50万円以上必要であったり、貯蓄年数が1年以上必要であったりと少し特殊な条件があるため、注意しておきましょう。

次は金利についてですが、主に3つの金利があります。

  • 変動金利型:6ヶ月ごとに金利が見直され、5年ごとに返済金額が見直される
  • 完全固定金利型:借り入れ金利を固定できる
  • 固定期間選択型:指定した期間、金利を固定できる。期間終了後は再度金利を固定するか変動金利にするか選択できる。

住宅ローンはどれも同じ、と思われている人もいるでしょう。

詳しく見てみるとそれぞれメリット・デメリットがあります。

小山晃大 / ファイナンシャルプランナー
小山晃大 / ファイナンシャルプランナー

家のローンを組む場合は、どれがいいのかと悩む人は金利と保障の内容を見て自分に合った住宅ローンを選択すると良いでしょう。

家のローンの支払いが厳しくなりやすい3つのパターン

家のローンの支払いが厳しくなりやすい3つのパターン

家のローンの支払いが厳しくなるパターンはおおよそ決まっています。それぞれを具体的に説明していきます。

\ネット環境にお悩みの方へ!端末在庫が少なくなっています/

生活レベルを一気に引き上げる

年収が高くて返済能力があると金融機関に認められれば、住宅ローンの審査が基本的に通ります。

しかし、ローンの審査が通った後が重要になるので、注意しましょう。

例えば、年収1,000万円の人が2人いたとしましょう。

Aさんは高級外車を買い、外食の頻度を増やすなど生活レベルを上げました。

反対にBさんは現状の生活を一切変えませんでした。

この場合、数年後に住宅ローンの返済で苦しむ可能性が高いのはどちらでしょうか。

おそらく、多くの方はAさんと答えるでしょう。

贅沢をするのは構いませんが、ローンの審査が通ったからと言って極端に生活レベルを上げるのは控えましょう。

不動産最新情報を配信中!

頭金を用意していない

頭金を用意しているのと用意していないのでは、月々の家のローン支払い額は変わります。

実際にシミュレーションしてみましょう。条件は借入金額1,000万円、年間金利1.0%固定、返済期間は35年、ボーナス払いなしです。

【頭金を500万円用意した場合】
月々の返済額: 14,114円
年間の返済額: 169,368円

【頭金を用意していない場合】
月々の返済額:28,228円
年間の返済額:338,736円

上記を参考にすると、頭金を500万円用意したほうが月々のローン返済額を14,114円減らせます。

頭金を用意するデメリットを少ないため、可能であればなるべく頭金を用意するようにしましょう。

参考:住宅ローン返済額シミュレーション|みずほ銀行

\ネット環境にお悩みの方へ!端末在庫が少なくなっています/

将来を見据えず返済プランを立てた

結婚や病気、子どもの養育費など、あなたの生活環境や経済状況がこの先変わる可能性も考えられます。

具体的にいうと病気により働けなくなった、修理費やリフォーム費が必要になった、などが挙げられます。

将来何が起こるか残念ながら予測はできません。

そのため、家のローンを組む場合は、返済できる金額に余裕を持たせましょう。

そのように対策すると、将来的に生活環境や経済状況が大きく変わったとしても、基本的に対応できるはずです。

家のローンを無理なく組む方法

家のローンを無理なく組む方法

家のローンを無理なく組む方法は、返済にいくら充てられるのかを明確にしておくことです。

月々の返済額を決めてから借り入れ金額を決めるようにしましょう。

この場合、何があってもほぼ必ず返済できる金額を設定しましょう。

無理なく返済に充てられる金額を把握するためには(手取り収入-生活費-家の維持費-将来に備えての貯蓄)÷12=返済に充てられる金額、という計算式を活用してみてください。

常に将来を見据えてローンを組むことで、自然と無理のない借り入れができるはずです。

状況別!家のローンの返済シミュレーションをしてみよう

状況別!家のローンの返済シミュレーションをしてみよう

実際に頭金なしで5,000万円の住宅ローンを組む、と想定して3つのパターンを用意しました。

支払額はどのくらい変化するのかシミュレーションしてみます。

年間金利を1.5%と1%で借りた場合

金利がたった0.5%違うだけで、そこまで変わらないだろうと思う人もいるでしょう。

実際どのくらい変わるのかシミュレーションしてみますね。

どちらも借入期間は35年、ボーナス払い無しで計算していきます。

【年間金利が1.5%の場合】
月々の返済額:153,092円
年間の返済額:1,837,104円
総返済額:64,298,640円

【年間金利が1.0%の場合】
月々の返済額:141,141円
年間の返済額:1,693,692円
総返済額:59,279,220円

上記を参考にすると、年間金利が0.5%異なるだけで月々11,951円も変わってきます。

また、総返済額を見てみると約500万円も差が開くことがわかりました。

住宅購入時は借入金額が大きい傾向にあるので、多少の金利差であっても支払い総額は大きく異なります。

そのため、なるべく金利が低いローンを選ぶようにしましょう。

参考:住宅ローン返済額シミュレーション|みずほ銀行

ボーナス支払いがアリとナシの場合

年間金利は1.0%固定で、借入期間は35年。ボーナス月は年に2回で毎月の返済額の3倍払う、と想定してシミュレーションしてみます。

【ボーナス払いあり】
月々の返済額:105,858円
年間の返済額:1,693,692円
総返済額:59,280,410円

【ボーナス払いなし】
月々の返済額:141,141円
年間の返済額:1,693,692円
総返済額:59,279,220円

上記を参考にすると、ボーナス払いアリの方が月々の支払い額は35,283円少なくなります。

総返済額を比べてみても、その差は1,190円です。

以上のように総返済額はほぼ変わらず、月々の返済負担額を軽くできます。

そのため、月々のローン返済額を減らしたい場合は、ボーナス払いを活用していきましょう。

参考:住宅ローン返済額シミュレーション|みずほ銀行

返済期間が長い場合と短い場合

返済期間は長いほうと短いほう、どちらがお得なのだろう、と考える人もいるでしょう。

そこで年間金利は1.0%固定、ボーナス払いはなし、と想定してシミュレーションしてみます。

【返済期間25年の場合】
月々の返済額:188,435円
年間の返済額:2,261,220円
総返済額:56,530,500円

【返済期間35年の場合】
月々の返済額:141,141円
年間の返済額:1,693,692円
総返済額:59,279,220円

上記を参考にすると返済期間が25年の方は、月々の返済額が47,294円と多いですが、総返済額は2,748,720円少ないことが分かります。

つまり、月々の返済額を減らしたいという人は返済期間を長く、総返済額を減らしたいという人は返済期間を短くすると良いでしょう。

参考:住宅ローン返済額シミュレーション|みずほ銀行

家のローンの支払いが厳しくなってきた場合の対策方法6選

家のローンの支払いが厳しくなってきた場合の対策方法6選

ただ、いくら万全な対策をしても家のローン返済が厳しくなってしまう場合もあるでしょう。

その場合、対策方法は主に6つ考えられます。

  • 借り入れをしている金融機関に相談する
  • 借り換えによって家のローンの金利を下げる
  • 節約をして浮いた分を家のローンの支払いに回す
  • リースバックを検討する
  • 家のローンよりも安い賃貸へ引っ越す
  • 家を売却する

もしも家のローンの支払いが厳しいと感じたら、なるべく早く対策を打つべきです。

家を売却する場合は業者にも気を付けましょう。なぜなら、不動産業界には悪徳業者も潜んでいるからです。

家の売却は、次の段落で紹介するような優良サイトを利用しましょう。

フラット35を利用するなら!

【頭金なしでも申し込みできる】
住宅ローン選びで迷っているのであれば、ARUHIの住宅ローンを検討してみてはいかがでしょうか。フラット35で13年連続シェアNo.1の実績があるため、あなたに適している固定金利の住宅ローンを提案してくれます。さらに条件を満たすことができれば頭金なしで諸費用なども一部借入できるので、初期費用を抑えたい方にとっておすすめです。

ARUHIで仮審査をしてみる

※2010年度-2022年度統計、取り扱い全金融機関のうち借り換えを含む【フラット35】実行件数。(2023年3月末現在、ARUHI調べ。)

上手に家のローンを活用していこう

家のローンを組む場合は、無理のない返済計画をたてることが大切です。

適当に家のローンを組んでしまうと、将来苦しい現実が待っているかもしれません。

特にシミュレーションをしたように、わずかな金利差でも総支払額は大きく異なります。

そのようにならないためにも、しっかりと住宅ローンを組む必要があるのです。

しかし、極端に不安を感じる必要もありません。

小山晃大 / ファイナンシャルプランナー
小山晃大 / ファイナンシャルプランナー

返済に充てられる金額はいくらなのか、と明確にしておくことで、きっとあなたも無理のない借り入れができるでしょう。