その掛け軸の価値は?掛け軸の買取に役立つ知識まとめ

掛け軸の買取を検討中の方に、査定に出す際に役立つ目利きの基準や買取業者の選び方を紹介します。倉庫に眠っている掛け軸など、価値が不明のものに期待以上の価格がつくかもしれません。身近にあるけれど知らない掛け軸について理解を深めていきましょう。


その掛け軸の価値は?掛け軸の買取に役立つ知識まとめ

引越しや倉庫の整理などで掛け軸の片付けや売却が必要なときには、分からない点が多く戸惑いが大きいことがほとんどです。

倉庫に眠っていたなどの掛け軸も、実は人気のあるものであれば高額で買取ってもらえることもあります。

こちらの記事では、高額な買取が見込める掛け軸の例や保管時のポイント、さらに買取業者を選ぶ際に気をつけたいことまで分かりやすく紹介します。

知っていると査定額に差が出る豆知識もあるので、まずは掛け軸についての知識を深めましょう。

人気の高い掛け軸の傾向

人気の高い掛け軸の傾向

近年の住宅には、和室や床の間がない場合もあり、掛け軸の処分を考える方も多くいます。

一方で、骨董品のコレクターや、モダンなインテリアとして掛け軸を求める人から、掛け軸は高い需要があります。

さまざまなタイプがある掛け軸のなかで、人気とされる図柄や特徴を見ていきましょう。

中国掛け軸

掛け軸と聞くと日本のものがイメージに浮かびますが、始まりは中国から伝わったものであるとされています。

掛け軸のなかでも、中国の作家によって描かれたものを「中国掛け軸」と呼びます。

もともとは仏教の教えを絵や書にしたものが主流でしたが、時が経つにつれ風景画や美人画、歴史上の人物を描いた作品などいろいろな図柄が登場しました。

近年は中国の好景気の影響もあり、中国のアート市場が盛り上がりを見せています。鑑賞のための購入のほか、投資目的で購入する富裕層も増えているのです。

そのため、中国掛け軸は掛け軸の中でも高い需要があり、高額での買取が期待できます。

水墨画の掛け軸

墨の黒一色を用い描かれる水墨画はモノトーンでありながら豊かな表現力が魅力です。

墨色と紙の白色のみの水墨画の掛け軸は、和室や日本家屋に飾る伝統的な飾り方に加えて、近年はモダンなインテリアに合うと高い需要を誇ります。

主に有名な作家のものに価値は置かれますが、「ぼかし」「かすれ」「にじみ」など、水墨画ならではの技法が優れたものであれば、より高い買取価格が付くことも珍しくありません。

花鳥画の掛け軸

その名の通り花のついた草木とともに鳥が描かれたものを花鳥画といいます。

花と鳥以外にも昆虫や水生生物、小動物が描かれたものも花鳥画に括られます。それぞれの画題には意味が込められたものもあり、美術性だけではなく寓意を楽しめる作品が豊富です。

寓意の例として、蝶や猫は長寿、蓮は結婚や子孫繁栄、魚や鯉は子孫繁栄や出世などの象徴として描かれています。

このようにおめでたいことの祝いや祈願としても用いられるため、贈答品や室内装飾品として高い需要が見込めるのが花鳥画の掛け軸の特徴です。

価値が付く作家による掛け軸とは?

価値が付く作家による掛け軸とは

目利きが難しく感じる掛け軸ですが、買取価格の基準は「市場での需要の高さ」です。

ここでは、需要が高く高額買取が期待できる作家ものの掛け軸について紹介していきます。

有名な作家による掛け軸

掛け軸の価値は美術品の絵画と同じく「誰によって描かれた作品なのか」が重要視されます。名の知れた作家の掛け軸であれば、それだけで高額買取が期待できるでしょう。

例えば、文化勲章を受章している横山大観や、円山応挙など非常に有名な画家、人間国宝に認定された作家の作品などです。これらの作品には高額な買取価格が付けられます。

しかし、有名な作家の掛け軸となると、市場での需要が大変高いために贋作も多く存在します。

これらは安易な出来のものから、サインや落款まで精巧に模しているものまでさまざまです。

素人が見分けることは困難なため、これらの作品の鑑定はプロに任せるのが安心です。

鑑定書が付属するなど、確かに本物だといえるものには高い価格が付けられます。

作家特有の画題の掛け軸

高名な作家の掛け軸の中でも、画題によって需要に違いがあります。

それぞれの作家が得意とする画題や、有名な図柄の掛け軸は特に人気です。

例えば、伊藤若冲といえば花や孔雀などの花鳥画を思い浮かべる方が多いですし、上村松園は美人画で有名な画家です。

このように、その作家の代表的な画題を扱ったものや、画風が色濃く出ている掛け軸は高額で取引されることが多いでしょう。

買取価格に差がつく付属品や状態

買取価格に差がつく付属品や状態

掛け軸の買取の際には、掛け軸本体以外にも、査定の対象となるポイントがあります。

意外なところが査定額アップにつながることもあるので、事前に確認しておきましょう。

ここでは、査定時に大切となる付属品や状態について説明していきます。

木箱

掛け軸に付属していることが多い、保存のための木箱も査定の対象です。

木箱に箱書きといって、作家の名が記されていたり、古い時代に所有していた人の名前があったりする場合には本物であることの証にもなり、査定額が上がることもあります。

鑑定書

有名な作家や歴史的人物による掛け軸は、人気が高いため贋作が作成されることが多くあります。

鑑定書が付属する場合には、掛け軸の来歴や真贋を保証できるため、必ず掛け軸と一緒に査定に出すのが鉄則です。

状態

掛け軸は主に紙や布でできているため、他の骨董品や美術品と比べても良い状態に保つことが困難です。

状態が悪いものはサインや落款の鑑定が難しい場合もあり、査定額に影響します。特に古い時代の掛け軸は傷んだ箇所も多く、美しく残っているものには高値が付く可能性があります。

掛け軸の価値を保つ扱い方

掛け軸の価値を保つ扱い方

掛け軸の状態が価値に大きな影響を及ぼすことが分かりましたが、今後価値を損なわないためにはどのように扱えばよいのでしょうか。

ここでは心がけたい掛け軸の扱い方を解説します。

桐箱に保存する

掛け軸は湿度の高い場所で保管すると、しみ・虫・カビが発生しやすくなります。

逆に乾燥が続くことも悪影響で、掛け軸の素材の硬化や劣化を引き起こす原因です。

さらに、折れがついて掛け軸が傷んでしまうこともよくあります。保管する際には注意しましょう。

おすすめの保管方法は「桐箱収納」です。

桐は軽くて丈夫な素材です。日本の気候に適しており、湿度を一定に保つ特性があります。

掛け軸のほかにも、美術品や高級品が桐箱で保管されるのはこのためです。

桐箱は虫を寄せ付けない成分を発していることも、掛け軸の保管に向いている理由です。

掛け軸を保存するときの注意点

掛け軸をしまうときの注意点は、きつく巻きすぎないことです。きつく巻いてしまうと、折れやシワの原因となります。

これを防ぐためには、太巻といわれる桐の芯材を軸棒に取り付けて巻くとよいでしょう。

なお、取り扱う際には、できるだけ紙や布部分に触れずに両端の軸先を持つようにするのがポイントです。

定期的に掛け替える

万全の状態で保管をした場合でも、長期間しまったままにすることは掛け軸にとって良い環境とはいえません。

巻いた状態が長く続くことで、素材が硬くなり跡がついてしまう恐れがあります。

買取に出す場合でも、掛け軸はしまいっぱなしにせず、外に出して掛けてあげることも必要です。

では、反対に掛けたままでにしておけばよいかというと、掛けっぱなしにもデメリットがあります。

掛け軸に使われる布や紙・糊は、ある程度空気中の温度や湿度に合わせ、呼吸するようにわずかに伸び縮みをしています。

長期間掛けたままにすると、次第に素材の機能が低下し劣化につながります。

掛け軸は定期的に掛け替えをすることが理想です。

そのほかに、付属品の状態を気にかけることも大切です。

掛け軸だけを大事にして、木箱がカビてしまったり、鑑定書に破れなどができてしまったりした場合、査定額が下がる可能性があります。

掛け軸と一緒に付属品も丁寧に扱うと、全体の価値を保つことができるでしょう。

業者の選び方

業者の選び方

これまで、高値が付きやすい掛け軸の判断基準を紹介してきましたが、適正な買取価格を得るためには業者選びが肝心です。

信頼できる業者選びのポイントを紹介します。

査定士の目利き力

掛け軸は骨董の時代物や、有名な画家による作品など、幅が広く査定が難しいものです。

現代のホビーグッズのように定価があるものでもないため、買取価格は査定士の力量で左右されます。

買取依頼をする際は、専門知識のある査定士が在籍する業者を選ぶことと、何社かに見積もりを依頼して比較することが大切です。

流通網の広さ

掛け軸の価値は市場の需要によって決まると説明してきましたが、これはいいかえると「買い手のつく作品は高値になる」ということです。

買取業者は、掛け軸に関する知識だけでなく、業界で流通させる力がなければ高額で買取ることはできません。買取の実績も、業者選びの判断の参考になります。

安心できる査定費用

業者によって、査定のみでも費用がかかったり、遠方の場合は出張費が請求されたりする場合があります。

査定額が満足のいく額でなかった場合、キャンセルをする可能性もあるでしょう。

そのようなときに思わぬ出費を避けるためにも、査定料やキャンセル料がかからないかを事前に確認しておくと安心です。

信頼できる福ちゃん骨董品買取

福ちゃんの骨董品買取

これまで見てきた条件を満たし、おすめできる業者が「福ちゃん骨董品買取」です。

掛け軸のような骨董品・美術品をこれまでに多数買取した実績があります。

査定士が専門的な知識と豊富な経験を持つ、安心して買取の依頼ができる業者です。

査定料・出張料・キャンセル料といった手数料もかかりません。

長年床の間に飾られていた掛け軸や、押し入れに眠っていた掛け軸など、価値が不明なものでも気軽に査定に出すことができます。

「他社以上の価格を付ける」ことに自信があるのは「福ちゃん骨董品買取」ならではの国内、海外両方での流通網を確立しているからです。

満足のいく価格で掛け軸を買取ってもらいたい人は、「福ちゃん骨董品買取」に買取を依頼してみてはいかがでしょうか。

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まとめ

人気のある作家物や画題の掛け軸など、市場で高値となる掛け軸の傾向や、価値を保つための取り扱い方法を紹介しました。

掛け軸の世界は奥が深く、買取の際には不明な点が多く感じるものです。

簡易的にではありますが、紹介した掛け軸についての知識を生かせば、査定額アップも期待できます。

繰り返しになりますが、掛け軸の買取は業者選びによって査定額に大きく差が出ます。この記事を参考に納得のいく査定結果につなげましょう。

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齊藤数馬 / 編集長
齊藤数馬 / 編集長

買取業界のWebマーケティングに携わり4年目の高く売れるドットコムマガジン編集長。家電や家具、楽器、車から不動産まであらゆるモノの買取・処分方法のコツを紹介していきます。

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