床のリフォームをするタイミングは?方法や床材の種類を紹介

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部屋の雰囲気を構成する重要な要素の一つが床です。

床が傷ついたり色褪せていたりすると、どんなに家具にこだわっても部屋がきれいに見えないでしょう。

なかには、床がきしんだりへこんだりして、機能面で問題が出てくることもあるかもしれません。

快適な床を維持するには、リフォームを検討してはいかがでしょうか。

床のリフォームといっても、どういったやり方があるのか、張り替える材質にはどんなものがあるのか、どれを選べばよいのか、費用がどれくらいなのか気になるところです。

床のリフォームにかかる張り替え方法や費用、床材の種類と選択のコツをご紹介します。

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床をリフォームするタイミングっていつ?

床をリフォームするタイミングっていつ?

家の中では素足で歩くことの多い日本人にとって、床は印象や触感、見た目も含めて、非常に大きな役割を担っています。

部屋のイメージや過ごしやすさは床で決まるといっても過言ではありません。

床をリフォームするタイミングは、床が汚れてきた、傷が目立つようになってきたなど不便を感じ始めたときはもちろん、色や雰囲気を変えたいなど自分の好きなタイミングで問題ありません。

床に使用されている材質は永久に安定した状態が続くわけではなく、それぞれ寿命があります。

長く清潔できれいな床を維持するためにも、年数に限らずリフォームを検討するべきでしょう。

歩くと床がきしむ・床が沈む・傷や汚れが目立つ・へこみや割れがある・床材に変色が見られるなどが、一般的に張り替えの目安になります。

特にテーブルなどの重たい家具を置いていた部分の床は、傷や汚れが目立ちやすい箇所です。

紫外線による日焼けの影響も受けるため、南向きの部屋や日当たりのよい場所は要注意です。

フローリング床の寿命

フローリングは、比較的安価で色も種類も豊富な床材として人気ですが、一般的には10~15年、長くても20年が寿命といわれています。

もちろん年数にかかわらず、重い家具を置いていた場所や荷物が置かれていた場所は想像以上に劣化が進んでいる場合があります。

また、台所などの水気が多い場所では、腐食が早く、剥がれや床鳴りするときは下地そのものが傷んでいる場合もあるでしょう。

そのような場合は、すぐに張り替えを検討し、きれいで安全な状態を維持すべきです。

フローリングを張り替える方法

フローリングを張り替える方法

フローリングを張り替える方法は、大きく分けて2種類あります。

代表的なものは「張り替える方法」と「重ね張りする方法」です。

それぞれ目的や特徴、予算も変わってきますので、床の状況に合わせて選択することが大切です。

また、フローリングだけでなく、下地や土台まで替えるケースも珍しくありません。

床を部分的に補修するのは難しく、全体的な張り替えが必要になることもあります。

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張り替える方法

文字通り、今あるフローリングを一度すべて剥がしてから、新しいフローリングに張り替えるリフォームの方法を「張り替え工法」といいます。

材質や部分ごとの劣化具合にかかわらず、一度床をすべて剥がすため、リフォーム費用は高くなりやすいでしょう。

しかし、下地の状態を確認できたり、新しく張る際にフローリングの材質を一気に変えたりできるのはメリットです。

床の下地部分は、経過年数や劣化具合によって、傷みや腐食が起きている可能性があります。

シロアリの被害を受けている場合もあるでしょう。張り替え工法では、そういった見えない危険性をしっかりと確認できるのが魅力です。

そのほかの張り替え工法のメリットとしては、床の高さが変わらないため、天井までの距離を維持できる点が挙げられます。

今までの生活空間をそのままに、違和感なくなじみやすいでしょう。

一方、上述したように工数・費用は高くなりがちで、リビング8帖で10~20万円、キッチン4帖で7~14万円が一般的な価格です。

工数は6帖でおよそ2~3日かかります。

経年劣化がある程度進んでいて、フローリングに明らかな劣化が見られる場合には、張り替え工法を検討すべきといえます。

下地の確認も行えますので、確実に床全体のダメージを確認・修復しやすくなります。

重ね張りする方法

張り替え工法の場合は既存の床をすべて剥がして新しい床にリフォームしますが、床を剥がさず、既存の床の上に新しい床を重ね張りする工法を「重ね張り工法」といいます。

重ね張り工法では、床を剥がすことなく上から重ね張りするだけなので、費用を抑えられるのが最大のメリットです。

工数も短縮でき、短い場合では1部屋1日で施行するケースもあります。

費用は、リビング8帖で8~18万円、キッチン4帖で5~10万円程度が一般的です。張

り替え工法と比べて、ゴミ処分費用がかからない点が費用を抑えられる理由の一つになります。

しかし、新しくフローリングを重ねて張り付けるため、床下地の確認ができません。

張り替えた後も下地が原因で床のきしみや沈みが発生する場合もあるでしょう。

リフォームの理由が、傷や汚れなどの見た目である場合には、重ね張り工法は有効です。

一方で、きしみや浮き、へこみが見られるときには、あまりおすすめできません。

張り替えを行う工務店や施工業者に入念に確認し、事前に床下点検は済ませておくようにしましょう。

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素材ごとの性能と特徴

素材ごとの性能と特徴

床は素材によって見た目が大きく変わってきますが、性能にも違いがあります。

キッチンであれば防水性に優れたもの、子ども部屋では防音性の高いものなど、それぞれの部屋の使用方法や状況に合わせて床材を選択することで、快適さはさらに増すでしょう。ここでは、素材ごとの性能と特徴を紹介します。

無垢材(単層フローリング)

切り出した天然木の一枚板を加工したものが、無垢材(単層フローリング)です。

一般的に、空気を多く含んでおり、保温性や断熱性が高いことが特徴として挙げられます。

湿気の多い季節は余分な湿気を吸収し、乾燥しがちな季節は排出してくれる「調湿効果」も人気の理由です。

肌触りがよく、柔らかい樹種であれば弾力性もあります。

さらに、傷ついても削るだけできれいな状態に戻すことができるのもうれしいポイントです。

時間の経過に合わせて味わいの変化を楽しめるでしょう。

ただし、湿度の変化によって膨張と収縮を繰り返すため、安定しにくく、施工が難しいのが難点です。

これにより、施工費用が高くつく場合があります。

水そのものには弱いため、水をこぼしたらすぐふき取るなど、日々のこまめなメンテナンスが大切です。

複合フローリング

合板などの基材の表面に化粧材を張り合わせたものが、複合フローリングです。

用いる化粧材によって、突板タイプと化粧シートタイプに分類できます。

突板タイプは、薄く削った天然木の単板を用いたもので、張り合わせる天然木は、ナラやサクラ、カバ、ブナなどです。単板に用いられる素材はさまざまですが、単板が厚い方が、溝も深く木目が鮮やかでしょう。

商品によっては、一見無垢材のフローリングと区別がつかないようなものもあります。

化粧シートタイプは、樹脂やオレフィン、紙などのシートに、木目や石目、抽象的な柄などを印刷したもの(プリントシート・樹脂化粧シート・特殊加工化粧シートなど)を基材に張り合わせて作られています。

品質や仕上がりが均一で、施工性に優れていることなどが特徴です。

突板タイプと見分けがつかないような商品も揃っています。

費用が比較的安価で、傷や汚れに強く、手入れがしやすいことも魅力です。

色やデザインの選択肢も多く、さらに防音効果を持たせたものなど機能性が高い材質を選ぶこともできます。

一方で、表面の板材が薄いことが多いため、一度傷つくと張り直す必要が出てきてしまいます。

調湿効果がなく、踏み心地も無垢材に比べてあまりよくありません。

カーペット

カーペットは、高級感あふれる美観で、広く普及した床材の一つです。

毛足が長いため防音性・保温性に優れています。埃が舞い上がりにくく、足触りも柔らかく温かみもあることから、寝室に用いられることが多いです。

ただし、ダニや埃・汚れが溜まりやすいという点がデメリットです。

こまめに手入れをする必要があります。

コルク

コルクは、コルク樫の樹皮を原料とした圧縮成形した木質系の床材で、コルクを粒状にして焼き固めたものです。

吸音性・耐熱性が高く、適度な弾力があるため、足腰への負担が少ないのが特徴です。

一方で、傷に弱く耐久性は他の床材に劣る部分があります。

施工できる業者が少ないため、施工費用が若干高い点はデメリットといえそうです。

フロアタイル

タイルは、陶器製の板で、1枚1枚を並列して使う床材です。

耐久性・耐水性が高く、キッチンやダイニングでよく用いられます。

タイルとタイルの間に汚れが溜まりやすく、冷たさや堅さ、滑りやすさから素足で過ごすのには向いていないかもしれません。

場所を選んで使用する必要があります。

クッションフロア

一見、木目調でフローリングに見えますが、塩化ビニルを用いた長尺(ロールシート状)の床材です。適度な弾力性や消音効果もあり、価格も手ごろであるのが特徴です。

ただし、本物のフローリングと比べると見た目は多少劣ります。

フロアタイルと混同されがちですが、フロアタイルの方が厚みと硬さがあります。

とはいえ、厚みがない分、今あるフローリングの上から重ね張りするような場合に活躍するでしょう。

特徴を押さえて、賢く利用したい素材です。

日本では昔からなじみのある、ポピュラーな床材です。

和室のある家は以前よりもかなり減ってきていますが、癒しや客間としての役割はまだまだ健在です。

和の趣を感じられることや調湿効果がある点がメリットといえます。

ただし、ダニが発生することや、定期的なメンテナンスに費用が発生する点は押さえておかなければなりません。

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まとめ

床のリフォーム方法には、大きく分けて「張り替える方法」と「重ね張りする方法」の2種類があります。

それぞれ、工数や費用、メリット・デメリットが異なるため、自宅の床の状態によって、適切なリフォーム方法を選ぶようにしましょう。

また床をリフォームする際には、場所に合った床材を選ぶことも大切です。

床材には、フローリングやクッションフロア、タイルなどがあり、それぞれ見た目や特徴が大きく異なります。

工務店や施工業者とよく相談しながら、その空間に合う床材を選んでください。

床をリフォームして、見た目も機能性も向上させましょう。

リフォーム会社の選び方や人気業者の特徴について、こちらの記事でも詳しく紹介しています。合わせて読んでみてください。