バッテリー上がりとは? トラブルが起きる6つの原因と4つの対処法

車のバッテリーが上がってしまうと、エンジンが掛からなくなってしまいます。この記事では、バッテリーが上がる理由や、上がってしまったときの解決法、さらにバッテリーが上がらないよう、普段から注意しておくべきことなどを詳しく紹介しています。
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バッテリー上がりとは? トラブルが起きる6つの原因と4つの対処法

車に乗っていて気を付けたいトラブルが、車のバッテリー上がりです。

バッテリーが上がると、車のエンジンが掛からなくなり、その場から動かすこともできなくなってしまいます。

そうしたときに正しい知識を持っているかいないかで、その後の処置にも大きな違いが出てきます。

そこでこの記事では、バッテリーが上がる理由や、上がってしまったときの解決法を紹介します。

さらにバッテリーが上がりと間違えやすい症状もチェックしておきましょう。

バッテリー上がりを防ぐには、日々のちょっとした積み重ねが大切です。

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バッテリー上がりとは?

そもそも、バッテリー上がりとはどのような状態をいうのでしょうか。

車には電気を蓄えておくための充電器があり、これをバッテリーと呼んでいます。

バッテリーは、車に搭載されている多くの電子装置に電気を流す役目を担っています。

もし何らかの原因で充電されている電気の量が減少すると、エンジンを掛けるのに必要なスターターモーターも動かなくなるため、車を動かすことができなくなるのです。

この状態を、俗に「バッテリー上がり」と表現します。ドライバーとしては避けるべき事態のひとつといえるでしょう。

バッテリーが上がるとどうなる?

バッテリーが上がるとどうなる?

電気の供給が断たれるため、多くのトラブルが出現します。

ここではそれが顕著に分かる例を3つご紹介しましょう。

エンジンが掛からなくなる

バッテリーが上がってしまった際に考えられる最も大きなトラブルが、エンジンが掛からなくなることです。

通常であればモーターが回転してキュルキュルという音が聞こえます。

けれども、そうした音が聞こえないばかりか、モーターが回る気配もありません。

カチカチという音しかせずにエンジンが掛からない場合は、バッテリーが上がっている可能性が高いでしょう。

電装品が動かない

車にキーを挿すと、エンジンを掛けなくてもメーター類やラジオ、オーディオなどが使えるようになるものです。

バッテリー上がりを起こすと、これらの機器が動かくなくなってしまいます。

最終的にドアのリモコンキーも動かなくなることもあるため、車外にいる場合、中に入れなくなる恐れもあるでしょう。

完全に上がらないまでも、蓄電量が低下すると運転席のパネルや警告灯が暗くなります。

これはバッテリーの状態を示すサインです。バッテリーにおかしな点は見られないのに、このような現象が起きるようなら、他の原因をさぐる必要があります。

ライトやランプが点灯しない

照明に関するトラブルもよくある症状です。ヘッドライトやウインカー、さらに分かりやすいのは室内灯でしょう。

車はドアを開けると室内灯が自動で点灯するようになっています。

バッテリーが上がると室内灯が点かなくなるので、異常に気が付くキッカケになるでしょう。

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バッテリーが上がる6つの原因

バッテリーが上がる6つの原因

トラブルが起きるのは、蓄えられている電気の量が実際に必要とされる電気の量を下回ったときです。

そもそも、電気を蓄えるにはエンジンを動かすことが必要です。

ライトなどで電気が使われれば、蓄えた電気は失われてしまいます。

具体的には、以下のように発電と供給のバランスが崩れた状況が続くと、バッテリーが上がりやすくなるでしょう。

ライトを点けたままエンジンを切った

夜間に車を走らせた後、ライトを点けたままエンジンだけを切ると、バッテリーは急速に電気を失っていきます。

少しの休憩のつもりでもバッテリーにとってはかなりの負担になる行為です。

バッテリーが寿命を迎えた

バッテリー自体の寿命は、2〜4年程度とされています。

特に走行距離が少ない場合、充電される機会も減るため、寿命はさらに短くなるでしょう。

最終的に性能が大きく落ち、エンジンを掛けるための電力すら供給できなくなります。

半ドアのままにしてしまった

ドアを閉めたつもりでいても、完全には閉まっていない状態が半ドアです。

半ドアにすると室内灯が点灯します。それに気付かずそのままの状態が続くと電気が消費され、バッテリー上がりの原因となります。

外気温が低すぎた

バッテリーの中には希硫酸でできたバッテリー液が入っていますが、周囲の気温が下がると液の温度も下がり、性能が落ちてしまいます。

新品のバッテリーでも、気温がマイナス20度になると半分程度の性能しか出せないといわれるほどです。

日本でこれほどの気温になることは稀ですが、寒さが厳しい日などは注意しましょう。

性能については定期的な検査も欠かせません。

エンジンを止めてエアコンを使った

電気を消費する代表的な機能がエアコンです。

エンジンを止めたと同時にライトを切ることには意識が行っても、エアコンをそのままにしてしまっては意味がありません。

ただし、エアコンを使う場合は、エンジンを掛け続けることが必要です。

エンジンを掛けずにエアコンを稼働させると、送風しか行えません。

送風口から出てくる風に効きの悪さを覚えたら、注意してみましょう。

車を使わず放置していた

長い間エンジンを掛けないでいると、バッテリーに充電がされないまま時間だけが過ぎてしまいます。

その間、自然放電や時計などの機器の維持で、徐々に蓄えた電気は失われていきます。

バッテリーが上がったときの対応策

バッテリーが上がったときの対応策

いざこうしたトラブルを起こしてしまったら、どう対処すればよいでしょう?

大きく分けて4つの方法があるので、順に紹介していきます。

ロードサービスを呼ぶ

確実なのは、保険会社のロードサービスやJAF(日本自動車連盟)に救援を求めることです。

保険やJAFの加入者ならもちろんのこと、仮に加入をしていなくても、必要な経費を支払えば問題なく対応をしてくれます。

通常、1時間程度もあれば、現場に駆けつけてくれるでしょう。

JAFの場合、会員であれば無料で対応してくれます。

非会員なら、一般道であれば1万3,000円~1万5,000円前後、高速道路であれば1万5,000円~2万5,000円前後で復旧作業をしてくれます。

参考:ロードサービスの料金を調べる|JAF

他の車に救けを求める

ブースターケーブルと呼ばれるコードを使い、他の車とつないで電気を分けてもらうと、エンジンを掛けられるようになります。

これを「ジャンピングスタート」といいます。手順を間違えると感電などの危険もあるので、扱いに詳しい人に任せた方が安心です。

しかしこの場合、エンジンは始動できても電力が殆ど失われている状態は変わりません。

しばらくはエンジンを掛けっぱなしにするか、30分以上走行して蓄電させましょう。

バッテリーを交換する

バッテリーが古くなっている場合、その場で何らかの解決をしても、またすぐに同じトラブルを起こしてしまうでしょう。

バッテリーの値段の目安は数千円〜2万円くらいです。カー用品店で交換を頼んでも、費用はそれほどかかりません。

よい機会だと思って、新品に交換する方が賢明です。

ジャンプスターターを使う

他の車からではなく、ジャンプスターターと呼ばれる小型のバッテリーから給電を受ける方法です。

自分ひとりで作業できるので、周囲に助けてくれそうな車がいないときでも安心です。

ジャンプスターターは、カー用品店などで1万円程度の値段から購入できます。

車内に常備しておくのもよいでしょう。

ただし、事前にジャンプスターターを充電しておかないと、いざというときに役立ちません。

よく似たトラブル

よく似たトラブル

一見、バッテリーの問題に見えても、実は違う理由でトラブルが起きているケースもありえます。

原因の想定を間違うと、対処法も的外れになってしまいますので、いくつかの特徴から判断をしていきましょう。

シフトポジションの位置が間違っている

燃料が切れていないのに、モーターが動かない場合、シフトレバーの位置を確認しましょう。

レバーが「P(パーキング)」に正しく入っていないと、エンジンは掛かりません。

あらためてブレーキをしっかり踏み込み、シフトレバーをパーキングの位置に入れ、エンジンを掛けてみましょう。

ガソリンが切れている

ガス欠は、燃料タンクのみならず予備タンクの中身も全て使ってしまっているときに起こる症状です。

燃料が供給されないため、モーターが動いてもエンジンは掛かりません。

モーターの音が正常に聞こえる場合は、ガス欠の疑いがあります。

注意が必要なのは、エンジンが掛からないままモーターだけを回していると、電気を消費し本当にバッテリー切れを起こしかねないことです。

症状に気付いたら、速やかにキーを抜き、ガソリンを入れましょう。

ステアリングロックが掛かっている

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何らかの原因でステアリングロックが掛かっている可能性もあるでしょう。

ステアリングロックは盗難防止のために装備される機能で、ステアリングが固定され、エンジンも掛からなくなるシステムです。

ハンドルを回そうとして動きを制限されたら、ロックされている可能性が高いでしょう。

ステアリングロックを解除するには、シフトレバーをパーキングに入れてハンドルを回します。

その状態でキーやスイッチでエンジンを掛ければOKです。

スターターモーターが故障している

エンジンは掛からないけれども、メーターや室内灯、パワーウィンドウなどが作動する場合、モーターの故障を疑いましょう。

それらが使えるのであれば、バッテリーは正しく作動しています。

モーターの故障もエンジンに関する症状であるため混同しやすい傾向です。

症状が現れたら、モーター音がするかどうかを落ち着いて確認するようにしてください。

燃料ポンプの故障

これらのいずれも該当しない場合に考えられるのが、燃料噴射ポンプの故障です。

ガス欠で燃料の供給が止まるように、噴射ポンプが故障してもエンジンに燃料が届きません。

問題なのは、燃料タンクの状態はメーターで確認できても、燃料ポンプの故障は外から分かりにくいことです。

燃料が十分なのにガス欠と似た症状が出る場合は、燃料ポンプの故障を疑いましょう。

ハイブリッドカーの場合は?

ハイブリッドカーの場合、エンジンを掛けるスターター用と走行用の2つのモーターが使われています。

このうちスターター用のものは一般の車と同様、他の車やジャンプスターターから電気を得ることができます。

しかし走行用のモーターは非常に高電圧となるため、素人が自己判断で対処するのは避けた方が安心です。

バッテリーや電気系統のトラブルが疑われたら、ディーラーやロードサービスに連絡して対応を任せてください。

まとめ

バッテリー上がりは、車に乗っている人の多くが遭遇する可能性のあるトラブルです。

バッテリー上がりを避けるためには、定期的に検査を行う、普段から原因になる動作をしないといったことが必要です。

それでも、もしもある日、エンジンが急に掛からなくなってしまったら、その原因が本当にバッテリー上がりにあるのかを冷静に判断し、できる範囲で対処しましょう。

もし不安がある場合は無理をせず、ロードサービス等に救援を要請した方がよいでしょう。

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齊藤数馬 / 編集長
齊藤数馬 / 編集長

買取業界のWebマーケティングに携わり4年目の高く売れるドットコムマガジン編集長。家電や家具、楽器、車から不動産まであらゆるモノの買取・処分方法のコツを紹介していきます。

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