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単身パックで安く引越し!料金比較と単身プランとの違い

一人暮らしで引越しをするのであれば、普通の引越しプランである「単身プラン」を利用するよりも、「単身パック」がおすすめです。
似たような名前ですが、それぞれの違いや単身向けのおすすめの引越し業者を探す方法をご紹介します。
目次
※相場情報は実際の買取価格と異なる可能性がございます。
単身者向けの引っ越しの相場は?

引越し料金は「時期」と「移動距離」、「荷物の量」で決まります。
単身者は家族の引越しに比べて荷物が少なく、利用するトラックのサイズも台数も大きくありません。
SUUMOが調べた単身者の引越し費用の相場は以下の通りです。
【通常期(5月~翌1月)】
荷物が少ない | 荷物が多い | |
---|---|---|
全国平均 |
平均43,764円 |
平均56,946円 |
~15㎞未満 |
平均34,376円 |
平均45,460円 |
~50㎞未満 |
平均36,049円 |
平均45,379円 |
~200㎞未満 |
平均42,068円 |
平均60,758円 |
~500㎞未満 |
平均52,887円 |
平均77,052円 |
500㎞~ |
平均61,483円 |
平均96,128円 |
【繁忙期(2月~4月)】
荷物が少ない | 荷物が多い | |
---|---|---|
全国平均 |
平均48,849円 |
平均68,272円 |
~15㎞未満 |
平均39,259円 |
平均52,975円 |
~50㎞未満 |
平均47,620円 |
平均58,189円 |
~200㎞未満 |
平均45,822円 |
平均71,510円 |
~500㎞未満 |
平均53,211円 |
平均91,084円 |
500㎞~ |
平均67,202円 |
平均111,650円 |
一番安くても4万円、遠方への引越しをすると最大11万円近くします。
初期費用としてはとても高く、できることであれば、安くしたいところです。
そこでおすすめなのが「単身パック」です。
単身プランと単身パックの違いは?
単身者向けのコースには「単身プラン」と「単身パック」の二つがあります。
単身プランはトラックをチャーターして、全ての荷物を運ぶため大型家具・家電も運ぶことができます。その代わり料金は単身パックに比べると高くなります。
単身パックは決まった大きさのコンテナボックスに荷物を詰めて、他の引越し依頼者の荷物と一緒にトラックに積載されます。大型家具・家電は運べませんが、料金は安くなります。
単身プラン | 単身パック | |
---|---|---|
値段 |
高い |
安い |
事前訪問 |
あり |
(基本的に)なし |
運べる量 |
多い |
少ない |
ダンボールの提供 |
あり |
なし |
大物家具を運送 |
あし |
(基本的に)なし |
それぞれのメリット・デメリットをさらに詳しく解説します。
荷物が多いなら「単身プラン」

単身プランは単身者のうち荷物が多い人向けの通常の引越しコースです。
事前に業者が自宅に訪問し、荷物の量を確認します。
当日までにダンボールを受け取り、自分または業者が荷物を梱包します。
料金は距離や日程、荷物の量を鑑みて算出されます。
運べる量は多いですが、単身パックよりも費用が高くなります。
単身プランのメリット
梱包に必要なダンボールをもらえる
単身パックは通常の引越しと仕組みが同じなので、ダンボールを無料で支給してくれます。
ほかにも業者が梱包や、荷ほどきをしてくれることもあります。
持っていきたい荷物をすべて運んでくれる
事前に訪問して見積もりを行ってくれるので、荷物の送りそこないがありません。
荷物を運ぶために適したトラックで当日は来てくれるので、すべての荷物を送ってくれます。
大きな家具も運んでもらえる
後述の単身パックは決められたサイズのコンテナボックスに荷物を入れるので、分解できない家具などでサイズオーバーのものは運ぶことができませんが、単身プランはそんな大物家具も運んでくれます。
単身プランのデメリット
荷物の量が多いと料金が高くなってしまう。
すべての荷物を運んでくれるということは、荷物が多ければ大きいほど、トラックのサイズや人件費がかかります。
そのため事前の見積もりを確認して自分で運べる荷物がある場合は、自分で運ぶようにして見積もりを減らしてみましょう。
荷物が少ないなら「単身パック」

引越し業者によって名前が変わりますが、単身パックはトラックではなく、引越し業者が決めたコンテナボックスに荷物を入るだけ入れて、ほかの荷物を同じトラックで運ぶ宅配のような仕組みです。
短時間で引越しを行えて、隙間がなく荷物を詰めることができるので、移動中に荷物がずれにくく、壊れる心配もありません。
単身パックのメリット
訪問見積もりが不要
単身パックは多くの業者が見積もりの訪問不要です。
その分の時間が短縮でき、スピーディに引越し作業を行うことができます。
コストが安い
包材費や人件費を削減できるため、コストがとても安くなります。
宅配便のような形で運ぶので、決められた価格のコンテナボックスのサイズに入るだけ荷物を入れるので、入れ方を工夫すれば、すべての荷物が入ります。
単身パックのデメリット
大物家具や家電は運べない
決められたサイズのコンテナボックスに入れるので、ダンボールに入らない大型家具やサイズオーバーの家電は入りません。
もしどうしても引越し先に持っていきたい場合は、オプションサービスで追加料金を支払って運んでもらうか、大型家具・家電の配送サービスを利用する必要があります。
単身パックでは運べない家具や家電を一部ご紹介します。
- 洗濯機
- ベッド ※布団はOK
- 冷蔵庫 ※2ドアタイプ、高さ170cm以下はOK
- 薄型テレビ ※20インチ以下はOK
- ソファ
ダンボールなどの梱包資材は自分で用意する
多くの単身パックサービスではダンボールなの引越しに必要な梱包資材は自分で準備しなければなりません。
ダンボールはホームセンターで購入したり、スーパーなどで不要なダンボールをもらってきたりしてもいいでしょう。
一括査定で相見積もりをとろう
引越し業者を依頼する場合は、公式サイトより一括査定のサイトから申し込むほうが安くなる可能性があります。
その理由は「競争性」です。
公式サイトから申し込む場合、業者は自分のところ一社に申し込んでいるため、費用について融通を利かせにくいです。
しかし、引越し業者の一括査定に申し込むと複数の業者に見積もりを取ることになります。
業者間では相見積もりを取られていることがわかるので、自社を使ってもらえるように安く見積もりを設定してくれます。
おすすめ1:SUUMO引越し見積もり

出典:suumo
「SUUMO引越し見積もり」は、リクルートが運営する知名度抜群の「住宅情報サイトSUUMO(スーモ)」の引越し見積もりサービスです。
全国に対応しており、大手はもちろん地域密着型まで一番安い引越し業者が簡単に見つかります。
SUUMOの引越し見積もりのポイントは電話番号なしで申し込みが可能なこと(名前とメールアドレスは必須)。
一括査定にありがちな営業電話がたくさんかかってくることなく、ご自身のペースでメールのやりとりをすることができます。
対応エリア | 全国 |
---|---|
サービスの特徴 |
|
おすすめ2:引越し侍

引越し侍の料金一括比較サービスは、サカイ引越センターやアーク引越しセンターなど、大手の引越し業者を含む全国310社以上の業者と提携し、一度に最大10社からまとめて料金見積もりを取ることができます。
日時や荷物を入力し料金やサービス内容を比較し、自分に合った引越し業者を簡単に選ぶことができるため、これから安心して引っ越しをしたい方は利用してみてはいかがでしょうか。
対応エリア | 全国 |
---|---|
サービスの特徴 |
|
単身パックサービスがある引越し業者
単身パックの取り扱いがある引越し業者をご紹介します。
コンテナボックスのサイズもそれぞれ記載するので、荷物量の目安として参考にしてみてください。
ヤマトホームコンビニエンス
クロネコヤマトが行っている単身パックです。
業者から訪問確認や電話確認がなく、Webだけですべて完了します。
最短で申込日から2日後の集荷が可能です。
※土日祝日の場合は+2,000~4,000円
- フルサイズ(コンテナボックスサイズ:高さ170cm×横幅104cm×奥行き104cm)
・値段:17,000円~
・見積訪問:なし
- ミニサイズ(コンテナボックスサイズ:高さ130cm×横幅104cm×奥行き104cm)
・値段:16,000円~
・見積訪問:なし
ヤマトホームコンビニエンスのコロナウイルス感染対策
作業や接客時は、マスク・手袋(軍手)を着用します。確認をとった上で、携帯用消毒液を使用し、手・指の消毒をします。また、手洗い、うがい、検温、トラックの消毒も行っています。
日本通運
日本通運は2種類のサイズの専用ボックスを用意しており、自分では梱包しにくい家具や家電はスタッフが梱包してくれます。
また、インターネット割引や、専用ボックスの数によって割引を行っています。
こちらの単身パックのほかに、大阪、東海、北陸エリア限定で、荷物も自分で持ち込むことによってさらにお得になる持込割引もあります。
※区間しばりあり
- Lサイズ(コンテナボックスサイズ:高さ175cm×横幅108cm×奥行き104cm)
・値段:20,000円~
・見積訪問:なし
- Sサイズ(コンテナボックスサイズ:高さ155cm×横幅108cm×奥行き74cm)
・値段:18,000円~
・見積訪問:なし
日本通運のコロナウイルス感染対策
日本通運はコロナウイルス感染対策本部を設置しています。
そしてマスクの着用、手洗い、アルコール消毒、在宅勤務、出勤前に検温、健康チェック、新型コロナウイルス接触確認アプリ「cocoa(ココア)」の活用をしています。
サカイ引越センター
サカイ引越センターが行っている単身パックは「小口便引越サービス」です。
関東から関西、関西から九州など、長距離の引越しに適しています。
通常の引越しと同じくオプション付与も可能です。
※都内間や大阪~京都間など同一エリア内の引越しは不可
- コンテナボックスサイズ:高さ144cm×横幅105cm×奥行き75cm
・値段:18,000円~
・見積訪問:なし
サカイ引越センターのコロナウイルス感染対策
サカイ引越しセンターは手洗い、うがい、検温、マスクやフェイスシールドの着用を実施しています。
全トラックを対象に抗菌、抗ウイルス加工も実施しています。
さらに、ビデオ通話でお見積もりができるまごころリモート見積もり「まリモ」サービスを開始しました。※現状単身者のみ対象
SGムービング(佐川急便)
宅急便のイメージが強い佐川急便ですが、単身パックは宅急便に似ていることからグループ会社であるSGムービン株式会社が引越しも行っています。
- カーゴプラン(コンテナボックスサイズ:高さ145cm×横幅100cm×奥行き75cm)
・値段:18,000円~
・見積訪問:あり
佐川急便のコロナウイルス感染対策
手洗い、うがい、マスクの着用はもちろん、アルコール消毒や拠点の消毒検温を実施しています。
プロスタッフ
プロスタッフは、大型家電や家具も運べる単身パックです。
コンテナボックスではなく、「大物家具4点+小物20点」というカウントの仕方をします。大物家具は5点以上ある場合は追加料金を支払うと一緒に運んでくれます。
また土日祝日の割増料金もありません。
- 単身引越しパック(サイズ:大物家具4点+小物20点ほど)
・値段:15,000円~
・見積訪問:なし
- WARIKIRI単身パック(サイズ:中物6点+小物15点ほど)
・値段:11,800円~
・見積訪問:なし
西濃運輸
コンテナボックスは業界最大級の大きさを誇ります。
単身パックでは別料金として扱うところが多い自転車も1台までなら運んでくれます。
- カンガルー単身MAX+1(コンテナボックスサイズ:高さ170cm×横幅115cm×奥行き128cm)
・値段:17,850円~
・見積訪問:あり
西濃運輸のコロナウイルス感染対策
手洗い、うがい、マスクの着用、アルコール消毒の使用や作業スペース、トラックの消毒も実施しています。
ハトのマークの引越センター
- 小鳩パック(コンテナボックスサイズ:高さ146cm×横幅104cm×奥行き74cm)
・値段:要問合せ
・見積訪問:あり
ハトのマークの引越センターのコロナウイルス感染対策
マスクの着用、手洗い、アルコール消毒の使用と、全拠点での加湿器の設置を行っています。
単身パックのほうが高い可能性もある
基本的に単身パックは決められたサイズの中に荷物を入れるので、ある程度定額の料金設定になっています。
しかし、それは荷物の量の話で、荷物を運ぶための距離や時期などの条件によって料金が変わることがあります。
単身パックはお得で早く引越しを行える半面、業者によっては距離の制限や、土日祝日の発送、受取が割高になることがあります。
- 日通の場合
・夜間配達(18~21時)・・・1ボックス当たり+2,000円
・土・日祝日配達・・・1ボックス当たり+2,000円
- ヤマトの場合
・シーズン加算(3/1~4/10)・・・+5,000円
単身パックをうまく活用する方法

単身パックはお得に荷物を運んでくれるので、ぜひ利用したいですが、自分の荷物がどのくらいあるかどうかわからないことが多いです。
そのため、自分の荷物が単身パックに向いているかどうか確認していきましょう。
ダンボールの寸法を理解しよう
単身パックは基本的にコンテナボックスに入れば入るだけ運んでくれます。
そのためパズルのようにきれいに積み上げるのがポイントとなります。
ダンボールは引越し業者指定のものを使う方が、サイズが整いやすいですが有料になるため、自分で用意する場合は、部屋でコンテナボックスと同じ枠内にテープなどで印をつけて置き、その中に運びたいものすべてを移動させてみましょう。
最近ではスマホアプリなどで寸法を簡単に測るものがあるので、利用してみましょう。
車やレンタカーを利用する
引越し先が長距離ではなく、一日以内で移動できるのであれば、自分で運べない大型家具や重い荷物だけ単身パックで運んでもらい、軽い荷物や単身パックで運んでもらえない家電などを自分の車やレンタカーで運ぶこともおすすめです。
荷物の量的に単身パックがギリギリ利用できそうな場合には、考慮してみましょう。
車のほかにもオーバー分は郵便や一般的な宅急便を利用するのも一つの方法です。
単身パックを利用できない場合は?
単身パックでは荷物が入りきらない人は通常の引越しである単身プランがおすすめです。
しかし引越し業者は数が多く、どれが一番自分に合っているのかわかりません。
大手の引越し業者に頼むのが安心と思うかもしれませんが、実は自分の住んでいる地域で自分の知らないお得で安い引越し業者が見つかることもあります。
まとめ
いかがでしょうか?今回は単身パックの詳しい説明と、荷物が多く単身パックを利用できない場合でも引越しを安く行うための引っ越し業者の探し方としてSUUMOの引越し見積もりをご紹介しました。
まずは単身パックで料金を確認した後に、見積もりサイトでさらに安くならないか試してみてはいかがでしょうか?