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引越しの初期費用、相場はどのくらい?内訳と安く抑える方法も解説

引越しで必要になる初期費用の相場を把握していますか?初めての一人暮らしや住み替えでは、引越し代金や家財道具の購入などで何かと出費がかさむものです。そこで本記事では、引越しにかかる初期費用の相場と内訳、できるだけ安く抑える方法を解説します。

高マガ編集部

引越し侍

引越しの初期費用、相場はどのくらい?内訳と安く抑える方法も解説

引越しにどれくらいのお金がかかるか把握していますか?
賃貸契約時の初期費用に引越し代金も含めると、かなりの費用が必要です。

さらに新生活の家具や家電も揃えるとなると、初期費用はできるだけ安く抑えるに越したことはありません。
本記事では、引越しにかかる初期費用の相場と費用の内訳、安く抑える方法をご紹介します。

賃貸契約における初期費用の相場

初期費用とは、賃貸契約時に不動産会社に支払う敷金・礼金、仲介手数料、火災保険料といった諸費用のことです。
場合によっては賃貸契約の費用だけでなく、引越し代金も含めていうことがあります。

賃貸契約における初期費用の相場は、家賃の4~6ヶ月分とされています。
費用は7項目ほどありますが、中には任意のものもあるため、すべての費用が必要になるわけではありません。

初期費用の内訳

初期費用の内訳や相場を把握しておかないと、物件を決めてから「初期費用が思ったより高くて払えない」という残念な展開になりかねません。
初期費用の内訳は以下の通りです。

  • 敷金
  • 礼金
  • 前家賃
  • 仲介手数料
  • カギの交換代
  • 火災保険料
  • 保証料

1.敷金

敷金は借主が家主に支払う「預け金」のことで、相場は家賃の1~2ヶ月分です。
退去時のクリーニング代や修理代がここから差し引かれるほか、家賃を滞納した際の補填としても使われます。

傷や破損が通常使用の範囲内であり、未納の家賃もない場合には、原則として全額が戻ってきます。
しかし、全額が返金されることはまれで、実際には壁や床のクリーニング代を差し引かれるケースが多いようです。

また、関西では敷金・礼金に代わって「保証金」や「敷引き」という制度が採用されています。
保証金は関東の敷金にあたりますが、相場は敷金よりもやや高めに設定されており、家賃の3~6ヶ月分が目安です。

一方の敷引きは礼金のようなもので、保証金から一定額が無条件で差し引かれるため、返金はされません。
相場は家賃の1~3ヶ月分程度です。

2.礼金

礼金は文字通り家主に部屋を貸してくれる「お礼」として慣習的に支払う費用を指します。
相場は家賃の1~2ヶ月分程度です。

礼金を支払う文化は、賃貸の部屋がまだ少なかった時代の名残とされていますが、現在では賃貸物件の数も増え、お礼の意味合いはだんだん薄れてきています。
そのため、あえて礼金を0円にし、入居者が集まりやすくしている物件も多くなっています。

3.前家賃

前家賃とは、入居月の翌月の家賃をあらかじめ支払うお金のことです。
先払いにすることで家主は翌月の家賃を確実に回収できるメリットがあり、約9割の賃貸物件が前家賃を採用しているとされています。

また、月の途中から入居した場合、翌月の家賃に加え、入居日からその月の最終日までの日割家賃を支払う必要があります。
計算式は「家賃÷入居月の日数×入居日数」です。
家賃には管理費や共益費も含めて計算します。

4.仲介手数料

仲介手数料とは、物件を仲介した手数料として不動産会社に支払う費用です。
いわゆる成功報酬であり、単に物件を紹介してもらっただけでは発生せず、賃貸契約締結に至った場合に支払いが生じます。

費用相場は、家賃の1ヶ月+消費税を上限とすることが法律で定められています。
物件によっては0.5ヶ月分、もしくは無料としていることもあります。
まれなケースではありますが、不動産が所持している物件(自社物件)を契約した場合には手数料がかかりません。

5.カギの交換代

入居時にカギを付け替えるための費用です。
家主が費用を負担してくれるケースもあるようですが、一般的には借主が支払います。
カギの交換が借主の任意だったとしても、多くの不動産会社では防犯上の理由から新しいカギに交換すること推奨しています。

前の住人がスペアキーで侵入してきたり、前の住人がカギを落としたことがある場合、拾った人に勝手に入られたりするリスクもあるため、身の安全を守るためにもカギ交換の費用は惜しまない方がよいでしょう。

相場は一般的なシリンダーキーが1~2万円程度、ディンプルキーが2万円程度、より防犯性の高いカギになると3万円以上かかることもあります。

6.火災保険料

賃貸物件の契約時には、火災保険への加入を必須条件としている場合が大半です。
その際の保険料は入居者が負担し、相場は1万5,000~2万円程度です。
2年契約が一般的で、保険料も2年分をまとめて支払います。

火災による損害補償だけでなく、水漏れや地震などさまざまな災害に対応しています。
プランによって補償範囲と保険料が変わるため、あらかじめ確認しておきましょう。

7.保証料

物件を借りる際には連帯保証人を立てるケースが一般的ですが、連帯保証人を用意できない場合、保証人の代わりになってくれるのが保証会社です。
保証料は、保証会社を利用するための費用であり、家賃の0.5~1ヶ月分が相場です。

1~2年ごとに契約更新があり、更新料として1万円程度がかかります。
保証会社を利用すれば、家賃の支払いが滞った際にお金を建て替えてもらえますが、借主は後日建て替えてもらった分を返却しなければなりません。

最近では、連帯保証人と保証会社の利用、双方を入居条件としている物件も多くなっています。

引越し代金

賃貸契約の初期費用に加え、忘れてはならないのが引越し代金です。
引越し代金は、移動距離や時期、荷物の量などによって大きく変動します。

たとえば単身者の平均的な引越し代金は、繁忙期(3~4月)で約5万~約8万円程度、通常期(5~2月)で約3万~約6万円程度です。
遠距離への引越しやファミリーの場合、さらに費用が上がると考えておきましょう。

賃貸契約の流れ

賃貸物件を契約するにあたって、物件の検討から入居までの大まかな流れを把握しておきましょう。
手順と期間の目安は以下の通りです。

  1. 物件探し:1~2週間
  2. 物件の内見・決定:1日~1ヶ月
  3. 入居申し込み・審査:2日~1週間
    ※申し込み用紙を記入後、不動産会社に提出する
  4. 重要事項説明を受ける・契約締結:1日
    ※審査に通ったら契約条件や物件についての説明を受け、契約書を作成する
  5. 鍵の引き渡し・入居:1ヶ月程度

上記はあくまで目安の期間です。
物件の検討を始めてから賃貸契約までは、早い人で1週間ほど、遅い人では3ヶ月程度かかることもあります。
不動産会社へ出向くのは物件を紹介してもらうときと、重要事項説明を受けて契約するときの主に2回です。

初期費用を支払うタイミングは?

初期費用を支払う方法とタイミングは、不動産会社によってさまざまです。
契約時に現金を持参して契約締結後に一括ということもありますし、重要事項説明の後に全額を銀行振込で支払う場合や、重要事項説明後に一部を手付金として支払い、契約締結後に残額を支払う場合もあります。

ただ、いずれの方法でも原則として契約日当日までに支払わなければなりません。
支払いが遅れると今後の信用問題にもかかわるので、必ず期日までに支払いましょう。

対応可能な支払い方法は物件によって異なり、現金払いや銀行振込のほか、分割払いやクレジットカード決済が利用できることもあります。
振込の場合、銀行の営業時間をすぎると翌日の振り込みになってしまう点に注意が必要です。

初期費用を抑えるには

賃貸契約の初期費用だけで家賃の4~6ヶ月分というのはかなりの金額です。
ここに引越し代金や家財道具の購入費なども含めると、コストはさらに大きくなります。
少しでも初期費用を抑えるためには、どのような手段があるでしょうか。

フリーレント方式の物件を借りる

フリーレントとは、入居後一定期間の家賃が無料になる契約形態を指します。
一般的には1~3ヶ月分が無料になることが多いようです。

一定期間とはいえ家賃が無料になることから「問題のある物件なのでは?」と疑ってしまうかもしれません。
しかし、フリーレントであっても物件に何か不備があるわけではありません。

たとえば、駅から少し離れている物件などは、なかなか入居者が決まらないことがあります。
そのような物件の空室リスクを避けるため、家主の意向でフリーレントにして入居者を募っているのです。

フリーレントには二重家賃が発生しにくいというメリットもあります。
賃貸物件を住み替える場合、旧居における契約期間の途中に新居の契約が始まるため、旧居と新居の両方で家賃を支払わなければならない期間が出てきます。

こうした問題も最初1~3ヶ月間の家賃が無料になるフリーレントであれば解決できるでしょう。

ただし、気をつけるべき点もあります。
フリーレント物件は契約期間に制限が設けられている場合が多く、短期間で解約した場合は違約金を請求される可能性があることに注意が必要です。

引越し代金を安くする

賃貸契約の初期費用だけでなく、引越し代金も安くできないか工夫してみましょう。
引越し代金の相場は新生活シーズンの3~4月、人事異動が重なる8~9月の繁忙期に高騰します。

この時期を避けるだけでも大幅に費用を削減できるはずです。
また、時期にかかわらず土日は依頼が集中しやすいため、調整が可能であれば平日の引越しをおすすめします。

さらに、作業の開始時間を指定しない「フリー便」を利用したり、事前に不用品を処分して荷物を減らしておいたりすることも節約の上では有効です。
荷物が少ない場合は滑車付きのコンテナボックスに荷物を積み込む「単身パック」を利用すれば、格安で輸送してもらえます。

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まとめ

賃貸の物件を契約するには、初期費用として家賃の4~6ヶ月分の費用がかかります。
内訳は敷金、礼金、前家賃、仲介手数料、カギの交換代、火災保険料、保証料で、これに加えて引越し代金も必要です。

初期費用を安く抑えたい場合は、一定期間の家賃が無料になるフリーレント物件を狙う手もあります。
また、引越し時期が繁忙期にかぶらないようにしたり、一括見積もりサイトで安い業者を探したりすれば、初期費用をさらに節約できるでしょう。

高マガ編集部 / takamaga
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