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政府がプラスチックごみの一括回収を導入!海洋問題が原因か?

プラスチックごみの一括回収を導入する方針を示したニュースや問題視されているプラスチックごみ問題の概要、そしてプラスチック製容器包装とプラスチック製品の具体例についてまとめました。「ニュースについて更に詳しく知りたい」と思っている方、必見です。


政府がプラスチックごみの一括回収を導入!海洋問題が原因か?

現在、日本のみならず世界的に問題視されている海洋プラスチックごみ問題。

海洋プラスチックごみ問題を受けてか、政府はプラスチック製容器包装とプラスチック製品の一括回収を導入する方針を示しました。

プラスチックごみの一括回収が実施されれば、ごみ捨てが以前よりも楽になることが考えられます。しかし、「どのようなニュースだったのだろう?」「プラスチック製容器包装とプラスチック製品って何?」という疑問を抱えている方も多いかと思います。

そのような方のために、この記事では、プラスチックごみの一括回収を導入する方針を示したニュースの概要やプラスチック製容器包装とプラスチック製品の具体例についてまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

2022年度以降の実施を目指して政府がプラスチックごみの一括回収を導入

2020年7月21日に政府は、市区町村が家庭から資源ごみとして集めているプラスチック製容器包装とプラスチック製品を一括回収してリサイクルする制度を導入する方針を示しました。

ニュース詳細:プラごみ、一括回収へ新分別区分 22年度以降の開始を目指す|ライブドアニュース

プラスチック製容器包装とプラスチック製品を一括回収するメリットは、以下の通りです。

  • 分別がしやすくなる
  • リサイクルされるプラスチック製品が増える

同日に開いた環境、経済産業両省の有識者会議で提案し、おおむね了承されたと言います。今後、政府は新しい法整備の検討も進めており、2022年度以降の実施を目指して市区町村に一括回収の実施を要請しているとのことです。

プラスチックごみの一括回収を導入する方針を示した背景には、「プラスチックごみ問題があった」と言われています。現在、プラスチック製容器包装は、7割以上の市区町村が資源ごみとして回収し、リサイクル業者に引き渡しています。

しかし、他のプラスチック製品に関しては、可燃ごみや不燃ごみ扱いで、焼却や埋め立て処分をしているのが現状です。現在は、プラスチック製容器包装のみを資源ごみとして分別するやり方を採用していますが、そのやり方は住民にとって分かりにくいのではないかという指摘をされてきました。

政府は、プラスチック製容器包装とプラスチック製品の一括回収を導入することで、資源物の区分にごみ出しをしてくれる方が増える効果を見込んでいると言います。

問題視されているプラスチックごみ問題とは

ペットボトルや容器などのプラスチックごみは、適切な処分をされない場合、海に流れてしまい「海洋プラスチックごみ」になってしまうことがあります。プラスチックごみ問題とは、こうしたプラスチックごみが海を汚染すると同時に、その海に住む生き物にも悪影響を及ぼすことを問題視したものです。

日本のみならず、世界的に問題視されています。海に流出するプラスチックごみの量は、世界中で年間800万トンと試算されています。800万トンのイメージが付きにくいかと思いますが、軽トラック1台で大体690kgなので、年間で1,100万台の軽トラックが海に捨てられているようなものです。

プラスチックごみ問題が改善されなければ、いずれ持続的に海洋資源を得ることができなくなるとも言われています。そのため、各国の政府がプラスチックごみ問題の改善に向けて動き出しているのです。

プラスチック製容器包装とプラスチック製品とは

政府がプラスチック製容器包装とプラスチック製品の一括回収を導入したと説明しましたが、「そもそも、プラスチック製容器包装とプラスチック製品が分からない」「どのような物がプラスチック製容器包装でどのような物がプラスチック製品なのか?」という疑問を抱えている方も多いかと思います。

そのため、ここではプラスチック製容器包装とプラスチック製品の具体例について紹介していきます。まず、プラスチック製容器包装とは、商品を入れる容器や商品を包む包装のことです。具体的には、以下のような物がプラスチック製容器包装です。

  • 肉や魚のトレイ
  • カップラーメンの容器
  • シャンプーや洗剤などの容器
  • チューブ類の蓋やペットボトルのキャップ
  • 発泡スチロールや果物ネット
  • レジ袋やスナック菓子の袋
  • マヨネーズやケチャップなどを入れる容器

次に、プラスチック製品について説明していきます。プラスチック製品とは、電気を通しにくい、錆びないなどといった特徴を持つ素材のことです。プラスチック製容器包装もプラスチック製品の一部です。また、以下のような物もプラスチック製品に当てはまります。

  • 漬物容器やまな板
  • フライパンや鍋
  • 調味料を入れる容器
  • 定規やボールペン
  • おもちゃやゲーム機
  • 小型電気
  • 電子製品
  • テニスラケットやゴルフクラブ

まとめ

この記事では、政府がプラスチックごみの一括回収を導入する方針を示したニュースや問題視されているプラスチックごみ問題の概要、そしてプラスチック製容器包装とプラスチック製品の具体例についてまとめました。

プラスチックごみの一括回収が導入されることで、今までよりも楽にごみを捨てられるようになります。プラスチックごみ問題を加速させないためにも、一人一人「適切な方法でごみを処分する」という意識を持ち続けていきましょう。

小山晃大 / ファイナンシャルプランナー(FP2級)
小山晃大 / ファイナンシャルプランナー(FP2級)

福祉系の大学在学中にフリーのWeb企画者・ライターとして独立。元々は福祉系を専門としたWebライターとして活動。その後金融系にも興味を持ち、専門的な知識をつけたいという思いからFP2級を取得。現在は、福祉系や金融系を専門とするWeb企画者・ライターとして活動しています。

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