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はじめてのWebサービス売却の不安を解消!メリットや流れを解説

「Webサービスの売却ってどうやるの?」そんな疑問を解決します。この記事では育ててきたECサイトやWebメディアを売却する際の手順を解説。さらに、Webサービス売却のメリット・デメリットや過去のWebサービス売却事例までご紹介します。

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はじめてのWebサービス売却の不安を解消!メリットや流れを解説

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
※「高く売れるドットコム」「おいくら」は弊社マーケットエンタープライズが運営するサービスです。

「Webサービスの売却ってどうやるの?」と、疑問に思ったことはありませんか?

この記事ではリリースしてから大切に育ててきたECサイトやWebメディアといったWebサービスを売却する際の手順を解説していきます。

メリット・デメリットや実際の流れ、過去のWebサービス売却事例までご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

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Webサービスの売却とは

Webサービスと一口に言っても、多くの種類が存在しています。例を挙げると以下のようなものがWebサービスに含まれます。

  • ECサイト
  • アフィリエイトサイト
  • アプリ
  • SNS
  • オンラインゲーム
  • オンラインバンキング
  • 宿泊予約システム
  • 動画配信サービス
  • 実に多くのWebサービスがありますよね。

    そして、企業を売却するM&Aのように、個人や法人が運営するWebサービスを売却することを「サイトM&A」と呼ぶのです。

    サイトM&Aの事例としては、世界有数の動画視聴サービスYouTubeを買収したGoogleのケースが有名ですね。

    なぜWebサービスを売却する?

    なぜWebサービスを売却する?

    運営しているホームページやアプリなどのWebサービスを売却するのは、どのような理由があるのでしょうか。

    主に以下のようなケースが多くなっています。

  • 短期間でまとまった資金が必要
  • 売上が落ちている
  • 維持コストが増えた
  • 運営するサービスを整理したい
  • では、それぞれをくわしく見ていきましょう。

    短期間でまとまった資金が必要

    一番多い売却の理由ではないかと思われます。

    手塩にかけて育ててきたアフィリエイトサイトやゲームアプリといったWebサービスを売却することで、資金を獲得できます。

    市場価値がもっとも高い時に売却できれば、大きな資金を得られることでしょう。

    売上が落ちている

    最盛期には大きな売上を誇っていたWebサイトも、流行や周辺環境の変化によって大きく売上を落としてしまうことも。

    ただ、売上が落ちたサイトであっても、他の企業にとっては、1からWebサービスを立ち上げるのに比べてコストがかからない上に、運営のノウハウがあることは魅力的に映るかもしれません。

    売る側はコストに見合う売上が見込めないWebサービスを処分でき、買う側は必要なWebサービスを低コストで手に入れられることになるという、win-winとなるわけですね。

    運営コストが増えた

    売上は順調に推移しているWebサービスであっても、売却によって手放すケースがあります。

    それは、運営コストが増加したケースです。

    アクセス数の増加などによりサーバーの維持費用が増加したり、競合他社の出現によって広告費用が余分にかかるようになったりと、コストが増加すると同じ売上でも採算が取れなくなってしまうことも。

    コストパフォーマンスが落ちたWebサービスを売却して、新領域に投資するという判断は非常に合理的と言えるでしょう。

    運営するサービスを整理したい

    複数のWebサービスを運営していて、注力する分野を絞りたい場合やコストパフォーマンスが良い部門だけを残したい場合、売却を視野に入れてもよいかもしれません。

    運営にかかる人件費やサーバー維持費用など、回収が見込める分野に集中するというのも有効な戦略です。

    Webサービス休止(閉鎖)する前に売却を検討!

    運営しているWebサービスの売上が落ちてきて、投資回収が見込めそうにないから閉鎖や休止検討している方は、まず売却できるかどうかを検討するべきです。

    PVやコンバージョン数が落ちてきたWebサイトであっても、他者にとっては弱点を補ってくれる魅力的なコンテンツに映ることもあるのです。

    売却の方向で動いて、難しそうであれば休止や閉鎖するというプランで動くのがおすすめ。

    Webサービス売却のメリット

    Webサービス売却のメリット

    Webサービスの売却は、売る側にも買う側にもメリットがあります。例を挙げれば、以下のようなものです。

  • 資金を獲得できる【売る側のメリット】
  • 運営コストを削減できる【売る側のメリット】
  • 開発コストを削減できる【買う側のメリット】
  • では、順番に解説していきましょう。

    資金を獲得できる

    言うまでもなく、運営しているWebサービスを売却することで、資金を獲得できます。

    思うように売上が伸びていなかったり、市場の見通しが良くないWebサービスに関しては、売却を検討してはいかがでしょうか。

    売上が不調のまま運営を続けるか、売却で得た資金を元手に新規のWebサービスを立ち上げるか。

    事前におおまかなシミュレーションをすることをおすすめします。

    運営コストを削減できる

    Webサービスを運営には、さまざまなコストが発生します。

    例えば、アフィリエイトサイトであれば、サーバー維持費用や記事を執筆するライター費用や広告費などかかるでしょう。

    そういったコストをかけても、現時点で十分な売上が立っていなかったり、将来的にも売上が向上する見込みが立っていなかったりする場合は、売却を検討しましょう。

    コストを削減して、その分を他の好調なWebサービスに投下することでさらなる売上アップが見込めるかもしれません。

    Webサービス売却の手順

    Webサービス売却の手順

    ここからは、実際にWebサービスの売却に関する手順をお伝えします。

    あらかじめ計画段階から引き渡しまでのフローを把握しておき、売却が決まってからもスムーズに動ける体制にしておくのがベストです。

    売却活動を行う

    まずは、どのような手段でWebサービスの売却先を見つけるかを選択しましょう。

    Webサービスの売却では、以下のような選択肢があります。

  • サイトM&A仲介会社に依頼する
  • 売買サイトを利用する
  • サイトM&A仲介会社に依頼する

    Webサービスの売却を斡旋してくれるのが、サイトM&A(Webサービス売却)の仲介会社。

    過去の成約事例や、サービス売却までの流れ、高額売却のノウハウがストックされているのでトータルでおまかせできるのがメリットです。

    しかし、中には実績が乏しい仲介会社もあります。過去に請け負った案件などを精査して、信頼できる仲介会社と契約しましょう。

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    数多あるサイトM&Aの仲介会社の中でも豊富な実績を誇るウィルゲートは、信頼できるM&A仲介会社の一つといえます。

    高額で売却が出来る可能性も高まりますので、ぜひ相談されることをおすすめします。

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    売買サイトを利用する

    Webサービスを売却したい側と買いたい側をつなげる、マッチングサイトを利用するのも1つの方法です。

    先着順で売却先を決める方法や、オークション方式で決める方法などがあります。

    売却金額を決める

    Webサービスをいくらで売却するのかは、非常に重要なことですよね。

    M&A仲介会社に依頼する場合は、担当者と相談しつつ売却希望額を決めておきます。

    また、売買サイトを利用する場合は、買取希望者と金額交渉する必要があります。

    Webサービス引き渡しの準備

    売却先が決定したら引き渡しの準備をすることに。

    運営しているWebサービスの種類にもよりますが、具体的に以下のような作業が必要になります。

  • コーディングやデザインのデータをまとめる
  • Webサイト内に無断転載がないか確認
  • ウェブスクレイピングの使用を確認
  • 外注部分の権利関係を確認
  • 外注ライターやエンジニアへの引き継ぎ確認
  • サイト情報や売上運営コストをまとめる
  • 利用規約を確認する
  • アフィリエイトサイトなどで外注ライターへ発注している場合など、記事の権利関係や無断転載の有無などをしっかり確認しておかないと、後々トラブルに発展する可能性も。

    また、サイトの運営コストや売上、KPIなども細かくまとめておくことも大切です。

    Webサービスの売却額を上げるには?

    Webサービスの売却額を上げるには?

    ここからは、Webサービスの売却において、売却金額を上げるためのポイントをご紹介します。

    大切に育ててきたWebサービスの売却するのですから、なるべく高額で売却したいですよね。

    アクセス数を上げる

    アフィリエイトサイトやECサイトの場合、閲覧数が多いサイトの方が高値での売却につながります。

    SEO(検索順位の向上)対策やデザインにも力を入れ、閲覧者が満足するサイトを作ることでアクセス数向上に努めましょう。

    Webサービス立ち上げ段階から売却を意識する

    Webサービスの売却をゴールとして見据え、立ち上げ段階からサイト作りを行うのがおすすめ。

    PV数の短期・長期の目標を立て、「いつまでに」「どのような」層へWebサービスを売却することを目指すのか。

    おおまかな目標を立てておくことが、売却成功への近道です。

    Webサービスの市場や相場を意識する

    売却を検討しているWebサービスの市場感や売却事例も日頃からチェックしておきましょう。

    「どのようなWebサービス」を「どの企業が」「いくらで」売却したのか、知見を貯めておくことがWebサービス売却の成功につながります。

    実際のWebサービス売却事例

    ここからは、実際に成立したWebサービスの売却事例をご紹介します。

    どのようなWebサービスがどのようなニーズがあって売却に成功したのか。過去の事例を知っておくことで売却の成否は大きく変わります。

    動画視聴サイト「Youtube」

    世界最大級のWebサービス売却事例と言えるのが、動画視聴サービス「Youtube」が検索エンジン最大手の「Google」へサービス売却した例です。

    Youtubeの買収により一般ユーザー層へのアプローチ手段を増やすことに成功したGoogle。売却額も約2000億円と高額になりました。

    ポータルサイト運営「ライブドア」

    2010年にポータルサイト運営を手掛けていたライブドアが「NAVERまとめ」などを運営しているNHNに、約65億円でサービスを含めた会社を売却しました。

    韓国を拠点にするNHNが日本でのシェアを拡大するために、ライブドアとのM&Aに踏み切りました。

    Twitter質問箱「peing(ペイング)」

    短文投稿サイトTwitterにおける匿名質問箱を提供する「peing(ペイング)」が、Web系ベンチャー企業の「ジラフ」へサービスを売却しました。

    個人で立ち上げたpeing(ペイング)でしたが、利用者数の急激な増加に伴うサーバー維持などの費用や労力が増加しており、売却先を探すことに。

    そこに価格比較サイトなどを運営する「ジラフ」社が手を差しのべた形になりました。

    まとめ

    Webサービスの売却によって、個人でも高額な売却を得られるチャンスがあります。

    ただし、悪質な買い手に売却してしまうと、後々のトラブルになることも。

    また、早く売却したいからといって売却額を下げすぎるのも考え物です。

    自分が運営するWebサービスはどの程度で売却するのが適正なのか、サイトM&A仲介会社に相談するなど、事前に準備を進めておきましょう。

    手塩にかけて育ててきたWebサービスの売却が、納得のいく結果になることを願っております。

    sirasaka / 編集長
    sirasaka / 編集長

    弊社マーケットエンタープライズが運営する総合買取サービス「高く売れるドットコム」にて査定業務や出張買取などに携わり、現場で培ったリアルな知見を活かし「満足できる買取体験」を提供すべく買取メディアの運用も行っています。 利用者様の買取にまつわる疑問を解決できる有益な発信のため、日々精進してまいります! リユース営業士資格保有(日本リユース業協会より授与)

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