残価設定ローンとは?メリット・デメリットを徹底解説!

最近、残価設定ローンという言葉を耳にするようになりました。一体どのようなローンで、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?今回は、残価設定ローンのメリットとデメリットについて解説していきます。

齊藤数馬

車高く売れるドットコム

残価設定ローンとは?メリット・デメリットを徹底解説!

車の新たな購入方法として話題になっている残価設定ローン。

毎月の支払金額を抑えることが出来たり新車に乗り続けることが出来たりと様々なメリットがあるようです。

様々なメリットがあるため、気になっている方は残価設定ローンでの購入を検討してみてはいかがでしょうか。

しかし、残価設定ローンでの購入を検討してみようと言われても、「そもそも残価設定ローンとは何なのか?」という疑問や「具体的にはどのようなメリット・デメリットがあるのか?」という疑問を抱えている方も多いかと思います。

そのような方のために、この記事では残価設定ローンの概要をはじめ、残価設定ローンのメリット・デメリット、そして残価設定ローンを組む場合の注意点などを具体的にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

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残価設定ローンとは

残価設定ローンとは、残クレとも呼ばれており、車両価格から下取り価格を残価として差し引き、残りの金額を支払うローンのことです。

例えば、500万円の車を3年の残価設定ローンで購入するとしましょう。

500万円の車の残価率が40%と仮定した場合、下取り価格は200万円です。

下取り価格は200万円なので、車両価格から200万円をあらかじめ差し引きます。

その場合、300万円が残るので、残りの300万円+利息を3年間で支払っていくことになります。

残価率は、車のブランドや車種などによって異なります。

残価率が20%の車もあれば75%の車もあるので、残価設定ローンを組む場合は、「残価率はいくらなのか?」というところをチェックしましょう。

残価設定ローンのメリット

残価設定ローンのメリット

ここでは、残価設定ローンのメリットを具体的に説明していきます。

月々の返済金額を抑えることができる

残価設定ローンは、車両本体価格からあらかじめ数年後の下取り価格を差し引くので、ローンを組む金額が通常よりも少なくなります。

例えば、1000万円の車を購入する場合、フルローンで購入するのであれば1000万円のローンを組む必要があります。

しかし、残価設定ローンで購入する場合は、下取り価格を差し引いた600万円(残価率40%と仮定した場合)のローンで1000万円の車を購入することが出来ます。

1000万円のローンと600万円のローンであれば、後者の方が毎月の返済金額は少なくなります。

そのため、残価設定ローンを利用すると、月々の返済金額を抑えることが出来るのです。

下取り価格が保証されている

残価設定ローンを利用した場合の下取り価格は、細かい条件のもと、算出されます。

例えば、「走行力は○○km以下にしてください」「○○というような乗り方は控えてください」というような条件を出されることがあります。

提示された条件を守れば、下取り価格として設定した残価を下回ることはほぼありません。

つまり、条件を守れば、下取り価格が保証されているのです。

そのため、基本的に、「売却時はいくらになっているのかな…」という心配をする必要はありません。

ライフスタイルの変化に柔軟に対応できる

残価設定ローンの契約年数は3年~5年で設定されていることが多い傾向にあります。

3年~5年経過すると、経済状況や家庭環境などが大きく変化することもあるでしょう。

運命の人と結婚したり子どもが産まれたりすることもあるかもしれません。

そうなった場合、求められる車というのは変化していきます。

残価設定ローンは、3年~5年で車を買い替えることが出来るため、その都度、ライフスタイルに合った車を選ぶことが出来ます。

常に新車に乗ることができる

残価設定ローンの契約満了後、今後はどのようにしていくのか以下3つの中から選ぶ必要があります。

  • 再度、残価設定ローンを組む
  • 新しい車に乗り換える
  • 現在乗っている車を購入する

  • 「新しい車に乗り換える」を選択した場合、新しい車で再度残価設定ローンを組むことになります。

    つまり、「新しい車に乗り換える」という選択をすることで、新車に乗り続けていくことが出来るのです。

    新型モデルに乗り続けていくことも出来るので、「新しい車に乗り続けたい」という方には、最大のメリットと言えるでしょう。

    大きな支出がなくなる

    ディーラーや販売店によっても異なりますが、残価設定ローンを組んだ場合、毎月の支払額に自動車税や車検費用など、車を乗る上で必要な諸費用も含まれていることがあります。

    諸費用が月々の返済額に含まれていると、毎月定額で車に乗ることが出来るので、車関係の大きな出費がなくなります。

    そのため、大きな支出を気にせず車に乗りたいという方にとっては、最大のメリットと言えるでしょう。

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    残価設定ローンのデメリット

    ここでは、残価設定ローンのデメリットを具体的に説明していきます。

    利息が割高

    残価設定ローンは、利息が割高になってしまうというデメリットがあります。

    なぜなら、残価設定ローンの場合は、下取りを差し引いた金額に金利がかかるのではなく、下取り価格を差し引く前の金額に金利がかかるからです。

    例えば、1000万円の車を残価設定ローンで購入したとしましょう。

    残価率を40%と仮定すると、購入者が支払う金額は残りの600万円です。

    この場合、600万円に金利がかかるのではなく、1000万円の方に金利がかかります。

    そのため、「お得度を第一優先で車に乗りたい」という方にはおすすめしません。

    追加料金が発生する場合がある

    残価設定ローンは、追加料金が発生する場合があるというデメリットがあります。

    なぜなら、残価は、「条件を守った状態で売却した場合の下取り価格」で設定しているからです。

    つまり、事故を起こさないこと、キズを付けないことを前提として残価を設定しているのです。

    事故を起こしてしまったり傷をつけてしまったりすると、車の状態が悪くなってしまうので下取り価格が低くなってしまいます。

    そのため、事故を起こしたりキズをつけたりしてしまうと、契約満了時に追加料金を請求されることがあります。

    しかし、小さな事故・キズは許容範囲としているメーカーが多いため、大きな事故・キズでなければ基本的に追加料金を請求されることはありません。

    走行距離制限がある

    残価設定ローンは、走行距離制限があるというデメリットがあります。

    先ほども説明したように、残価は「条件を守った状態で売却した場合の下取り価格」で設定されています。

    そのため、走りすぎてしまうと設定した下取り価格で買い取れない場合があるのです。

    メーカーや残価設定ローンの年数によっても異なりますが、走行距離制限の目安は以下の通りです。

    残価設定ローンの年数 走行距離制限の目安
    2年 ~3万km
    3年 ~4万5000km
    4年 ~6万km
    5年 ~7万5000km

    このように、走行距離制限がかけられるため、「頻繁に長距離ドライブをする」という方にはおすすめすることができません。

    しかし、基本的には余裕を持った走行距離で設定されているため、日常使い程度であれば気にする必要はないと言えるでしょう。

    カスタマイズすることができない

    残価設定ローンは、カスタマイズすることが出来ないというデメリットがあります。

    なぜなら、カスタマイズしてしまうと車の下取り価格が下がってしまう場合があるからです。

    そのため、リアスポイラーを取り付けたりローダウンしたりと車をカスタマイズしたいという方には、おすすめすることができません。

    残価設定ローンを利用する場合の注意点

    ここでは、残価設定ローンを利用する場合の注意点を具体的に説明していきます。

    必要以上に車のランクを上げない

    残価設定ローンを利用する場合、必要以上に車のランクを上げないように注意しましょう。

    残価設定ローンは、本来の車両価格から下取り価格を引いた金額でローンを組むことが出来るため、通常よりも安い価格でローンを組むことが出来ます。

    通常よりも安い価格でローンを組むことが出来るため、高級車も比較的手が届きやすくなります。

    もちろん、無理なく返済していけるのであれば問題ないかと思いますが、一歩間違うと破産してしまうこともあるでしょう。

    そのため、毎月の収支バランスをチェックし、無理のない価格帯で残価設定ローンを組むようにしましょう。

    返済期限を必ず守る

    残価設定ローンを組む場合、返済期限は必ず守りましょう。

    残価設定ローンの支払いが滞ってしまうと、支払いの催促電話がかかってきたり遅延損害金の支払いを求められたりとペナルティを課せられてしまう場合があります。

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    また、最悪の場合、残価設定ローンで購入した車を差し押さえられてしまうことがあります。

    車両保険に加入しておく

    残価設定ローンで車を購入する場合でも、基本的には車両保険に加入しておきましょう。

    やはり、どれだけ安全運転を心がけていたとしても、事故に巻き込まれてしまう場合があります。

    事故に巻き込まれ、車が全損してしまった場合、残りのローンの一括返済が求められることがあります。

    その場合に役立つのが車両保険です。

    加入しておくことで、車が損傷した場合の支払い負担を軽減することが出来ます。

    不測の事態に備えるためには、特別な理由がない限りは車両保険に加入しておきましょう。

    残価設定ローンをおすすめしたい方の特徴

    残価設定ローンをおすすめしたい方の特徴

    残価設定ローンは、以下のような方々におすすめしたいと言えます。

  • 定期的に車を乗り換えたい方
  • 支出管理を楽にしたい方
  • 車の購入費を抑えたい方
  • 個人事業主の方

  • 残価設定ローンの最大のメリットは、「気軽に乗り換えが出来る」ことです。

    気軽に乗り換えることが出来るため、新しい車や色々な車に乗ってみたいという方には、ぜひおすすめしたい購入方法です。

    また、残価設定ローンを組んだ場合、毎月の支払い料金を全て経費計上することが出来ます。

    全て経費計上することが出来るため、大きな節税効果も期待できます。

    そのため、法人や個人事業主の方にもおすすめしたい購入方法です。

    まとめ

    この記事では、残価設定ローンの概要をはじめ、残価設定ローンのメリット・デメリット、そして残価設定ローンを組む場合の注意点などを具体的に説明してきました。

    残価設定ローンとは、車両価格から下取り価格を残価として差し引き、残りの金額を支払うローンのことです。

    毎月の支払金額を抑えることができたり、新車に乗り続けることできたりと様々なメリットがあります。

    しかし、利息が割高であったり走行距離制限がかけられたりというデメリットもあるので注意しましょう。

    残価設定ローンは、「お得に車を購入したい」という方よりも「毎月の支払金額を抑えたい」「定期的に車を乗り換えたい」という方におすすめしたい購入方法なので、そのように考えている方は、一度残価設定ローンでの購入を検討してみましょう。

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    齊藤数馬 / 編集長
    齊藤数馬 / 編集長

    買取業界のWebマーケティングに携わり4年目の高く売れるドットコムマガジン編集長。家電や家具、楽器、車から不動産まであらゆるモノの買取・処分方法のコツを紹介していきます。