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旧五千円札の価値は?歴代人物や高い価値が付くお札の特徴も

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旧五千円札は、発行年代や描かれている人物、さらに保存状態によって、額面以上の価値がつく場合があります。
今回は、五千円札の歴代人物と価値などについて説明します。高価買取してもらいやすい五千円札の特徴や高く売るコツなども説明するので、ぜひ参考にしてください。
目次
※買取相場は執筆時点で取得した情報となりますので、実際の買取価格と異なる可能性がございます。
五千円札の価値と歴代人物
五千円札の発行が開始されたのは1957年からです。
最初の五千円札である「C号券」に印刷されていたのは聖徳太子でした。その後、1984年に新渡戸稲造が印刷された「D号券」に変更。樋口一葉が肖像画になっている「E号券」は2004年から発行された紙幣です。
2024年から発行されている新紙幣には、津田塾大学を創立したことで知られる津田梅子が採用されています。
ここからは、種類別の五千円札の現在の価値と歴代人物を詳しく確認していきましょう。
聖徳太子五千円札
聖徳太子五千円札(日本銀行券C号)とは、1957年から1986年まで発行された五千円札です。表面には聖徳太子、裏面には日本銀行が描かれています。
聖徳太子は飛鳥時代の人物で、冠位十二階や十七条憲法の制定、遣隋使の派遣などを行い、国家の基礎を築いた人物です。
初めての一万円券よりも聖徳太子五千円札の方が早く発行されたという歴史があります。現在でも使える五千円札なので、銀行に行けば現代の五千円札に両替してもらうことも可能です。
紙幣には「記番号」と呼ばれるアルファベットと数字が印刷されています。記番号の1桁目がアルファベット、2桁目が数字の紙幣は「1桁ナンバー」と言われており、他の紙幣よりも価値が高いとされています。
聖徳太子五千円札の価値
未使用品 | 美品 | 普通 | |
---|---|---|---|
アルファベットが1桁 | ~8,000円前後 | ~6,000円前後 | 5,000円 |
アルファベットが2桁 | ~7,000円前後 | 5,000円 | 5,000円 |
新渡戸稲造五千円札
新渡戸稲造五千円札(日本銀行券D号)とは、1984年から2007年まで発行された五千円札です。表面には新渡戸稲造、裏面には逆さ富士が描かれています。
新渡戸稲造は、明治・大正期の人物で、日本人で初めて国際連盟の事務次長を務めた人物です。『武士道』を英文で著したことでも知られます。
中央に額面、左側に透かしが配置されています。そのため、現在の紙幣とは額面と透かしの位置が逆という特徴があります。
新渡戸稲造の五千円札は流通量が多いため額面通りでの取引となる場合が多いですが、エラーがあるものや記号が珍しいものなどは高値で取引される場合があります。
樋口一葉五千円札
樋口一葉五千円札(日本銀行券E号)とは、2004年から2024年まで発行されていた五千円札です。表面には樋口一葉、裏面には尾形光琳の燕子花図が描かれています。
樋口一葉は、明治時代の作家です。『たけくらべ』や『にごりえ』などの作品で知られています。
偽造防止技術として光に透かすと2本の縦棒が見える”すき入れバーパターン”と、見る角度によって像が変わる”ホログラム”なども初めて採用されました。
樋口一葉の五千円札は現在でも使用されているため買取は難しいですが、エラーがあるものや記号が珍しいものなどは高値で取引される場合があります。
津田梅子五千円札
津田梅子五千円札とは、2024年から発行されている新五千円札です。
津田梅子は、明治・大正期の教育者です。女子英学塾(後の津田塾大学)を創設し、日本の女子教育の発展に大きく貢献したことで知られています。
津田梅子の五千円札は現在発行されているため買取は難しいですが、エラーがあるものや記号が珍しいものなどは高値で取引される場合がありますので、使う際にはチェックしてみましょう。
高い価値が付く五千円札の特徴
高い価値がつく五千円札の特徴を紹介します。福耳やゾロ目などに当てはまれば、10万円以上の価値がつくかもしれません。
製造エラーが起きている五千円札
製造エラーが起きている五千円札は高い価値がつく傾向にあります。
特に福耳と裁断ズレは高値がつきやすいので、要チェックです。どのようなものが製造エラーとして扱われるのか説明します。
福耳
福耳とは、紙幣の端にカットされるはずの紙がくっついているもののことです。五千円札の福耳であれば、5~10万円の価値が期待されます。
新渡戸稲造五千円札の頃から、お札の製造技術は精巧になりました。そのため、福耳の紙幣が出てくる割合はグッと少なくなったと言われています。
新渡戸稲造五千円札以降の福耳紙幣であれば、10万円以上の価値がつくかもしれません。
裁断ズレ
裁断ズレとは、本来とは違った裁断をされているもののことです。五千円札の裁断ズレであれば、最大8万円の価値が期待されます。
裁断ズレも新渡戸稲造五千円札の頃からほぼ見つからなくなりました。裁断ズレ紙幣の価値は、ズレが大きいほど高くなります。
そのため、一目でズレていると分かるほどの裁断ズレ紙幣であれば、かなり高い価値がつくでしょう。
帯つき
帯つきとは、五千円札の100枚束のことです。官封と呼ばれることもあります。五千円札の帯つきであれば、最大52万円の価値が期待できるでしょう。
基本的に帯と紙幣をバラバラに出すよりも、束のまま買取に出した方が価値は高くなります。
帯つきの中に珍しい記番号の紙幣やエラー札(エラー紙幣)などが含まれていれば、価値はさらに高くなります。
しかし、額面通りの価値でしか買い取らない業者もいるようです。そのため、帯つきの五千円札を買取に出す場合は、業者選びに注意しましょう。
印刷ズレ
印刷ズレとは、図柄が上下左右にズレていたり透かしの位置がズレていたりするもののことです。
このエラーも裁断ズレと同じく、ズレが大きいほど高い価値がつきます。しかし、五千円札1枚だけではズレに気づかない場合もあります。
そのため、他の五千円札やインターネットを活用して正常の五千円札と見比べましょう。
不自然な余白があったり文字が読みにくかったりする場合は、印刷ズレが疑われます。
印刷ミス
印刷ミスとは、一部が印刷されていなかったり二重に印刷されていたりと、通常ではあり得ない印刷をされているもののことです。
ズレと同じように、印刷ミスのレベルが大きいほど高い価値がつきます。中には、小さな染みがついた印刷ミス紙幣もあるようです。
そのため、軽く擦っても落ちない場合は、一度印刷ミスを疑いましょう。
記番号が珍しい五千円札
記番号が珍しい五千円札は高い価値がつきやすい傾向にあります。特にゾロ目と開始記番号は高値がつきやすいので、要チェックです。どのようなものが珍しい記番号として扱われるのか説明します。
ゾロ目
ゾロ目とは、111111や555555などと同じ数字が続いている番号のことです。ゾロ目というだけで価値があり、五千円札のゾロ目であれば~2万円前後の価値が期待できます。
その中でも、新渡戸稲造五千円札は特に人気があるようです。未使用品でゾロ目の新渡戸稲造五千円札であれば7万円前後の価値が期待できます。
キリ番
キリ番とは、100000のようにキリがよい数字のことです。キリ番の五千円札であれば、~2万円前後の価値が期待できます。キリ番でも新渡戸稲造五千円札が人気のようです。
そのため、比較的状態がよい新渡戸稲造五千円札のキリ番であれば、~6万円前後の価値が期待できます。
開始記番号
開始記番号とは、記番号のアルファベットがAから始まりAで終わるもののことです。例えば、A000001Aのようなイメージです。
A-A券とも呼ばれることがあり、五千円札の開始記番号であれば、~1万円前後の価値が期待できます。新渡戸稲造五千円札であれば、2万円前後の価値がつくようです。
開始記番号は、123456のような階段や100000のようなキリ番と組み合わさると、さらに価値が高くなると言われています。
ちなみにA777777Aという記番号であれば、数十万円の価値がつく場合もあります。
記番号違い
記番号違いとは、表と裏に書かれている記番号が異なるもののことです。
通常であれば表も裏も同じ記番号が記載されているので、これもエラー紙幣として扱われます。正式な価値は発表されていません。
しかし、ごくまれに出てくると言われているので、かなり高い価値がつくと予想されます。気づきにくいエラーではありますが、一度確認してみましょう。
五千円札を高く売るポイント
五千円札を少しでも高く買取してもらいたい人は、以下のことを実践しましょう。
古銭を高く売るためには、まず古銭の価値をきちんと理解している買取業者を選ぶことが大切です。
買取品目に古銭がある業者や、古銭などの骨董品買取専門店などに依頼するとよいでしょう。
買取金額は業者によって差が出るため、複数のお店で査定してもらうのがおすすめです。
また、買取業者が実施しているキャンペーンがあれば、積極的に利用するのがおすすめです。
五千円札の買取おすすめ業者3選
5000円札に限らずプレミアかも?と思われる貨幣の価値は、査定してみないことにはわからないことも多いです。
そのため気になる貨幣をお持ちの場合は、気軽に無料査定を利用することをおすすめします!
ここでは社会的信頼と実績のあるおすすめの古銭買取業者をご紹介しています。
福ちゃん
出典:福ちゃん公式サイト
福ちゃんの古銭買取専門サービスは、高い査定力に定評があり、古銭ひとつひとつの価値(査定額の内訳)をしっかり説明し納得のいく取引を実施しています。
数多くの古銭の買取実績もありながらも査定員の印象の良さで売却を決めた実例もあるため、大切にしてきたコレクションの売却をご検討ならぜひ依頼してみることをおすすめします。
高く売れるドットコム


五千円札を高く売りたい、そう思っている人は「高く売れるドットコム」に無料査定を依頼しましょう。
査定から買取までが4ステップで終わるので買取の面倒臭さもありません。
出張買取や宅配買取にも対応しているため、店舗に出向くのが面倒という人でも安心です。
査定は無料なので「いくらになるのか価値だけ知りたい」という人もお気軽にご相談ください。
お急ぎの方や詳しくお問い合わせしたい方は、通話無料のお電話 0120-55-1387 へどうぞ!(受付時間:年末年始を除く 9:15~21:00)
高く売れるドットコムで五千円札が
いくらで売れるか無料で査定する
バイセル
出典:バイセル公式サイト
バイセルは古銭買取の最大手といわれる業者です。古銭に汚れ、折れ、傷などがあっても基本的には問題ないので、迷ったらまずはこちらでの査定を考えてみてもいいかもしれません。
バイセルの査定は、基本的に日本全国で対応しています。また女性査定員もいるので、女性のかたでも安心です。
※季節事情または一部地域は出張査定が難しい場合があるため、住んでいる場所が出張買取に対応しているか24時間受付のコールセンターまで問い合わせてみてください。
また、売却後に万が一、「やっぱりまだ手元に残しておきたい」と思った場合、売却から8日以内であれば、電話一本でキャンセル(クーリング・オフ)することもできます。
▼以下の記事では、旧紙幣の価値やおすすめの買取業者に紹介しています。その他のサービスも比較し検討してみたい方や、お手元に昔のお金があり、価値が気になる方はあわせてご覧ください。
五千円札の買取は専門業者がおすすめ
今回は、五千円札の歴史や価値などについて説明しました。五千円札は1957年10月1日から発行されました。
最初に発行されたのは、日本銀行券C号とも呼ばれる”聖徳太子五千円札”です。その五千円札は、現在8,000円の価値がついています。
エラー紙幣だったり記番号が珍しかったりすれば、数万円~数十万円の価値がつく場合もあります。
そのため、何か珍しい五千円札をおもちであれば、一度買取に出しましょう。

弊社マーケットエンタープライズが運営する総合買取サービス「高く売れるドットコム」にて査定業務や出張買取などに携わり、現場で培ったリアルな知見を活かし「満足できる買取体験」を提供すべく買取メディアの運用も行っています。 利用者様の買取にまつわる疑問を解決できる有益な発信のため、日々精進してまいります! リユース営業士資格保有(日本リユース業協会より授与)
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