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神棚は売れる?処分する7つの方法|買取サービスやお焚き上げにかかる費用を解説

神棚の処分方法は神社、専門の業者、不要品回収業者などさまざまな方法があります。本記事では7つの処分方法や費用を解説。少しでも安く済ませたい、現金化したい人向けに、買取業者の探し方や売る際のマナーにも触れています。

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神棚は売れる?処分する7つの方法|買取サービスやお焚き上げにかかる費用を解説

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神棚の処分方法はさまざまあります。

「どのように神棚を処分したらよいか」「できるだけ安く済ませるにはどうしたらよいか」「神棚は買取業者に引き取ってもらえないのか」など、疑問が出てくるかもしれません。

本記事では、神棚を処分する7つの方法や買取に出す際のマナーについて説明しています。

※相場情報は実際の買取価格と異なる可能性がございます。

神棚は買取を断られる可能性が高い

家の中で神様をまつる為に設けられた棚が神棚です。古くなった神棚や処分の必要が出てきた神棚は、リサイクルショップなどで売れるのでしょうか。

近年は不用品や中古品は捨てずに、買取に出すという選択をする人が少なくありません。ですが、神棚は買取を断られる可能性が高い品物です。

昔は多くの家に神棚が設置されていましたが、最近では置かない家庭も増えてきました。そもそも、神棚は気持ちの面で中古を利用したい人が少ないのも現実。売れない品物を買取業者は積極的に買い取りたいとは思いません。

以上から、神棚を買取可能品目の対象外とする業者が多いです。

神棚を処分する方法

神様を祀る神棚は不要となっても、どのように処分するか困る一品です。

そんな神棚を処分するには、いくつかの方法があります。処分にかかる費用や条件とあわせて、その方法について紹介します。

神社へ持っていく

神聖なものだけに処分に困る神棚は、神社へ持っていくことで、心置きなく手放せます。

神社では、神職が手順を踏み神棚を祈祷・焼納してくれます。魂抜きをしたうえで処分できるため、神様に対して失礼にあたることもありません。

このように神社へ神棚を持っていく場合は、初穂料や祈祷料、玉串料金としてお金がかかります。

神社により金額は異なりますが、5,000~10,000円程度で行っている所が多いです。

基本的に祈祷に立ち会う必要はありませんが、希望をすれば立ち会い可能な神社もあります。

その他の注意点としては、神棚の焼納をしていない神社もあることです。

また、焼納の日にちや曜日が決まっている、お金以外にも供物が必要になる神社もあるため、必ず確認が必要です。予約がいっぱいで埋まってしまっている神社もあるので注意しましょう。

御札返納

通常、神棚には神社から頂いた御札をお祀りするものです。

神棚本体を神社へ持っていかずに、この御札のみを返納するという方法もあります。御札を返納した神棚には、神様がいなくなったと考え、本体は気軽に処分できます。

御札は頂いた神社へ返納するのが基本です。神社には、通常古札納所がありますから、そこへ御札を納めましょう。その後、神職がお焚き上げをしてくれます。

神社によっては、古札納所が常設されていない所もあります。その場合は、直接社務所へ持っていくといいでしょう。

御札の返納は、無料でおこなっているところが多いです。納所にお賽銭箱が用意されているなら、これまでの感謝の気持ちを入れましょう。

定期お焚き上げ

神棚のお焚き上げは、定期的に開催している神社も少なくありません。定期お焚き上げは、曜日や日にちを決めておこなっているため、神社のホームページや電話で必ず確認しておきましょう。

定期お焚き上げも、料金は5,000~10,000円が相場です。

小正月のどんど焼き

小正月のどんど焼きは、地方によってとんど焼きやさいと焼きなどと言われます。

小正月にあたる1月15日前後におこなわれることが多い行事ですが、地域や神社、またその年によって違うことも。どんど焼きは、神様を炎によって空へ見送る行事であり、同時に無病息災などをを祈願します。

この際に燃やすのが、絵馬や古札、正月飾りのしめ縄や門松です。神棚もどんど焼きで焚きあげられます。通常、どんど焼きは事前予約が不要、料金もかかりません。

ただし、神棚は大きさに制限がある神社もあるため、事前に確認しておいたほうがいいでしょう。また、他の品と違い焼納料として1,000~3,000円ほど必要な可能性もあります。あわせて確認しておくと安心です。

神棚販売店に引き取ってもらう

神棚を新調する場合に限りますが、古くなった神棚は神具販売店に引き取ってもらうこともできます。ですが、神棚を売っているお店なら、どこでも引き取りをしているわけではありません。

新調する際に、古い神棚の引き取りについてお店にたずねるといいでしょう。

大抵の場合、無料で引き取りをしてくれます。ただ、車のように下取りのような形で、新しい神棚の値引きをしてくれるお店はほとんどありません。それでも、無料で手放せるのはメリットだといえるでしょう。

神棚・仏壇など宗教用具の処分を専門とする業者に頼む

あまり知られていませんが、神棚や仏壇といった神具・仏具などの処分を専門とする業者もあります。販売店をかねている業者もあり、処分費用は10,000~60,000円が相場です。

相場に差があるのは、サービス内容によって金額が変わるため。丁寧なサービスを求める場合は高額に、最低限のサービスなら安価に済みます。

ですが、評判も業者によってまちまちなのが難点です。よく下調べしてから、申し込むことをおすすめします。

家庭ゴミで神棚を捨てる

実は、神棚は家庭ゴミとして捨てられます。神棚は木製のため、多くの自治体では可燃ゴミとして処分可能です。

神棚の大きさによっては、粗大ごみとして出さなければいけません。ノコギリなどで小さく切断して、可燃ゴミとして出せることもあります。

ゴミの出し方は、地域によっても異なるため、各々のルールに従ってください。可燃ゴミ、粗大ゴミのいずれかで処分できるケースが大半です。

しかし、家庭ゴミとして処分可能でも、神聖なものだけに躊躇してしまう人も多いでしょう。そのような場合は、御札のみを神社に返納することをおすすめします。

神様が宿っているのは、神棚ではなく御札のほうです。

神棚は、神様のお家と考えましょう。実際に御札のみを返納し、神棚は自宅で処分してもいいとする神社も少なくありません。

また、神棚を処分する際に魂抜きをするべきか気にする人もいます。ですが、仏壇と違い神棚に魂入れをしている例は、ほとんどないでしょう。神棚を購入した際に魂入れをした記憶がなければ、魂抜きをする必要はありません。

ちなみに神棚を設置する際に、神社もしくは神職を自宅に招いて執り行う神棚奉鎮祭は、魂入れとは違います。これは、神様に家内安全や御神徳をいただくためにお祓い、祈祷をおこなうものです。

気持ち的に気にならないのであれば、自治体のルールに従い神棚は家庭ゴミとして処分できると覚えておいてください。

神棚を買取対象にしている買取業者に頼む

古くなったものや不用品などを処分する時、買取業者を利用する人が増えています。神棚を業者に買取ってもらえるなら、処分費用どころか買取料を受け取れる可能性も。

ですから、神棚が買取品目の対象となっている業者を探して頼むのも、処分方法のひとつです。

ですが、残念ながら数多ある買取業者でも神棚を対象としている店は、決して多くありません。また、買取は新品未使用に限るなどの厳しい条件があります。

場合によっては、部品を用いて新しいものを作り直す、技術継承のために教材に使われるなどの用途があるためです。

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出典:高く売れるドットコム公式サイト

全国対応の総合ネット買取サービスである高く売れるドットコムは、神棚も買取対象です。

家電や骨董品なども買い取っているため、引っ越しや遺品整理での売却にもおすすめです。

神棚が買取可能かどうかはメール・電話( [0120-503-864](※年末年始除く9:15~21:00))から問い合わせることができます。処分費用が浮く可能性もあるので、まずは処分したい神棚の価値を確かめてみましょう。

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遺品整理業者・不用品回収業者に神棚の処分を頼む

神棚を新調するために古いものを処分するのではなく、誰も住まなくなった実家や祖父母宅の神棚を処分したいというケースもあるでしょう。そのような時には、遺品整理業者・不用品回収業者に頼む方法もあります。

遺品整理・不用品回収業者に頼むメリットは、同時に家全体の整理が可能になること。神棚だけではなく、他の遺品や家に眠る不用品をまとめて処分できるのが、他の方法にはないメリットです。

遺品整理や不用品回収業者の場合、他のものと一緒に依頼すると無料で神棚を引き取り処分してくれる業者も少なくありません。ただし、遺品整理業者の場合、部屋の広さに応じて料金が発生します。その金額は、単身用のアパート、マンションなどで30,000~80,000円。

一般的な一軒家になると200,000~600,000円ほどかかることもあります。不用品回収の場合は、その量によって料金が決まり、相場は15,000~20,000程度です。

もちろん量が多いもの、処分費用が高いものは、上記の相場よりもあがってしまいます。神棚のみを依頼するのであれば、10,000円以内におさまるケースが多いでしょう。

ただし、神棚のみでは引き取りしていない業者が少なくありません。よく確認しておきましょう。

また、遺品整理・不用品回収業者の中には、あたかも一切お金がかからないかのように宣伝している業者もみかけます。無料だと思って依頼をしたものの、後から祈祷料などといって高額な追加料金を請求する悪徳業者も存在します。遺品整理・不用品回収ともにしっかりと見積もりを取り、業者としての評判も確認したうえで契約しましょう。

エコノバ

エコノバ

出典:エコノバ公式サイト

不用品・廃品・粗大ごみの片付け専門業者の一括見積もり査定業者が、エコノバです。最大5社を無料一括見積もりできます。

エコノバの審査を通過した優良業者の中から、希望の条件にあった片付け業者を手軽に探せるのがメリットです。業者を探すのが難しい神棚の片付け可能な業者も探せるでしょう。

エコノバを利用する

KADODE

不用品回収、遺品整理、ゴミ屋敷片付けなど対応範囲が広いKADODEは神棚の処分にも対応しています。最安値プランはSSパック5,000円からとのこと。予約が空いていれば、すぐに来てもらうことも可能です。

オークションやフリマアプリで売る

オークションなどで神棚が出品される例は少なくありません。やはり人気が集まるのは新品ですが、安価であれば中古品でも落札されることがあります。工芸品などでは、1,000円〜5,000円程度を中心に値段がつくことがあるようです。

少しでもお金に換金したい場合に、買取業者に可否を確認するほかに、まずは出品してみてはいかがでしょうか。会員登録や出品のための画像・文章の用意、その後の発送対応などの手間があるため、費用対効果などを考えながら決めるとよいでしょう。

家具ごと買い取っている不動産に頼む

引っ越しや遺品整理などで家ごと処分する場合に、不動産が引き取ってくれることがあります。植木、庭木の残留物や神棚、仏壇などが家にものが残っている状態のまま買い取ってくれる業者を探すのも1つの選択肢です。

しかし、中には神棚をそのまま残して売ってしまう不動産業者もいるようです。次の人が困ってしまうため、どのように取り扱うのかは確認しておくとよさそうです。場合により、自分たちですぐに処分しなければならなくなります。

サンワホーム

北秋田市に住所があるサンワホームでは、「中古住宅そのまま売ってください!」というページを設け、神棚をはじめとした家具がある古家の買取を明記しています。「神棚や仏壇は粗末にならないよう、当社で手配させていただきます」と明記されているため、きちんと処分してもらえそうです。

ボロボロの家でも、修理や整理、解体、雪下ろしなどする必要はないと記載されています。

神棚を買取対象としている業者の探し方

神棚を買取対象としている業者を探すなら、やはりネットを使った無料査定や電話などを利用するのが手軽でしょう。

今は、メールやLINE、フォーム、電話から無料で見積もりが可能です。直接店舗を訪ねる必要がないため、手間はかかりません。神棚の買取が可能か問い合わせてみましょう。

また、買取りだけでなく神具や仏具の販売をしている業者、遺品整理サービスに携わっている業者を狙って探すと、確率があがります。

神棚を購入した店舗に、買取可能な業者があるか聞いてみる方法もあります。過去に問い合わせされたことがある等の理由で、情報をもらえる可能性があるためです。

神棚を買取業者に頼む際のマナー

神棚を買取業者に頼む際には、御札や供え物は整理したうえでお願いしましょう。御札や供え物がある状態では、業者も扱いに困ってしまいます。

また、神様へのこれまでの感謝も込めて神棚はきれいに掃除しておきます。査定にも影響する可能性があるため、できる限りきれいな状態に整えておきましょう。

買取業者が魂抜きを求める場合には、魂抜きも済ませておきましょう。

査定や電話などで問い合わせた買取業者に、具体的にどのような状態で買い取ってもらうとよいか確認するのが最も安全な方法です。

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仏壇や仏像もあわせて買取・処分する場合

仏壇や仏像の場合も宗教用具であるため、売却しようと思ったら買取先を探すのが難しいものです。特に、仏壇は魂抜きが必要とされています。

しかし、金やプラチナなどが用いられていることが多いため、貴金属としての価値が高い場合に買い取ってもらえる可能性が上がります。

送料が高いため、送料や運搬手数料と買取価格の差額が支払われたり、コストが上回る場合には差額を支払ったりすることもあります。注意しましょう。

▼仏像買取については、過去に記事を取り上げています。詳しくは仏像のおすすめ買取店を紹介している記事でご確認ください。

神棚は処分する前に売れるか無料査定してみよう

神棚を処分する方法は、神社に持っていく・販売店に引き取ってもらう・専門の業者に依頼する・遺品整理、不用品回収業者へ依頼する・家具ごと買い取ってくれる不動産へ依頼する・神棚を対象としている買取業者へ依頼する・家庭ゴミに出すといった方法があります。

選択した方法によって処分にかかる料金も無料から何万円もするものまで幅広くあります。また、買取業者を利用するなら、神棚の状態によっては買値がつくケースもゼロではありません。

神棚の処分には、抵抗がある人も多いでしょう。そのような場合は、お焚きあげをすなどの手順を踏むことで罪悪感なく手放せます。どの方法を選択するとしても、これまで家族を守ってくれた神様に感謝の気持ちを伝えてから処分したいものです。

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sirasaka / 編集長
sirasaka / 編集長

弊社マーケットエンタープライズが運営する総合買取サービス「高く売れるドットコム」にて査定業務や出張買取などに携わり、現場で培ったリアルな知見を活かし「満足できる買取体験」を提供すべく買取メディアの運用も行っています。 利用者様の買取にまつわる疑問を解決できる有益な発信のため、日々精進してまいります! リユース営業士資格保有(日本リユース業協会より授与)

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