電子ピアノの買取相場とは?より高く売るコツ・業者の紹介など

昔は大事に使っていたけれど今は使わなくなってしまった電子ピアノ、あなたの家にもありませんか?使いみちのないピアノであれば買取サービスを利用して売ってしまうのも1つの手です。そのようなときに高く売るにはどうしたらいいか、どこに頼んだら高く売れるのか…など、様々な疑問が浮かぶことでしょう。ここではメーカーごとの電子ピアノの相場や高く売るコツ、買取業者を紹介していきます。ぜひ、売る際の参考にしてください。


電子ピアノの買取相場とは?より高く売るコツ・業者の紹介など

不要になってしまった電子ピアノ、ホコリをかぶって眠っていませんか?電子ピアノは需要が高いので売却できる可能性があります。ホコリをかぶったままにしておくと、売れなくなってしまうかもしれません。売れるなら、高値で買い取ってもらいたいものです。

モデルや年式、傷や汚れの程度、付属品、メーカーなどによって、買取価格が変わってきます。大体の買取相場を知り売れる時期やピアノ掃除、付属品の準備など、この記事の内容を読んでより高く売るコツをつかみ、大切にしてきた電子ピアノが新たな人に使ってもらえるようにしましょう。

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電子ピアノの買取基準は?

電子ピアノの買取基準は?

電子ピアノは、買取基準に合ったものだとより高く売れます。買取基準に適合していないと買い取ってもらえません。まず、売ろうと思っている電子ピアノが買取基準に合ったものかどうかを調べてみましょう。

動作不良がないもの

電子ピアノの買取は、電源を入れて全ての機能がきちんと動き、動作不良がないことが大前提です。一部、動かないキーあったり、鍵盤が沈んでいるなどがあったりすると、買い取ってもらえない可能性があります。少しの傷や汚れは、修復させることができる技術を導入している業者もあるので、買い取ってもらえます。この場合、買取価格が下がってしまうことは覚えておきましょう。

保証期間中であれば、動作不良は無料で修理してもらえるので、事前に修理しておきましょう。保証期間は8年。保証期間をすぎたピアノは故障しやすくなるため、買取が難しくなります。

年式の新しいのものや人気のモデル

年式の新しいものや人気のモデルは高く買い取ってもらえます。メーカーで人気があるのは、ヤマハ、ローランド、カワイ、カシオです。ピアノのモデルは、ヤマハのグラビノーバやCVPシリーズ、アリウス、ローランドのHPシリーズやDPシリーズ、カワイのCAシリーズやCNシリーズ、カシオのPXシリーズです。

電子ピアノは電気製品扱いになり、モデルチェンジが早いので、10年以上の年数がたったものは買取価格は0円となるケースがほとんどです。処分する時はお金を出して引き取ってもらわないといけません。

買い手が付きやすい新品に近い状態のもの

新品に近い状態は、中古品でも買い手が付きやすいので高く買い取ってもらえます。年数が経過するほど買取価格がさがります。買ってから間もない電子ピアノは高い利率で買い取ってもらえます。中古でも新品に近い状態のものは、新品で買うよりお得に買えるので購入したいと思う人が多いのです。

モデルチェンジすると価格が下がるので、モデルチェンジする前に売却すると特に高値で売れます。情報系や音楽系のサイトに目を通すとモデルチェンジの情報を得ることができるでしょう。

特に新しい電子ピアノは、質の高い音色を出し、鍵盤を弾いた感覚がアップライトピアノを弾いた感覚と同じように設計されています。コンパクトで、音量調節や楽曲を多く入れていて、トランスポーズやチューニングもできるようになっています。そのため、新しいモデルほど買い手が付きやすいのです。

おおまかな買取価格の算出方法

電子ピアノのおおまかな買取価格は、型番や年式を見て、中古の販売価格から計算式を当てはめればわかります。実際の中古販売価格から具体的に例をあげて算出しています。計算式も載せているのでぜひ計算してみてください。

電子ピアノの型番で発売時期を調べる

電子ピアノの型番で発売時期がわかります。型番は、ピアノ本体のシールを見ます。そこに英数字が書かれているものが型番で、○○製と書かれている物が発売時期です。

ヤマハ

ヤマハ型番

ヤマハの電子ピアノの型番は、鍵盤下や背面に貼ってあるシールのMODELの後の英数字です。製造年は右上に数字二桁で○○製と印字してあります。

ローランド

ローランド型番

ローランドのピアノは、製品保証書に正確な型番が記してあります。電子ピアノの背面に貼ってある黒いシールの下のほうにあるMODELの後の英数字で、その横の黒いシールに○○製と製造年がはいっています。また、電子ピアノ本体のスイッチパネル付近に型番が印字してあります。

カシオ

カシオ型番

カシオの電子ピアノは鍵盤の裏側に機種名が刻印されています。その横に製造年が印字されている小さいシールが貼られています。また、機種によって電子ピアノの背面の黒いシールに機種名、横の黒いシールに製造年が印字されています。

カワイ

カワイ型番

電子ピアノの背面に銀色のシールが貼ってあります。そのシールに小さい文字でMODELとあり、その下に型番が印字されています。シール中央の右当たりに数字2桁で○○製と印字されています。

中古販売価格を調べる

ピアノの買取価格は、保存状態や製造年、ピアノの種類、型番、メーカー、製造番号によって決まります。買取価格を知りたい場合は、ネットにある中古電子ピアノ販売会社の中古販売の価格を調べます。中古販売価格を知ったら次の計算式にあてはめて計算すると、おおよその中古の買取価格がわかります。

中古の販売価格に一定のかけ率をかける

買取価格は年数によって異なります。中古の販売価格に一定の掛け率をかけたものがピアノ買取業者に買い取ってもらえる価格です。計算式は次のようになります。あくまで参考値のため、業者により変動があることを念頭に置いておきましょう。

  • ピアノの買取価格 = 中古の販売価格 × 0.2~0.4

モデルの若い電子ピアノほど買取価格が高くなります。参考例を見ていきます。

例1
発売から3年経過した中古販売価格8万円の電子ピアノ
計算式
8万円×0.3=2万4,000円

買取価格は約2万4,000円となります。

例2
発売から1年経過した中古販売価格15万円の電子ピアノ
計算式
150,000円×0.4=6万円

買取価格は6万円となります。

電子ピアノを高く売るためにするべきこと

電子ピアノを高く売るためにするべきこと

電子ピアノを高く売るために、買取業者に連絡する前にすることがあります。見栄えを良くすることや付属品を揃えること、接触不良がないか動作確認をしておくことです。

ピアノを綺麗にしよう

ピアノの塗装面は、ピアノ用の羽毛でほこりをとり、クロスのような柔らかい布で軽くふきます。塗装面はピアノ用のワックスを薄く塗ってふき取るときれいになります。ワックスを塗って光っているように見せると、新品と同じ様に復元できます。

ピアノの鍵盤は、鍵盤用のクロスでほこりを軽くふき取ります。塗装用のクロスとわけておきましょう。鍵盤は汚れが一番つきやすく、変色しやすいところです。汚れのひどい部分は、鍵盤専用のクリーナーで汚れを落としふき取ります。

ペダルは、ピアノ専用クリーナーをつけてペダル用のクロスできれいに汚れをふき取りましょう。錆がついている場合も軽く拭いて落とします。

ピアノの付属品を揃えておこう

ピアノの付属品が揃っていると、買取価格が高くなります。付属品の椅子、トップカバー、メトロノーム、ヘッドホンなど最初についてきたものがあったら準備しておきます。椅子やメトロノーム、ヘッドホン、防振マットなどもクロスでほこりを落として、トップカバーは、洗えるものであれば、しわにならないように手洗いでしておきましょう。

椅子がガタつくならネジが緩んでいることが多いので、しっかりとネジを締めてぐらつきをなおします。足りない付属品がある場合は買取価格が下がる場合があります。

接触不良がないか動作確認をしておこう

査定する前に接触不良がないか動作確認しておく必要があります。接触不良があると買い取れない場合があります。接触不良があった場合は、購入先の電子楽器の店に修理費用、修理できるどうかを尋ねてみましょう。保証期間であれは無料で修理してもらえます。

河合楽器のもので、保証期間(保証期間は8年)を過ぎているときの修理代は以下のようになっています。

技術料(30万円以下の電子ピアノの場合10,000円~15,000円)+部品代(5,000円~10,000円)+出張料(20kmまでは5,000円でそれ以上は割り増し料金)

ただ、保証期間の8年を過ぎると、買取価格が0円になる可能性があります。

電子ピアノを売るなら買取価格上昇の時期が狙い目

電子ピアノを売るなら買取価格上昇の時期が狙い目

電子ピアノは1年に3回の時期が高値で売れる時期なので、そのときが狙い目です。売る場合はその時期まで待ってからにしましょう。人気があり新しいモデルの電子ピアノだと、かなり値段が高くなることも期待できます。

クリスマスシーズンの11月下旬から12月

1年間で、最も売れる時期が11月下旬から12月と言われています。なぜなら、12月のクリスマスの時期は、中古電子ピアノを買う人が増えるので、高値で買い取ってもらえるからです。売るなら、11月下旬から12月が一番売り時です。

新学期が始まる前の2月下旬から3月

新学期が始まる前の2月下旬から3月にかけても売り時です。新学期に向けて、ピアノを習わせるために電子ピアノを買う人が増えるからです。新学期が始まる前の2月下旬から3月の時期は、買取価格が上昇する時期なので売り時です。

夏休み前の6月~7月上旬

夏は7月にボーナス支給されるので、その時期は電子ピアノを購入する人が増えます。そのため、その前の6月~7月上旬は高値で買取ってもらえます。この時期も狙い目です。

積極的に価格交渉をしよう

狙い目の時期に売ることで平常時の買取相場よりも10~20%高での買取になります。業者に提示された査定価格より、少し上の値段で価格交渉をしましょう。価格交渉をすることで、年式の新しいピアノや人気のあるモデルのピアノは高値で売れることがあります。新品同様のピアノも、価格交渉次第で査定より高値で売ることができるので価格交渉は必須です。

思わぬ高値の可能性もある人気の電子ピアノ

電子ピアノの中でもヤマハクラビノーバは、かなり人気があり買取相場が高いです。ヤマハのグラビノーバCP4 STAGEは50,000円が相場です。ヤマハのアリウスYDPシリーズはコスパもよく、初めてピアノを始める人に人気があります。ローランド製も人気があり、HP-605は5万円ほどの高値が相場となっています。

他に人気があるモデルはカワイのCAシリーズ、カシオのプリビアシリーズ、コルグのLPシリーズなどです。人気のある電子ピアノを持っている場合は高値で売れるので、売り時まで待って少しでも高値で買い取ってもらいましょう。

※買取相場は査定タイミングや状態などで常に変動するため、価格を保証するものではありません。

ヤマハCLP グラビノーバシリーズ

ヤマハCLP グラビノーバシリーズ

ヤマハのCLPグラビノーバシリーズは、アコースティックな佇まいでグランドピアノの音色を追求してきた電子ピアノです。軽やかな音色で、ピアノ音は複数のグランドピアノの音からサンプリングされています。CLPシリーズは、グラビン―バの中でも安定した人気モデルです。一番需要が高い電子ピアノなので、売り時になると更に人気が高まる可能性があります。

CLP-430買取相場は約2万円~3万円、CLP-240買取価格は約1万3,000円、CLP-230買取価格は約1万2,000円です。新しいモデルだと、さらに買取価格が高くなる可能性があります。価格交渉しがいのある、一番人気の電子ピアノです。

ヤマハYDP ARIUSシリーズ

ヤマハYDP ARIUSシリーズ

ヤマハARIUSは、ピアノの初心者に使いやすい電子ピアノです。シンプルなデザインでコンパクトなサイズの電子ピアノなので場所を取りません。自分の演奏を録画、再生できる録音機能や自動伴奏でアンサンブル演奏が楽しめます。ヤマハARIUSは、お手頃価格で、象牙調の鍵盤を採用しています。

YDP-162買取相場は約2万円、YDP-140買取相場は約1万1,000円、YDP-S52B買取相場は約1万7,000円となっています。新学期に入る時にピアノを始める人が多いため、2月~3月上旬はヤマハARIUSの買取価格が上がる可能性があります。その時期は狙い目です。

カワイCAシリーズ

カワイCAシリーズ

カワイは電子ピアノに他のメーカーより早く木製鍵盤を搭載し、他のメーカーの電子ピアノと比較して音量が大きいのでダイナミックな音色が楽しめます。コンサートチューナー機能でボイシングやストリングレゾナンスなどの調律作業を簡単に実現しています。

カワイ音楽教室でも多くの子供が電子ピアノを購入するので需要があります。全てのモデルの電子ピアノが子供が弾きやすいラインナップとなっていて、初心者に向いた電子ピアノです。

CAシリーズの中でもCA12、CA15、CA17、CA67、CA71はコンパクトサイズやスタンダードサイズ。CA93やCA97はハイブリッドサイズなど中古市場でも人気があり買取してもらいやすいモデルです。

ローランドDPシリーズ

ローランドDPシリーズ

ローランドは、静岡に本社をおくメーカーで、スタイリッシュなデザインの電子ピアノが評判です。1983年には世界初のMIDIシーケンサーをだし、シンセサイザーを多く出している会社で、電子ピアノは、スーパーナチュラルなピアノ音源を持ち、木材と樹脂のハイブリッド構造の鍵盤で表現力を豊かにします。

デザイン性や機能性豊かな人気の電子ピアノのため、買取価格も期待できるでしょう。

※上記で紹介した買取相場は常に変動するため、あくまで参考相場としてご覧ください。

評判のいい電子ピアノ買取業者のおすすめ

ここでは、楽器専門の店で有名買取業者の中からいくつかご紹介していきます。買取実績もトップクラスなので、電子ピアノの売却を検討中ならこちらで紹介している業者含めて複数の業者から査定をとることをおすすめします。

楽器の買取屋さん

楽器の買取屋さん

その名のとおり、楽器の買取専門店です。インターネットに特化しており、人件費や店舗運営費を削減している分、削減したコスト分を利用客に還元することで高額査定を実現しています。独自の再販ネットワークで高価買取が可能で、納得のいく買取金額を提示してくれます。

取扱ってくれる楽器の種類も豊富で、不具合楽器にも対応してくれます。「宅配買取」「出張買取」「店頭買取」のほか、「法人買取」や「大量買取」にも対応しています。出張買取の場合は、電話から最短30分で出張買取、宅配買取の場合は、入金が早く、買取成立後24時間以内に振り込まれるなど、対応が早いことが魅力といえます。

楽器の買取屋さんで査定する

おいくら

おいくら

全国のリサイクルショップを対象とした一括査定が申し込めるサービスです。

最も高く買取してくれるリサイクルショップがすぐにわかり、出張買取も実施してくれます。

おいくらで一括査定する

富士楽器

株式会社富士楽器

参考:富士楽器で電子ピアノを査定する

オンラインで24時間受付していて、メーカー名やモデル、製造番号、傷の有無、色、階数、ペダル数など電子ピアノの詳細情報を記入すると査定フォームに入れると1営業日以内にピアノの買取金額がメールまたは電話で送られてきます。フォームの詳細査定の欄に、入力して送ると、すぐにその場で買取金額がわかるので、すぐに売ることができます。

売る手順は、詳細査定が出て、その金額で売ることに納得した場合は、引き取り日時を決定します。ピアノの引き渡しの時に代金が支払われます。(振り込みの場合もあります。)3階などはクレーンで電子ピアノをおろします。詳細設定に何階にピアノが置いてあるか、エレベーターか階段かなどを入力しておくと、業者がそれに応じて作業をします。

タケモトピアノ

タケモトピアノ株式会社

参考:タケモトピアノで電子ピアノを査定する

タケモトピアノは、全国でピアノの買取台数1位です。電話では9時~19時で無料査定受付をしていてインターネット24時間無料査定を受け付けています。ネットではフォームにブランド、機種名、製造番号、ペダルの本数などを入力し、送信するだけで買取査定を行います。査定金額に納得して売る場合は引き取り時の指定があります。買取金額は引き取り当日に運搬専用スタッフが現金で支払います。

多少の傷や汚れがあっても独自で開発された修理用機械があるので、まずは相談してその上で適正な買取価格が審査されます。査定から買取、修理、販売、海外輸送まですべて自社が行っているので無駄なコストがかかりません。ピアノを運ぶ運送費無料なので、余分の費用がかからず安心です。ピアノの販売先は日本ではなくて海外。だから高値で買い取ることができるのです。

イシバシ楽器

イシバシ楽器

イシバシ楽器

イシバシ楽器は、創業79年の会社で、楽器やその他の買取、販売を専門に行っている業者です。評価は、新品同様で演奏上問題のないものは「美品」、多少使用感があっても演奏上問題がない電子ピアノは「良品」、傷や汚れ等の使用感があるが演奏上問題がないものは「安心査定保証」となります。

イシバシ楽器が安心できる点は、買取から販売まで自社で行ってコストを省いているため買取価格を高くできる、ピアノに精通した専門家が査定をするので確かな査定になる、出張料無料、多少のキズや汚れは価格には影響無しという点です。

出張買取は、買取ご依頼フォームからの申し込むか電話での申し込みになります。依頼のあった日の翌営業日に対象地域の店舗からメールか電話で引き取り日時の連絡をします。その後、指定日時に専門業者が訪問してピアノを預かります。

預かったピアノは、査定専門チームで査定し査定結果を数日後に連絡します。その査定額で納得の場合は、銀行振り込みで査定額を振込みますが、査定額に納得できない場合は無料で返却しています。

まとめ|電子ピアノの買取は信頼できる業者に頼もう

まとめ|電子ピアノの買取は信頼できる業者に頼もう

家で眠っている電子ピアノは意外と高値で売れるかもしれません。そのために、まず、動作不良があれば修理に出して動く状態にしておきましょう。ピアノや付属品もきれいに磨いて見栄えをよくしておくことが高く売るポイント。売れる時期は11月下旬~12月、2月下旬~3月、6月上旬~7月の3回が狙い目です。

不要になった電子ピアノが人気のモデルや新しいモデルであれば、買取査定が高くなるので型番や年式をチェックしておきます。買取実績が高い業者選びも大切です。電子ピアノの買取は実績がある信頼できる業者に頼んで少しでも高く売りましょう。

齊藤数馬 / 編集長
齊藤数馬 / 編集長

買取業界のWebマーケティングに携わり4年目の高く売れるドットコムマガジン編集長。家電や家具、楽器、車から不動産まであらゆるモノの買取・処分方法のコツを紹介していきます。