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屏風の買取おすすめの業者4選!買取相場や高価買取のコツも解説

生活様式が変わり、屏風が不要になってしまった家庭は少なくありません。しかし、需要が落ちたかというと、コレクターに人気がある屏風は未だに高価買取されます。買取相場やおすすめの買取業社などを詳しくみていきましょう。

高マガ編集部

屏風の買取おすすめの業者4選!買取相場や高価買取のコツも解説

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
※「高く売れるドットコム」「おいくら」は弊社マーケットエンタープライズが運営するサービスです。

かつて城郭には必ず置かれていたという屏風は、調度品としてだけではなく、芸術品としても評価されているアイテムです。ですが、現代の一般家庭ではあまり用いられてはいません。

「使わない屏風が邪魔になり困っている」
「蔵から見つかった屏風を手離したい」
「できれば売却して高く買取ってもらいたい」

といった理由から、人気のある屏風作家やその相場などを知りたい人もいるのではないでしょうか。

屏風の価値や相場を見極めるのは、素人だけでなく業者であっても難しいと言われています。そこで屏風を売るのにおすすめの業者や屏風の種類、作家ごとの買取相場を紹介します。どんな屏風が高く売れるのか、また売却のポイントを覚えておくと役立ちます。

※相場情報は実際の買取価格と異なる可能性がございます。

屏風の買取におすすめ業者4選

屏風を売るならここ!というおすすめの買取業者を厳選して紹介します。屏風は大型な作品が多くデリケートなため、持ち込みや宅配ではなく出張買取が適しています。

横スクロール→ おすすめポイント Web査定 電話査定 対応エリア
高く売れるドットコム 豊富な買取ジャンル
買取は4ステップでカンタン
アクセサリーやブランド品など買取の幅が広い
公式サイト あり 全国対応
福ちゃん 嬉しい無料査定
実績・経験が豊富
知識豊富な専門査定員が在籍
公式サイト あり 全国対応
バイセル 経験豊富な査定士が査定
豊富な買取品目
無料相談可能
公式サイト あり 全国対応
おいくら 高価買取の一括査定
まとめて複数社に査定依頼できる
希望に合ったショップが探しやすい
公式サイト なし 全国対応

高く売れるドットコム

着物 食器 古銭 切手 貴金属 骨董品 金券 ブランド 買取 着物 食器 古銭 切手 貴金属 骨董品 金券 ブランド 買取

出典:高く売れるドットコム公式サイト

おすすめポイント!
  • 東証プライム上場企業
  • 確かな目利きの高査定力
  • 豊富な高価買取実績
  • 東証プライム上場企業の弊社マーケットエンタープライズが運営する「高く売れるドットコム」は、100万人以上が利用をしている買取サービスです。ジャンルごとに詳しい知識を持った経験豊富な査定員が在籍。屏風のような特殊な製品もしっかり査定しています。

    出張買取は、手数料0円・全国対応です。もちろん、無料で店頭、宅配買取も利用できます。屏風は重量もあり、梱包方法も難しいものですが、すべてスタッフが対応しているためご安心ください。

    買取を利用する場合、まずはWebや電話から買取依頼を申し込みます。お申込みはお電話[0120-503-864](※年末年始除く9:15~21:00)またはWEBからご利用いただけます。最短当日中に屏風の概算買取額がわかるため、金額に納得してから正式に買取依頼する流れです。

    高く売れるドットコムは問い合わせ対応から買取、支払いまでの流れのスピーディーさが売りですから、屏風を高く売りたい、早く売りたい人はぜひご利用ください。

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    福ちゃん

    出典:福ちゃん公式サイト

    おすすめポイント!
  • 買取実績800万点以上
  • 品物に合わせた販路選択
  • 業界の信頼も厚い
  • 福ちゃんは、骨董品や古美術品に力をいれている買取専門店。大和絵や水墨画といった日本の屏風図だけではなく、中国の屏風も買取しています。

    実にさまざまな種類のある屏風ですが、経験豊富で鑑定スキルに優れた査定士ががいるから、隠れた価値を見逃すことはないと自信を持っています。また、福ちゃん独自のマーケティングから生まれた屏風の販売ルートにより、価値に見合った高い査定額をつけられるようです。

    店頭・宅配・出張は、どの方法を選んでも手数料は無料。特に屏風の売却に便利な福ちゃんの出張買取は、高額査定が可能なだけではなく、安心・丁寧で満足度の高い接客が高評価を得ています。どんな種類の屏風の査定も得意な福ちゃんは、一風変わった屏風でも、心置きなく査定してもらえるでしょう。

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    バイセル

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    出典:バイセル公式サイト

    おすすめポイント!
  • 買取実績2,700万点以上
  • 多種多様な品目を買取
  • 相談だけでも大歓迎
  • バイセルは、骨董品・美術品・絵画などの買取実績が豊富な業者です。買取してもらえるかどうか不安な屏風も、まずは相談してみましょう。バイセルには、専門の査定士が在籍しているから、屏風の価値を的確に見抜けると記載があります。

    美術的な価値や骨董品としての価値があるかどうかを見極め査定をするため、作者不明の作品であっても高値がつくケースもあるとのことです。

    屏風の買取におすすめの出張買取は、離島をのぞき日本全国どこでも対応してもらえます。査定・出張・運搬料金はかかりません。電話・メール・チャットから申し込み、査定日程の調整をするだけで、指定した日にちに自宅にて屏風の査定・買取をしてもらえます。

    バイセルの出張スタッフの教育やマナーが行き届いているから、利用者からの評判も高いです。アフターフォローまで行き届いたバイセルは、手厚いサポートが受けられるため、はじめて買取サービスを使って屏風を売る人におすすめです。

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    おいくら

    おいくら

    出典:おいくら公式サイト

    おすすめポイント!
  • 東証プライム上場企業
  • 査定額を比較できる
  • 加盟店は優良企業だけ
  • 屏風の売却を考えるのなら、必ず複数社で査定をとるのが高く売るコツです。屏風は業者間価格差が激しいため、どこに売るかが非常に重要です。知識や鑑定スキルがある業者を選ぶことは当然ですが、専門的な業者であっても買取価格は異なります。だからこそ、複数社で屏風の査定を取らなければいけません。

    東証プライム上場企業の弊社マーケットエンタープライズが運営する「おいくら」は、そんな面倒な複数からの査定を一度に取れる一括サービス。無料で利用できます。

    面倒な手続きは必要なく、簡単な入力だけ。言葉での説明が難しい屏風の場合は、写真も送ると、より詳しい査定額がわかります。査定額を比較できるほか、屏風向きの出張買取を実施している業者を探すことも可能です。

    一括査定のおいくらで
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    骨董品や古美術おすすめ買取では買取業者の選び方や骨董品・古美術を高く売るコツなどを紹介しています。他にもどんな骨董品や古美術が売れるか気になる方にぴったりの記事になっています。

    屏風の買取相場

    屏風はその種類や用いられた技法、手掛けた作家により買取価格が決まっていきます。有名作家の作品が高値になりやすいのは当然ですが、屏風の場合、作者不明の作品であっても種類により高値がつくこともあります。

    高く売れる屏風としては、ベースとなる木材や金属、陶磁器などの素材に模様を彫っていき、そこに金や銀、色の異なる木材などをはめ込んで仕上げた象嵌細工の屏風があります。

    また、漆器の技法である蒔絵仕立ての屏風。朱い漆を厚く重ね塗りした上に模様を刻む堆朱のような優れた技法を用いて作られた屏風は、高く評価されるでしょう。

    そして、金箔を惜しみなく使った金屏風岳も金の価値が影響し、査定額は高くなります。

    作者の知名度にかかわらず、上記のような屏風は高く買取してもらえるはずです。では、人気の高い作家による屏風の相場はどうなっているでしょうか。

    棟方志功 屏風の買取相場

    棟方志功は本州最北 青森県に生まれた版画の世界的な巨匠です。国内外で知名度が高く、彼の作品は本物であればどれも高値となるでしょう。棟方志功の屏風仕立ての版画作品には、東北経鬼門譜や二菩薩釈迦十大弟子、御檜図などがあります。

    棟方志功の屏風仕立ては、どれも大作となっており、買取価格相場は数百万円~。作品によっては10,000,000円を超えてもおかしくありません。屏風は大作ゆえ、通常の棟方作品以上に相場は高くなっています。

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    横山大観 屏風の買取相場

    明治から昭和という長い期間に渡り活躍を続けてきた横山大観。その功績が讃えられ、文化勲章などさまざまな賞を受賞しています。

    朦朧体というそれまでの日本画とは違う技法を研究し、独特の空気感や光を表現した横山大観。その作風は、伝統的な日本画と洋画の要素が混在しているのが特徴です。

    美術館にも納められている横山大観の作品は、言わずもがなどれも高い評価を得ています。至宝とも言われる屏風には、紅葉や群青富士、朝陽霊峰などがあります。

    横山大観の作品は、掛け軸はともかくとして屏風の場合、美術館などに収蔵されており一般市場にほとんど出回りません。そのため正確な買取相場はだせませんが、もし買取に出せば数百万円を下回ることはないでしょう。

    円山応挙

    江戸時代に活躍した絵師の円山応挙は、円山派の始祖であり足のない幽霊で有名です。一説によると、足がない幽霊を描きはじめたのは彼が最小限と言われています。写生を重視した彼の作品は、その親しみやすさから多くの人々に好まれました。

    有名な屏風仕立ての作品には、藤花図や雨竹風竹図屏風、富士三保図屏風などがあります。国宝とされる作品もあることからも、円山応挙の評価の高さがわかるでしょう。円山応挙の屏風も頻繁に出回るものではありませんが、買取相場は数百万円~です。

    猪飼嘯谷

    猪飼嘯谷は明治から昭和にかけての日本画家であり、美術工芸学校の助教授や京絵画専門学校の講師として働いていた人物です。昭和5年には大正天皇御大礼絵巻を謹写、9年には御即位礼図を献納するなどその実力は大いに認められています。

    猪飼嘯谷の作製した屏風には、二曲一双の四季などがあり、買取価格相場は350,000円前後です。

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    川村曼舟作

    日本画家の大物である山元春挙に師事し、春挙の門下生の中でも四天王の一人として数えられる川村曼舟。繊細な作風で明治から昭和にかけて活躍しました。「富士」や「牧牛図屏風」「洋犬図」「風神雷神屏風」などがあります。買取額は100,000~300,000円ほどです。

    長沢芦雪

    長沢芦雪は江戸時代に活躍した絵師であり、円山応挙の弟子でもあります。しかし、弟子でありながら、その作風は異なり独創的でユニークや作品を多数生み出しています。

    屏風仕立ての作品も多く「岩上猿・唐子遊図」「楓鹿図屏風」「群猿図屏風」「犬図屏風」などが主要作品としてあげられます。以上からもわかるように、動物をテーマとした屏風図が多く人気です。

    買取価格相場は、200,000円前後が多くなっていますが、作品によっては1,000,000円以上となるものも少なくありません。また、彼の作品は近年評価があがっているとも言われており、買取額にも期待が持てるでしょう。

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    芹沢銈介

    重要無形文化財「型絵染」の保持者である芹沢銈介は、静岡の名誉市民であり文化功労者でもあります。オリジナリティあふれる審美眼を持ち、粋なデザインの作品を次々とうみだしました。

    代表的な屏風作品には「四季文づくし四曲屏風」「染織陶紙四曲屏風」「布文字春夏秋冬」などがあり、今見てもまったく古臭さを感じさせない作品ばかりです。二曲の屏風なら200,000~400,000円が相場ですが、四曲のものになると400,000円以上になる作品も少なくありません。

    瀧下和之

    熊本県生まれの瀧下和之は、鬼づくしの桃太郎図で有名な人気アーティストです。鬼とは思えないポップなデザインが魅力的。桃太郎図といいながら、メインは鬼達となっているのが、彼の作品の特徴です。

    魅力的な鬼たちが多く登場する屏風図は、高値で取引されており、相場は数十万円から。「七福神図風炉先屏風」は900,000円での買取実績があります。

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    屏風買取に関するよくある質問

    屏風に対して、詳しい知識がない人も少なくない昨今。屏風買取に関するよくある質問に答えていきたいと思います。

    普通の屏風と風炉先屏風の違いはなんですか

    一般的に屏風とは、部屋の仕切りなどに使われる調度品のことです。ですが、風炉先屏風は茶道具の一種。お茶室で茶道具を保護したり引き立てたりするために用いられる一般的なものよりずっと小さい2つ折りの屏風です。

    ですから、基本的には道具畳の奥、茶道具の後ろになるように設置します。茶室で使用される屏風とも言えるでしょう。

    風炉先屏風は需要が高いとは言えませんが、有名な作家の作品や金砂が使われているような品は、高く買取されています。サイズは小さくても数十万円になるでしょう。しかし、残念ながら美術的な価値の低い仕立てでは、買取は難くなってしまいます。

    大勝手屏風とはなんですか

    大勝手屏風は、台所の付近(勝手元)で仕切りや目隠しとして使用する屏風のことです。大きいサイズが大勝手屏風、それより小さいものは勝手屏風と呼びます。客人があった際などに、台所あたりに立て通路を隔てるために使われていました。

    また、昔の台所は外と繋がっている間取りが多かったため、風避けや多少の防寒としての役割も果たしていたと言われています。

    調度品というより、生活用品としての屏風のため、そのデザインはとてもシンプル。人の目を楽しませる芸術品としての価値はなく、悪魔でも実用的な屏風です。そのため、大勝手屏風は中古市場で需要が高いとは言えません。買値がつかないことが多いでしょう。

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    利久屏風とはなんですか

    利久屏風は5尺二曲屏風のことで、開いた時に5尺角になる屏風のことです。1尺角がおよそ30.3センチですから、その5倍の大きさの屏風になります。しかし、実際には5尺に足りない利久屏風もあります。

    大勝手屏風と同様の用途で使われることもあり、そういった利久屏風は極めてシンプル。残念ながら需要は低く、買値も高くありません。

    一方で非常に華やかに仕立てられて利久屏風も存在します。金箔をふんだんに使われた豪華な利久屏風は、高値で買取されています。

    高く売れる絵柄や図面はありますか

    図面としては華やかであったり、縁起の良いものであったりすれば、需要が高く人気があります。縁起のいい柄といえば、虎や龍、唐獅子、風神・雷神などがあげられます。また、当然ですが有名な絵師が手掛けた屏風図は、とりわけ高く売れるでしょう。

    屏風は、シンプルな絵柄や図面のものは安くなる傾向がみられます。もちろん一概に言えることではなく、例外もあります。作家物や金の使われた屏風は、シンプルであっても高値がつきやすいでしょう。

    しかし、現代で高く売れる屏風というのは、実用的なものではありません。芸術として美術品としての価値があるものこそ、高値で取引されるのです。

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    屏風買取は価値がわかる専門業者がおすすめ

    屏風は高価なものもあれば、値段がつかないものもあります。価値を見極められる目と、屏風の販売ルートがある業者でなければ、高額査定は見込めません。

    そのため屏風の売却には、価値のわかる専門の買取業者を強くおすすめします。高額な品になると何十万、百万円以上にもなる屏風。 後悔しない形で売却できるように業者はしっかりと選びましょう。

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    高マガ編集部 / takamaga
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