- 不要品・粗大ゴミの回収と処分方法
布団の処分おすすめ方法5選|回収・譲る・寄付など状況に合わせて選ぼう

布団を家庭ごみに出そうとしても、サイズが大きくて指定の袋には収まりません。では、どのような方法で処分したらよいのでしょうか。
布団を処分したい方のために、古くなった布団や、使わずにしまってある布団の処分方法を紹介します。処分方法には、いくつかの選択肢があります。ここでは、布団をごみに出すときの状況や、枚数、かかる費用など、それぞれの事情に合わせた方法を採りあげました。自分に合った方法を選んで、使わなくなった布団を処分しましょう。
目次
※相場情報は実際の買取価格と異なる可能性がございます。
買取業者に買取を依頼する
まず、ごみとして処分する前にリサイクルショップに買取を依頼する方法があります。
中古の布団でも「使用感が少なくきれいな状態のもの」や「有名メーカーの製品」であれば、リサイクルショップで買い取ってもらえる場合もあります。
そこで、買取可能なショップを探すのに便利なサービスをご紹介したいと思います。
買取専門店|高く売れるドットコム

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おいくらの一括査定で買取価格・買取可能な商品を調べる

おいくらは、全国のリサイクルショップおよび質屋へ売りたいアイテムの一括見積りが行えるサイトです。
売りたいものの情報を入力すると、買取したい複数のリサイクルショップからまとめて査定価格の見積もりが届くので、一度の申し込みで買取価格が比較できます。
全国1400以上のショップが登録されているので、買取が難しいかなと思うような品物も処分する前に、一度査定の依頼をしてみてはいかがでしょうか。
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自治体に処分を依頼する

まず、最初に思いつく方法は、布団の処分を自治体に依頼することでしょう。しかし、自治体ごとに布団を処分する手順や方法には違いがあります。
たとえば、粗大ごみに区分される地域もありますし、一般の家庭ごみとして出せる地域もあるため、住んでいる地区のルールを知り、それに守らなければなりません。
布団を粗大ごみする地域では、処分のためにごみ処理シールの購入が必要になり、費用がかかります。
また、家庭ごみに出す場合は指定のごみ袋に収めるなど、決められたルールを守って処分しましょう。
布団が粗大ごみに区分される地域での処分方法
布団はお住まいの地域ごとにどのごみに分類されるか分かれてきます。まずは自治体のごみ処分ルールを確認してみましょう。
ここでは、布団が粗大ごみに分類される際の処分方法を見ていきます。
布団の処分にかかる費用
布団を粗大ごみとして処分する場合は、ごみ処理シールを購入してください。
ごみ処理シールは、地域の事業所や商店、コンビニエンスストアなどで買うことができます。費用は次の通りです。
- ごみ処理シールの手数料
- 布団1枚~3枚ほど:400円前後
布団が家庭ごみに区分される地域での処分方法
布団を家庭ごみとして処分する場合は、市町村指定のごみ袋に収めて、ごみ集積所へ出してください。
ただ、家庭ごみに出す場合は、30cm以下(地域によっては50cm以下)のサイズに収める必要があるため、布団を裁断して小さくしなくてはいけません。
「小さく切るのが面倒」「布団を切るための道具を持っていない」方は、別の方法で布団を処分しましょう。
収集と持ち込み
住んでいる地域での布団のごみ区分を確認したら、次に処分方法を選びます。自治体では2つの方法を用意しています。
布団の枚数や種類、布団を持ち運ぶ手段の有無など、各自の事情に合わせて選んでください。
粗大ごみ収集を利用した布団の処分
自治体に粗大ごみ収集の予約をして、回収してもらう方法です。自宅・集合住宅の敷地に置いておくと、指定した日に収集員が布団を回収してくれます。
立ち合いの必要はありません。指定された時間までに布団を出しておけばそれで終わりです。
ただ、この場合、収集を予約してから収集日まで、日数が空く場合があり、その間待たなくてはいけません。
「1,2週間の期間なら待つことができる」「時間に余裕がある」方は、自治体の粗大ごみ収集を利用して布団を処分してください。
粗大ごみ収集でかかる費用
布団の枚数・種類によって料金が違うため、受付時に伝えられた料金分の収集シールを貼りましょう。
また、布団からはがれてしまうと収集してもらえないので、布団をまとめる紐やビニール紐などに貼りつけて、はがれにくくしましょう。
持ち込みによる布団の処分
持ち込みは、粗大ごみの受け入れ施設へ自分で布団を持ち込んで処分する方法です。
自治体によっては予約制の場合もあるため、事前に持ち込む施設の情報を調べておきましょう。
持ち込みでかかる費用
布団などの粗大ごみは、重さに応じて料金を支払います。料金は直接持ち込んだ際に現金で支払うため、ごみ収集シールを買う必要はありません。
自治体によっては粗大ごみの持ち込みは無料のところもあります。
布団の持ち込みで必要なもの
自治体によっては、申請書や身分証明証などの提出を求められます。
二度手間にならないように、事前に調べて必要な書類や証明証を忘れずに持って行くようにしましょう。
新しい布団を購入する際、店に処分を依頼する

布団を買い替えるために処分する必要がある場合は、販売店に引き取りをお願いすることができることがあります。
インターネットなどの通販でも、引き取りサービスを行っているお店がありますので、購入の判断材料にしてみてもいいかもしれません。
西川ストアONLINE
新しい布団を5万円以上買うと、古い布団の引き取りを無料で行ってくれるサービスがあります。
布団を買う予定がある方は、その購入に合わせて、古い布団の処分を検討してみましょう。
買い替え時のサービスを利用すれば、収集にかかる費用や、処分のための予約、持ち運びの手間を省くことができます。
「西川ストアONLINE」で古い布団を送る方法
「西川ストアONLINE」で買い替え時に古い布団を処分する場合、送られてくる梱包用のキットを使います。
布団を包み、配送用の伝票を利用して佐川急便の集荷に出してください。布団は着払いで送ることができます。
引っ越しする際に処分を依頼する

引っ越しする際に、布団を処分する必要がある場合は、まとめて引っ越し業者に依頼しましょう。
ただし、布団の処分費用が引っ越し料金とは別にかかることもあるので、場合によってはほかの処分方法よりも高くついてしまうことがあります。
必ず、事前に見積もりを取り、処分費用を確認することが必要です。
布団の処分を回収業者に任せる

「自治体に頼むと、収集までに時間がかかる」「受け入れ施設まで布団を運べない」方は、回収業者に布団の処分を依頼しましょう。
費用はかかりますが、自宅にいながら不要になった布団を処分することができます。
布団の処分費用
- 出張料、運搬料:3,000円ほど
- 布団の処分料:布団1枚につき、500円~1,000円ほど
支払い方法を確認する
- 支払い方法:現金、銀行振込、カード払い
回収業者によって、かかる費用、料金の支払い方が違います。回収を依頼する前に、ホームページや電話で支払い方法を確かめておきましょう。
布団と一緒に家財一式を処分する
引っ越し、遺品整理、家を引き払うときは、布団のほかにも処分する不用品がたくさん出ます。
そういう場合は、家にある家財を丸ごと処分してくれるパックプランがある業者を選んで利用しましょう。
会社によって、処分する品数やトラックの積載量など、不要品処分のプランがちがいますので、目的に合った回収サービスを選んでください。
パックプランの料金
- 料金:9,000円~3万円ほど
回収エリアを確認しましょう
多くの回収業者は、サービスを提供するエリアが決まっています。
自宅から離れた場所に拠点を置く業者に依頼をしてしまうと、出張料が高くついてしまうこともあるので、依頼するときは、自宅の近くに拠点・営業所を置く回収業者を選ぶほうがよいでしょう。
回収業者に任せるときの注意点
回収業者のなかには、高額な料金を設定していたり、求めていない作業項目を増やして追加料金を請求したりする悪質な業者もいます。
よいサービスを提供してくれる業者を選ぶために、事前に下記を確認するとよいでしょう。
よい回収業者の特徴
- ホームページで明確な料金を表示している
- 一般廃棄物収集運搬業の許可を取得している
- 回収した布団の処分方法を明らかにしている
無料の引き取り業者やネットの掲示板を利用する
中には、布団を無料で処分してくれる業者もあります。
不要になった家電・家具などを近所に住む人へ低価格で引き渡すインターネットサイトがあり、そこでは古い布団でも無料で引き渡せたり、布団の状態によっては買取価格がついたりすることもあります。
また、指定の回収場所へ自分で持ち込めば、資源の有効活用のために無料で引き取ってくれる店もあるようです。下記に、具体例を挙げます。
ジモティー

ジモティーは、インターネットサービスで、掲示板を通じて不用品の引き渡しを仲介してくれます。
未使用品や傷・汚れが少ないものから、使用済み・古いもの、多少の汚れがある布団でも取引対象になっています(もちろん布団以外のものもやり取り可能です)。
また、出品した場合、購入希望者が自宅まで取りに来てくれるルールになっているため、重たい布団を外へ持ち運ぶ必要がありません。
特にベビー用布団の需要が多い
ジモティーで人気の品目として、ベビー用布団があります。ベビー用品は汚れやすいため、洗い替えにいくつか予備があると便利です。
また、子どもが小さいうちにしか使わないため、あまり使用していない品が売りに出されるケースがあります。
また、子どもが成長したら使わなくなるため、「中古品でいい」と割り切っている人も多くいます。そのため、需要が多くなるようです。
ただし、ジモティーは個人間の取引になるので注意が必要です。
たとえば、取引確定後、メッセージが途中で途切れて音信不通になったり、「やっぱり郵送してほしい」など引き取り方法の変更を求められたり、対応に時間を取られることもあります。
それらの対応はすべて自分で行わなければなりませんので、オークションなどと同様に注意が必要です。
グリーンダウンプロジェクト

グリーンダウンプロジェクトでは、障がい者に働く場所を提供するため、回収した羽毛の再利用に取り組んでいます。
そのため、羽毛布団は、グリーンダウンプロジェクトのリサイクルに回すと、無料で処分することが可能です。
穴が空いていたり、汚れていたりしていても、回収の対象になりますが、唯一条件として、ダウン率が50%以上の製品と決められています。
50%未満では回収不可のため、品質表示タグを確認し、ダウン率を確かめてから利用してください。
グリーンプロジェクトを利用する場合、アパレルのレジや回収ボックス、プロジェクトに加盟する布団店などに羽毛布団を持ち込みましょう。
最寄りの回収先は、グリーンダウンプロジェクトのホームページで調べてください。
まとめ
布団の処分を考える方は、早めに処分方法を決めましょう。引っ越しや家を引き払う日が決まっている場合、その日が迫ってから慌てて準備するのでは自治体の収集には間に合いません。
処分費用を抑えられる方法が選択できるように、余裕をもって布団の処分を検討することが大切です。
また、家を空けることが多い方や、すぐに布団を処分する必要がある方は、自治体の受け入れ施設への持ち込みや、回収を受け付けている店・業者への依頼もできることを知っておくだけで選択肢が広がるでしょう。