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上布買取おすすめ業者4選!買取相場や高価買取のコツも紹介
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
※「高く売れるドットコム」「おいくら」は弊社マーケットエンタープライズが運営するサービスです。
上布(じょうふ)とは、細い麻糸と苧麻(ちょま)を平織りしてできる高級な麻布のこと。
上布は上質な夏の着物として有名で、7~8月の盛夏に着用されるオシャレ着です。通気性がよく、シャリ感があるので夏に着用するにはピッタリです。
今回は上布買取におすすめの業者や業者選びのコツ、上布の買取相場、上布を高く売るコツなどをご紹介していきます。
目次
※買取相場は執筆時点で取得した情報となりますので、実際の買取価格と異なる可能性がございます。
上布買取おすすめ業者4選
それでは、上布買取におすすめの業者を紹介します。
高く売れるドットコム
弊社マーケットエンタープライズが運営する「高く売れるドットコム」は、買取サービスを全国規模で行っています。
買取品目も10万種類以上で、お客様にご満足いただけるように注力しております。
上布買取においても、お持ちの上布を高く査定し買い取らせていただきます。弊社では無料査定を実施しておりますので、是非ご利用ください。
買取方法は出張買取、店頭買取、宅配買取に対応しており、ご自分にあった方法をお選びください。
上布を高価買取中で、出張買取はご自宅まで査定に伺い、宅配買取はダンボールに入れて送っていただくだけです。
お申し込みはお電話0120-503-864またはWEBからご利用いただけます。
サービス名 | 高く売れるドットコム |
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WEB査定 | WEB査定はこちらから |
運営会社 | 株式会社 マーケットエンタープライズ |
バイセル
出典:バイセル公式サイト
「バイセル」は、株式会社バイセルテクノロジーズが運営する大手買取業者です。
貴金属や切手、食器など幅広く取り扱い、着物やブランドにも対応しています。
バイセルの査定士は、厳しい研修に合格し知識も豊富です。
買取方法は出張買取、店頭買取、宅配買取の3種類あり、適した方法を選択します。
出張香取は、出張料、査定料、キャンセル料などの各種手数料はすべて無料です。査定だけ利用するのもよいかもしれません。
サービス名 | バイセル |
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WEB査定 | WEB査定はこちらから |
運営会社 | 株式会社BuySell Technologies |
福ちゃん
出典:福ちゃん公式サイト
「福ちゃん」は、切手や骨董品、貴金属を取り扱う大手買取業者です。
着物買取に自信を持っており、上布などの着物や帯、草履などの着物関連の買取も行っています。
海外に安定した流通ルートを確保しているため、着物の状態が悪くても高価買取が期待できます。
買取方法は出張買取、宅配買取、店頭買取で、出張買取を得意としています。査定料や出張料、キャンセル料も無料ですので、気軽に相談してみましょう。
サービス名 | 福ちゃん |
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WEB査定 | WEB査定はこちらから |
運営会社 | 株式会社 REGATE |
着物10
出典:着物10公式サイト
「着物10」は宅配買取のみ受け付けている着物専門の買取サービスです。
出張買取は行っていないため注意が必要です。
買取品目は和装小物や付下げ、帯や浴衣など着物関連のものであれば、幅広く買取を行っています。
お申込みはWEBまたは電話(24時間受付)から可能です。
サービス名 | 着物10 |
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WEB査定 | WEB査定はこちらから |
運営会社 | 株式会社 AMホールディングス |
▼着物買取おすすめ業者についてはこちらの記事でより詳しく解説しています。あわせてご一読ください。
上布買取業者の選び方
ここからは、上布買取業者の選び方を紹介します。
着物の専門知識がある業者を選ぶ
上布を少しでも高く安全に売るには、専門知識を持った業者を選ぶようにしましょう。
上布の産地や状態などをしっかり見極めてもらえるので、着物についての知識があまりない方でも安心して依頼できます。
公式サイトなどをチェックして、着物の専門知識が豊富な査定員がいるかどうか見ておきましょう。
買取方法が選べる業者に売る
近年、着物の買取方法は持ち込み買取と宅配買取がメインになっており、自分の都合に合わせて方法が選べると便利です。
各方法のメリットを紹介します。
持ち込み買取のメリット
持ち込み買取のメリットは以下の点が挙げられます。
▼着物持ち込み買取については、こちらの記事でも詳しく解説しています。あわせてご一読ください。
宅配買取のメリット
続いて、宅配買取のメリットです。
▼着物宅配買取については、こちらの記事でも詳しく解説しています。あわせてご一読ください。
買取方法にはそれぞれの良さがありますので、自分の都合や希望に合わせて買取方法を選べるとよいでしょう。
信頼できる買取業者かどうか判断する
買取業者を選ぶときは、その業者が信頼できるかどうか十分に調べて判断しましょう。
買取実績を調べる
信頼できる業者かどうか見極めるには、買取実績を見ておくことが大切です。
実績が豊富な業者は相場などもしっかり把握しているため、適正な査定を行ってくれる可能性が高いです。
買取実績はホームページで公開されていることが多いので、チェックするようにしましょう。
クチコミを調べる
利用者の感想(クチコミ)のチェックも重要です。
ホームページに載っていない利用者の声が反映されるので、その買取業者が信頼できるかの参考になるでしょう。
トラブルを未然に防ぐことにも役立つので、SNSなどで事前にクチコミを確認するのがおすすめです。
手数料がかからない業者を選ぶ
配送料・出張料・査定料などの手数料がかかるかどうかも要チェックです。
無料査定を行っている業者がほとんどですが、一部の業者では料金が発生する場合があります。
公式サイトなどで事前に確認しておきましょう。
クーリングオフや相談窓口がある業者を選ぶ
一度買取してもらった後、キャンセルしたくなることもあるかもしれません。
そういった場合に備えて、クーリングオフ制度を設けている買取業者を選ぶと良いでしょう。
お客様相談窓口など利用者が相談できるサービスを設けている業者を選ぶとなお安心です。
参考:国民生活センター
上布の買取相場
上布は種類によって買取相場が異なります。代表的な上布の買取相場を紹介しましょう。
なお、買取相場はあくまで執筆時点の情報です。実際の買取価格と異なる可能性がございますので、ご了承ください。
上布の種類 | 買取相場 |
---|---|
越後上布 | ~200,000円前後 |
宮古上布 | ~100,000円前後 |
能登上布 | ~40,000円前後 |
八重山上布 | ~50,000円前後 |
会津上布 | ~15,000円前後 |
近江上布 | ~20,000円前後 |
参考:高く売れるドットコム・着物たより
越後上布の買取相場
越後上布は新潟県小千谷及び南魚沼市を中心に生産され、歴史は古いです。通気性がよく、肌にも心地いい夏に適した織物です。
越後上布でよく見られる絣の柄は、手くびりという手法で柄入れされます。これは色を入れたくない箇所をひとつひとつ紐で縛って模様を出す、職人の高度な技が必要な作業です。
高い品質が長く受け継がれ、国の重要無形文化財に指定されています。2009年には、ユネスコの無形文化遺産にも登録されました。作り上げるのに3か月以上もの月日を要するといわれており、越後上布の買取相場は~200,000円前後です。
宮古上布の買取相場
宮古上布は沖縄県宮古島で生産される麻織物で、品質には高い評価があります。日本を代表する上布であり、琉球王国の王に献上されたという記録が残っているそうです。その後、薩摩藩の支配により貢納布として納められるようになりました。
宮古上布の糸はとても細いですが、その細い目でしっかり織られていて丈夫で、軽く、光沢のあるひんやりとした感触が特徴です。夏の着物の最高級品と呼ぶにふさわしく、中古需要もあります。
宮古上布は1975 年、沖縄で初めて国の伝統的工芸品に指定され、1978年には国の重要無形文化財にも指定されました。宮古上布の買取相場は~100,000円前後です。
能登上布の買取相場
能登では良質な麻糸が作られるため、「独自に織物を作ろう」ということになり、近江から職人を招いて作られるようになったのが能登上布です。
石川県羽咋市で生産されており、「蝉の羽」と表現されるほどの薄さと軽さが特徴的です。日本の夏に適した涼やかな着心地が人気で、近江上布の確かな技術が融合した名品といわれています。能登上布の買取価格は~40,000円前後です。
八重山上布の買取相場
八重山上布は、沖縄県石垣市及び八重山群竹富町を中心に生産される上布です。風通しがよく、速乾性にも優れています。暑い日にはとても便利な織物で、絣模様や赤縞、紺縞、動物モチーフにしたものまであってとても個性的です。
八重山上布の特徴のひとつが、「刷り込み捺染技法」と呼ばれる絣の柄入れの技法です。絣糸の染め方で、「綾頭(あやつぶる)」という独特の四角い道具を使って、竹の櫛で擦りこんで糸を染めていきます。
こうして染められた糸で模様を織り込んでいきます。明治時代に産業として急速に発展し進化していきました。1989年には、国の伝統工芸品に指定され、沖縄県の無形文化財にもなっています。八重山上布の買取相場は~50,000円前後です。
会津上布の買取相場
会津上布は、福島県大沼郡昭和村で生産されている織物です。「会津からむし織」とも呼ばれ、織り始められたのは30年ほど前からで、織物としての歴史は浅いです。
しかし、会津上布は速乾性があり吸湿性もよく、夏にはピッタリの織物のため需要があります。作業は糸を作るところから手作業で行われ手織りされます。2017年に国の伝統的工芸品に指定されました。会津上布の買取相場は~15,000円前後です。
近江上布の買取相場
近江上布は、滋賀県東近江市で生産される織物です。この地域は豊富な湧き水に恵まれ、麻織物の生産にとって必要な環境が整っています。近江上布の起源は鎌倉時代に遡り、京都から織物職人が移り住み、人々に麻織物の織り方を教えたとされています。
近江商人により、良質な麻織物は全国的に広く知られるようになりました。肌触りが柔らかくて優しく、色合いも涼感のあるものが多いです。絣が代表的な模様であり、近江上布の大きな特徴とされます。1977年には国の伝統工芸品に指定されました。近江上布の買取相場は~20,000円前後です。
上布を高く売るコツ
ここでは、上布を少しでも高く売るためのコツを紹介します。
3月~4月に売る
上布は通気性がよいため、夏に需要が高くなる着物です。
買取業者はそれに備えて春に上布の買取を強化するため、高額買取を狙うなら3月~4月に売るようにしましょう。
良好な保存状態を保つ
上布に限らず、保存状態の良し悪しは買取価格に直結します。
シワや汚れなどに気をつけて、良好な状態で買取に出せるようにしておきましょう。
ただし着物はとてもデリケートなので、洗濯やクリーニングの際にはその方法に十分な注意を払いましょう。
▼着物や振袖のクリーニングについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。あわせてご一読ください。
保管・梱包などに気をつける
上布はシワになりやすい素材です。シワが寄らないよう、保管方法に気をつけましょう。
たとう紙に包んでなるべく通気性のよい場所で保管すると、シワや生地の傷みを防げるのでおすすめです。
また、上布が複数ある場合、重ねるとシワの原因になってしまいます。重ねずに保管しましょう。
▼着物や浴衣の保管方法については、こちらの記事でも詳しく解説しています。あわせてご一読ください。
証紙・証明書がある場合は一緒に査定に出す
「証紙」は、伝統工芸品や厳格な審査基準に合格した反物につけられるものです。証紙の存在は品質の証明につながり、高額買取の可能性が高くなります。
証紙がある場合は、一緒に査定に出すようにしましょう。
複数の買取業者に査定依頼をする
上布を売却する際には、必ず複数の買取業者に査定依頼をするようにしましょう。業者によっては着物の専門知識を持つスタッフがおらず、買取価格も低くなる恐れがあります。
複数の買取業者に査定依頼をして、最も高値がついた業者に買取ってもらうのがおすすめです。
上布買取は信頼できる業者を選ぼう
昨今、買取業者は増えていますが、しっかり情報を得ないで安易に業者を選んでしまうと、思わぬ失敗を招く可能性があります。
専門知識と信頼のある業者を選び、適正な価格で買い取ってもらいましょう。
もし買取が難しい場合には、処分を検討するのも手です。
▼着物の処分方法についてはこちらの記事でより詳しく解説しています。あわせてご一読ください。
学芸員の資格を有し、古美術品の学問的価値に深い造詣を持つ。過去着物買取店に勤務していた経験なども生かして、大切な品物を高く売るノウハウを解説していきます。
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