絵画を高値で買取してもらう方法・おすすめ鑑定業者を紹介

気に入って買った絵画も、引っ越しなどの理由で処分しなければならないこともあります。また貰い物などの大事な絵画は、なるべく高値で買い取りしてもらいたいものです。どのような手段で買取を行えば、納得のいく買取ができるのでしょうか?まずは、高価買取してもらうための、ポイントをおさえてみましょう。


絵画を高値で買取してもらう方法・おすすめ鑑定業者を紹介

気に入って買った絵画、故人の思い出の絵画も引っ越しや飾る場所がないなどの理由で処分しなければならないこともありますよね。

予想外に高値がつくこともあるので、処分に困ったら、必ず鑑定してもらいましょう。大事な絵画はなるべく高値で買取してもらいたいところ。絵画の買取相場をチェックし、どのような手段で買取を行えばいいのかみていきましょう。

絵画の買取相場について

絵画の買取相場について

絵画の買取にも旬があります。画家が話題になっているときは、強化買取中になっていることもあるので、少しでも高値で買取を希望する場合はチェックしてください。

草間彌生の絵画作品 40万~150万円

ドットペインティングによる絵画や作品を制作し、世界的にも有名な芸術家。2016年に瀬戸内国際芸術祭が開催されてから、コンテンポラリーアートに注目が集まっています。イベントが開催される以前よりも高値で買取されるようになっています。コンテポラリーアートとは、1972年から今日まで、私たちが生きている時代のアートをさすことが多いです。

2014年英国美術専門紙「ザ・アート・ニュースペーパー」に、全世界の美術館における展覧会動員数1位を達成し、世界で最も人気なアーティストとして発表されました。2016年には米国「TIME」で世界で最も影響力のある100人に選ばれました。ここ5年間で作品価格が高騰している芸術家のひとりです。

「かぼちゃのひるね」というシルクスクリーンの作品のオークション見積価格も約20万円から約200万円と10倍になっています。他の作品も5年で5倍以上にはなっています。

奈良美智の絵画作品 200~500万円

奈良美智の「一人じゃない。」は、2013年世界的なオークションハウス・サザビーズの香港のオークションでは、東京の元銀行員が所蔵していた35点の作品にトータルで5億円以上の落札額がついています。

2015年クリスティーズNYでは4億円で落札されました。ここ5年で価格は2~3倍になっています。そのため、話題性の高い今、強化買取している業者が多いです。

いつか売却を検討しているなら、比較的高値買取を狙うことができます。初期のドローイングは数万円、ペインティングでも数十万円で購入したものが、現在50~80倍になっています。

アンディー・ウォーホルの絵画作品 200万円~800万円

世界的にも有名で、オークションでも総額数億ドルになったこともあるアメリカを中心に世界中で人気の高いの作家。初期にはアクリル絵具などでキャンバスに描く作品が多かったのですが、1960年代以降は版画のシルクスクリーンを取り入れました。

シルクスクリーン作品を刷るアトリエを設け、同じ版で意図的にプリントをずらしたり、インクをはみ出したりし、独特の表現方法で制作される肖像画は、当時の有名人のステイタスとされていました。

作品のミックジャガーは200~250万円。マリリンモンローは、700万円~800万円ともいわれています。「絶滅の危機に瀕した動物」10点組を全部揃えると、2,000万円以上で買い取られることもあります。

キース・ヘリングの絵画作品 100万円~130万円

アメリカの画家でストリートアートのパイオニアともいわれています。世界的に人気のコンテンポラリーアートの画家です。シンプルな線とカラフルな色彩が特徴の作品が多く、AIDS撲滅活動のポスターが有名です。1990年に31歳の若さでAIDSの合併症で亡くなっています。彼がHIVに感染していたことは知られており、支援活動もしていました。

ファッション業界とのコラボ商品も多く、ユニクロでTシャツが販売されていることでも有名。「Pop Shop Ⅲ」は100万円~130万円で高額買取をされることも。キース・ヘリングの作品は高値で売れるので、状態が悪いと大きな減額の可能性があります。

クリスチャンラッセンの絵画作品 10~20万円

マリンアートの作家で、日本では1980~1990年代に流行しました。現在は、展示販売会などは少なくなっていますが、ジグソーパズルやカレンダーでの人気は健在です。色鮮やかな作品のほとんどは、ミクストメディア版画でリビングに置くようなSサイズの絵画は、14万~16万5,000円ほどです。

大きなキャンバスのラハイナスターライトなどの作品は、状態がよければ、19万円~21万7,000円。フレスコにジークレーの器用で描かれたものは11万~12万円。クリスチャンラッセンは、技法もサイズ、人気によって買取価格が変わるので、見積もりが欠かせません。

絵画を高く売る方法

絵画を高価買取してもらうための手段

絵画を高価買取してもらうためには、どのような手段があるのでしょうか。それぞれの特徴を比べてみましょう。

出張鑑定で売る

出張買取では大きな絵画の梱包や搬出、運搬の手間が解消されます。電話やメールで、業者へ連絡をした際に、絵画の詳しい情報を伝えます。絵画の保証書や鑑定書、付属品を用意しておきます。

その内容により、訪問日時を決定し、適切な専門家を派遣してくれます。買取をしてもらうには、本人確認の書類として、運転免許証や健康保険証、パスポートが必要です。

出張費も無料です。買取金額をその場で現金払い、もしくは指定の口座に振込してくれます。査定額に納得がいかない場合は、買取をキャンセルすることも可能です。他にバッグや貴金属の買取のできるものを確認しておくと、まとめてさらに買取額が上がる業者もあります。

宅配鑑定で売る

鑑定をしてくれる業者が、近くにないけど絵画自体を専門家の目でしっかり鑑定してもらいたい場合には、宅配鑑定で実際に鑑定してもらうことができます。

自分で厳重に梱包し、業者へ送ります。宅配中に傷がついて、絵画の価値を落としてしまうこともあります。発送する前に、業者へ連絡をしておきましょう。往復送料は無料の業者と負担しなければならない場合もあります。

業者はしっかり選ばないと、送料をかけて送った意味がないこともあります。美術品の運搬の費用は、通常と異なります。温度や湿度管理も必要なので、運送会社には、具体的な内容を伝えましょう。

保険がある運送会社もあるので、保険の有無も調べておきましょう。ヤマト運輸のアートボックス(包装資材1,436~1,847円)を利用すると安く配送することができます。

店頭鑑定で売る

絵画の大きさにもよりますが、持ち運び可能な大きさであれば、店頭に持ち込んで鑑定してもらうこともできます。まだ売るか決めていない場合、鑑定だけ受けたい、自宅を知られたくないというときには、店頭鑑定も可能です。

その場合は、箱や鑑定書などの付属品と一緒に店舗へ持ち込みます。専門家の鑑定が必要な場合もあるので、事前に絵画の詳細、来店日時を連絡しておくとよいでしょう。その場で、査定金額、理由を伝えてくれます。査定金額に納得がいかない場合は、持ち帰ることもできます。

しかし、高値がつきそうな絵画であれば、自分で運ぶことにより、大事な絵画を傷めてしまう原因にもなるので慎重におこなったほうがいいでしょう。

写真鑑定で売る

写真鑑定が最も簡単で気軽にできるのでおすすめです。24時間365日思いついたときに写真を撮り、鑑定してもらうことができます。業者と顔を合わせる必要もないので、こんなものを鑑定してもらっても大丈夫かなというときにも、便利です。

絵画の写真を、メールや郵送で送り、鑑定してもらいます。作品自体だけでなく、サインや落款、判子の写真も一緒に送ります。

鑑定書、資料や箱書があれば、忘れずにそれも写真で送ります。写真だけでなく、作品名、作家名、絵画のサイズ、技法、状態を確認しておきます。後日、鑑定結果の連絡がきます。

ヤフオク、メルカリなどインターネットオークションで売る

ヤフオクやメルカリなどインターネットオークションでの取引に慣れている場合は、インターネットで取引をすることもできます。

しかし、絵画は安いものではなく、大事な思い入れのあるものです。よく素性のわからない相手よりも本当に価値がわかる絵画買取専門業者に査定をしてもらうことが1番です。絵画買取専門業者に査定を依頼して、価値がなかった場合にインターネットオークションがいいかもしれません。

梱包の手間もかかり、輸送費用もかかります。輸送時のトラブル発生の手間を考えても、絵画買取専門業者に依頼するのが1番いいでしょう。

絵画の買取価格を上げる4つの方法とは?

絵画の買取価格を上げる4つの方法とは?

絵画は少しでも高値で売りたいですよね。絵画の買取価格を少しでも上げる方法はあるのでしょうか。みていきましょう。

きれいな状態で査定を依頼する

絵画は、いつか高く売りたいなら飾らないともいわれるほど、保管には気をつかいます。飾らずに、保管する場合は、購入時の箱にいれたままにしておきます。1年に1度は絵を出して、換気をします。直射日光や冷暖房のあたらない場所に1~2日おき、乾燥させます。リビングに飾る場合は、乾燥、湿気、カビ、紫外線、タバコの煙などダメージを避けることが必要です。

絵画の保管方法、手入れの方法はある程度の知識が必要になるため、インターネットで情報を収集し、大事に保管したほうが、買取のときに高値がつきやすいです。ダメージがあればあるほど査定は減額になります。しかし、劣化してしまったとしても、とりあえず査定をしてもらいましょう。有名な作家の場合、劣化があっても正しく評価されることがあります。

絵画の査定には、フレームやアクリルの状態も重要視されます。絵画は飾っていると、フレームにほこりがたまりやすいです。表面のアクリルにも思いがけず、ほこりがついていたりします。ほこりはきれいに拭き、なるべくきれいな状態で査定してもらうようにこころがけましょう。

フレームも作品の一部なので、フレームから出す必要はありません。フレームに傷や凹みがあったり、留め具がはずれかかっている場合は、修復、交換しておきましょう。

そのままの状態で、きれいに保存していたことがわかるように査定に出しましょう。いつか売るつもりなら1日でも早いほうが保管中の悪化や痛みを避けることができます。

絵画情報がわかるようにしておく

買取の見積もりはネットで行えることもあるので、作家名、作品名、作品の種類、技法、大きさを確認しておきましょう。絵画のことがわからないのでは、買取に出すときに不利になります。将来売る予定がなくても、購入する際に、作品の情報を教えてもらうように癖をつけておいたほうがいいでしょう。

使っている画材、技法など、査定してもらうときの大事なアピールにもなります。写真鑑定の場合は洋画の場合はサイン、日本画の場合は落款(らっかん)の写真が必要になるので、キャンバスの裏や木枠に何か書かれていないか探しておきましょう。

わからなければ、不明と正直に話しておきましょう。しかし、絵画情報がわからない場合は、専門家の鑑定を受けることができない、減額されてしまう可能性があります。

買取相場を比較するために4~5件の買取業者に問い合わせる

絵画の買取額は、作品を正しく評価できる業者にもよります。それぞれの店舗の得意分野、在庫状況、好みなどにも関係してきます。

リサイクル業者に、他の不用品と一緒に売ってしまうのだけは避けてほしいところ。絵画の専門家がいない場合は、せっかくの作品も正しく評価されないこともあります。画廊や古美術商など絵画専門の買取業者に4~5件問い合わせたほうがいいでしょう。コンテンポラリーアートの売却にふさわしいのは、現代アート、現代美術に詳しい店です。

付属品をすべて持ち込む

鑑定書、保証書、箱、フレームやギャランティカードなども買取の査定に含まれます。買取査定のときには、付属品がすべて一緒になっていたほうが高く売れるので、必ず用意しておきましょう。特に、鑑定書や保証書は、有名な作家の偽物や贋作が多く出回っているため、価値が高いと評価されます。探しても鑑定書が見つからない場合、鑑定を依頼して鑑定書を取得しておくこともできます。

無料鑑定を依頼して出してもらえるのは、鑑定書でなく査定書です。鑑定料の相場は、だいたい30,000~60,000円で、鑑定書作成料が別途かかることもあります。

買取サービスの選び方。絵画を売る前に確認しよう

  • 絵画買取専門業者か
  • プロの鑑定師が査定をしているか
  • 業者、審査の実績
  • 無料で審査、査定、出張買取、宅配買取をしてくれるか
  • ネットでの口コミ

絵画の買取をインターネットで検索すると、たくさんの買取業者のホームページが出てきます。どのような業者に買取を依頼するか迷いますよね。5つの選び方をチェックしましょう。

おすすめの絵画買取サービスを比較

最後に、絵画を専門に買取を行っているサービスをご紹介していきます。これから絵画コレクションを売ろうとしている方はぜひ参考にしてください。

プライベートバイヤー|マーケットエンタープライズ

プライベートバイヤー|マーケットエンタープライズ

ネット型総合買取サービス「高く売れるドットコム」を運営する株式会社マーケットエンタープライズの高級・高額品等の買取を専門に扱うサービスです。お客様ごとに専任バイヤーが付き、絵画といった美術品を確かな目利きで鑑定を実施します。上場企業だからこそできる安心の買取サービスです。

プライベートバイヤーの詳細はこちら

美術品・買取センター

美術品・買取センター

約30年の実績あり。経験豊富な業界トップの鑑定士が在籍しています。毎月、自社でオークションも開催しています。査定の依頼をしてから、24時間以内に対応してくれます。口コミでも、他の業者よりも対応が早く、スタッフが感じがよかったので、買取をしてもらったとの声が多かったです。買取方法も、宅配、出張、店頭鑑定も無料でできます。宅配便の手配もしてくれます。

参考:美術品・買取センター

総合美術買取センター

総合美術買取センター

あらゆるジャンルの絵画をはじめ、多種多様な美術品の買取を行なっています。各分野で20年以上の経験をもつトップ鑑定士が鑑定をします。

電話、メール、LINEで査定も実施しています。絵画の送料、査定料、出張費用などの負担なし。買取査定に納得がいかない場合も、契約日から8日以内であれば、クーリングオフ制度により、キャンセルが可能です。口コミも、迅速で丁寧だったとの声が多いです。

参考:総合美術買取センター

ギャラリーホープ

ギャラリーホープ

独自のデータベース、国内外の最新オークションデータを元に査定額を算出します。電話、メール、LINEで査定を依頼します。査定額を提示。全国無料で出張買取、店頭買取、宅配買取を行なっています。実物をみて、最終的な査定額をお知らせしてくれます。

参考:ギャラリーホープ

まとめ

絵画を高値で買取ってもらうためには、手段を選ぶことが最も大切です。せっかく気に入って購入した絵画ですので、価値の分かる方に買取ってもらいましょう。また、作品を大切に扱って買取を進めていくことも大切。納得のいく価格で買取ってもらうためには、手間を惜しまず手入れをしましょう。

しっかりと下調べをした上で買取してもらうことがおすすめです。高値で買取ってもらったお金は引っ越し資金にしたり、新たな作品を購入する資金にすることもいいでしょう。

乾太一 / 専属ライター
乾太一 / 専属ライター

あらゆるモノの買取・処分方法を熟知している高く売れるドットコムマガジン編集部のエースメンバー。疑問が多いリユースについて誰もが読んでわかりやすい記事作りを心がけています。

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