イチローズモルト買取価格 - シリーズ別の相場価格・高く売る方法

どんな種類のお酒が高く売れるのか？

高値で売れるお酒の種類には、ウイスキーやブランデー、ワイン、日本酒、焼酎などがあります。これらのお酒は古酒と呼ばれ、熟成期間が長いほどコクが出てまろやかになることから、古いものほど価値も高くなるのが特徴です。

ウイスキーの場合は有名な産地のヴィンテージものや、今は廃止されている製法で作られたものが人気です。

お酒の買取価格は何で決まる？

お酒の買取価格は、人気の銘柄や年代に高値がつくのはもちろん、さまざまな条件によって変動してきます。たとえば希少性、保存状態、箱・ボトルの替栓・シリアルナンバーが記載されている冊子など付属品の有無、その時々の相場などです。

お酒の状態が良好でも、付属品がひとつでも欠けていると買取価格が大幅に下がってしまうことがあるため気をつけましょう。

中には買取できないお酒もある

買取を依頼したお酒すべてに値段がつくとは限りません。たとえば開封してしまったお酒や、ボトルにヒビがあるお酒、プレゼントでもらうなどしてラベルに個人名が印字されているお酒は買取不可となるケースがほとんどです。

また、未開封でもコルクやキャップの隙間から空気が入って中のお酒が蒸発し、内容量が目減りしてしまっているもの、直射日光や高温下で保管されたために変色してしまったお酒も買取NGとなるケースが多いようです。

ボトルのラベルが剥がれたり汚れたりして文字が読めない状態のものも、本物であることの確認が難しいため業者によっては買取を断られることがあります。

ジャパニーズウイスキーは高値がつきやすい

2014年にニッカウイスキーの創業者夫婦をモデルとしたNHKの朝ドラ「マッサン」が放送されたことや、国産のウイスキーが世界的な品評会で賞を受賞したこと、和食人気の影響などから、国内だけでなく海外からの需要も増加傾向にあり、ジャパニーズウイスキーが注目を集めています。

その一方で流通量が少なく希少であることから、ジャパニーズウイスキーの全体的な相場が高く、買取に出すと高値がつく可能性があります。中には定価の倍以上の価格で買い取られる銘柄も少なくないようです。

イチローズモルトは高値で売れるジャパニーズウイスキーのひとつ

「白洲」や「山崎」、「響」などと並び、高値で取引されている国産ウイスキーがあります。ベンチャーウイスキーが製造している国産のシングルモルトウイスキー「イチローズモルト」です。

その歴史は2007年からとまだ浅いものの、世界中から高い評価を受けています。イチローズモルトは原酒の量が限られており数量限定で販売されているため、入手困難なシリーズも多く、高値がつきやすい銘柄です。

高値がつきやすいイチローズモルトのシリーズ

ここでは、買取市場で人気のイチローズモルトの中でも、特に高値がつきやすいシリーズを紹介します。

イチローズモルトファーストテン

秩父蒸留所初となる10年熟成のシングルモルト。リリースされたのは2020年と新しいにもかかわらず、5000本の限定販売だったために即完売し、買取市場でも高値がつけられています。

イチローズモルト カードシリーズ

こちらも2000年に閉鎖された羽生蒸留所の原種をベースに作られたシリーズ。2005〜2014年にかけて全部で54種類がリリースされており、ラベルにカードゲーム・トランプの絵柄がデザインされているのが特徴です。

現在は販売が終了している幻のウイスキーとして高い値打ちがあります。とりわけ海外のオークションでは絶大な人気を誇り、2019年に香港で行われたオークションでは54本のセットがなんと約1億円もの高値で取引されたことで有名です。

単品では「ジョーカー」は希少性が高いため、高値が期待できます。

イチローズモルト 羽生

イチローズモルトの中でも名前に「羽生」とつくシリーズは高い人気を集めています。中でも人気なのが2004年に閉鎖した羽生蒸留所の原酒を用いた15年&20年のヴィンテージシリーズや、羽生蒸留所で作られた最後のウイスキー「ザ ファイナルビンテージ オブ 羽生」。

いずれも希少性が高く、入手が困難な1本です。

イチローズモルト 秩父

創業当時に建設された秩父蒸留所にて作られた定番シリーズ。秩父蒸留所は規模が小さく、毎年リリースされているシリーズではあるものの、どの銘柄も数千本程度の限定販売です。

抽選に当たった人だけが購入できる記念ボトルなどもあります。

イチローズモルト リーフシリーズ

現在は閉鎖された羽生蒸留所の原酒と、秩父蒸留所の原酒をブレンドして作られたシリーズ。ボトルにミズナラの葉がデザインされているのが特徴です。

ミズナラウッドリザーブ（MWR）、ダブルディスティラリーズ（DD）、ワインウッドリザーブ（WWR）の3種類があります。メーカーの小売希望価格はいずれも同じですが、買取市場でもっとも人気があるのがDDです。

DDは今はなき羽生蒸留所と秩父蒸留所の原酒をブレンドして作られているMWRはジャパニーズオークというミズナラの樽で熟成させているのが特徴。他の2つよりも高値がつきやすくなっています。

MWRはジャパニーズオークというミズナラの樽で熟成させた1本。すでに製造が終了している商品も多いイチローズモルトの中で、現行品にもかかわらず発売されるたびに即完売するほどの人気商品です。

WWRは名前の通り赤ワインの空樽で熟成されたウイスキーです。供給量が少ないため入手自体が困難で、現在はネットオークションなどでしか手に入れることができなくなっています。

イチローズモルトを高値で売るコツ

人気の年代や銘柄ではなくとも、イチローズモルトを売りに出す際、高く買い取ってもらうために自分でもできることがあります。ここでは、なるべく高値で売るためのコツを紹介します。

付属品をそろえる

前述の通り、お酒の化粧箱や替栓、冊子、化粧布などは買取価格に影響します。愛好家の中には実際に開封して飲むときまで、棚に化粧箱やボトルを飾っておく人も少ないためです。

なお、これらがそろっていても保管状態が悪く汚れや折れなどがあると査定額が下がってしまいます。購入したお酒やもらいもののお酒はなるべく付属品も一緒にきれいに保管しておきたいところです。

まとめて売る

1本から買取に対応している業者もありますが、業者としては一度にまとめて売ってもらった方が人件費の節約になるため、その分を買取価格に還元してくれる場合があります。

コレクションの整理を検討している人や、バーなどを経営していてお酒の在庫を処分したい人などは、なるべく一度に査定を依頼するのがおすすめです。

直射日光や高温多湿を避け、縦にして保管する

蒸留酒であるウイスキーは長期の保存が可能で、賞味期限は設けられていません。しかし、保存状態によっては品質が劣化してしまうことがあります。

たとえば直射日光に当てたり、高温多湿な環境にさらされると変色してしまう可能性があります。また、湿度が低すぎるとコルクが乾燥し、隙間から空気や無生物がボトルの中に入って風味が損なわれてしまうため注意が必要です。

さらに、ウイスキーは周りに香りの強いものがあるとそれが移ってしまう性質があるため、ニンニクや玉ねぎなど香りの強い野菜や調味料の側には置かないようにしましょう。

もうひとつ注意しておきたいのが、ボトルを保管する際の向きです。特にコルク栓の場合は、長期間にわたって横向きに置いておくとコルクが収縮して中身が漏れたり、コルクの匂いが中のお酒に移って本来の風味が変わってしまったりすることがあります。そのため、必ずボトルは縦にして、注ぎ口が上を向くように置いてください。

複数の業者に査定してもらう

なるべく高値で買い取ってもらうためには、複数の業者に査定を依頼して買取額を比較するのも効果的です。業者によってお酒の評価基準が違ったり、買取を強化しているジャンルが異なったりするため、同じお酒でも業者によって買取価格に差があるケースもあります。

複数者に査定してもらうことで、相場よりも低い価格で買い叩かれる心配を少なくできます。また、売ろうとしているイチローズモルトの価値や相場を事前に調べておくことも重要です。そのうえで、相場を反映し、もっとも高値を提示してくれた業者を選ぶことをおすすめします。

イチローズモルトの買取を強化している業者を探す

お酒の買取を行っている業者には、それぞれ買取を強化しているジャンルがあります。イチローズモルトはその価値の高さで知られているため、どの業者も歓迎してくれる銘柄ではありますが、業者のウェブサイトを確認してイチローズモルトの買取を強化しているところを選びましょう。

イチローズモルトの買取を依頼するときの注意点

イチローズモルトを売るときは、そのときの相場と本来の価値を反映した適正価格で買い取ってもらうことが大切です。買取業者の中には買取対象の中に一応お酒も含まれているものの、スタッフのお酒についての専門知識が浅く、正確に価値を査定できない業者も存在します。

本来の価格よりも低い価格で買い取られてしまうことを避けるために、お酒の買取実績が豊富な業者を選びましょう。お酒の買取実績が多ければ多いほど、信頼できる業者である可能性が高くなります。プロの鑑定士が在籍している業者であればなお安心です。

イチローズモルトを売るならどこがいい？おすすめの買取方法

イチローズモルトを買取に出す方法としては主にリサイクルショップに持って行く、フリマアプリやネットオークションに出品する、ネット専門の買取業者に依頼する、の3つが代表的です。

それぞれメリットとデメリットがあり、買取方法によって入手できるお金の額も変わってきます。自分に合った買取方法を検討してみてください。

リサイクルショップに持って行く

リサイクルショップでもお酒の買取を行っている場合がほとんどです。近くに店舗がある人は売りたいお酒を直接持ち込んで査定してもらうのもひとつの方法です。

ただし、一般のリサイクルショップは必ずしもお酒に詳しいスタッフが在籍しているとは限りません。適正価格での買取を希望するのであれば、なるべくお酒の買取に特化したリサイクルショップを利用することをおすすめします。

フリマアプリやネットオークションに出品する

一般の酒屋では入手が困難な珍しいお酒は、インターネットで探す人も少なくありません。そのため、フリマアプリやネットオークションを活用するのも有効です。

価値のわかっている人であれば、自分で思っている以上の高値で落札してくれるケースもあります。

ネット買取を利用する

お酒の買取業者の中には実店舗を運営しているところもありますが、最近はインターネットを中心に運営している業者が増えています。インターネット専門の業者は店舗型の業者と比べて店舗運営のコストが削減できる分、高値で買い取ってもらえる可能性が高くなります。

また、近くにお酒の買取を行っている店舗がない場合や、一度に複数のお酒を買い取ってほしい場合は、持ち運びの必要がないネット買取が便利です。

高く売れるドットコムでは、ウイスキーの買取に対応しており、店頭買取、宅配買取、出張買取の3種類から利用しやすい方法を選んで買取の依頼ができます。

気になる方は必要項目を入力するだけで買取価格がわかる無料査定を活用してみてください。売りたい商品がいくらで買い取ってもらえるのか買取金額の目安がわかるため、安心感をもって利用できます。

イチローズモルト買取のよくある質問

高く売れるドットコムでのお酒の買取について、よくある質問をまとめました。

どのようなお酒を買い取っていますか？

ウイスキーの買取やワインの買取などを行っています。売れるかわからないお酒や、買取価格を知りたいお酒がある場合は、お気軽にご相談ください。

どのような買取方法に対応していますか？

宅配、店頭、出張の3つの方法でお取引が可能です。

どのような支払い方法がありますか？

出張買取と店頭買取であれば当日に現金でお支払いします。宅配買取の場合は、ご指定の口座に入金します。

遠方ですが出張料はかかりますか？

出張料や搬出費用はかかりませんのでご安心ください。

「イチローズモルト」の買取は高く売れるドットコムへご相談ください

国産ウイスキーの人気が高まっている今、「イチローズモルト」を買取に出すと高く売れる可能性があります。特に人気のシリーズであれば、定価よりも大幅な高値が期待できるかもしれません。プレゼントでもらったり、自分で購入したはいいものの飲む機会がないお酒が自宅に眠っているという人は、一度買取業者に査定を依頼してみませんか？