郡上紬を高価買取!買取相場はいくら?
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郡上紬の買取の流れ
郡上紬の買取の流れ
買取価格が高い郡上紬の特徴
証紙がある
証紙があるかどうかは、郡上紬の買取価格を決めるポイントの1つです。証紙は、着物の製造元を証明する証明書の役割を果たしています。
郡上紬には、郡上工芸研究所が発行した「郡上織のことば」という証紙が貼られています。郡上織のことばと一緒に、「宗広ふきゑ作」や「宗廣陽助作」といった作者の名前が縫われているものもあります。
証紙や作者名といった製造元がわからない郡上紬も多く出回っているため、証紙があるだけで買取価格も高くなるのです。
着物の状態が良い
証紙の次に大切なのは、郡上紬の着物の状態です。着物は20〜30年以上前のものでも着用できるくらい、長持ちする品物です。
ですが、保管状態が悪いと当然着物も傷んでしまいます。よくあるのは、汗染みによる変色や黄ばみ、紫外線による色褪せといった症状です。通気性の悪い場所に保管していると、白いシミのようなカビが生えることもあります。
こうした変色や褪色に加え、虫食いによる穴や匂い移りも買取価格の減額対象です。反対に、こうした痛みのない綺麗な郡上紬であれば、高値での買取も期待できます。
身丈が長い
証紙の有無や外観の状態ほどではありませんが、身丈の長さも買取価格に影響します。
身丈とは、着物の長さのことです。身丈の短い着物はサイズの小さい洋服のようなもので、着用できる人が限定されてしまいます。
そのため、平均的な身丈〜長めの身丈の方が買取価格も高くなりやすいです。女性の場合は165cm以上、男性の場合は143〜148cm以上の身丈が最も需要があります。
郡上紬とは?
郡上紬の歴史
郡上紬は、岐阜県郡上八幡で生産されている草木染めの手織り紬です。織物の産業地ではなかった郡上で戦後、宗廣力三(むねひろ りきぞう)が農家の副業として始めました。
宗廣力三は日本全国の織物産地を訪れ、理想の絹糸を求めて蚕にこだわりました。
それゆえ郡上紬は、日本で唯一「エリ蚕(えりさん)」を使う紬でした。現在では、たて糸に玉糸、よこ糸に紬糸が使われています。
宗廣力三が作る郡上紬は、縞織や格子織に緻密な図案を組み合わせ、今までになかったデザイン性の高い織物を作りました。
これら絣織りと縞織りの高い技術が認められ、宗廣力三は紬織で初めての人間国宝に認定されています。
郡上紬の特徴
郡上紬の特徴は、独特の風合いと希少性の高さです。
郡上紬は、宗廣力三が開発した「どぼんこ染め」という手法で染色されています。どぼんこ染めとは、図案にしたがって何度も何度も糸を染めていく技法です。気の遠くなるような染色工程によって、郡上紬の独特の風合いを醸し出していうのです。
1反の着物を染め上げるのに膨大な時間がかかることから、郡上紬は生産量が少ない点も特徴の1つです。
さらに現在、郡上紬は生産が中止され、生産工房である「郡上工芸研究所」は閉業しています。そのため、着物市場における郡上紬の流通量は今後さらに減っていくと考えられています。
郡上紬買取のよくある質問
郡上紬の買取相場はいくら?
郡上紬の買取相場は、1,000円〜10万円前後です。5万円以上で売れるのは、証紙つきの郡上紬かつ、人気の色味や柄である場合です。平均的な買取価格は、1万円〜2万円前後となっています。
和装小物と一緒に買取に出すと、単品よりも買取価格が上がりやすくなります。
郡上紬の産地はどこ?
郡上紬の産地は、岐阜県の郡上八幡です。郡上八幡の農家で織られていた紬に、人間国宝の宗廣力三が独自の技法を加え、今日の郡上紬が生まれました。
郡上紬の着心地は?
郡上紬は、暖かく柔らかで着心地が良いと評判です。紬は軽くて薄い上、保温保湿に優れているため、長時間着用しても蒸れによる不快感がほとんどありません。
郡上紬の見分け方は?
郡上紬を見分けるには、証紙の有無を確認するのが確実です。本物の郡上紬には、「郡上工芸研究所」発行の「郡上織のことば」という証紙がついています。
手触りで本物かどうかを判断する方法もありますが、確証がない上玄人向きの見分け方のため、あまりおすすめできません