紬の高価買取なら!買取相場・高く売るコツ
電話で買取価格を調べる
[ 年末年始除く 9:15~21:00 ]
紬を売るなら、高く売れるドットコムにお任せください!業界最大級の買取サービスだからこそ、紬の高価買取が可能です。
整理や売却を検討している着物があれば、ぜひ一度ご相談ください。出張・宅配・店頭買取にて、日本全国の紬を買い取らせていただきます。
無料査定のお申し込みや買取のご相談は、お電話とWebから受付中です。お持ちの紬がいくらで売れるのかすぐにお調べいたします。
紬の買取相場
買取相場 | |
---|---|
北村武資 (人間国宝) |
100,000円〜200,000円前後 |
芹沢銈介 (人間国宝) |
10,000円〜100,000円前後 |
志村ふくみ (人間国宝) |
10,000円〜200,000円前後 |
宗廣力三 (人間国宝) |
10,000円〜200,000円前後 |
山下八百子 | 10,000円〜200,000円前後 |
玉那覇有公 | 10,000円〜100,000円前後 |
田中林次 | 5,000円〜100,000円前後 |
由水十久 | 1,000円〜10,000円前後 |
浦野理一 | 1,000円〜50,000円前後 |
紬の平均的な買取相場は、1,000円〜10,000円前後です。
一口に紬といっても、新品で10,000円程度で購入できるものから、10万円以上の価格がついているものまであります。
そのため中古の買取価格も様々ですが、一般的には1,000円〜10,000円の買取価格が多いです。
ですが、人間国宝の手がけた紬や、大島紬といった伝統工芸品の紬は高価買取が期待できます。紬の状態によっては、10万円以上の買取価格がつく可能性もあります。
お持ちの紬の買取相場が気になる方は、無料査定サービスで買取価格を調べてみましょう。
紬とはどんな着物?
「紬」とは、紬糸を使った先染めの織物のことを指します。紬は、蚕の繭から糸を引き出した絹糸が布表面の生地になっており、絹独特の光沢感が出ることが特徴です。 先染めとは、糸の状態で染めてから織りで柄を表現する手法で、あらかじめ染めた糸を手機や機械を使って織られているため非常に繊細な技術を要します。
白生地から様々な技法を駆使して模様が染められる後染めに比べ、先染めは模様が糸に染まるまで長い時間がかかることも特徴です。そのため紬を一つ織るのにも、大変なコストと時間がかかっています。
紬には、大島紬、久米島紬、泉紬、泥紬など、地域によって異なる種類があります。それぞれの紬には、特徴的な柄や色合いがあり、異なる雰囲気を持っています。紬は、普段着としても着やすく、おしゃれ着としても活躍する和服です。
高価買取できる紬の種類
大島紬
大島紬とは、鹿児島県南方にある奄美大島で伝統工芸品としてつくられる織物です。手で紡いだ絹糸を泥染めしたものを手織りした平織の絹布、もしくはその絹布で縫製した和服を指します。
大島紬は1300年程の長い歴史を持ち、着物の女王と言われています。1975年に通産省が伝統的工芸品に指定した際、「絹100%である」「先染めした糸を手織りする」等、大島紬であるための条件が明確に定義されました。
大島紬は、しなやかで軽くシワになりにくい上、染色の工程で糸に鉄分が染み込み、着崩れや虫食いが起きにくいです。そのため、孫子の代まで長く使えるという特徴があります。また、独特の黒褐色を基調とした繊細な折柄の美しさも評価され、日本の絹織物のうちでも高級品として知られています。
牛首紬
牛首紬とは、石川県白山市で作られている伝統的な絹織物の一つです。牛首紬は、2匹の蚕が作った玉繭からとれる「玉糸」という特別な絹糸を使っており、丈夫で素朴な風合いが特徴です。
牛の首に似た独特の模様が織り込まれており、それが「牛首紬」と呼ばれる由来となっています。牛首紬は、1988年に国の伝統的工芸品に指定されました。牛首紬は、織りの特徴的な模様や風合いがあり、美しい光沢を持つことで知られています。
久米島紬
久米島紬とは、沖縄県久米島町で作られる伝統的な絹織物の一つです。久米島紬は、素朴でしなやかな風合いと独特の深い色調が特徴で、図案の選定、染色の原料の採取、糸の染め付け、製織のすべての工程を1人の織子が手作業で行います。
使用する糸は、紬糸か引き糸のいずれかで、島内に自生している植物を使った「草木染め」や「泥染め」という手法で染め付けます。久米島紬は、2004年に国の重要無形文化財に指定されました。
塩沢紬
塩沢紬は、新潟県南魚沼市周辺で作られている織物の一種です。塩沢紬は、越後上布の技法を応用して生まれた絹織物で、非常に細かい蚊絣や十字絣、亀甲絣などの絣模様が特徴的です。塩沢紬は、紬のざらざらした風合いの中にも真綿ならではの柔らかさと光沢があり、他の紬と比べると薄手でさらっとした風合いです。
塩沢紬は、新潟県南魚沼市塩沢地方で作られています。塩沢紬の製造工程は、図案・設計、糸つくり、墨付け、摺込み、機織り準備、織、仕上げ整理、検査の7つの工程から成り立っています。
結城紬
結城紬とは、茨城県と栃木県を主な生産地とする、高級な絹織物です。結城紬は奈良時代から続く高級織物で、本結城の工程は国の重要無形文化財に指定されています。
結城紬は手織りのほか機械織りもあり、糸も真綿手つむぎ糸、石下の手紡糸、撚糸工場の強撚糸など様々であるため、その見分けは大変難しいのが現状です。結城紬は、茨城県西部の結城市と隣接する栃木県小山市などで作られています。
また、手織り体験や購入ができる施設として、地元企業が運営する「結城紬ミュージアム つむぎの館」や、「本場結城紬 郷土館」があります。