大島紬を高価買取!買取相場を公開中
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大島紬の買取の流れ
大島紬の買取の流れ
高価買取が期待できる大島紬
本物の証紙がある
大島紬の本物の証紙がある着物は、高価買取が期待できます。大島紬の証紙には、旗印・地球印・鶴印のいずれか1つが必ずついています。
旗印がついているのは、鹿児島県鹿児島市産の本場大島紬の証紙です。手織りの場合は台紙が水色で、経済産業省の伝統マークが貼られています。機械織りの場合は台紙がピンク色で、伝統マークの代わりに丸い金色のシールが貼られています。
地球印がついているのは、鹿児島県奄美大島産の本場大島紬の証紙です。手織りの場合は経済産業省の伝統マーク、機械織りの場合は伝統マークは貼られていません。
鶴印がついているのは、宮崎県都城市産の本場大島紬の証紙です。経済産業省の伝統マークが貼られています。大島紬は産地や製造方法によっていくつかの証紙がありますが、本物であればどの証紙でも高価買取が可能です。
マルキ数が多い
マルキ数が多い大島紬も、買取価格が高くなる傾向があります。「マルキ」とは、絣糸の本数を表す大島紬特有の単位です。
一反の中の経糸1240本のうち、経絣糸がどれだけ入っているかを表しており、絣糸80が「1マルキ」です。多くの大島紬は「7マルキ」で製造されていますが、「5マルキ」「9マルキ」「12マルキ」「15マルキ」などの種類があります。
マルキ数が大きいほど絣糸も多くなり、細かな柄のデザインが可能になります。9マルキ以上は高度な技能が必要とされるため生産数も少なく、買取価格も高額です。
- 5マルキで経糸の絣糸:464本
- 7マルキで経糸の絣糸:576本
- 9マルキで経糸の絣糸:768本
保存状態が良い
保存状態が良く、外観が綺麗な大島紬も高く売れる可能性があります。お買取した大島紬は、クリーニングをした後次の方にお譲りしています。そのため、使用感のある大島紬よりも、綺麗な状態の大島紬の方が高く買い取れるのです。
査定時に見るポイントは、汚れやシミ、ほつれや穴、匂いの3つです。長期保管されている大島紬の場合、汗染みや黄ばみ、日焼けといった変色や褪色が見られることがあります。白カビや黒カビが生えていることも珍しくありません。
その他、ほつれや破け、虫食いによる穴、匂い移りがないかも重要な査定ポイントです。
身丈が長い
身丈の長さも、大島紬の買取価格に影響します。着物の丈は長い分には仕立て直しできますが、丈の短い着物を長くすることはできません。そのため、平均的な丈の長さか、長めの丈の方が買取価格も高くなります。
着物の丈は、女性の場合は身長+5cm、男性の場合は身長-27cmが基準です。
男性の平均身長は170〜175cmのため、143〜148cm以上の丈の需要が高くなります。女性の平均身長は160cm前後のため、165cm以上の身丈があると買取価格も期待できます。
大島紬とは
大島紬と本場大島紬
大島紬とは、鹿児島県を発祥とする絹織物のことをいいます。大島紬を名乗るには、以下5つの定義に当てはまることが必要です。
- 絹100%である
- 先染手織りである
- 平織りである(経(タテ)緯(ヨコ)糸は一本ごとに浮沈する織物の基本)
- 締機(しめばた)で手作業によりタテ・ヨコ絣の加工をしたものである(大島紬の絣を作る作業)
- 手機(てばた)でタテ・ヨコ絣をカスリ合わせて織り上げたものである
大島紬はいくつかの産地で生産されていますが、代表的な産地は「鹿児島県鹿児島市」「鹿児島県奄美大島」「宮崎県都城市」の3つです。
これら3つの産地で生産されたものを「本場大島紬」と呼びますが、「鹿児島県奄美大島」のみを「本場大島紬」とする考え方もあります。
大島紬の代表的な染色方法
- 泥大島紬
- 泥藍大島紬
- 正藍大島紬
- 草木染大島紬
- 色大島紬
- 白大島紬
- 草木染大島紬
大島紬には、いくつかの代表的な染色方法があります。中でも有名な「泥染め」は、糊状の泥を使って織物の一部を覆い、染料がその部分に付着しないようにする手法です。染料を付ける前に織物の特定の部分を泥で覆い、その後染色します。
染料が泥で覆われた部分には染料が染み込まず、染色されません。この手法によって、模様やデザインを作り出すことができます。
大島紬の泥染めは、伝統的な技術として受け継がれており、職人の手によって丁寧に行われています。そのため、一つ一つの製品には熟練した職人の技術とこだわりが込められています。
大島紬買取のよくある質問
大島紬の買取相場はいくらぐらい?
大島紬の買取相場は、1万円〜20万円前後です。高級なイメージの大島紬ですが、古いものや状態の悪いものは、中古市場で1円で販売されている例もあります。
反対に保管状態が良く、証紙がついている大島紬の着物は、古いものであっても20万円以上で取引されていることもあります。
大島紬が高い理由は何?
大島紬の価格が高いのは、高品質な素材を使って職人の手作業で織られているからです。
大島紬は絹100%で作られており、すべての工程を人の手で行なっています。そのため、1つの着物を織り上げるのに半年〜1年もの時間が費やされ、機械で大量生産されている着物に比べて高値で取引されているのです。
また、帯と一緒に買取を依頼したり、下駄といった小物も査定に出すと買取価格アップが期待できます。
本場大島紬の見分け方は?
本場大島紬かどうかを見分けるには、「証紙」を確認する方法が確実です。証紙は着物の品質証明書のことで、高級な着物には必ず証紙がついています。
証紙には生産地や製造者の名前、伝統工芸品のマークが記載されているため、本場大島紬かどうかを確認できます。本場大島紬は奄美大島で生産されている上、絹100%で手織りされているはずです。
古い大島紬の着物でも売れる?
古い大島紬の着物でも売れます。大島紬に限らず、着物はあまり流行りや廃りがないため古くなっても買取が可能です。
もちろん、新しい着物に比べて買取価格は下がる可能性がありますが、買取価格が全くつかないわけではありません。ご自宅に古い大島紬があれば、処分してしまう前にぜひ着物の買取査定をご相談ください。