PCケースを処分・廃棄したい！その方法と注意点

様々な廃棄方法

PCケースはメーカーによりさまざまなサイズ、形状があります。そもそも何から始めたらいいのか分からないPCケースの廃棄ですが、その処分方法はサイズ等によっても変わります。様々ある廃棄方法をご紹介いたします。

通常の不燃ごみとして処分する

パソコン本体は貴重な金属などが使われていることが多く、リサイクルが求められるためにそのまま勝手に捨てることはできませんが、パソコンケースはプラスチックやアルミで作られているのが主流ですので、分解をすれば処分をすることが可能です。

一般ごみと粗大ごみの区分は、サイズによって規定されている場合が多いため、一般ごみとして処分が可能なサイズまで分解、裁断などができれば、通常のゴミとして廃棄が可能です。
また、中には小型PCのケースで、そもそも粗大ごみのサイズに当たらないものもあります。まずは粗大ごみと一般ごみのサイズに関して確認をしてみてください。

粗大ごみとして自治体に回収を依頼する

アルミ製などで特に分解ができないPCケースは、既定のサイズを超えた場合、粗大ごみとなります。粗大ごみは一般的には事前に自治体に連絡の上、回収をしてもらいます。

自治体に回収を依頼する際には、事前にその担当部署に捨て方・費用を確認しましょう。
というのも、粗大ごみとして捨てることになった場合には費用がかかる自治体もあります。

また、事前にゴミに張るシールの購入が必要な場合や、廃棄する人の名前の表記が必要な場合など、自治体によってそれぞれのルールがあります。
あらかじめ自治体のホームページ、または電話で確認しておくことをおすすめします。

インターネットオークションを利用する

自分でパソコンを組み立てる、いわゆる「自作パソコン」を作る方にとっては、パソコンケースは必需品になります。
捨てようとしてるパソコンケースがまだまだ綺麗ならば、ほかの方に格安で譲るという方法があります。そこで使うのがネットオークションです。

費用がかかる自治体の回収に比べて、お金が手に入るというポイントがあります。しかしこの方法にはデメリットもあります。
まずひとつに、売りに出したパソコンケースが必ず売れるとは限らないという事です。ずっと売れず、家に置いたまま、ということになればかえって邪魔になります。

もうひとつは、丁寧に梱包したり配送したりしなくてはならない手間がかかるということです。
これらを考慮すると、値段によっては大人しく廃棄したほうがいい場合もあるかもしれません。

不用品回収会社に依頼する

理由があって今すぐ処分したい方や、廃棄したいパソコンケースのコンディションが著しく悪い方にはこの方法がおすすめです。
料金はかかってしまいますが、早ければその日のうちに、回収してもらえます。回収業者であれば、ケースに部品が付属しているままでも回収してもらえるのが嬉しいポイントです。

しかし、この不用品回収には悪徳な業者も一部存在するため注意が必要です。
例えば、無料と謳っているのにも関わらず回収の時点で料金を請求されたり、お金を払って回収してもらったものが道路脇に捨てられていた、という事例もあります。

すべての回収業者がそうではありませんが、トラブルを防ぐためにも見積もりをしっかり出してもらい、廃棄方法を確認しておく事が重要です。

買取業者に依頼する

PCケースのみならず、パソコンやパソコンの周辺機器は中古市場の規模も大きく、買取が盛んな製品です。
廃棄にはお金がかかりますが、買取であれば多少なりともお金になり、買い替えの際の足しにすることもできます。また状態が悪く値段がつけられないようなものでもそのまま引き取ってくれる場合があります。

家電量販店などでも、PCの買取を行っている会社が多く買取をお願いできる場合があります。
ただし、PCケースだけの買取はしてもらえないことが多く、ほとんどの場合が、PCとして他の部品も含めて買取となります。

PCケースだけではなくPCを丸まる廃棄する場合

前述のように、PCケースだけではなく、他のパーツも含めパソコンとして廃棄する場合は事前に準備が必要です。
買取の会社にPCケースを含めたパソコン本体すべてを買い取ってもらう方はこの準備が必要になってきます。

新しいパソコンに買い替える場合は、まず初めにデータを移行する必要があります。
データの引っ越しのツールなどを使用すれば内部のデータをそのまま移行することも可能です。
データを移行させる引っ越し先に十分な記録容量がない場合は、写真やDVD、音楽はディスクに焼いておいたり、データをバックアップする、iPhoneに移すなど様々な方法があります。

移行した後は、廃棄予定のPCのデータの消去を行います。

消去専用のソフトウェアで念入りにデータ消去することをお勧めします。OSなどの削除機能や通常のフォーマットによる消去ではすべての情報を完全に消すことは困難です。
個人情報が詰まったパソコンをそのまま廃棄・回収してもらうと、再販売などで再利用される際に、ハードディスクなどのデータを復元され、そのデータを悪用される場合もあります。

例えば、保存されているIDや口座情報などを利用して商品を勝手に購入されてしまったり、銀行への振り込みやSNSのアカウントを乗っ取られたりしてしまう可能性があります。
買い取り業者によっては、データの消去を義務付けている場合も多く、基本的に業者はデータ流出などの責任は負いません。あくまで自己責任となります。

お金はかかってしまいますが、データ消去専門の業者や、有料でデータ消去を行っている回収業者を選ぶこともできます。
ハードディスクなどを物理的に破壊するのも一つの手段として有効ですが、極端に価格が下がってしまうことがあるので注意してください。

ラクラク買取ならお任せください！

高く売れるドットコムでは、PCケースの買取を行っています。
PCケースが大型の場合、おすすめは出張買取です。予約した日時に、自宅まで買取にお伺いいたします。

また、買い取ってもらいたいものが多い場合にもおすすめです。引き取りと同時に買取も行わせていただきます。
手間がかからず重いものや、かさばるものを運ぶ必要がなく、楽な方法です。

小型のケースであれば宅配買取もおすすめです。事前に簡単なお見積もりをご連絡し、梱包用の資材を無料で送らせていただきます。
あとは梱包用のキットを使い、都合のよい時間に配送業者を呼ぶだけで済みます。

まとめ

PCケースの処分にはいくつかの方法があります。
また、サイズにより処分方法が異なるなど、わかりにくい点も多く、時間も手間もかかりがちです。

買取であれば、お金にもなりますし、買取業者による査定を待つだけですので、比較的簡単に処分ができます。
買い替えなどで処分を検討されている方は、ぜひ買取も検討してみてください。