スーツケースを買取査定に出す前に！注意点や価格アップの方法まとめ

スーツケースの買取基準

スーツケースの買取ではジャンク品に相当する傷みや損傷があるものの買取は行っていないようです。例えば、穴が開いて中が見えているものや、キャスターが破損しているもの、ファスナーが壊れているもの、鍵が破損しているものなどです。

ジャンク品とまではいかないまでも、見た目が著しく損傷しているものも、よくて安値の取引、悪い場合は買取が不可になります。また、ダイヤルロックがあるもので、番号を忘れてしまった場合も買取が不可になりますので気をつけましょう。

逆に売れるものは、状態がいいものです。状態がよければ人気のブランド、ノーブランド関係なく買取を行っているようです。その中でも人気のブランドは買取査定も高く、ちょっとした傷程度であれば査定額も大幅に下がることはないでしょう。

買取率と額が高いスーツケース

RIMOWA

世界中で支持の高いドイツ生まれのスーツケースブランドです。デザインはシンプルで幅広い年代の方に愛されています。スーツケースの中でも比較的値段の高いものが多く、そのために買取額が高くなるケースが多いようです。

また、使い込むほど味が出るとも言われており、中古でも入手する人が多く、需要が多いのも買取額が高い要因の一つです。

Samsonite

過酷な旅にも耐えられるトランクの製造から始まった、アメリカ生まれのスーツケースブランドです。軽さと丈夫さが売りになっており、デザインの面でも愛されています。
中でもコスモライトという製品は、指一本でも持てるというキャッチコピーとその丈夫さで人気を博しました。

ZERO HALLIBURTON

「どんな環境にも対応できる鞄を」という理念を掲げたアメリカから誕生したブランドです。
スーツケース自体がとても強固なことが有名で、ビジネスバッグとしての印象も高く、多くのビジネスマンに愛されています。
スタイリッシュなデザインもうけているので、買取率や価格も高くなっています。

TUMI

アメリカで設立されたブランドで、軽さと強度を兼ね備えており、何よりキャスターの耐久性や走行性に定評があるので、旅の利用にはうってつけのスーツケースです。
デザイン性も高く、ファッションを意識したものからビジネスシーンを意識したものまであるので、買取需要も高いです。

LOUIS VUITTON

言わずと知れた老舗のハイブランドメーカーです。その歴史は古く、1800年代にまで遡ります。
当時はトランクやスーツケースをメインに販売していたため、技術力もとても高く、歴史的な側面もあることからいまだにとても人気です。

若い世代からご年配の方まで幅広く愛されている高級ブランドなので、もはや説明不要のブランドでしょう。もちろん買取率、価格ともに高いです。

GLOBETROTTER

100年以上の歴史を誇るイギリスのブランドです。デザイン性の良さで人気が高く、世界中で愛されており、数々の著名人も使用していることで知られています。
スタイリッシュに旅行を楽しみたい方にはぴったりのスーツケースで、ファッションに敏感な方の人気が高いため、買取査定や価格も高いです。

その他の買取率が高いもの

上記以外にも、dunhill、Paulsmith、COACH、ROXYなどのスーツケースは、ファッションやバッグとしてのブランドで人気があるため買取率・価格ともに高いです。
また、aceや、GOYARDなどのスタイリッシュなものも人気が高く買取率や買取価格もいいです。

買取価格をアップさせるには？

買取価格の上限はブランドや人気によって決まりますが、状態の悪化によってどんどんと価格が下がっていきます。例えば、買取価格が2万円だったとしても、傷や汚れ、付属品の欠品があった場合、半額の1万円になってしまったり、最悪の場合は買取不可になってしまいます。
そこで、そのようなことにならないように、クリーニングをして奇麗にしてから査定に出すようにしましょう。

全体の汚れ取り

スーツケース全体の汚れを取る際は、濡れたタオルで水拭きをしていきます。頑固な汚れには、中性洗剤を薄めて染み込ませ、絞ってから拭くことでより落ちやすくなるでしょう。

そして、拭く際にはこするように落とすのではなく、なるべく一定方向に拭いて傷がつかないようにしましょう。また、100円均一などで売っている落書き消しスプレーなども有効です。とにかく使えるものをフル活用して、外観を奇麗にしていきます。

この際の注意点としては、スーツケースの材質では有機溶剤に弱いものもあるので、使用しないようにしましょう。外観を奇麗にするはずが傷やコーティングの剥がれなどを招いては元も子もありません。

シールのはがし方

スーツケースを持って旅行に行くと、航空会社によってシールを貼られることがあります。このシールも貼ってあると価格が落ちてしまうので奇麗に剥がしましょう。基本的にこのシールは、簡単に剥がれない様になっているために奇麗に剥がすことが難しいです。

そこでドライヤーを使用してこのシールを剥がしていきます。ドライヤーの熱で温めることで、シールの粘着剤が柔らかくなり剥がれやすくなりますので、剥がれやすくしてからシールを丁寧に剥がしていきましょう。このときも傷がつかないように注意をして丁寧に剥がしていきます。

また、熱を当てすぎるとスーツケース自体が歪んでしまう場合がありますので、そのことにも注意をしながら作業をしましょう。

キャスターの汚れ落とし

スーツケースにとってキャスターはとても重要です。この部分が汚れや摩耗によって動きが悪い場合は大きく値段が下がる要因になります。キャスターも汚れを取って奇麗にしていきましょう。絡まっているごみなどは手で取り除き、汚れは濡れ布巾などでしっかりと汚れを取り除きます。

また、グリスなどをお持ちの場合はグリスをさしてキャスターを滑らかにしておくことで、使用感が薄まり査定額が変わる可能性があります。

ケースの中の掃除

最後にケースの中の掃除です。ケースの中も細かいごみや毛がたまりやすいので掃除機で奇麗に取り除いていきましょう。内部は匂いが付きやすいので、スーツケースを広げて屋外の風通しのいい場所で陰干しをします。また、匂い取りには無香料の消臭剤を使う手もあります。

まとめ

海外への旅行や出張では、高頻度でお世話になることのあるスーツケースですが、1年に1回しか利用しない人から頻繁に利用する人までさまざまです。旅行の場合はまた行きたいという気持ちが強いので、どうしてもとっておきたいと思うことも多いでしょう。

しかし、使用する予定が長い間無さそうであれば、売却してしまって欲しいものを買うお金の足しにするはいかがでしょうか。

高く売れるドットコムならウェブ・電話で無料査定を毎日受け付けています。また、頻繁に使う人も、新しいものに買い換える際にはぜひこのまとめが参考になれば幸いです。