テレビの買い替えに適したタイミングとは?処分・売却のコツを買取のプロがおさらい
テレビの買い替えのタイミングには故障したとき以外にも、適したタイミングがあります。
「映りが悪い」「色がおかしい」など、機能が低下したときだけではなく、売る「買取」の時期を選ぶことも重要です。
春は新社会人や学生の入社・入学が行われ、秋の9月~10月ごろにかけても、人事異動により住まいを移す機会が多い季節です。
新しい生活が始まり、テレビが必要となる時期に中古品の買取を依頼すれば、ほかの時期よりも高い査定額が期待できます。
テレビの耐用年数
テレビを買い替えるタイミングは故障してしまったときだけではありません。
正常に動く「耐用年数」を超えたテレビも検討の対象に入れるべきでしょう。国税庁は減価償却資産のテレビを、耐用年数「5年」と定めています。
最近のテレビは性能がよいため、耐用年数を超えても使い続けていられます。内閣府の消費動向調査でも、テレビの買い替えは、平均して「9.3年」という数字が発表されています。
しかし、使用方法や使う頻度によっては、耐用年数や平均値9.3年よりも早く、不具合や故障のサインが現れます。
そのため、テレビは「5年~9年」を買い替え時の目安として考えておくとよいでしょう。
テレビを買い替える理由の6割は、故障によるものです。
これは使い続けて、急に不具合が現れてしまったことを指しています。いつでも見られるテレビが壊れてしまうと、買い替えるまで我慢をしなくてはなりません。
安い買い物ではありませんから、余裕がない月に故障してしまうと、すぐには買い替えられない状況も考えられます。
寿命を迎えると現れる故障
買い替えのサインは、「画面の明るさ」と「電源ボタン押した際の起動」です。
画面が暗くなって映像が映らない、電源ボタンを押してもテレビが起動しないことがあるというような状態は、寿命を迎えたことを示すサインです。
画面が暗い
画面が暗いときは、バックライトの故障を疑います。バックライトは液晶画面の後ろにあり、光を当てて画面を見やすくする装置です。
そのためバックライトが切れると液晶は正常でも、暗い画面が表示されてしまいます。バックライトの寿命は約10年ですから、使用する年数が10年前後を迎えたテレビは寿命が近いと判断しましょう。
一回のボタン操作で映像が表示されない場合は、買い替えをおすすめします。
起動にかかわる回路に正しく電気が送られていない可能性があります。基盤や回路の寿命が疑われるため、突然使えなくなることも考えられます。
電源を2度、3度押し直さなければ画面が使いという場合は、買い替えを検討しましょう。
買い替えに適した時期
買い替えに適した時期は2つあります。ひとつは、中古品の需要がある時期を選ぶ場合。もうひとつが新製品の発売時期です。
買い替えはこの2つの時期を念頭に置いてください。
引っ越しが多い春先と秋口
新生活を送るため、実家や住み慣れた部屋を離れる時期が狙い目です。
社会人や学生たちの転居が盛んにおこなわれる春先(3月~4月)は、限られた予算内で生活家電を取りそろえる必要があるため、中古テレビの価値が上がります。
春先のタイミングを逃した場合は、9月~10月に焦点を絞りましょう。この時期は人事異動を受けて勤務先や役職の変更が行われます。
春先よりも需要は少ないのですが、そのほかの時期に比べると多くの人がテレビを必要とします。
このようにテレビの買取は春と秋に需要があることを、覚えておきましょう。テレビの寿命が近づいてきたら、どちらかの時期に合わせた買い替えを検討することで、高い査定額による買取が実現します。
新製品の発売を狙う
新しい製品が登場するとこれまで販売していた製品は型落ちとなり、価格が下がります。
新製品についている特別な機能を望まない限りは、これまでよりも安い値段で型落ちのテレビが手に入ります。テレビの買い替えは新製品の登場時期が狙い目です。
寿命を延ばすテレビの扱い方をする
テレビは高額です。買い替えを控えて、できるかぎり長く使用をしたい、というのが消費者の思いです。
テレビの寿命は日ごろの使い方や掃除の仕方が大きく関わるため、できるだけ長く使うには、正しいメンテナンス方法を知ってテレビ大切に扱うことが肝心です。
また、不具合が出る前に買い替えを行うと、製品の状態がよいため、高い額の買取査定を受けられます。高い値段で買取ってもらえれば、新しいテレビの購入費用にも充てられます。
画面の水拭きを避ける
水、アルコール、台所用の中性洗剤の使用は避けてください。故障を起こす原因になります。
画面の埃や指紋には、柔らかい布やクリーニングクロス(眼鏡のレンズ拭きに使われる布)を使用してください。
水や洗剤を使わずに埃や汚れを落とせます。頑固な汚れには硬く絞った布で拭き取ることをおすすめしますが、汚れを落としたあとは乾拭きをしてください。
画面の掃除は乾いた布を使って、濡らさないことが大切です。
こまめに埃を取る
テレビの裏側はあまり掃除が行き届かない場所です。目に見えにくく、掃除を後回しにするため、埃を溜めたままテレビの使用を続けてしまいがちです。
溜まった埃はショートの原因になったり画面映りに影響を与えるため、5年~約9年の使用期間よりも早く、テレビの買い替えを迫られる事態になりかねません。
長く使うためにはテレビの画面は前面のほか、裏側や配線回りの埃もこまめに取り除きましょう。
部屋の広さに合わせてテレビを買い替える
間取りやこれまでの部屋と広さが違う住まいへ引っ越しをする方は、部屋に合わせたテレビへの買い替えをおすすめします。
小さい部屋に大画面のテレビは不釣り合いで、部屋が狭く感じられます。
家具や照明の買い替えと同じく、テレビの買い替えも暮らしやすさ改善に有効です。
また、買い替える時期が早いほど、これまで使っていたテレビでも高い価値がつきます。
そのため、引っ越しをするときなどは、まだテレビの寿命が来ていなくても、次の生活のスタイルに合わせ、テレビの買い替えを検討してみましょう。
テレビの買い替え時には買取をご検討ください。
高く売れるドットコムではテレビの買取サービスを提供しております。
自宅へ伺う「出張買取」では、その場で査定額を提示し、買取金額をお支払いします。引っ越しや模様替えなどテレビの買い替えを検討される方は、テレビを高く売る時期を見計らい、無料査定の買取サービスを利用してください。
また出張買取では担当者が自宅へ伺うため、店頭へ持ち込む手間や、ダンボルールの用意、梱包作業の必要がありません。
また、買取の為の出張は無料で行います。買取をキャンセルされた場合でも、料金はかかりません。
まとめ
テレビは買い替える時期を選び、壊れてしまうまえ前に新しい製品に買い替えましょう。
正常に動くテレビであれば高額買取の対象になりえます。日ごろのお手入れに気を付けて寿命を延ばしておきましょう。



