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iPhoneの初期化・リセットのやり方解説!違いや初期化する前にやることも紹介

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iPhoneにはすべての設定やデータを初期状態に戻す「初期化」機能、自身で行った設定を初期状態に戻す「リセット」機能があります。
「初期化とリセットのやり方は?」
「初期化・リセットをするとどうなるの?」
「初期化の前にやっておいた方がいい事って?」
といった疑問をお持ちの方に向けて、初期化・リセットのやり方や違いをまとめました。初期化前にしておきたい準備も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
参考:Apple
目次
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iPhoneの初期化のやり方
iPhoneの初期化の手順は以下の通りです。
- 設定アプリを開く
- [一般][転送またはiPhoneをリセット]の順にタップする
- [すべてのコンテンツと設定を消去]をタップする
- パスコードとApple IDのパスワードを入力する
「こんにちは」という表示が出る初期設定の画面に変われば初期化が完了です。初期化されるまで数分かかるケースもありますが、途中で触らず完了まで放置しましょう。
買取や下取りなどでiPhoneを手放す際は、リセットではなく初期化が必要です。
iPhoneのリセットのやり方
ここではiPhoneのリセットを行う方法を紹介します。
- 設定アプリを開く
- [一般][転送またはiPhoneをリセット]の順にタップする
- [リセット]をタップする
- リセットしたい設定を選ぶ
- パスコードを入力する
リセットできる項目には以下の5種類があるので、目的に合わせて選びましょう。
- すべての設定
- ネットワーク設定
- キーボードの変換学習
- ホーム画面のレイアウト
- 位置情報とプライバシー
このとき、[すべてのコンテンツと設定を消去]を選択すると、その他の全てのコンテンツも削除されてしまうため、注意が必要です。
iPhoneの初期化とリセットの違い
ここでは、iPhoneのリセット・初期化の違いを解説します。
iPhoneを初期化するとどうなる?
iPhoneの「初期化」は、iPhoneの設定やデータを工場から出荷されたときの状態に戻すことを指します。
初期化すると、iPhoneの設定や写真や動画、音楽、アプリなど、iPhone内のすべてのデータが消去されます。
iPhoneをリセットするとどうなる?
iPhoneの「リセット」とは、iPhoneの設定を戻すものです。
リセットすると、次のような項目が初期状態に戻ります。
- ネットワーク設定
- モバイル通信プラン
- キーボードの変換学習
- ホーム画面の壁紙
- 位置情報
- プライバシー設定
この場合、iPhoneに保存されている写真やアプリのデータは消去されません。
iPhoneを初期化する前にしておきたい準備
iPhoneを初期化する際は、事前準備が必要です。
特に、iPhoneを買い替える方や売却する方は必ずチェックしておきましょう。
バックアップを取る
初期化するとデータがすべて消えてしまうため、写真や連絡先などの保存しておきたいデータはバックアップを取っておきます。
バックアップの方法は大きく2つあります。
iCloudを使ってバックアップを取る
iCloudは、Appleが提供しているクラウドサービスです。iCloudを利用すれば、iPhone1台あればバックアップが取れます。
iCloudを使ったバックアップの手順は以下の通りです。
- 設定アプリを開く
- [自分の名前]を選択する
- [iCloud][iCloudバックアップ]の順に選択する
- [iCloudバックアップ]をオンにする
- [今すぐバックアップ]を選択する
注意点は、無料では5GBまでしかバックアップが取れないことです。5GB以上のデータをバックアップしたい場合、有料プラン・iCloud+に加入して容量を増やさなければなりません。iCloud+は月額制で、料金は以下の通りです。
容量 | 料金(税込) |
---|---|
50GB | 月額¥150 |
200GB | 月額¥450 |
2TB | 月額¥1,500 |
パソコンと接続してバックアップを取る
パソコンを持っている方は、iPhoneとパソコンをつないでバックアップを取ることもできます。
Macのパソコンでバックアップを取る場合、Finderを利用します。
- iPhoneとパソコンをケーブルでつなぐ
- FinderのサイドバーからiPhoneを選択する
- [一般]のページから[iPhone内のすべてのデータをこのMacにバックアップ]を選択する
- [ローカルのバックアップを暗号化]にチェックを入れる
- [今すぐバックアップ]を選択する
Windowsのパソコンを使う場合は、iTunesを使います。
- iPhoneとパソコンをケーブルでつなぐ
- iTunesアプリを開き、上部にあるiPhoneボタンを選択する
- サイドバーから[概要]を選択する
- [ローカルのバックアップを暗号化]にチェックを入れる
- パスワードを設定する
- [今すぐバックアップ]を選択する
バックアップが完了すると、パソコン上にバックアップしたデータが保存されます。もちろん、新しいiPhoneを購入した際は、パソコンからデータの復元が可能です。
ペアリングを解除する
Air PodsやApple Watchとペアリングしている方は、初期化前にペアリングを解除しておきましょう。ペアリングした状態で初期化し、そのまま売却してしまうと、次の持ち主がペアリングできなくなってしまいます。
Air PodsのようにBluetoothを使ってペアリングしている機器は、以下の手順で解除できます。
- iPhoneの設定アプリを開く
- [Bluetooth]を選択する
- ペアリングを解除したい機器の横にある情報ボタンをタップする
- [このデバイスの登録を解除]を選択する
Apple Watchは、Apple Watch Appを使ってペアリングを解除します。
- Apple Watch Appのマイウォッチタブを開く
- [すべてのWatch]を選択する
- ペアリングを解除したいApple Watchの情報ボタンをタップする
- [Apple Watchとのペアリングを解除]を選択する
- パスワードを入力する
「iPhoneを探す」をオフにする
iPhoneの位置情報を取得し、紛失した際に端末の所在を教えてくれる「iPhoneを探す」機能。これもオフにしておかなければ、次の持ち主がiPhoneを探すを利用できません。
iPhoneを探すをオフにする手順は以下の通りです。
- 設定アプリを開く
- [自分の名前]を選択する
- [探す]を選択する
- [iPhoneを探す]をタップしてオフにする
- Apple IDのパスワードを入力する
Apple IDをサインアウトする
Apple IDのサインアウトもしておきましょう。Apple IDにサインインしたまま初期化すると、アクティベーションロックがかかってしまいます。
アクティベーションロックとは、端末を紛失した際に、他人が端末の中を見たり操作したりできないようにする機能です。つまり、アクティベーションロックがかかった状態で売却すると、購入者はその端末を利用できません。
アクティベーションロックがかかった端末を利用するには、Apple IDやパスワード、iPhoneのパスコードが必要です。
買取を利用する際は、アクティベーションロックがかかったままでは買取してもらえないため、初期化の前にサインアウトしておきましょう。
Apple IDのサインアウトは、下記の手順で行えます。
- 設定アプリを開く
- [自分の名前]を選択する
- [サインアウト]を選択する
- Apple IDのパスワードを入力する
- [オフにする]を選択する
- [サインアウト]をタップする
設定アプリの自分の名前が表示されていた部分に「iPhoneにサインイン」と表示されていれば、適切にサインアウトされています。
iPhoneを初期化できないときの対処方法
まれに、iPhoneが初期化できないケースがあります。原因は、iPhoneが故障していたり、Apple IDがわからなくなったりなど、人によってさまざまです。
そこで、iPhoneの初期化ができないときの対処方法を3つ紹介します。
パソコンからiTunesにアクセスする
どうしてもiPhoneを初期化できない場合でも、パソコンのiTunesを使って初期化できるかもしれません。
- パソコンとiPhoneをケーブルでつなぐ
- iTunesアプリを開き、上部にあるiPhoneボタンを選択する
- [iPhoneを復元]を選択する
この手順で操作することで、iPhoneを強制的に初期化できます。
「探す」アプリを使う
iPhoneの初期化はオンラインにつながっている状態でないとできません。しかし、何らかの事情でオフラインのまま初期化しなければならない場合は、「探す」アプリを使いましょう。
手順は以下の通りです。
- 「探す」アプリを開く
- [デバイスを探す]を選択する
- 初期化したいデバイスを選択する
- [このデバイスを消去]を選択する
「探す」アプリを使って初期化すると、その端末がオンラインにつながったタイミングで初期化が始まります。
Appleストアまたは公式サポートに相談する
ここまで紹介した方法でも初期化できない場合、iPhoneに何かしらの不具合が生じていることが考えられます。
他にも初期化の方法はありますが、Apple公式が推奨しているわけではないため、どのようなリスクがあるかわかりません。
安全に初期化したい方は、AppleストアかAppleの公式サポートに相談してみるのがおすすめです。
iPhoneを手放すなら初期化が必須
iPhoneには、完全にデータを消去する初期化と、元に戻したい設定だけを初期状態にするリセットがあります。もし、iPhoneを手放すなら初期化を選びましょう。
また、iPhoneを手放す際に、個人情報の流出が心配な方は、信頼できる買取業者を利用するのがおすすめです。
例えば、弊社マーケットエンタープライズが運営している「パソコン高く売れるドットコム」のように、買取後にデータを消去してから販売している業者なら、データの流出リスクを抑えられます。
▼以下の記事ではiphone買取おすすめ業者やスマホ買取おすすめ業者を紹介しています。
買取サービスのご利用が初めての方も安心していただけるように、シリーズごとの買取相場や高く売るコツなどもまとめて紹介しているので、ぜひ読んでみてください。
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