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宝石鑑定はどこでやってもらえる?鑑定書発行にかかる費用や店舗の選び方も解説
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
※「高く売れるドットコム」「おいくら」は弊社マーケットエンタープライズが運営するサービスです。
目次
※買取相場は執筆時点で取得した情報となりますので、実際の買取価格と異なる可能性がございます。
宝石鑑定・鑑別をしてもらえる場所と依頼方法
宝石を鑑定・鑑別してほしい時は「宝石鑑定所」「ジュエリーショップ」「買取専門店」のいずれかに依頼する方法が一般的です。
それぞれの特長をご紹介するので、目的にあわせて選んでみてください。
宝石鑑定所
メリット |
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デメリット |
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宝石鑑定所とは、宝石の鑑定や鑑別を専門的に行っている機関のこと。国内には「CGL(株式会社中央宝石研究所)」「AGTジェムラボラトリー」「GIA(米国宝石学会)」の3か所があります。
鑑定書や鑑別書の発行も行っており、もっとも信頼性の高い調査を行ってくれるのが特長です。
ただし、その分費用が高額になる点がデメリット。鑑定書や鑑別書の発行には1,000円~15,000円程度の手数料が発生。さらに、依頼する宝石のカラットやレポートの内容によっては数万円~数十万円するケースもあります。
費用例
鑑定書作成料金 | 鑑別書料金 | |
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CGL | 3,300~13,300円 | 3,600円 |
AGTジェムラボラトリー | 3,300~22,000円 | 2,200~11,000円 |
GIA | 7,920~537,020円 | 11,660~182,710円 |
CGLへの依頼手順
鑑定・鑑別は、以下のような流れで依頼することができます。
- HPから最寄りの店舗を確認
- 近隣の店舗に宝石を持ち込む
- 金額を支払う
具体的なやり取りについては、機関によって異なるため各公式サイトから問い合わせてみてください。
ジュエリーショップ
メリット |
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デメリット |
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国際的に認められた資格を持つ鑑定士が在籍しているジュエリーショップであれば、宝石の鑑定・鑑別を依頼することができます。鑑定・鑑別の正確性は欠けるものの、宝石鑑定所や買取店よりもなじみがあるので、初心者の方でも利用しやすいでしょう。
一般的な依頼手順
- 公式サイトから電話またはメールで申し込む
- 店頭へ持ち込み、もしくは郵送などで提出
- 約1週間後、鑑定書や鑑別書を店頭または郵送で受け取る
買取専門店
メリット |
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デメリット |
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宝石の売却まで行いたい場合は、買取専門店への依頼がおすすめ。国際的に認められた資格を持つ査定士が在籍している店舗に依頼すれば、鑑定・鑑別に加えて査定まで依頼できます。
一般的な依頼手順
- 買取専門店へ電話やWEBから申し込む
- 店頭買取や出張買取、宅配買取など都合にあった方法で依頼する
- 鑑定書や鑑別書、査定結果を店頭や郵送で受け取る
- 金額に納得すればそのまま売却
宝石鑑定・鑑別におすすめの買取業者6選
ここからは、宝石の鑑定・鑑別まで行ってくれるおすすめの買取業者をご紹介。
豊富な経験と優れた鑑定・鑑別力を持つスタッフが在籍している業者ばかりなので、ぜひチェックしてみてください。
高く売れるドットコム
東証プライム上場企業である弊社マーケットエンタープライズが運営する買取サービス「高く売れるドットコム」。
宅配、店頭、出張の3種類の方法で買取を受けつけており、どの方法でも完全無料で利用することができます。累計100万人もの利用者数を誇っており、知識と経験が豊富な専門の査定士が丁寧に価値を見極めてくれます。
主な買取実績
- ブルガリ B-zero1 ダイヤモンド ネックレス:160,000円
- ハリー ウィンストン HARRY WINSTON ダイヤモンド クロス ネックレス 23.8g 6.52ct:1,350,000円
- カルティエ Cartier サフィールレジェドゥ ネックレス ピンクサファイア K18:60,000円
- ブルガリ750 トゥボガス リング アメジスト×ピンクトルマリン×ダイヤ:130,000円
申込は、電話0120-503-864(※年末年始除く9:15~21:00)、もしくはWEB(24時間)より受付中。査定後も金額に納得がいかなければ無料でキャンセルできるので、買取に出そうか迷っている方も一度相談してみてください。
ブラリバ
出典:ブラリバ公式サイト
最短5分で専門スタッフがスピード査定してくれる「ブラリバ」。
豊富な経験を持つスタッフが多数在籍しており、ダイヤモンドをはじめ国際基準に基づいた正確な査定を実施。その信頼感からリピーターも多く、年間1万点以上の買取を行っています。
主な買取実績
- 18金(K18) ブルガリ B₋ZERO1 ダイヤネックレス:420,000円
- プラチナ(PT900) エメラルドダイヤリング:800,000円
- プラチナ(PT900) アレキサンドライトダイヤリング:650,000円
- 18金(K18) オパールダイヤブローチ:120,000円
- 18金(K18) カルティエ ジュストアンクルダイヤリング:650,000円
国内外問わず多くの再販ルートを持つことで高価買取を実現。宅配、出張、店頭の3種類の方法で買取を行っており、いずれも無料で利用できます。
さらに、電話相談やLINE査定、テレビ電話査定も無料で行っているので、気になる方はぜひ公式サイトをチェックしてみてください!
バイセル
出典:バイセル公式サイト
累計買取実績は2,700万点以上(2015~2022年の合計買取数)にものぼる総合買取業者「バイセル」。着物や時計、ブランド品、骨董、お酒、カメラなど多種多様な品目に対応しているので、宝石だけでなく他の不用品もまとめて売却したいという方にもおすすめです。
主な買取実績
- 金のネックレスやブレスレット複数:448,000円
- 表面に傷がある金のネックレスと大ぶりダイヤが特徴の金のリング:455,000円
- ダイヤ×PT900のリング:700,000円
- ダイヤとプラチナのコンビリング:595,000円
- パールやエメラルドがあしらわれたプラチナアクセサリー:445,000円
宝石の専門知識を有した査定士が商品1点1点を丁寧にチェックし、適切な価格を提示してくれます。新品に近い美品や希少性の高いものはもちろん、破損や汚れなど難がある宝石も買取対象に。
他の業者では買取を断られてしまった宝石にも値段がつく可能性があります。
ブランドオフ
出典:ブランドオフ公式サイト
「ブランドオフ」は、日本・香港・台湾などに40店舗以上のブランドショップを展開している買取業者。宝石をはじめ、時計や衣料品、バッグなどブランド品を幅広く取り扱っています。
新品もリサイクル品もひとつひとつ専門の判定士が厳重にチェック。日本最大級の業者専門市場「JBA日本ブランドオークション」も運営しているため、ブランド品の最新相場での買取を実現しています。
主な買取実績
- Cartier カルティエ トリニティ リング ジュエリー 750:58,000円
- Tiffany & Co. アトラスフープピアス:120,000円
- HERMES パヴェダイヤモンドブレスレット K18:1,200,000円
- CHANELカメリア ダイヤリング:140,000円
- TASAKI K18YG ガーネットリング:80,000円
店頭、出張、宅配の3種類の買取方法で受け付けており、宅配買取の場合は、希望に応じて梱包用のキットを送ってもらえるので、わざわざダンボールを用意する手間が省ける点もメリットです。
リファスタ
出典:リファスタ公式サイト
一般の買取対応はもちろん、買取業者や宝石商からも厚い信頼を得ている宝石&ブランド品買取業者「リファスタ」。
GIAやCGLなど、国際的な権威のある鑑別機関で研修を受けたスペシャリストが宝石の価値を最大限に評価し、適正な価格で買い取ってくれます。
- エメラルドリング11.06ct/Pt900:2,520,000円
- サファイアリング5.71ct/K18YG:1,710,000円
- ダイヤモンドルース15.1ct LIGHT YELLOW VS-1 GOOD FAINT:27,000,000円
- ダイヤモンドルース5.94ct G SI-1 VERY GOOD:15,500,000円
- タンザナイトリング26.7ct/Pt900:1,200,000円
もちろん、鑑別書や保証書がなくても買取対象に。
宅配買取をメインとしており、全国どこからでも無料で利用可能。さらに、最大5,000万円分までの配送保証がついているので、万が一のトラブル対策も万全です。
ザ・ゴールド
出典:ザ・ゴールド公式サイト
安心して自宅に呼べる買取業者として、出張買取に定評がある「ザ・ゴールド」。
GIA鑑定士が在籍しているため、宝石専門店でないと価値を判断するのが難しい宝石やカラーストーンも、正確に査定することができます。
主な買取実績>
- Pt立爪3.8ctダイヤリング:14,000,000円
- 18金 ダイヤ1ct ネックレス:1,050,000円
- Pt ルビー4ct リング(1.5カラットダイヤ取巻):240,000円
- Pt ダイヤエメラルド 帯留め:240,000円
- ダイヤ Pt850 ネックレス:300,000円
ザ・ゴールドは、実店舗での販売や自社開催のオークション、オンラインショップ販売など、複数の有力な販売ルートを独自で開拓している点も特長。販売手数料や仲介手数料がかからないため、その分を買取価格に反映させています。
女性スタッフも多数在籍しているので、男性スタッフを自宅に招くことに抵抗がある方でも安心です。
▼宝石買取についてはこちらの記事でより詳しく解説しています。
宝石鑑定を依頼するお店や業者の選び方
宝石の鑑定や鑑別を行ってくれる業者は複数あるため、どこを選べばいいのか迷ってしまうことも。
ここからは業者選びのコツをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください!
資格を持つ専門の宝石鑑定士が在籍しているか
宝石の鑑定や鑑別は、実際のところ資格がなくても行うことができます。
しかし、大切な宝石の価値を正しく見極め、かつ安全に預けるならしっかりとした専門の資格や豊富な実績を持つ業者に依頼したほうがよいでしょう。
資格例
- G.G(Graduate Gemologist):GIA(米国宝石学会)・AGTジェムラボラトリー
- JBSジュエリー鑑定士:JBS(ジャパンジュエリービジネススクール)
- FGA(Fellow of the Gemmological Association) :Gem-A(英国宝石学協会)
- DC(Diploma of CGL):CGL(中央宝石研究所)
口コミをチェックする
実際に宝石の鑑定・鑑別を依頼した人の口コミも業者選びの参考になります。
やり取りのスムーズさや接客対応など、各業者のホームページではわからない部分もチェックすることができます。
ただし、サービスの良し悪しは人によって判断基準が異なります。他の人にはメリットになることも、自分にとってはデメリットになることもあり、逆も然りです。
そのため、依頼方法や金額など、自分にとって業者選びで外せないことをあらかじめ明確にしておくと、口コミを参考にしやすくなるでしょう。
宝石鑑定の目的を明確にしておく
宝石鑑定・鑑別を依頼する目的によって決めるのも業者選びのポイントの一つ。
鑑定や鑑別は、その宝石の良し悪しや種類を明確にし、証明するためのものであって、金額をつけたり市場価値を保証したりするものではありません。
そのため、ただ単に宝石の価値や種類を示す証明書が欲しいだけなら宝石鑑定所やジュエリーショップに、宝石の売却も検討しているのであれば、金額を査定してもらえる買取専門店に依頼したほうがよいでしょう。
宝石鑑定と鑑別の違いとは?
宝石の価値を調べる際、“鑑定”と“鑑別”という2つの言葉が使われます。
一見同じもののように思えますが、実は明確な違いがあるんです。
宝石鑑定とは
宝石鑑定とは、ダイヤモンドの価値を調べる時のみに使われる方法。グレーディングとも呼ばれており、以下の4つの基準(4C)に基づいてダイヤモンドをランク分けします。
4Cの内容
- カラット:ダイヤの重量
- カラー:ダイヤが帯びる黄色味の濃度
- クラリティ:ダイヤの透明度
- カット:ダイヤの輝き
この鑑定結果を記した証明書のことを、鑑定書やグレーディングレポートと呼んでおり、もちろんダイヤモンドにしか発行されません。
ちなみに、この鑑定は天然ダイヤモンドだけを対象としており、ジュエリーになる前のルース(裸石)の状態で行われます。そのため、ジュエリーに加工されたダイヤモンドには鑑定書を発行できません。
宝石の鑑別とは
鑑別は、ダイヤモンドの鑑定とは異なり、その宝石の価値を証明するのではなく、その宝石がどんな種類の鉱物なのか、また、天然石か人工石かなどを証明する作業のこと。
寸法や重量の測定、屈折率、多色性、蛍光性などの光学的な検査、拡大検査、比重検査などを実施し、それらで得た科学的データから石の起源を導き出します。
宝石全般で行うことが可能で、ダイヤモンドの場合は、すでにジュエリーなどに加工されたもののみが対象です。
宝石鑑定書や鑑別書があるメリットとは?
宝石の鑑定書や鑑別書は必ずしも保有しておかなくてはならないものではありません。
宝石鑑定書はダイヤモンドの良し悪しを判断する指標で、鑑別書は石の種類を特定する証明書であるため、鑑定書・鑑別書があるから良いものである、または価値のあるものであるということではないのです。
しかし、信用性の高い公的な機関に宝石の品質や種類を証明してもらうことで得られるメリットが主に2つあります。
1つは、買取に出す際にスムーズに査定してもらえること。
鑑定書や鑑別書があることで、4C評価などの手順をスキップできるため、よりスピーディーに取引することが可能です。また、近年は宝石の偽造品のクオリティが上がっており、プロでも真偽の判断が難しいケースも見られます。
特にルビーやサファイアなどのカラーストーンやパールは査定が難しいため、鑑別書があると適正な価格で買い取ってもらいやすくなるでしょう。
もう1つは、婚約指輪や誕生日プレゼント、記念品などギフトとして相手に渡す場合。鑑定書や鑑別書がついていたほうが価値が高まり、またその宝石が偽物ではなく本物であるという信用に繋がります。
宝石鑑定書を再発行できないケースもある
宝石の鑑定や鑑別は購入時以降でも依頼できますが、鑑定書や鑑別書の再発行は難しいケースがあります。
再発行とは“再査定”という意味ではなく、本来の鑑定書の内容を再発行するという意味になるため、多くの鑑定・鑑別機関ではほぼ不可。対象の宝石と再発行を希望する鑑定書・鑑別書が同一のものかどうか判断できないためです。しかし、鑑定書に記載されているレポートナンバーがわかれば発行してもらえるケースもあります。
ちなみに、CGL(株式会社中央宝石研究所)であれば3,000円程度で再発行してもらうことが可能。ただし、再発行・作り直しは発行してから2年間という期限があるので注意しましょう。
鑑別鑑定書や保証書との違い
鑑定書や鑑別書のほかに、「鑑別鑑定書」と「保証書」というものがあります。
鑑別鑑定書は、真珠専用の鑑定書。「真珠総合研究所」と「真珠科学研究所」という機関から発行されており、巻き、テリ(光沢)、キズ(表面の状態)、形、仕上げの5つのポイントから品質ランクを証明するものです。
保証書は、宝石やジュエリーを販売する店舗が発行する証明書のこと。製品としての品質を保証するもので、「欠陥があった場合は無償で交換する」「保証期間内であれば破損しても無料でメンテナンスする」など、販売店によって内容は異なります。
まとめ
宝石の価値や種類を証明する宝石の鑑定や鑑別。
必ずやるべきものではありませんが、手元にある宝石を売りたいときや大切な人に宝石をギフトとして渡したいときに、大いに役立ちます。
目的に応じて上手く活用し、正しい価値で宝石を次の受け取り手に繋いでいきましょう。
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