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宝石の買取相場や査定基準は?高額買取される宝石やおすすめ買取業者も

宝石はダイヤモンド以外の評価基準が定まっていません。買取業者によって、査定額が数十倍も変わってしまうことがある現状です。後悔したくない傾けに、よくある評価基準や買取相場をまとめました。

sirasaka

宝石の買取相場や査定基準は?高額買取される宝石やおすすめ買取業者も

宝石にはさまざまな種類があります。同じ宝石でも、グレードによってかなり価格差があり、思わぬ価値を持っていることもあるでしょう。

しかし、買取業社によって提示する価格差が大きく異なることが多いジャンルですから、売却は慎重におこなわなければなりません。売りたいと思った際に知っておきたい買取相場や注意点を紹介します。

※相場情報は実際の買取価格と異なる可能性がございます。

宝石の買取おすすめ業者3選

宝石の買取に強いおすすめの買取業者をご紹介します。

高く売れるドットコム

着物 食器 古銭 切手 貴金属 骨董品 金券 ブランド 買取
着物 食器 古銭 切手 貴金属 骨董品 金券 ブランド 買取

出典:高く売れるドットコム公式サイト

弊社マーケットエンタープライズが運営する高く売れるドットコムは業界最大級の高価買取サービスです。2020年1月31日~2月2日、株式会社ショッパーズアイによる調査で、「買取サービス業者が『薦めたい』と思う買取サービス」第一位を獲得しました。商品の引き渡しは店頭買取のみならず、出張買取・宅配買取も行っており、WEB買取に力を入れています。直接お店に出向くことなく、自宅ですべて完結できるため、忙しい方でも手を出しやすい点が魅力です。特に宅配査定の場合、梱包材や送料はすべて弊社が負担するため、無駄な出費もありません。

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RECLO

ブランド買取
ブランド買取

出典:リクロ公式サイト

RECLOは、ブランド品の宅配買取を行う買取サービスです。
主にファッションアイテムやブランド品、高級時計、各種ジュエリーなどの査定、買取を行っています。

査定や買取をしてほしい品物をホームページまたは公式LINEから申し込むと、査定士がアイテムの状態を確認し、目安となる買取価格を提示してくれます。

買取価格を確認後、買取を希望する場合は送料無料で郵送、宅配買取が利用できます。

RECLOに品物が到着後、改めて査定が行われ、最終価格に合意すると口座に入金される流れとなります。

RECLOは、ブランド品の査定、買取を得意とするサービスです。
いくらか知りたい、といったご利用だけでも問題ありません。
お気軽にご利用ください。

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おお蔵

OKURA買取

参考:OKURA公式サイト

おお蔵は、ブランド品に特化した出張買取サービスです。

おお蔵では、エルメスやルイ・ヴィトンなどのブランド品をはじめ、ロレックスやオメガなどの高級時計、ティファニーやカルティエなどジュエリーの買取も行っています。

買取方法は出張や宅配、店舗買取の3つがあり、便利な出張・宅配買取の依頼は、おお蔵のホームページから申込みができます。

出張会買取は全国どこでも対応しており、手数料は無料です。
宅配買取は依頼後に、おお蔵から宅配買取キットが届くため、査定したい品物を入れて郵送するだけ。

どちらも簡単に査定・買取依頼ができるため、時間も掛からず忙しい方にもおすすめです。

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▼他のサービスについては宝石買取のおすすめ業者をご紹介しているこちらの記事をご一読ください。

宝石の評価基準

正直なところ、ダイヤモンド以外の宝石は判断がむずかしく、鑑定書や鑑別書がないと金額がつきにくい現状があります。鑑定する査定員のスキルによって、数十万円の価格差が生じてしまうこともあるでしょう。

ルビーは加熱処理を施し鮮やかにみせたりヒスイを含浸処理して色合いなどを調整したりしている場合もありますが、判断基準がないためどうしても書類頼りになってしまいがちです。

ダイヤモンド

ダイヤモンドの評価基準は「4C」というものがあります。重量(カラット)、色(カラー)、透明度(クラリティ)、形状(カット)の頭文字をとった用語です。

重量(カラット)

1ctで0.2gです。カラットは大きさを指すものではありませんが、多くの場合には重要が大きいほどに粒の大きさも大きくなります。

色(カラー)

重くなればなるほど、色が透明であるほど、不純物が含まれてないほど、形状がよければよいほどに価格は上がります。色はD~Zまであり、Zは一番黄色みがかっていてDが一番透明です。

透明度(クラリティ)

透明度はFL、IF、VVS1、VVS2、VS1、VS2、SI1、SI2、I1、I2、I3まであり、まであり、FLに近いほど価値が高くI3に近いほど不純物が多く価値がつきにくいです。

ただし、希少な色合いのダイアについては、透明度が高いほどに価値が高いというわけではありません。

形状(カット)

形状は、GIA(=宝石鑑別団体協議会)が定めた「EXCELLENT(EX)」(エクセレント)「VERY GOOD(VG)」(ベリーグッド)「GOOD(GD)」(グッド)「FAIR(FA)」(フェア)「POOR(P)」(プア)の5段階で評価されています。通常は自動測定器が用いられます。

エクセレントになればなるほど大きさや角度がきれいに見えるため価値が高く、ブアでは価値がつきにくいです。

そのほか加工処理や原産地

査定額を決める上では、加工処理や原産地も注目されます。

加工処理は大きく分けて、エンハンスメントとトリートメントの2種類があります。樹脂や鉛ガラスを用いている場合には、価値が低いとみなされます。

原産地は、高品質な位置が安定して取れる地域のダイヤモンドが高く評価されます。また、鉱脈が枯渇して取れなくなった地域のものも希少価値が出ることはあります。

また、ダイヤモンドほどの硬度となるとまず傷をつけるのが困難ですが、もし傷がついていれば査定に影響が出ます。鑑定書や付属品の不足もマイナス項目です。

そのほかの宝石

判断基準がなく鑑定書が無いと価値はつきにくくなりますが、買取業者の間では、ダイヤモンドと同じような観点項目を設けて評価しています。

買取業者の感性や知識、評価基準によって査定額は大きく異なってしまうため、場合により数十倍の差が生じてしまうこともあるでしょう。知識がない買取業者に査定依頼した場合、ほかの石と間違われて安く査定額が提示されてしまう可能性もあります。

宝石の買取価格相場

宝石には、四大宝石という言葉があります。ダイヤモンド、ルビー、サファイア、エメラルドの美しく価値の高い宝石をさす言葉で、これらは貴石(きせき)や、プレシャス・ストーンともよばれています。

上記の4つの石で定義づけられており、世界に認められた宝石であるため、良質であれば高く買い取られます。

宝石の相場は石の質によりさまざまでカラーなどあらゆる要素で価格が異なります。そこで、今回は鑑定書などがあり状態がいいという状態で買取市場に持ち込まれることが多い価格帯を紹介します。

鑑定書をお持ちの場合には、買取業者が買取価格を掲載していることがあるため、確認してみてもよいでしょう。

ダイヤモンドの買取相場

同じ1.0ct程度のものでも、グレードによって買取価格が大きく異なります。

1ctのVVS1の買取相場

エクセレントでは400,000円〜1,200,000円程度、ベリーグットでは330,000円〜900,000円程度、グットでは300,000円〜750,000円程度の買取が期待できます。

1ctのVVS2の買取相場

エクセレントで370,000円〜920,000円程度、ベリーグット350,000円〜750,000円程度、グットでは300,000円〜600,000円程度の買取が期待できます。

1ctのVS1の買取相場

エクセレントで350,000円〜790,000円程度、ベリーグットで300,000円〜650,000円程度、グットで280,000円〜550,000円程度の買取が期待できます。

1ctのVS2の買取相場

エクセレントで340,000円〜700,000円程度、ベリーグット300,000円〜590,000円程度、グットで280,000円〜490,000円程度の買取が期待できます。

1ctのSI1の買取相場

エクセレント280,000円〜540,000円、ベリーグットで250,000円〜450,000円程度、グット230,000円〜390,000円程度の買取が期待できます。

1ctのSI2の買取相場

エクセレント250,000円〜400,000円程度、ベリーグットで240,000円〜380,000円程度、グット220,000円〜340,000円程度の買取が期待できます。

ダイヤの買取事情に関してはこちらで「ダイヤモンド買取におすすめの買取業者とカラット別買取相場」などを詳しく紹介しています。

エメラルドの買取相場

質によりかなり価格差があり、市場に滅多に出てこないようなものではかなり高額になることがあります。

ご家庭にあることが多い品質の場合に、1.0ctで80,000円~11,000円程度、2.0ctで180,000円~28,000円程度、3.0ctで250,000円~60,000円程度、5.0ctで500,000円~210,000円程度、10.0ctで1,200,000円~700,000円程度の査定額が提示されることが多いです。

エメラルドの買取事情に関しては、こちらで「エメラルド買取におすすめの買取業社と買取相場」などを詳しく紹介しています。

ルビーの買取相場

質によりかなり価格差があり、市場に滅多に出てこないようなものではかなり高額になることがあります。

ご家庭にあることが多い品質の場合に、1.0ctで21,000円~15,000円程度、2.0ctで120,000円~50,000円程度、3.0ctで250,000円~70,000円程度、5.0ctで500,000円~100,000円程度、10.0ctで7,000,000~4,000,000円程度の査定が出ることが多いです。

ルビーの買取事情に関しては、こちらで「ルビー買取におすすめの買取業者と買取相場」などを詳しく紹介しています。

サファイアの買取相場

質によりかなり価格差があり、市場に滅多に出てこないようなものではかなり高額になることがあります。

ご家庭にあることが多い品質の場合に、1.0ctで12,000円~4,500円程度、2.0ctで40,000~15,000円程度、3.0ctで90,000円~30,000円程度、5.0ctで200,000円~70,000円程度、10.0ctで600,000円~220,000円程度の査定が出ることが多いです。

サファイアの買取事情に関しては、こちらで「サファイア買取におすすめの買取業社と買取相場」などを詳しく紹介しています。

トルマリンの買取相場

ランクによっても差があり、安い石ではほとんど価値がつかないことがあります。トルマリンは色石の中でも特にカラーバリエーションが豊かな石ですが、パライバトルマリンとグリーントルマリンにおいて、ご家庭にあることが多い品質の買取価格相場を紹介します。

パライバトルマリンの買取相場

1.0ctで10,000円~5,000円程度、2.0ctで35,000円~20,000円程度、3.0ctで65,000円~40,000円程度、5.0ctで120,000円~50,000円程度、10.0ctで300,000~200,000円程度の査定が出ることが多いです。

グリーントルマリンの買取相場

1.0ctで2,300円~1,400円程度、2.0ctで4,000円~2,100円程度、3.0ctで10,000~6,000円程度、5.0ctで24,000~17,000円程度、10.0ctで70,000~50,000円程度の査定が出ることが多いです。

オパールの買取相場

オパールは大きく分けて遊色効果があるプレシャスオパールと遊色効果がないコモンオパールに分けることができます。プレシャスオパールはさらに細分化されます。残念ながらコモンオパールの場合には、ほとんど宝石としての価値はありません。

特にブラックオパールは高価であり、1ctの場合には3,000円程度〜25,000円以上、2ctで7,000円〜150,000円以上、3ctの場合に10,000円〜200,000円以上、5ctで20,000円〜300,000円以上、10ctの場合で60,000円〜1,000,000円以上の査定が期待できます。上質な場合では、1ctでも数十万円の査定が出ることがあります。

オパールの買取事情に関してはこちらで「オパール買取におすすめの買取業社7や買取相場」などを詳しく紹介しています。

トパーズの買取相場

トバーズにもさまざまな種類がありますが、インペリアルトパーズは「最も美しい」と言われ価値が高い宝石です。

1.0ctで3,000円~1,000円程度、2.0ctで10,000円~3,000円程度、3.0ctで20,000~5,000円程度、5.0ctで30,000~10,000円程度、10.0ctで50,000円~3,000円程度の査定が期待できます。

ガーネットの買取相場

アンドライト・ガーネットの変種であり、最も希少で人気あるデマントイドガーネットは価値が高い宝石です。

1.0ctで6,000円〜10,000円程度、2.0ctで20,000円〜40,000円程度、3.0ctで100,000~40,000円程度、5.0ctで100,000円〜200,000円程度、10.0ctで240,000円〜600,000円程度の査定が期待できます。

翡翠(ヒスイ)の買取相場

翡翠は、硬玉(ジェイド)と軟玉(ネフライト)がありますが、宝石として価値があるのはジェイドです。

ご家庭にあることが多い品質の場合に、1.0ctで2,000円~18,000円程度、2.0ctで10,000円~50,000円程度、3.0ctで20,000円~49,000円程度、5.0ctで45,000~200,000円程度、10.0ctで120,000〜500,000円程度の査定が期待できます。

翡翠の買取事情に関してはこちらで「翡翠の買取におすすめの業者や買取相場」などを詳しく紹介しています。

珊瑚の買取相場

ご家庭にあることが多い品質の八射珊瑚では、7-8mmで7,000円〜3,000円程度、10mmで14,000円〜7,000円程度、12mm円で35,000円〜17,000円程度、15mmで110,000〜35,000円程度、20mmで350,000円〜200,000円程度の査定が出ることが多いです。

▼珊瑚の買取事情に関してはこちらで「珊瑚の買取におすすめの業者や買取相場」などを詳しく紹介しています。

銀や金、プラチナなどの価値も忘れずに

多くの場合に、宝石は指輪やネックレスなどの形に加工されています。よい宝石であればあるほど、銀や金、プラチナが使われているため、貴金属としての価値が付加されます。

また、ブランド品の場合には、人気の度合いなどにもよりますが、ブランドとしての価値も付加されるでしょう。ただし、ブランド品の場合には刻印がある、そのブランド会社以外で修理をしたことがある、純正ではないものが用いられているといった場合においては、思うような査定になりません。

高く売れる宝石を扱っているブランド

宝石には石そのものの価値のほか、ブランドの価値があることが少なくありません。もちろん、そこのブランドがよい石を用いているというのも高い要因ではあるのですが、本来の石の価値に加えて、製品の人気などによりプラスで査定額がつくものも少なくありません。

この場合に、貴金属に強い買取業者だけでなく、ブランドに強い買取業者を検討することができます。高く買い取られることが多いブランド例をご紹介します。

カルティエの買取相場

カルティエは、カルティエ ダイヤモンド エキスパートにおいて、4Cの基準に加えて、0.23カラット以上のダイヤモンドに関しては、「テーブルは56%から63%のもの」「全体の深さは58%から63%のもの(キューレットは含めない)」「ガードル厚は”slightly thick”から”thick”まで」といったように、粒の大きさに応じて独自の評価基準を設けてこだわった石を用いているブランドです。

「ハリーウィンストン」「ブルガリ」「ティファニー」「ヴァンクリーフ&アーペル」と並び、5大ジュエラーと評されることがあります。

ダイヤの他にも、サファイアなどさまざまな宝石が用いられますが、いしがついているものの中心価格帯は50,000円〜3,000,000円程度と価格差があります。パヴェダイヤが用いられているものは高額査定が出る傾向にあります。

こちらでは別途、カルティエの買取相場について詳しく紹介しています。

ハリーウィンストンの買取相場

ダイヤモンド等の宝石をさまざまな製品であしらうハリーウィンストンの製品は、世界で最も希少とされる宝石「キング・オブ・ダイヤモンド」が用いられることがあります。買取相場に大きな幅があり、中には5,000,000円以上の価格がつくものもあります。

例えば、1Pダイヤのボールペンは70,000円前後での買取が期待できます。ピアスなどの小さなものでも非常に高額になることがあり、ループバイハリーウィンストン フルダイヤ ピアスは2,000,000円超えでの買取が期待できます。

こちらでは別途、ハリーウィンストンの買取相場について詳しく紹介しています。

ブルガリの買取相場

ブルガリ宝石学研究所を持つブルガリはダイヤモンドなどの宝石をあしらった製品を多く展開しています。腕輪はその代表例であり、セルペンティインカンターティシリーズは、2,000,000円~3,000,000円の買取額が提示されることもあります。

婚約指輪で用いられるような指輪の場合には、ダイヤモンドが多い製品で110,000~18,0000円程度が中心価格帯です。

こちらでは別途、ハリーウィンストンの買取相場について詳しく紹介しています。

ティファニーの買取相場

世界最大にして最高峰のイエローダイヤモンドの1つであるティファニーダイヤモンドを創業者のチャールズ・ルイス・ティファニーが買い取っています。カットデザインには、通常のブリリアントカットの58面ではない、前代未聞の82面のファンセットが施されているもの特徴です。

さまざまな価格帯の製品がありますが、婚約指輪や結婚指輪としてよく使われる指輪などは宝石が用いられていることが多いです。

18Kなどの素材により、ティファニーセッティングは40,000円〜180,000円、ティファニーハーモニーは50,000円〜400,000円、エルサ・ペレッティバンドリングは数万円、ルシダバンドリングは400,000〜600,000円で買い取られるなど、数万円〜数十万円の価格がつくことが少なくありません。

また、人気があるビーンズシリーズにもダイヤがついていることがあり、素材などによって10,000円〜50,000円程度の価格がつくほか、ダイヤモンドが多いティアドロップのネックレスは300,000円程度で買い取られることがあるなど、指輪以外でも高額になるケースはあります。

こちらでは別途、ティファニーの買取相場について詳しく紹介しています。

ヴァンクリーフ&アーペルの買取相場

ダイヤモンドの選別を2段階に分け、「他の石とは一線を画する、魂や心を揺さぶるような個性を持ったダイヤモンド」を重視するヴァンクリーフ&アーペルは、ダイヤモンドの他にも、オニキスやカーネリアン、マカライトなど多様な宝石が使われている製品が多く存在します。定価の半分〜定価に近い価格で売れることが少なくありません。

エルメスの買取相場

エルメスというとバッグのイメージが強いかもしれませんが、ダイヤモンドなどの宝石をふんだんにあしらった製品が少なくありません。鉱山での採掘から販売まで、ダイヤモンドを取り扱う全ての工程で、ダイヤモンド原石の生産および取引の規制条件を定めた、キンバリープロセス認証制度を適用しています。

シンプルな指輪で50,000円程度、高額なものでは1,500,000円を超える買取もあります。非常に多くの石をあしらったシェーヌダンクルなどは高額査定が期待できます。

こちらでは別途、エルメスの買取相場について詳しく紹介しています。

ショーメの買取相場

ネックレスや指輪のほか、時計などに宝石を用いることがあるショーメは、ダイヤモンドにおいて、4Cに宝石としての品格として「内から放たれる光や、それによって引き起こされる特別な感動や情熱、独特の輝きを評価」を加えた基準で石を選んでいます。

ダイヤモンドを使っている場合に50,000円を超える買取が多くされます。ショーメ クラシック サファイアダイヤイヤリングなどは価値が高く、2,000,000円近い査定も期待できます。

グッチの買取相場

定価を目安として査定額が決まる傾向にあります。多くの場合に、定価の10〜20%程度で買い取られますが、状態が良いもの、需要が高いもの、希少なものなどはそれ以上で買い取られることもあります。

デビアスの買取相場

ネックレスやブレスレット、指輪などにダイヤをふんだんに使うことが多いデビアスは、ダイヤがついているもので数万円〜300,000円程度の査定額が出ることが多いです。

オークションやフリマアプリとどちらが高く売れるか

ジュエリーはオークションやフリマアプリでの需要がそもそも少ないため、買取が難しいと考えられます。サイトでは、ジュエリーなどのカテゴリーがないことが多く、見つけてもらうのも困難かもしれません。

宝石は専門の買取業者ですら至難の業であるため、適正価格がつけづらいのが要因でしょう。高く設定してしまい何日たっても売れなかったり、逆に安くしすぎてしまってと自ら損してしまったり、メリットよりデメリットの方が大きいはずです。鑑定書がなければ、価値を示すことはなかなかできません。

オークションやフリマアプリで売るよりも、宝石鑑定に関する知識がある買取豪奢などで買取してもらう方が高く売れやすいと言えます。ですがもし、数百円にしかならないような価値の低い宝石であれば、オークションやフリマアプリを利用するのも選択肢です。

宝石を高く売るコツ

ダイヤモンド以外は価値基準がないために、価格差が大きく生じている現状です。高く売るためには以下のようなことを意識し、慎重に売却先を選ぶとよいでしょう。

鑑定書をはじめとした付属品を揃える

お店選びを徹底し、鑑定書や鑑別書などの持参をすることによって高く売れやすくなります。

鑑定書はダイヤのみに発行されるもので、「4C」という世界基準で判断されます。
ダイヤ以外の色石と呼ばれるルビーやサファイアなどは鑑別書で本物かどうか、天然か人の手が加わっているかなどを証明できます

鑑定書や鑑別書がないために買取を断るところはあまりないと思われますが、鑑定書がある場合はグレードで、そうではない場合は一律で買取価格を設定しているところもあります。そうでない場合も、査定員のスキルが非常に問われ、適正価格をつけにくい現状があります。

こちらの記事で別途、ダイヤモンドの鑑定書の見方や再発行方法、鑑別書と鑑定書の違いや発行方法を紹介しています。

販売ルートが多いところを選ぶ

買い取った宝石の売却先にあてがあると、そのぶん高く買い取ることができます。売れるかどうかわからないものでは、不良在庫になるリスクを踏まえた価格設定をしがちです。

経験が豊かな査定員がいるところを選ぶ

適正価格を出しにくい特性上、経験が豊かな査定員がいる買取業者を選ばなければ、非常に安い価格での買取になりがちです。買取実績で見分ける方法もありますが、わかりやすいのは保有資格でしょう。

宝石鑑定には国家資格がなく、民間資格のみが存在します。しかし、その中でも権威がある期間がいくつかあります。

正しい方法で売りたい宝石をお手入れする

宝石によって油分やアルコール、摩擦は天敵です。着用する際には最後につけて最初に外すようにしましょう。外す際には、すぐに柔らかい布で汚れなどを拭き取ります。

これ以上のお手入れをする際には、宝石によって適切な方法が異なります。例えば、ダイヤモンドのように硬い石であれば、専用クリーナーや中性洗剤に入れたぬるま湯につけて、柔らかめのブラシでこすっても問題ありません。自宅や業者の店舗で洗浄機を利用するのもよいでしょう。

衝撃に弱い宝石の場合には、柔らかい布で汚れを落とす以上のことをすると、傷つけてしまう恐れあります。場合により、欠けてしまうこともあるかもしれません。

複数社に査定を出す

ダイヤモンド以外は特に、明確な査定基準がないために大きな価格差が生じることがあります。複数社に査定を出すようにした方がよいでしょう。買取業社によっては、他社で出された見積もりが交渉材料になり、最初に提示された査定額よりも高く買い取ってもらえることがあります。

最近では、LINE査定など気軽にできる査定方法が増えてきています。鑑定書がある場合には、書かれている項目を伝えることで大まかな金額を確認できることが多いです。

宝石に関するQ&A

宝石を売りたいと思ったときによくある質問をまとめました。

宝石の偽物を見分ける方法はあるか

宝石の種類によって様々ですが、本物であれば、ダイヤモンドであれば新聞紙などにおいて字を読もうとすると屈折率が高くて読めなくなったり、ヒスイであれば光を当てると波模様が浮かんだり、オパールであれば見る角度を変えればオレンジ色や青色などの光が、それぞれ上下に移動したりします。

それ以外にも見分け方がさまざまにありますが、基本的に素人には難しいですから、買取業者などに見てもらうのが一番よいでしょう。

鑑定書がなくても売れるか

宝飾店・質屋では買い取ってもらえないことがあります。しかし、ダイヤモンドは基本的に鑑定書を確認し、評価基準に基づいて査定額を出すため、高価なものであればあるほど、鑑定書がないことがマイナスになりかねません。

もし、鑑定依頼をしても元が取れるほどに鑑定書がある方が望ましい状態なのであれば、比較的審査が難しいCGL(=中央宝石研究所)やAGT(=AGTジェムラボラトリー)で発行してもらうと良いでしょう。

壊れていても売れるか

宝飾店・質屋では買い取ってもらえないことがあります。しかし、壊れて他社で断られたような宝石でも買い取っている買取業社も存在します。あらかじめ調べておくとよいでしょう。

刻印があっても売れるか

買取対象外になってしまう場合もありますが、多くの場合は問題ありません。貴金属などに強い買取業社であれば、刻印を削ってバラすことで価値を見出せるためです。

ですが、刻印を削ってしまうとブランド品としての価値がなくなってしまうため、素体としての買取価格になることがあります。

ファンシーカットでも売れるか

売れます。ファンシーカットの中でも希少な色合いや人気がある色合いでは高額になることがあります。

デザインが古くても売れるか

デザインが古くても、宝石の状態が良ければ高額買取も夢ではありません。 クリーニングに出した後に買取してもらうのがいいでしょう。

まとめ

買取業者を利用すれば、気に入っていたけれどもうつけなくなってしまったり、クローゼットでずっと保管しっぱなしになっていたりするジュエリーでも高額で買い取ってもらえる可能性があります。高価買取は望めないノーブランドの質が高くない宝石であっても買い取ってくれる業者は多いため、一度使ってみてはいかがでしょうか。

ダイヤモンド以外の宝石は、明確な鑑定基準がないため売却時には注意が必要です。できるだけ鑑定書をはじめとした付属品を持参するとともに、複数社へ見積もりを出し、納得がいく金額で手放すようにしましょう。

sirasaka / 編集長
sirasaka / 編集長

弊社マーケットエンタープライズが運営する総合買取サービス「高く売れるドットコム」にて査定業務や出張買取などに携わり、現場で培ったリアルな知見を活かし「満足できる買取体験」を提供すべく買取メディアの運用も行っています。 利用者様の買取にまつわる疑問を解決できる有益な発信のため、日々精進してまいります! リユース営業士資格保有(日本リユース業協会より授与)

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