パソコン処分・廃棄方法5選|無料おすすめ業者とデータ消去も

パソコンを処分・廃棄する5つの方法や、データ消去についてなど、パソコンの処分に関して気になるポイントを解説しています。また、無料で回収・下取り・買取ができるおすすめ業者(サービス)もあわせて紹介しています。古いパソコンを捨てたいけどデータ消去やデータの移行についてよくわかない方はぜひ参考にしてください。
パソコン処分・廃棄方法5選|無料おすすめ業者とデータ消去も

パソコンの処分は資源有効利用促進法が施行され、自治体では回収・収集ができなくなりました。パソコンは粗大ごみとして処分することができないのです。

それでは、不要になったパソコンはどのように処分するのか。今回は、パソコンの詳しい処分方法を解説していきます。

また、処分方法以外にも捨てる前に行うべき、データのバックアップ方法やデータ消去についても触れていますので、ぜひ参考にしてみてください。

パソコンの処分・廃棄方法5選

さっそく、どのような処分方法があるのか解説していきます。

1.自治体の回収ボックスに入れる

平成25年4月1日に「小型家電リサイクル法」が施行され、ノートパソコンやデジタルカメラなどに含まれる有用金属を再利用するようになりました。

自治体の回収ボックスデータ消去は自己責任で行い、必要がありますが、処分費用が原則無料なので近くに回収ボックスがある場合には便利です。

各都道府県の回収ボックスの場所は小型家電リサイクル回収ポータルサイトで確認することができます。また、処分できる品目についても確認できるので便利です。

メリットパソコン以外にも、携帯電話やプリンターなどの小型家電を一緒に処分できる
デメリットノートパソコンなどは処分できても、デスクトップ本体やモニタ一体型パソコンの処分が難しい場合がある
料金原則無料

2.パソコンメーカーによる回収

パソコンメーカーによる回収を依頼する

「資源有効利用促進法」に基づいてパソコンは、製造したメーカーが回収する義務があります。パソコンにPCリサイクルマークが貼られている場合は無料で回収してくれます。

注意したい部分もあります。他社のメーカーの製品は回収できないということやモニターやパソコンを回収してもらいたい場合は別々に申し込みをする必要があります。

その他、申し込みから回収まで1~2週間程度の時間を要する場合があることです。それらを踏まえた上で、申し込みするようにします。

データ消去に関しても個人情報保護のために行ってくれますが、心配な方はデータ消去を事前に行うようにします。

メーカー回収の流れについて

  1. メーカーの窓口に電話またはホームページから申し込む
  2. PCリサイクルマークがない場合は、メーカーに回収資源化料金を支払う
  3. メーカーより「エコゆうパック伝票」が届く
  4. 回収してもらうパソコンを梱包し、伝票を貼る
  5. 集荷・または持込で発送してもらう
  6. 処分が完了

メーカーによって多少の流れは変わります。また、PCリサイクルマークがない場合には、デスクトップやノートパソコン、モニタ一体型パソコンは3,000円、ブラウン管ディスプレイの場合には4,000円の費用が一般的に必要になります。

MacでおなじみのAppleも回収サービスを行っています。詳しくは下の記事で解説しています。

各メーカーの窓口ページへは、パソコン3R推進協会 メーカー窓口ページ一覧を参考にしてください。

メリットPCリサイクルマークがある場合には無料で処分することができる。デスクトップやモニタ一体型パソコンなどの処分もできる
デメリットパソコン1品ずつに申請がいるので複数のパソコンを処分したい場合には不向き
料金PCリサイクルマークがある場合には無料

3.家電量販店やパソコン販売店の下取り

新しいパソコンに買い換える場合には、下取りを一緒にしているところもあります。処分とは違い、下取りしてもらうことで新しく購入するパソコンを値引きしてもらうことができるのはメリットです。

ヤマダ電機ヨドバシカメラなどでも対応しており、店舗に持ち込む場合や宅配便を利用して下取り・買取をしてもらえます。

データ消去に関しては店舗によってしてもらうことができたり、対応していない場合があるので確認するようにします。

メリットパソコンの下取りで新しいパソコンの料金が値引きされる場合がある。
デメリット動作しないパソコン、ブラウン管などの古いパソコンは下取りできない場合がある。
料金新しいパソコンを値引きしてもらえる

4.無料回収サービスで廃棄する

パソコンを手間なく、すぐに処分したい場合には、パソコンリユース企業を利用するのがおすすめです。宅配回収や出張回収に対応しているところもあり、わざわざパソコンを持ち運ぶ必要もありません。

データ消去に関しても厳しいガイドラインがあるので、データのバックアップを取っておけばそのままデータを消去してもらうことができます。

しかし、注意したい部分としてはハイスペックパソコンなどの場合は、そのまま処分してしまうよりも売却するほうが現金を手に入れられる可能性があるので売却するのも一つの手段ということを把握してきましょう。

メリットメーカーや自作パソコン問わずに処分することができる
デメリットブラウン管ディスプレイなどは処分することが難しい
料金無料

では、パソコンのリユースサービスをいくつかご紹介します。

リネットジャパン

リネットジャパン

有名なネットオフを運営し、東証マザーズに上場したリネットジャパングループ株式会社によるパソコンリユースサービスです。国が唯一認定した宅配便による回収サービスとなっています。

データ消去の方法が選べるようになっており、持ち主自身で消去する方法からリネットジャパンにデータバックアップ・消去を任せることもでき、それぞれ料金が異なってきます。回収専用ダンボールも有料ですが届けてもらえるため、安心かつ簡単にパソコンを処分したい方におすすめです。

参考:【国認定】パソコン無料回収・処分・廃棄ならリネットジャパン

パソコンダスト

パソコンダスト

パソコンダストは完全無料で中古パソコン・ノートパソコンの回収を行っています。windows、Mac問わずあらゆるメーカー製のパソコンの無料回収に対応しているので、買い替えなどで不要になったらパソコンダストを活用すればお得に賢く片付けることができます。全国対応でパソコンデータも完全抹消してくれるため安心です。

参考:パソコン・付与品を無料回収|パソコンダスト

パソコン回収.com

パソコン回収.com

パソコンをはじめ、液晶テレビやエレキギターなども回収を受け付けているサービスです。送料無料対象製品を定めていて、回収完了後、JUNKWORLDストアのお買い物ポイントをもらうことができます。回収方法は宅配の他に出張回収も実施しているので、使っていないパソコンが複数台あるといった場合や、法人のニーズにも対応できる点が強みです。

参考:完全無料のパソコン処分・廃棄なら「パソコン回収.com」

5.買取業者に売却する

パソコンの買取業者を利用する

中古パソコンは買取業者に依頼することで売却も可能です。買取業者ではノートパソコンはもちろん、デスクトップやモニタ一体型パソコンの買取にも対応しているので、大きさを問わず買取してもらえます。

また、買取方法も充実しているところが多く、店頭に持ち込む店頭買取や宅配便を利用して買取を行う宅配買取、複数のパソコンがある場合でも手間なく売却できる出張買取などがあるので便利に利用することができます。

メリット無料で処分できる上、現金を手に入る可能性がある。
デメリット製品によっては買取できない場合がある
料金査定金額がもらえる

こちらの記事でパソコンの買取についてより詳しく解説しています。高価査定モデルや売り方のコツをまとめています。

自作PCの売却を考えている方はこちらの記事がおすすめです。

故障していたり、販売から年数の経っているパソコン買取や処分できない場合がありますが、販売から5年以内など比較的新しいパソコンであったり、容量やCPUなどのスペックの良いものは、高値で買取してもらえる場合があります。

データ消去に関しても個人情報の漏洩を防ぐことは、企業の信頼にも繋がるので、対応はしっかりしていることが多いです。

それでは、パソコンの買取を行っているサービスもチェックしていきしょう。

パソコン高く売れるドットコム

パソコン高く売れるドットコム

全国対応のインターネット型パソコン買取専門サービスです。宅配、出張、店頭の3つの買取方法を持ち、ウェブ・電話での無料査定を毎日受け付けています。目安の査定価格を提示してから取引を開始するため、安く買い叩かれるといったこともなく非常に安心です。パソコンのデータ消去には、米国立標準技術研究所準拠(NIST方式)を採用し、個人情報の流出を防ぐ安全性の高いデータ消去に努めています。

デスクトップ、ノートはもちろん、タブレットPCやCPU、ケースなどパソコン周辺機器の買取にも対応しています。

パソコン高く売れるドットコムで査定する

ブックオフ

ブックオフ

ブックオフでもパソコンの買取を受け付けています。不安なデータの消去についてもホームページに明確に説明されているため安心できます。注意点としては、ACアダプター/バッテリー、リカバリーディスクは必須のため、必ずセットにして査定に出しましょう。最寄の店舗に持ち込むことで査定をしてくれます。

参考:パソコン買取|ブックオフ

個人情報の漏洩を防ぐデータ消去の方法

個人情報の漏洩を防ぐデータ消去について

パソコンの処分方法を5つ紹介してきましたが、捨ててしまう前にパソコンのデータ消去を行うことをおすすめします。パソコンにはアプリやサービスのアカウント情報やクレジットカード情報など様々な個人情報が含まれています。

そのまま、捨ててしまうのは悪用される危険があるので、非常に危険です。また、「ごみ箱」に捨てて削除を行う方法やリカバリーソフトを使って、工場出荷状態に戻すなど作業をしてもデータを完璧に消去することはできません。

専用の復元ソフトを用いれば消去したはずのデータを取り出すことができるのです。では、適切なデータ消去にはどのような方法があるのか見ていきます。

専用のソフトウェアを用いて消去する

ハードディスクに意味のないデータを上書きする方法で、「ランダム書き込み」、「米国陸軍方式」、「米国国家安全保障局方式」など書き込みの回数やパターンによって様々な方式があります。

事業者の方や一般家庭の方でも簡単に使用できる製品があります。一般社団法人 パソコン3R推進協会では、協会の会員が推奨するデータ消去プログラムがあります。各メーカーの消去プログラムについて紹介しているので一度、確認してみてください。

データの消去はご自身の責任となりますので、心配な方は自分でパソコンデータの消去を行うようにします。

HDDに強磁気をかけて破壊する

電磁消去は、内部に強力な磁力を照射して、磁気信号を破壊することでデータ消去を行います。起動しないハードディスクでもデータ消去ができるというメリットがあります。

この方法には専用の装置が必要になるので個人で使用することは中々できないのですが、パソコンの処分を依頼すれば電磁消去をしてくれる「パソコン廃棄.com」などのサービスもあります。

HDDを物理的に破壊する

HDDを物理的に破壊する

そもそもデータを記憶するハードディスクを物理的に破壊することで機能を消失させて、データを読み取れなくさせる方法です。

個人でパソコンを破壊すると怪我をしてしまうなどの問題も出てくるので、必ず業者に依頼して消去してもらうようにします。

パソコンデータの引越し方法

パソコンを処分する前に、まずデータの引越しを!

大切なデータは消去する前に引越しさせることも忘れないようにしましょう。買い換える際や古いパソコンのデータを取り、新しいパソコンに移す必要があります。データ移行の方法には、主に4つの方法がありますのでそれぞれ紹介します。

「Windows転送ツール」を利用する

Windowsのパソコンには標準的に搭載されているWindows転送ツールがあります。今使っているパソコンから新しいパソコンへ様々なデータを移行することができます。

引き継げる内容は以下になりますので、確認してみてください。移行する手順については、ウィザード形式で移行する手順を教えてくれます。

  • ユーザーアカウント
  • メール
  • 音楽・ビデオ・写真
  • エクセルやワードなどのドキュメント
  • お気に入り
  • その他

参考:Microsoft atLife

手動でバックアップデータを移行する

外付けハードディスクやUSBメモリ、CD/DVDを使って手動でバックアップを取ることもできます。メリットとしては自分で移行したいデータを選ぶことができる事です。

古いパソコンのデータをUSBにコピーし、新しいパソコンにUSBを差し込んでデータの移行をします。バックアップの詳しい手順や方法について知りたい方は、こちらの記事がおすすめです。

有料のソフトを使ってデータ移行

有料版のソフトを使うことで簡単にデータ移行することができます。古いパソコンと新しいパソコンの両方のパソコンにソフトをインストールし、ケーブルを接続することで使用することができます。

「Windows転送ツール」では移行することのできないソフト・データ・設定をまるごと移行したり、スマホ写真・動画なども移行可能なものもあります。しっかりデータを新しいパソコンでも使用したいという方におすすめです。

下記に主な有料ソフトを紹介しています。

データ移行の専門サービスを利用する

お金はかかりますが、確実な方法として専門店に依頼するという方法があります。あまり、パソコンの知識がなくて不安という方や電源のつかないパソコンのデータ移行をしたいといった希望にも応えることができます。

もし、データ移行作業以外にもトラブルがある場合に、適切に対処してくれるので安心です。主なデータ引越しサービスを紹介していますので、参考にしてください。

知っておきたい法律|資源有効利用促進法

資源有効利用促進法は平成13年4月に施行された法律で、循環型社会を目指し、それに必要なリデュース・リユース・リサイクルの3Rと呼ばれるの取り組みを総合的に推進するために制定された法律です。

パソコンについてもメーカーによるパソコンの回収が義務付けられるようになりました。

事業系パソコン(企業などの法人から排出されるパソコン)は平成13年4月から、家庭系パソコン(個人や家庭から排出されるパソコン)は平成15年10月から法律に基づいた回収が行われるようになりました。

リサイクルの対象となるパソコンはデスクトップ本体、ノートパソコン、モニタ一体型パソコン、液晶ディスプレイなどがあります。

3Rについては下記の関連記事で詳しく解説していますので参考にしてみてください。

まとめ

ここまでパソコンデータ移行についてやデータ消去の方法から処分方法まで紹介してきました。パソコンの処分方法はたくさんありますが、データ消去をしっかり行ってくれるかなどはしっかりと確認する必要があります。

パソコンをヤフオクで売却したり、不用品回収業者に依頼するのは、パソコンに記録された情報を悪用される危険があるのであまり、おすすめしません。

この記事をご覧いただいた方に最適な処分方法が見つかれば幸いです。

乾太一 / 専属ライター
乾太一 / 専属ライター

あらゆるモノの買取・処分方法を熟知している高く売れるドットコムマガジン編集部のエースメンバー。疑問が多いリユースについて誰もが読んでわかりやすい記事作りを心がけています。