- 遺品整理・生前整理
生前整理のメリット・デメリット! 進め方やタイミング
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身の回りの物を整理する言葉に、生前整理、終活、遺品整理などの言葉があります。生前整理は自分自身で早めに整理を始めること。いつから始めるのがベストでしょうか。
また、どのような点に留意して、何から手をつけていくとよいでしょうか。生前整理を意識し始めた際に押さえておきたいポイントを紹介します。
目次
※相場情報は実際の買取価格と異なる可能性がございます。
生前整理は何歳から? 効率的な進め方とポイント
生前整理とは、自分が亡くなった後に残されたものを整理し、整理後の遺品を遺族に残す手続きを行うことです。生前整理は、年齢に関係なく誰でも行うことができますが、早めに始めることが望ましいといえます。以下に生前整理を始めるタイミングや効率的な進め方について解説していきます。
生前整理を始めるタイミング
生前整理を始めるタイミングについては、具体的な年齢や状況によって異なります。しかし、高齢になると身体的な制約や認知症のリスクが高まるため、できるだけ早めに始めるのがおすすめです。
また、生前整理は突然必要になるものではなく、健康なうちから定期的に整理を行うことで、遺族に負担をかけずに済みます。具体的な時期については、「必ず何歳から始めておかないといけない」ということはありませんが、自身の状況やライフスタイルに合わせて判断していきましょう。
効率的な生前整理の進め方
生前整理の進め方を誤ると想定外に時間や労力を使ってしまいかねません。生前整理を効率的に進めるために注意しておきたいことを、以下に紹介していきます。
1.目的を明確にする
生前整理を始める前に、整理する目的を明確にすることが重要です。例えば、遺族が負担をかけずに済むようにするために、整理するという目的があります。また、自分が必要なものと不要なものを整理することで、自分自身のストレスを軽減することも目的の一つです。
2.整理するものを選ぶ
生前整理を進める上で、どのようなものを整理するかを決めることが重要です。大きなものから小さなものまで、全ての物品を対象にするのは非現実的なため、自分が整理したいものや、遺族が必要とするものを優先的に整理することが望ましいです。
3.遺言書を作成する
生前整理の一環として、遺言書を作成することもおすすめです。遺言書がある場合、遺族が遺産分割や財産管理などの手続きをスムーズに進めることができます。遺言書の作成には、専門家のアドバイスを受けることが重要です。
4.捨てるものは捨てる
生前整理する際に、捨てるものは早めに捨てることが大切です。捨てるものを減らさずに先送りにすると、整理作業が長引いてしまいます。捨てるものが決まったら、早めに処分するようにしましょう。
5.整理するスペースを確保する
生前整理する際には、整理するスペースを確保しておくことが大切です。整理する場所が決まっていないと、収納する場所がなくなってしまい整理作業が進まなくなってしまいます。場所を確保してから作業を進めましょう。
6.デジタル遺品についても整理する
現代では、デジタル遺品と呼ばれるものも存在します。これは、パソコンやスマートフォンなどのデータを指します。個人情報やプライベートな情報が含まれている場合があるため、整理する際にはデータの削除等、見られたくないものを消しておきましょう。
7.投資についてもリストに残す
生前整理を行う際には、家族が認知しにくい資産についても忘れずにリストに残しておくことが大切です。例えば、投資信託や株式など、金融商品については、取引履歴や証券口座番号をまとめておくと、遺族が手続きをスムーズに進めることができます。
生前整理のメリット・デメリット
生前整理には、自分自身だけでなく遺族にとっても、いくつかのメリットやデメリットが存在します。整理する前にメリット・デメリットを理解して、適切に整理を行うことが大切です。
生前整理のメリット
まずはメリットについて確認していきましょう。
1.自分が亡くなった後の負担を軽減できる
生前整理を行うことで、遺族に負担をかけることなく、自分が亡くなった後に残されたものを整理することができます。整理された状態で遺品を残すことで、遺族が故人の思い出に浸りながら、心を整理することができます。
2.故人の意思を尊重できる
生前整理を行うことで、故人の遺志を尊重し、遺族に残されたものを整理することができます。また、遺言書を作成することで、自分が亡くなった後の遺産分割や、葬儀の希望などを明確にすることができます。
3.整理することで、自分自身も心が軽くなる
生前整理を行うことで、整理された状態で生活をすることができます。不要な物がない環境で生活することで、ストレスや不安を軽減することができ、心身ともに健康的な生活を送ることができます。
生前整理のデメリット
次にデメリットです。メリットと照らし合わせて、生前整理を行う時期や自分が行うのかどうかを検討してみてください。
1.整理することが大変
生前整理は、自分が亡くなった後に残されるものを整理するための手続きであるため、時間と労力を要します。特に、長年にわたってため込んだものを整理する場合には、大変な作業になることもあります。
2.心理的な負担がある
生前整理を行うことは、自分が亡くなることを意識することにつながり、心理的な負担を感じることもあります。また、整理するものには、思い出の詰まった品物や、大切なものも含まれるため、捨てることが難しい場合もあります。
3.身内にとっても負担がある可能性
生前整理を行うことで、身内には生前整理の内容や、遺言書に基づく遺産分割などのことが明らかになります。生前に整理しない場合でも起こり得ることですが、生前に整理しても遺族同士のトラブルが生じることはあります。
遺品整理で残されて困った物8つの処分方法
仮に生前整理ができなかった場合に、遺族はどのような点で困りがちでしょうか。特に生前整理で処分しておくとよいものについて考えていきます。
1.記念品や写真
遺品整理を行う際、特に思い出の詰まった記念品や写真などは、捨てることに躊躇することが多いです。しかし、保管スペースに余裕がない場合や、遺族が受け継がないと判断した場合は、処分する必要があります。
処分方法としては、遺品買取業者やリサイクルショップ、自治体の粗大ごみ処理などがあります。また、写真の場合はデジタル化することで、スペースを節約することができます。
2.衣類
遺品整理で多く出てくるのが衣類ですが、古く汚れたものや着ないものは、処分することが望ましいです。衣類の処分方法としては、リサイクルショップへの持ち込みや、自治体の衣類回収、遺品買取業者の利用などがあります。
3.家具や家電製品
家具や家電製品などの大型の遺品は、処分が困難なことがあります。しかし、遺族が引き継ぐことができない場合は、処分する必要があります。家具や家電製品の処分方法としては、リサイクルショップや家電量販店の引き取りサービス、自治体の粗大ごみ処理などがあります。
4.貴金属や時計
貴金属や時計などは、遺品整理の中でも特に高価なものが多いため、処分方法に悩むことがあります。遺品買取業者を利用することで、適切な価格で買い取ってもらうことができます。ただし、偽物や贋作の可能性もあるため、信頼できる業者を選ぶことが大切です。
5.雑誌や本
雑誌や本は、捨てることができますが、リサイクルショップでの買取も可能です。ただし、時代遅れのものや傷みが激しいものは、買取価格が低くなる可能性があります。また、処分する際は、廃棄する前に買取できるかどうか調べてみることをおすすめします。
6.趣味やコレクションなどの品物
コレクションについては、価値のあるものであればオークションや専門店での買取が可能です。一方で、個人的な思い出や価値観が重要であれば、家族や友人に譲る、寄付する、自分で保管するなどの選択肢もあります。
趣味の道具については、同じ趣味を持つ人に譲ったり、ネット上のフリマアプリで販売したりする方法があります。しかし、本人でないと価値を適正に判断できずに困ることが多いです。
趣味やコレクションなどの品物は、それぞれの特性に応じた処分方法があります。いずれにしても大切にされてきたものだけに、適切な方法で手放していくことになります。
7.部屋の中の不用品
部屋の中の不用品は、捨てることができるものもありますが、リサイクルショップでの買取や寄付も検討してみることをおすすめします。ただし、汚れや傷みが激しいものや、大きすぎて持ち運びが困難なものは、引き取ってもらえないことがあります。業者に依頼して処分してもらうなどの方法を検討しましょう。
8.プライバシーに関わる物品
プライバシーに関わる物品は、遺品整理で処分する際に慎重な扱いが必要です。例えば、遺影や遺影アルバム、日記や手紙などは、遺族や家族以外には見せたくないものが多いでしょう。こうした物品は、家族間で話し合って、大切に保管することが望ましいです。
また、家族間で受け継いでいくことも一つの方法です。ただし、家族内での受け継ぎについては、遺言書や相続手続きの際に確認しておく必要があります。
プライバシーに関わる物品は、処分方法を考えるだけでなく、遺品整理前に家族との話し合いが必要な場合もあるため、余裕を持って整理を進めていきましょう。
不用品整理でおすすめの買取業者5選
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出典:福ちゃん公式サイト
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そういった事態を避けるためにも、古い価値がありそうに見えるものは、目利きに自信のある業者がおすすめです。
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出典:バイセル公式サイト
壺など価値がありそうに見えるものでも、作品名や作家名がわからない場合、付属品がなく劣化や破損が見られることもあるでしょう。
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出典:日晃堂公式サイト
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生前整理は、自分自身や遺族に負担をかけずに済むように、自分が亡くなった後に残されたものを整理する手続きです。
自分の残したいものを整理しておくことで、自分や家族の将来に役立ちます。また、遺品整理の負担を減らし、遺族に心配をかけずに遺産分配ができるようにするために、遺言書を作成することも大切です。
生前整理には、メリットとデメリットがありますが、自分にとってのメリットを理解して、負担にならない範囲で進めていくことが重要です。遺品整理の際には、捨てるものや整理するものについては、自分が見られたくないものを消しておくなど、配慮が必要です。
最後に、生前整理は、自分自身のためだけでなく、大切な家族のためにも行うことができるということを覚えておきましょう。
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