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遺品買取おすすめ業者7選!遺品買取で高く売れるモノと高く売るコツを紹介

遺品整理の時期や手順|おすすめの不用品整理サービスを紹介致します。 故人が残した様々な品物。なかなか捨てられず遺品整理に困る方は多くいます。故人が大切にしていた価値のある品物や骨董品などは、捨てずに買取ってもらうという選択もあります。 新たに大切にしてくれる人の元へと譲られていくことで価値を継承していくこともできます。

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遺品買取おすすめ業者7選!遺品買取で高く売れるモノと高く売るコツを紹介

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
※「高く売れるドットコム」「おいくら」は弊社マーケットエンタープライズが運営するサービスです。

遺品整理は精神的にも、肉体的にもきついといえます。いつもなら整理ができる人も、何から手をつけていいかわからなくなってしまうことがあるでしょう。そこで、遺品整理の手順を確認していきます。

処分するものを分類し、一部を買取業者に売るケースが多いため、合わせて売る際に注意したいものや意外と高く売れる可能性があるため残しておきたいものなども紹介します。

※相場情報は実際の買取価格と異なる可能性がございます。

遺品整理の手順

突然のことに戸惑い、何から手をつけてよいかわからないかもしれません。遺品整理のポイントを1つ1つ確認していきましょう。

こちらの動画でもわかりやすく解説しているので、気になる方はぜひご視聴ください!

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専門業者に頼む方法もある

精神的に落ち込んでしまい、とても遺品整理に手がつかない状態になってしまうのは仕方のないことです。

その場合に、遺品整理業者や遺品整理もセットでおこなっている買取業者など、プロにお任せしてしまう方法もあります。

対応している業務

買取業者は対応している業務内容が多様ですが、遺品整理業者に場合に、一般的に分別、不用品の回収や処分、遺品の買取や供養・お焚き上げ、簡易清掃やハウスクリーニング、家屋の解体やリフォーム、不動産の仲介や買取、相続の相談など多様な業務をおこなっています。業務範囲を確認しておきましょう。

ただ、「餅は餅屋」という言葉があるように、あらゆるジャンルを買い取っている買取業者では安く買い取られてしまうことがあります。

美術品専門の買取業者には美術品を、というようにジャンル別に買取をお願いしたり、ジャンルごとに特化した査定員がいる買取業者を選んだりすることを視野に入れてもよいかもしれません。

業者の選び方

遺品整理などをおこなっている業者は多くありますが、ごくまれに免許番号を記載していない遺品整理業者がいます。違法におこなっている業者の可能性が高いため、避けるようにしましょう。

次に、見積もりが無料で、追加料金の有無など費用が明確なところを選びましょう。あとから料金が発生して、思わぬ高額になる可能性があります。また、損害賠償保険に入っているかどうかも重要です。

最終的には相性などもあるため、まずは相談という形で話をしてみてもよいでしょう。電話の雰囲気から、任せられそうか見えてくることがあります。

スケジュールを組み挨拶を済ませる

自分たちで整理をおこなう場合には、予定をきちんと立てましょう。

スケジュールを組む

精神的、肉体的負担が大きいため、途中で中断してしまうこともあります。作業時間や日数は多めに見積もっておきましょう。遅い時間に作業すると近所迷惑になることもありますから、迷惑にならない時間までで予定を組むのが理想的です。

担当する部屋や分担も話し合う

大きな荷物を持っていて衝突してしまう、大切なものを誤って処分品に分類されているものだと勘違いして捨ててしまうなどのトラブルも起こりえますから、複数人で作業する場合には、担当する部屋や分担などを話し合っておきます。

ご近所への挨拶を済ませる

日時や担当を決めたら、ご近所にもできるだけご挨拶しておきましょう。掃除機の音や重いダンボールを置く音、階段の上り下りの音など、思いのほか大きな音が出る場合もあるため、「この日は騒音が出るかもしれません」など、あらかじめ伝えておくと、ご近所トラブルを避けやすいです。

道具などを用意する

あらかじめ以下のものを揃えておきます。

1.服やマスク、軍手やスリッパ

古いものを取り出すと、思いのほか埃をかぶっていることがあります。汚れてもよい服やマスクを用意しましょう。

また、大掛かりな整理になるため、思わぬ怪我をしてしまう可能性がありますから、軍手やスリッパなど、手足を保護するものも用意しておくようにしましょう。

2.地域のゴミ出しルールの資料やゴミ袋

全くものを捨てるつもりがなくとも、ダンボールや可燃ゴミなどが出てくることがあります。整理する家の自治体の分別ルールを確認しておきましょう。できれば、印刷などをして手元に持っておくと便利です。ご自宅の感覚で分別されますと、「金属ゴミで出さなければいけないのに不燃ゴミで出してしまった」「粗大ゴミのサイズ規定が違った」というようなことに陥りがちです。

また、ゴミ袋は自治体指定のところもありますから、指定があるのであれば自治体指定のゴミ袋を用意しましょう。中には、非常に重いものが出てくる可能性がありますから、運搬しやすいように複数のサイズを用意しておくとよいかもしれません。

3.ガムテープやマジックペンなどの仕分け道具

ガムテープやハサミ、分別した際に明記するためのマジックペンなどもあると、仕分けがしやすくなります。あまり人に見られたくないと思われるメモやノートが出てくることもありますから、シュレッダーなどを用意しておくのもよいでしょう。

この段階で形見分けをし、多く持ち帰る予定があるのであれば、ダンボールなども用意しておきたいところです。ダンボールはホームセンターなどで売っているほか、一部のスーパーなどで無料でもらうこともできます。

残すものと不要なもので分ける

思い出があるものや価値があり残しておきたいものは、別で分けておきましょう。家電や衣服、家具、金属類などは買取業者へ売る方法もありますが、リサイクル業者に持って行ってもらう方法もあります。

遺品を整理する際には、なによりも個人の気持ちが大切です。遺言書やエンディングノート、故人が残した言葉などをもとに分類しましょう。とはいえ、全てを残すことが難しい場合もありますから、ご親族同士で話し合うことも大切です。

不用品を処分する

多くゴミが出るのであれば、マンションなどのゴミ収集場に出すとそれだけでいっぱいになってしまいます。場合に取り、施設に直接持ち込むことも検討しましょう。住所が確認できるものなどが必要になることが多いですから、あらかじめ相談しておくと安心です。

ゴミが多すぎて持ち込みが難しい場合などは、不用品買取業者、不用品回収業者、遺品整理業者などに引き取ってもらう方法があります。

形見分けをする

資産価値があるものは、平等に分配します。価値があるものの例としては、アクセサリーや高価な衣服、コレクションしていたもの、時計や宝石、書籍、美術品などです。高価な遺品については、贈与税が発生することもあるため注意しましょう。

最近では、価値がわかりにくいために、価値があるものを全て売ってから分配するご家庭もあるようです。

▼ダイヤやエメラルド、真珠などの宝石の買取相場が知りたい方は、こちら宝石の買取相場や査定基準をまとめた記事で紹介しています。

特に買取で注意したい遺品の種類

遺品を整理するとなると、家電やコレクションなどあらゆるものを仕分けていかなければなりません。

中には買取業者に売ろうと思うものもあるかもしれませんが、査定依頼や買取依頼をする前に、特に注意しておきたいものがいくつかあります。

骨董品や美術品

アンティーク品や古道具、骨董品と呼ばれる古くからあるものは、希少性や歴史的価値から高値がつくことが少なくありません。しかし、買取市場にあまり出てこないことから、買取業者によって価格差が生じやすいジャンルの1つです。

骨董品が買取業者に持ち込まれる代表的な理由として遺品整理がありますが、生前にその価値を聞くことが出来なかった場合に、ご家族はその価値を知らないことが少なくありません。また、当時は高価なものではなかったなどの理由から、所有している方自身も、その価値を知らないことがあります。

骨董品などは、買取業者の方針にもよりますが、数年在庫を抱えることもざらです。それでも保管しておきたいほど、コレクターの元に販売できれば、取り扱う価格が大きいことが多いだけに、利益率が高い傾向にあります。

さらに利益を得るために、売り手が価値を知らないとわかると、何倍も安い価格を提示して買い叩いたり、「今すぐに決めてくれなければ、この金額で払うことはできない」「これを売ってくれなければ帰らない」と強引に買い取ってしまったりする悪徳業者も報告されています。口コミなどでも被害者の声が乗せられていることがありますから、「査定依頼だけでも」と思っている場合にも、確認しておくことをおすすめします。

なお、遺品整理など数が多い場合によく利用する出張買取については、事前査定で買取金額に納得していたケースでは難しいですが、訪問されてから価格が提示されたケースではクーリング・オフの適用範囲です。知識として覚えておくとよいです。

▼骨董品や美術品の買取について詳しく知りたい方は、こちら骨董品や美術品の買取におすすめの業者や高く売る方法などをまとめた記事で紹介しています。

絵画

絵画には原画や版画、模造品などがありますが、その違いを知らない人は少なくありません。絵画は興味がなければ全く未知の世界であることが多いためです。

たとえ絵画の知識があっても、作家によって評価されている技法などが異なり、原画が最も高くはあるのですが、ドライポイントやシルクスクリーンなど多く技法がある版画では特に、「この技法が高い」と言えない現状があり、価値を把握しにくいでしょう。

同じ画家の原画作品であっても、代表作は数千万円で買い取られるにも関わらず、あまり評価が高くないモチーフや書き込みが少ないものでは、数十万円ということもあります。

また、ルノアールのように有名であれば高いのかというと、確かに画家の中では上位に入る部類ではあるのですが、書いている作品が多いなどの理由で、同じような知名度の画家の買取額を比べると、思うほどの買取価格相場ではないケースもあります。

同じ作品がインターネット上で見つかるということはあまりない上に、絵画に関しては買取業者が買取価格や買取相場、さらには販売価格を伏せていることがほとんどです。買取業者でもない人が、相場を知るのは現実的ではないといえるでしょう。

情報取得が難しい現状もあって、足元を見た買取をする買取業者は少なくありません。ひどいケースでは、「祖母に頼まれて」など、自分のものではないとわかると、カモ扱いするような買取業者もいるようです。

実は、他のジャンルと比べて絵画は、他社の見積もり額や所有する作品に関するエピソードを話すことで価格交渉ができるジャンルですが、交渉の余地が大いにあるということは、それだけ査定額が低めに出されていると見ることもできます。

絵画の情報をできるだけ取得しておくこと、そして、絵画に特化した買取業者の何社かに査定を出して大まかな相場を把握することは、自衛のために重要です。

絵画は専門のオークションが数多くあり、敷居が高いと感じる場合にも買取業者に代行を頼むことができますから、必ず買取業者が提示した金額より高く売れるというわけではありませんが、美術オークションに参加するのも1つの選択肢です。

▼絵画の買取について詳しく知りたい方は、こちら絵画の買取におすすめの業者などをまとめた記事で紹介しています。

着物

リメイクや観光地でのレンタル着物、外国人のお土産などによる需要の増加から、着物の買取は盛んにおこなわれています。しかし、トレンドに左右されるために二足三文の査定額しか提示できない買取業者が多いのも事実です。

証紙などがない場合には、作家ものであっても価値を証明できず、安価な着物と同じような査定額が提示されてしまうこともあります。印紙がない着物の価値を適正に判断するのは、査定員の知識が非常に求められ至難の技です。場合により、価値に気がついても、売り手が価値を知らないため気づかないふりをしてしまうこともありえます。

着物買取の実績が多く、知識があるように見える買取業者を選び、複数社の見積額を比較しましょう。着物は求めている層に届けることが難しいジャンルですから、販売ルートが多く着物を求める人に届けることができる買取業者を探すのがおすすめです。

また、1キロを超える着物が多いことから、宅配や出張買取の需要が高いジャンルですが、上記のようなトラブルには注意したいところです。宅配の場合には、キャンセルしたことで雑な梱包で返されて価値が下がってしまったり、同意していないにも関わらず勝手に振り込まれて着物が返ってこなかったりといったトラブルも耳にします。ご遺族の大切にしていたものとなると一層、心が痛んでしまいますよね……。

▼着物の買取事情について詳しく知りたい方は、こちら着物買取で気をつけるべきトラブルとその対策や対処法をまとめた記事で紹介しています。

ジュエリー

ダイヤモンド以外は評価基準がないため、そのほかの宝石は買取業者が独自で査定基準を設けています。

以前には、同じものを複数社に持ち込んで最大20倍ほど価格が異なった経験談がニュースになりました。査定基準が異なることもそうですが、石の適正な価値を把握することは、プロでも難しいことが要因でしょう。

意外と高く売れる遺品の例

骨董品や絵画、着物やジュエリーは高額になることがあるイメージがつきやすいですが、そのほかにも高く売れることがある遺品は少なくありません。

例えば有名作家が手がけた日本人形や古いビスクドール、ギャラクターもののフィギュアやプラモデル、古いおもちゃはコレクターから需要があり高額で売買されることがあります。

また、絶版になってしまった古い漫画やヴィンテージウィスキーなどのお酒、切手、古書なども思わぬ金額になることがあります。

「価値がなさそうだ」と思って捨てる前に、買取業者などに見てもらうことをおすすめします。

金額ではなく気持ちで選ぶのも選択肢

遺品整理に対応している買取業者は少なくありませんが、残念ながら、遺品整理で買取依頼をしたという事情を鑑みない買取業者がいる実態があります。

例えば、ご自宅に上がる際にお悔やみの言葉がないことで不快感を覚えた方や、見ていいと許可をしていないにもかかわらずタンスの中などを物色されて不快感を覚えた方、金銭的価値が高くないものだからと雑にどかされてしまい慌ててしまう方など、多くの話を伺います。

特に思い入れがある品で売るつもりがなかったものを、高い査定額を出せば売るだろうと考えて強気に出てしまう買取業者や、半ば強引に買い取ってしまう買取業者もいるようです。

ご家族にとってはものや金銭的価値では言い表せない、大切なお品物であるだけに、ずっと後悔してしまうこともあります。思い出のものは、たとえ同じものを入手することができたとしても、全く同じものではありません。

少しでも生活の足しにできればという思いや、どのみち全ては残しておけないからという思いで少しでも高く売りたい方もいらっしゃると思いますが、さまざまな気持ちがある中でおこなう買取だからこそ、気持ちを汲んでくれる買取業者を選んでもよいでしょう。

また、その者を愛する人が受け継いだ方が故人にとって幸せという考え方もありますから、売る相手にこだわり、本当に求めて大切にしてくれる人に届けてくれる買取業者を選ぶのも1つの選択肢です。

遺品買取に対応している買取業者7選

ここでは、遺品買取に対応しているおすすめの買取業者の特徴を紹介しています。

高く売れるドットコム

着物 食器 古銭 切手 貴金属 骨董品 金券 ブランド 買取 着物 食器 古銭 切手 貴金属 骨董品 金券 ブランド 買取

出典:高く売れるドットコム公式サイト

家電をはじめとして、着物や貴金属、骨董品などあらゆるジャンルの買取に対応している高く売れるドットコムは、東証プライム上場の弊社マーケットエンタープライズが運営している買取専門サービスで、遺品買取に対応しております。

東証マザーズ上場企業で、2020年1月に株式会社ショッパーズアイによっておこなわれた「家電買取サービス10サービスを対象にしたサイト比較イメージ調査」では、買取サービス利用者が薦めたいと思う買取サービス1位を獲得しました。

詳しくお問い合わせしたい方は、通話無料のお電話 [0120-503-864]からお申込みください。(受付時間:年末年始を除く 9:15~21:00)

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福ちゃん

福ちゃん

出典:福ちゃん公式サイト

骨董品や着物を買い取っている「福ちゃん」は、遺品整理業者と連携している買取業者です。

遺品整理費用が買取金額によって相殺されることもあるでしょう。場合によっては、遺品買取金額が整理費用を上回ることがあります。もちろん、整理は頼まずに、遺品買取だけお願いする方法もあります。

遺品買取は全国で対応していますが、遺品整理は一部の地域に限定しているため注意が必要です(執筆時点)。

福ちゃんで
骨董品の買取無料査定する

バイセル

骨董の買取ならバイセル

出典:バイセル

バイセル」は、着物や骨董品の買取実績が豊富な買取専門店です。

あらゆるジャンルを買い取っているバイセルですが、家具や家電は買い取っていないため注意が必要です。

テレビなどでも見かける買取業者ですから、安心できるという人もいるでしょう。買取業者には遺品整理についてあまり詳細に書かれていませんが、遺品の買取も対応しています。

バイセルで
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ザ・ゴールド

ザ・ゴールド_着物

出典:ザ・ゴールド_着物公式サイト

着物や貴金属などを買い取っているザ・ゴールドは、生前整理や遺品整理に対応している買取業者です。

各分野の専門家が査定していますが、全て買い取れるかというとそうではないため注意が必要です。生前整理においては、棚卸しの相談などもおこなっています。

ザ・ゴールドで
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なんぼや

なんぼや

出典:なんぼや

ブランド品、貴金属、時計、骨董品などを買い取っているなんぼやでは、遺品買取査定を実施しています。

公式サイトでは、「古い物ばかりで値打ちのありそうなものがない」というお悩みに対しても、価値があるものが見つかることがあるため、相談してほしいと記載しています。

なんぼやで
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ティファナ

Tifana(ティファナ)

出典:Tifana(ティファナ)

ブランド品や服などの買取で知られるティファナは、家電屋ホビー用品、楽器など幅広いジャンルを買い取っており、生前整理や遺品整理に対応しています。整理も手伝っており、遺品買取の金額によっては整理費用が相殺されたり、上回ったりすることがあります。

ティファナで
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ジュエルカフェ

ジュエルカフェ

出典:ジュエルカフェ公式サイト

直営店250点以上あり宝飾品や骨董品、着物などを買い取っているジュエルカフェでは、生前整理や遺品整理に対応しています。海外にも多数の営業拠点があるため、独自の販売ルートを確立していることが強みの買取業者です。

ジュエルカフェで
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遺品整理の時価を知る方法と対応している業者

絵画や骨董品などの場合に、買取業者が時価評価額を調べてくれることがあります。時価評価額は税務署の担当者により異なり、購入価格で算出する場合や美術名鑑を算出する場合などがあるようです。美術品の評価については、国税庁でも説明がされています。

中でも問題が発生しやすいのは、作家自身が定める自己発表価格である美術名鑑での算出です。そのため、時価評価による算定をおこなうことで、相続税対策ができます。通常、買取は高額であればあるほど嬉しいものですが、時価評価については安い方が嬉しいということです。

相続税対策以外にも、無用な人間関係のトラブルを避けるメリットもあるでしょう。精神的に参っている中で、ご親族同士で遺産を巡る揉め事が起きてしまった場合に、非常に消耗してしまいます。

もし、評価書を作ってもらいたい場合には、どのような業者を頼るとよいでしょうか。相続などに使える評価書を作成している業者を一部紹介します。下記は骨董品や美術品も買い取っているため、売りたいものがある場合にも相談できます。

本郷美術骨董館

本郷美術骨董館

出典:本郷美術骨董館

メディア露出が多く、美術や骨董分野の業界大手の買取業者です。本郷美術骨董館では税理士と手を組み、評価書の作成やアドバイス、相続税申告を無料と記載があります。査定料などについて、一度詳しく伺ってみてはいかがでしょうか。

特に相続分野では士業の方をはじめ、信託銀行様、家族信託普及協会様、相続診断協会様と密に連携を図っています。

本郷美術骨董館公式サイト

アート買取協会

アート買取協会

出典:アート買取協会

同じく業界大手のアート買取協会は、美術品の時価評価を作成しています。

費用は時価評価査定書作成事務手数料が33,000円(内税)、作品評価手数料が11,000円(内税)もしくは10万未満の場合評価額の10%+消費税。評価に掛かる経費が、評価鑑定作業1日(5時間)の場合に44,000円(内税)、交通費・作品の運搬費用や鑑定料・その他の必要経費 。所定鑑定機関への鑑定代行料11,000円(内税)および真作の場合に必要な鑑定料・鑑定書発行料です。

なお、時価評価作業段階での査定評価は、現場で識別が可能な贋作を除き、「全て真物という前提」で実施するようです。

アート買取協会公式サイト

八光堂

八光堂

出典:八光堂

骨董品を買い取っている業界大手の八光堂は、多くテレビ出演をしている買取業者です。評価のみを前提とした美術品資産評価サービスも実施しており、M&A、相続、遺産分割などで引き継いだ美術品の資産管理、税務申告などに利用されているとのこと。

具体的な費用は見積もりの上でですが、評価基本料は100,000円で、11点以上の場合には1点あたり5,000円が発生します。このほか、事務手数料が50,000円です。オプション利用をする場合には、鑑定代行が鑑定代+(鑑定代×10%)+保険料や相場レポート1回20,000円がかかります。なお、相場レポートは初回無料で、発行単位は最低3ヶ月〜で契約時に要相談です。

八光堂公式サイト

銀座ギャラリーボヤージュ

銀座ギャラリーボヤージュ

出典:銀座ギャラリーボヤージュ

美術品買取をおこないながら、主に日曜日を除いて開廊している銀座ギャラリーボヤージュでは、作品の点数、ジャンル、値段に限らず書類作成料11,000円でおこなっています。

査定料は作品の評価額によって異なり、1点1,000,000円未満では5,500円、1点1,000,000円以上―10,000,000円未満では11,000円、1点10,000,000円以上では22,000円です。そのほか、出張費や交通費は応相談です。

銀座ギャラリーボヤージュ公式サイト

まとめ

全て形見として分けることが難しく、一部を処分しようと思った場合には、買取業者を利用する方法があります。しかし、遺品整理は負担が大きいものです。中には、心ない言動をしてしまう業者もいるため、慎重に業者を選びましょう。

買い叩かれてしまうことが多いため、高く売れる可能性があるものや対策に関する知識を持っておくことも重要です。ですが、故人やご遺族にとって思い入れが深い品物の数々を手放すわけですから、精神的な負担が少なく、買い取ったものを大切にしてくれる次の人に届けてくれるような買取業者を選ぶということも視野に入れてみてはいかがでしょうか。

sirasaka / 編集長
sirasaka / 編集長

弊社マーケットエンタープライズが運営する総合買取サービス「高く売れるドットコム」にて査定業務や出張買取などに携わり、現場で培ったリアルな知見を活かし「満足できる買取体験」を提供すべく買取メディアの運用も行っています。 利用者様の買取にまつわる疑問を解決できる有益な発信のため、日々精進してまいります! リユース営業士資格保有(日本リユース業協会より授与)

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