- 車買取おすすめ
廃車手続きはどこでできる?必要書類や廃車にかかる費用も紹介!
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
※「高く売れるドットコム」「おいくら」は弊社マーケットエンタープライズが運営するサービスです。
車を処分する場合は、廃車手続きをしなければいけません。正規の方法でしっかり手続きをして、車を廃車にしましょう。
しかし、「どこで廃車手続きをすればよいのだろうか」と疑問を抱いている人もいるでしょう。
今回は、その悩みを解決します。廃車のやり方はもちろん、手順や必要な書類なども紹介するので、参考にしてください。
目次
※買取相場は執筆時点で取得した情報となりますので、実際の買取価格と異なる可能性がございます。
廃車の方法は2種類
廃車のやり方は、”一時抹消登録”と”永久抹消登録”の2パターンに分けられます。自分の目的に合わせて最適な方を選びましょう。しかし、廃車が初めてだと、どちらを選択すればよいのか分かりませんよね。
その悩みを解消するために、ここでは一時抹消登録と永久抹消登録の意味について説明します。
一時抹消登録
一時抹消登録とは、車の登録を一時的に停止する手続きのことです。長期の入院・海外出張をする場合や「いつか子ども・パートナーに譲りたい」という場合に、よく使われます。
一時的な停止なので、手続きをすれば再登録することができます。再登録すれば、車を再び走らせられますよ。一時抹消登録をすると、税金(自動車税や自動車重量税など)や自賠責保険を支払う必要がなくなります。
一時抹消登録によって年間数万円の出費が0円になるので、かなり節約できるでしょう。また、一時抹消登録をすると、自動車税と自賠責保険の還付金を受け取れます。
非常にたくさんのメリットがあるので、長期間車に乗らない場合は一時抹消登録をしておきましょう。
永久抹消登録
永久抹消登録とは、その車にはもう乗らないと決めた場合に行う手続きのことです。主に、車を中古車として販売するときや廃車処分するときに行います。
一時抹消登録と同様に、永久抹消登録をすると、税金や自賠責保険の支払い義務がなくなります。一時抹消登録と永久抹消登録の違いは、”再登録できるか”です。
一時抹消登録は再登録できますが、永久抹消登録は再登録ができません。一度手続きを行ったら、その車には二度と乗れないので注意しましょう。ちなみに、永久抹消登録でも自動車税や自動車重量税の還付金は受け取れます。
普通車と軽自動車では廃車手続きの呼び方が異なる
一時抹消登録・永久抹消登録という名称は、普通自動車を廃車にする際に使われます。一方で、軽自動車の一時抹消登録は自動車検査証返納届、永久抹消登録は解体返納と言います。
名称のみならず、普通車と軽自動車では廃車手続きを行う場所も異なるので注意しましょう。
廃車手続きはどこでできる?
廃車手続きは、決められた場所で行わなければいけません。しかし、軽自動車・普通自動車・原付バイクで、廃車手続きを行う場所は異なります。
間違って余計な手間がかかるのを防ぐために、ここで正しい廃車手続きの場所を把握しておきましょう。
軽自動車を廃車にする場合
軽自動車は、軽自動車検査協会で廃車手続きを行いましょう。自動車検査証返納届、または解体返納という形で廃車手続きを行います。やり方は、必要書類を軽自動車検査協会の窓口に提出するだけです。
普通自動車を廃車にする場合
普通自動車は、住所地の管轄の運輸支局・自動車検査登録事務所で廃車手続きを行いましょう。陸運局で廃車手続きを行うと表記されているケースもありますが、現在陸運局は存在しません。
廃車手続きのやり方は、まずナンバープレートを専門の業者に取り外してもらいます。そして、必要書類を不備なくそろえて管轄の運輸支局・自動車検査登録事務所に提出しましょう。
原付バイクを廃車にする場合
原付バイクは、軽自動車や普通自動車よりも簡単に廃車手続きができます。市区町村の役所で廃車手続きをするだけだからです。
しかし、原付バイクは永久抹消登録しかできません。一時抹消登録ができないので、廃車手続きをする際はよく考えてから行いましょう。
廃車費用の目安
廃車手続きを行う際にかかる費用の相場は、約100〜70,000円です。詳細は、以下の表にまとめました。
一時抹消登録 | 永久抹消登録 | |
---|---|---|
廃車手続き費用 | 100円 | 100〜350円 |
解体費用 | 10,000〜20,000円 | 0円 |
レッカー費用 | 10,000〜30,000円 | 0円 |
自動車リサイクル費用 | 8,000〜20,000円 | 0円 |
合計 | 28,100〜70,100円 | 100〜350円 |
廃車費用は、どこに依頼するかで異なります。なるべく出費を抑えたい人は、相見積りをして廃車費用が安いところを探しましょう。
廃車手続きの流れと必要な書類
廃車手続きは、慣れると簡単にできます。しかし、初めてだと手順が分からず戸惑うでしょう。初めての人でもスムーズにできるように、ここでは廃車手続きの流れと必要な書類について説明します。
1.解体業者に車をもち込む
永久抹消登録を行う場合は、車を解体しなければいけません。そのため、まずは解体業者を見つけましょう。見つけたら申し込みをして、その業者の店舗に車をもち込んでください。
車の解体は、自動車リサイクル法を守り、許可を受けた業者のみができます。稀に無許可で車を解体している怪しい業者もいるので、注意しましょう。なお、一時抹消登録を行う場合、車を解体する必要はありません。
2.必要な書類をそろえる
廃車手続きには、いくつかの書類を提出しなければいけません。以下を参考に必要な書類を用意しましょう。
必要な書類 | |
---|---|
軽自動車を廃車にする場合 | ・自動車検査証 ・使用済自動車引取証明書 ・前後のナンバープレート ・解体届出書(解体返納を行う場合のみ必要。事前にダウンロードをし、必要事項を記入したものを提出する) |
普通自動車を廃車にする場合 | ・自動車検査証 ・使用済自動車引取証明書(車の処分を業者に依頼した際にナンバープレートと一緒に渡される) ・前後のナンバープレート ・印鑑登録証明書 ・実印 |
原付バイクを廃車にする場合 | ・ナンバープレート ・本人確認ができる身分証明書(運転免許証やマイナンバーカードなど) ・登録時に交付された標識交付証明書 |
手数料納付書・申請書(一時抹消登録をする場合)や自動車税申告書も必要ですが、これは運輸支局で手に入ります。そのため、わざわざ自分で用意する必要はありません。
車検が1ヶ月以上残っている場合は、残存分の還付を受けられます。対象の人は、自動車重量税還付申請書も提出しましょう。
3.ナンバープレートを返す
軽自動車検査協会の事務所・支所、または運輸支局に着いたら、まずはナンバープレート自動返納機を探しましょう。その機器にナンバープレートをセットし、流れに沿って手続きをしてください。
返納手続きが完了するとシールが発行されるので、そのシールを手数料納付書に貼りつけましょう。自動返納機が見つからない場合は、窓口で「ナンバープレートの返納手続きをしたい」と伝えてください。
シールの代わりに押印をしてもらえます。登録内容によっては、収入印紙(350円)が必要です。収入印紙を購入して、手数料納付書に貼りつけましょう。
4.書類提出&自動車税の抹消申告をする
一時抹消登録・永久抹消登録の申請書を入手したら、必要事項を記入し、他の書類とともに窓口に提出しましょう。書類の記入に不安がある人は、行政書士による代書サービスを利用してください。
行政書士は、運輸支局に常在しています。窓口で「代書サービスを利用したい」と伝えれば、簡単に利用できますよ。
最後に、”自動車重量税還付申請書付表1″、または”永久抹消登録/解体届手続き完了のお知らせ”という書類が渡されます。
これを受け取ったら、廃車手続き完了です。なお、運輸支局によっては自動車税の抹消申告をする必要があります。一度窓口のスタッフに聞いてみましょう。
廃車手続きは業者に頼めば代行可能
「廃車手続きを自分でするのは面倒臭そう」と感じた人もいるでしょう。確かに手順が多くて大変ですよね。
面倒と感じた人は、業者に代行してもらうことをおすすめします。ここでは、どこに依頼すれば廃車手続きを代行してもらえるのか説明しますね。
ディーラー
車の購入や日々のメンテナンスでお世話になるディーラーでは、廃車手続きも代行してもらえます。解体業者への運搬も代行してもらえますよ。運輸支局は、基本的に土日休みです。平日も17時ころに閉まります。
しかし、ディーラーは土日・17時以降も営業しています。そのため、平日忙しくて廃車手続きに割く時間がない人は、ディーラーを頼りましょう。ディーラーに廃車手続きを任せると、手数料がかかります。
手数料の相場は、数千円〜数万円です。廃車手続きを依頼するディーラーによって異なるので、気になる人は質問してみてください。
ガソリンスタンド
車を走らせるために必要なガソリンを給油する際に使うガソリンスタンドでも、廃車手続きを代行してもらえます。ガソリンスタンドは、アクセスが良好なのがメリットです。
ディーラーよりも数が多いので、人によってはかなりの時間短縮になるでしょう。また、ガソリンスタンドによっては、廃車予定の車を無料で引き取ってくれます。
解体費用を支払う必要がなくなるので、人によっては大きく節約できるでしょう。しかし、還付金を代行手数料としてもらう店舗も存在します。
トラブルになりやすい箇所なので、廃車手続きを代行してもらう前に還付金はどう処理されるのか、確認しましょう。
廃車手続きをする際の注意点
車の状態によっては、レッカーの手配が必要です。また、目的によって適切な廃車手続きのやり方は異なります。廃車にできない可能性もあるので注意しましょう。ここでは、そのような廃車手続きをする際の注意点について説明します。
自走不可の場合はレッカーの手配が必要
永久抹消登録をする場合、車を解体業者の店舗にもち込まなければいけません。このとき、車が自走不可であれば、レッカーを手配しましょう。
時間がない人は、解体業者に引き取りの相談をしてみてください。初めから引き取りを任せるつもりなのであれば、引き取り料が安い解体業者を選ぶようにしましょう。
廃車手続きのやり方は自分の目的に合わせて選択する
まずは、以下の表をご覧ください。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
自分で廃車手続きをする | ・安く廃車にできる ・鉄クズ代としてお金を受け取れる場合がある | ・廃車手続きが大変 ・平日に手続きをする必要がある |
業者に代行してもらう | ・買取してもらえる場合がある ・面倒な廃車手続きを代行してもらえる | ・自分で廃車にする場合よりも高くつく ・業者選びの手間がかかる |
同じ廃車手続きでも、それぞれメリット・デメリットがあります。”廃車手続きで重視すること”を明確にして、最適な方を選びましょう。
所有権が自分以外にあると廃車にできない
車をローンで購入した場合、一般的に所有権は自動車販売会社かローン会社にあります。所有権が解除されるのは、ローンを完済した後です。
まだローンが残っている車を廃車にする場合は、残額を一括で支払い、所有権を解除しなければいけません。所有権が自分以外にあるまま廃車にすることはできないので、注意しましょう。
税金が還付されているか確認する
車検の有効期限が1ヶ月以上残っている場合、永久抹消登録をすると自動車重量税が還付されます。業者に廃車手続きを代行してもらう場合は、この還付金の処理方法をしっかり確認しましょう。
わずかながら、所有者に還付の事実を伝えずに、還付金を自分たちの利益にしようとする悪徳業者も存在するからです。
廃車にするなら買取業者の利用がおすすめ
不動車や事故車にも価値がつくのは知っていますか。水没車でも高価買取された実績があります。
そのため、廃車にするのであれば、その前に一度買取査定に出してみましょう。ここでは、廃車ではなく買取を選択するメリットについて説明します。
廃車手続きをしなくて済む
廃車にする場合は、面倒な手続きを行わなければいけません。必要な書類を集めたり数時間かけて運輸支局に向かったりと、考えるだけで腰が重くなりますよね。
しかし、買取に出せば面倒な廃車手続きをやらずに済みます。廃車手続きは、買取業者が代行してくれるからです。業者によっては、無料で代行してくれますよ。
廃車予定の車がお金に変わる可能性がある
車を廃車にする場合、100〜70,000円のお金を支払う必要があります。正直、安いとは言えませんよね。「何とか100円でも安くしたい」と考えている人もいるでしょう。そのような人にこそ、買取はおすすめです。
車を買取に出せば、逆にお金を受け取れるからです。車種や車の状態によっては、数万円以上の価値がつきますよ。
廃車にかかる費用がすべて無料になる
廃車手続きには、お金がかかります。しかし、買取を利用すれば、それらの費用をすべて無料にできます。すべて、業者が負担してくれるからです。業者によっては、数万円かかるレッカー費用も負担してくれますよ。
そのため、買取は使って損なしの選択肢と言えるでしょう。
買取手続きは廃車手続きよりも簡単
買取手続きは、以下4ステップで完了します。
- 業者に買取の申し込みをする
- 査定を受ける
- 買取に必要な書類を準備する
- 業者に車を引き渡したら、買取金額が振り込まれるのを待つ
廃車手続きに比べると、非常に簡単です。初めての人でも、スムーズに車を買取に出せるでしょう。そのため、買取は「楽に車を手放したい」という人にもおすすめです。
家から出ずに廃車の処分が完了する
「家から出ずに車を処分できたらよいな」このような贅沢なことを考えている人もいるでしょう。実はその願い、出張買取を利用すれば叶います。
出張買取とは、スタッフが利用者の自宅まで駆けつけて、その場で査定・手続きを行う買取方法です。
利用者は、出張買取の申し込みをして、スタッフが来るのを待つだけです。出張買取料が無料の業者を利用すれば損しないので、極力手間を省きたい人はぜひ活用してください。
廃車のおすすめ買取業者
ここでは、おすすめの廃車買取を紹介します。廃車を検討している方は一度、廃車の買取業者に依頼してみてください。
カーネクスト
参考:カーネクスト公式サイト
「カーネクスト」は、廃車・中古車買取サービスをおこなっている業界大手の企業です。特徴は、どんな状態の車であっても原則0円以上で買取していること。ですから、通常は廃車代を負担しなければいけないような車でもカーネクストならお金はかかりません。
また、自分では値段がつかないと思われる車でも、カーネクストなら想像以上の買取額となるケースもあります。「廃車=お金がかかる」と思いこんでいるなら、カーネクストを利用してみてはいかがでしょうか。
利用方法は簡単、電話やWebで車の情報を伝え無料査定を依頼します。カーネクストでは、現物査定は必要ありません。インターネットや電話で完了します。忙しい人でも手軽に利用できる点も、カーネクストで廃車買取をするメリットです。
ナビクル廃車買取
参考:ナビクル公式サイト
株式会社エイチームライフデザインが運営する、廃車手続きを無料で代行する廃車買取サービスが「ナビクル廃車買取」です。廃車する際に他社で断られてしまった車や低年式や多走行、通常の買取業者で買い取れない車を専門に扱っています。事故車や故障車など多くの買取実績があるようです。
利用方法は4ステップの簡単な入力で済みます。まずは車の情報をWeb上で入力しましょう。折り返し電話で連絡があり、無料査定の結果に満足すれば契約が完了です。査定員が希望する日時と住所まで車を引き取りにきてくれます。車の引取り後は原則として、2営業日以内に銀行口座に振り込まれて完了です。
ソコカラ
参考:ソコカラ公式サイト
廃車・事故車買取保証99.9%を誇る「ソコカラ」。廃車・事故車の高価買取に絶対的な自信を持つ創業25年の車買取業者です。自社オークションや自社物流ネットワークを構築し、中間コストをカットすることで高価買取を実現しています。
また、査定・引き取り・手続き費用全て無料。電話一本で買取可能、来店不要・全国対応のソコカラだから、広島の廃車買取も問題なく可能です。廃車でもできるだけ高く売りたいなら、独自の販路があるソコカラを利用してみましょう。
特にソコカラでは、スポーツカーやトラックなど海外需要のある廃車は、高額で買取してもらえる可能性が高いでしょう。
▼こちらの記事では、その他の廃車のおすすめ買取業者や利用時の注意点をまとめています。廃車を検討している方は、合わせて読んでみてください。
買取に出して価値がつかなければ廃車にしよう
今回は、”廃車手続きはどこでできるのか”をテーマに説明をしました。廃車手続きは、以下の場所でできます。
- 軽自動車:軽自動車検査協会
- 普通自動車:住所地の管轄の運輸支局・自動車検査登録事務所
- 原付バイク:市区町村の役所
廃車にするのであれば、その前に買取に出してみましょう。数千円〜数万円の価値がつく可能性が高いからです。それで価値がつかなかったら、廃車にしましょう。
買取を試してから廃車という手順で行動をすれば、損をせずに車を処分できますよ。
関連キーワード