査定士が中古車の査定時に見るポイント|外装・内装・走行距離

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査定士が中古車の査定時に見るポイント|外装・内装・走行距離

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中古車を売却するときは、必ず査定を受けます。持ち込まれた車にどれだけの価値があるのかをチェックされ、総合的な判断によって買取金額が決まるのです。この査定を行うのが、査定士と呼ばれるスタッフです。売ろうとしている愛車がいくらで売れるのか、査定士によって左右されるといっても過言ではありません。

そこで、査定士についての基礎知識や売却をするときに車のどこをチェックするのかをおさえましょう。思いのほか安値での買取にならないためにはどうすれば良いのでしょうか。

※相場情報は実際の買取価格と異なる可能性がございます。

査定士の基礎情報

査定士の基礎情報

中古車の査定を行う専門職を査定士といいます。国家資格ではなく、一般財団法人・日本自動車査定協会が運営する民間資格です。試験に合格した者には、中古自動車査定士としての資格が与えられます。

小型車査定士と大型車査定士の2つに分けられ、それぞれ対応できる車が違ってきます。乗用車および、商用車、最大積載量4トン未満となる貨物車なら小型車査定士が、これら以外の大型貨物車、バスなどは大型車査定士が価格を導き出します。

中古車の価格を正確に導き出すには、専門的な知識、技術が必要です。資格を取得するプロセスにおいて専門的な知識が身につき、車の正しい価値を見定められるようになります。そのため、中古車販売店やディーラーにも有資格者は少なくありません。

見られるポイント

見られるポイント

担当する査定士によって重視する部分がやや異なることもありますが、基本的には外装や内装、エンジン周辺、走行距離などがチェックされます。実際に査定が行われるとき、どの部分が見られるのでしょうか。

外装

見た目は価格に大きく関わってくる部分です。例えばボディカラー。高値がつきやすいのは人気のあるカラーです。ホワイトまたはパールホワイトなどの色はあらゆる車種で高い人気を誇っているため、高値がつきやすいといえるでしょう。新車はもちろんですが、中古車市場でもこれらの色は常に高い人気です。

メタリックやソリッドブラックなども人気のあるカラーです。白ほどではありませんが、車種によっては高値につながりやすいことがあります。高級車やミニバンなどでブラックカラーは人気があるため、高い値がつくことは十分期待できるでしょう。

シルバーも需要が高く人気のある色です。日本だけでなく海外でも需要があり、2011年ごろまではホワイトを凌駕するほどの人気を誇っていました。汚れや傷などが目立ちにくいことも人気の理由と考えられます。

車種によっては、有名なタレントやスポーツ選手が愛用しているカラーなどが人気になることもあります。また人気のある芸能人がCMで使用した車のカラーの場合でも、人気となることが少なくありません。

外装のコンディションも見られるポイントなので覚えておきましょう。ボディに傷やへこみなどがあると、マイナス要因となるため注意が必要です。素人ではまず気づかないような、小さな傷でもプロはきちんとチェックします。

では、高く売るためには事前に傷やへこみを直しておけばよいのでしょうか。実は、こうした修理にかかった費用は売値に反映されないことがほとんどです。修理代にかかった分が上乗せされるのならよいですが、そうならなかったときには損をしただけとなるでしょう。

内装

車の内部も細かくチェックされます。特に注意して見られるのがシート。ドライバーや同乗者が直接触れる部分なので、慎重にチェックされることがほとんどです。シートに飲み物をこぼしたシミのようなものがある、ボロボロになっている、といった状態だと査定額に影響してしまうでしょう。

また、見た目だけではなく臭いも重要なポイントです。オーナーが喫煙者だった場合、シートに臭いが染みついている可能性が高くなります。完全に消臭できないことも考えられるので、あまりにも酷い場合だと減額される恐れもあるでしょう。喫煙者でなくても、ペットをよく車に載せていたというケースでも特有の臭いがついてしまいがちです。

フロアマットも厳しくチェックされることが多いため注意が必要です。運転時に靴を脱ぐ方だとキレイな状態を維持できていることが多いですが、そうでない場合だと汚れているケースが少なくありません。洗って何とかなるレベルならよいのですが、泥や油などによる汚れが酷く、交換が必要なレベルだと減額対象となる可能性は否めません。

エンジンの周辺

エンジンは車の中でもっとも重要なパーツといっても過言ではありません。車を動かすためのパワーを生み出す部分であり、走行性能にも大きく関わってくるからです。エンジン音が不安定ではないか、変な音がしていないかといった部分を確認します。また、オイルやプラグもチェックされ、純性パーツとの交換の有無なども確認することがほとんどです。

愛車を長く大切に乗ってきた方だと、エンジンをオーバーホールしているケースもあります。ばらして内部をクリーニングし、ピストンやシリンダの状態によっては手を加えることもあります。また、まるごと載せ替えているようなケースもあります。いずれにしても好印象を与えられる可能性が高く、売値が高くなることも期待できます。

普段から気にする部分ではありませんが、車体番号も間違いなく見られます。車の車検や登録など、法規的な手続きが必要なときには車体番号が絶対的に必要です。盗難車を特定するためなど、犯罪捜査においても重要な番号なのです。そのため番号が削られていて確認できない、改ざんの疑いがあるといったケースだと買取してもらえないこともあります。

走行距離

車には、どれくらいの距離を走行したかを示すメーターが搭載されています。買い替えやメンテナンスの時期を、この数字で決める方も少なくありません。走行距離も、売値に大きく関わってくるポイントなので覚えておきましょう。

基本的には、数字が大きくなるほど安く、少ないほど高くなる傾向です。数字が大きいということは、それだけ多くの距離を走行したということ。たくさん走っているということは、エンジンや車体にもそれなりの負担をかけてきたということになります。こうした理由から、走行距離の数字が大きいと安くなる傾向にあるのです。

目安ですが、普通車だと年間でだいたい10,000kmといわれています。車の年式から考え、この基準から大きく上回っていると安くなり、下回っていれば高値につながりやすくなります。ただ中古車の査定はトータルで行うため、いくら走行距離が少なくてもコンディションが悪く車種や色が不人気の場合、安値となることも考えられます。

パーツ交換の有無

マフラーやホイールなどを、社外パーツに交換している方もたくさんいます。ドレスアップパーツはさまざまなメーカーからリリースされており、自分好みにカスタマイズしている方は少なくないでしょう。もし、純正から社外のものに交換しているのなら、査定に関わってくる可能性があるので注意が必要です。

車に求めるものは人によってさまざまなので、高価な社外パーツに交換しているからといってそれを好む方ばかりではありません。そのため、パーツを変えていることがマイナス要因となってしまうことも考えられます。売りに出すときは、純正のパーツも一緒に持ち込むことが基本です。

社外パーツの有無で価格が変わるかどうかは、査定士の裁量よりもお店の方針などによる要素が大きいといえます。ドレスアップカーやカスタムカーを扱う専門店だと、そのまま持ち込んでも高値がつく可能性はあるでしょう。一般的な中古車店の場合だとお店ごとに基準が異なるため、純正パーツへ交換して持ち込んだ方が無難かもしれません。

パーツではありませんが、取り扱い説明書や定期点検整備記録簿なども忘れないようにしましょう。これらの書類がそろっているかどうかも、査定に関わってきます。特に、点検整備記録簿はメンテナンスのタイミングや状況を把握できる大切な書類です。

査定士によって変わる価格

査定士によって変わる価格

査定士が最終的な価格を決定することもあれば、そうでないこともあります。お店により、社内の専門的な部署で精査して額を決めることも考えられます。

基準はお店によって違う

小さなお店だと、査定士がすべてを決めてしまうこともあるかもしれません。ただ実際には査定士ではないスタッフが金額を導き出し、市場価値や需要なども精査したうえで価格が決まることが多い傾向にあります。専門職であっても、経験や知識、技術は人によってさまざまなので、導き出される金額に違いが出ることが考えられるからです。

そのため、基本的に車を売りに出すときの価格はチェックを行う査定士より、お店の方針や意向が大きいといえるでしょう。お店によって、走行距離を重視するところもあれば、車体のコンディションを重視するところもあるからです。

相見積もりは必須

買取を行う店舗によって金額は大きく変わってくるため、相見積もりは必須といえるでしょう。相見積もりとは、複数の業者にいくらで売れるかを計算してもらうことです。こうすることで、愛車の相場やだいたいの金額も把握できるメリットがあります。

もし、一社にしか依頼しなかった場合、その金額が正しい額だと思い込んでしまう可能性があります。比較対象がないため、「こんなもんかな」と納得してしまうかもしれません。実際にはもっと高値で売れる可能性があるのに、損をしてしまうことも考えられます。

このようなことにならないよう、愛車を売るときには複数の業者に査定を依頼することが基本です。価格を比較しながら、もっとも高く売れるところに売りましょう。

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出典:車高く売れるドットコム公式サイト

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無店舗化によりコストを削減し、市場価格のリアルタイムデータを活用することで、高価買取を実現しやすい環境が整っています。

査定額にご納得いただけない場合は価格交渉も大歓迎です。不明点や気になる点を解消し、お客様が納得のいく買取を実現します。一般社団法人日本自動車査定協会(JAAI)が認定した「中古自動車査定士」の資格を有する査定士が出張査定に伺うため、適正な価格をご提示いたします。

買取対応地域は日本全国です。特に、関東圏内での買取を強化中です。また、年式が7年以内で、走行距離が10万キロ以下の車であれば、さらに買取強化をしております。一部の地域では、電話と画像のみでの査定・買取も可能です

一部の買取実績もまとめていますので、気になる方はぜひお気軽に車高く売れるドットコムへ無料査定してみてください。

メーカー 車種 買取金額 年式 走行距離 ご契約日
スズキ キャリイトラック
冷蔵冷凍車
¥500,000~ 平成30年 ~6万キロ 2023年8月20日
ポルシェ 911 GT3 ¥19,000,000~ 平成29年 ~2万キロ 2023年8月22日
トヨタ アクア S ¥300,000~ 平成26年 ~5万キロ 2023年8月28日
ホンダ N-BOX カスタム
G・Lホンダセンシング
¥1,100,000~ 令和2年 ~2万キロ 2023年9月5日
トヨタ スープラ RZ ¥5,300,000~ 令和4年 ~2万キロ 2023年9月7日
トヨタ RAV4 アドベンチャー ¥2,850,000~ 令和3年 ~2万キロ 2023年8月26日
レクサス LS500h バージョンL ¥7,500,000~ 令和3年 ~2万キロ 2023年9月20日
トヨタ アルファード
ハイブリッド X
¥3,550,000~ 令和2年 ~3万キロ 2023年8月14日

Webでの査定依頼は24時間受付で、お電話での受付は土日も対応可能です。一都三県からのご依頼には最短即日で無料の出張査定に伺わせていただきます。ホームページでは車を少しでも高く売るコツやよくある質問なども掲載しています。愛車の売却をご検討の方は、お気軽に [ 0120-990-092 ](受付時間:9:15~21:00 土日もご対応 ※年末年始除く)へご相談ください!

サービス名 車高く売れるドットコム
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まとめ

中古車の査定を行う査定士のチェックポイントをおさえたうえで、売却したい車の状態を知ることが大切です。外装や内装も重要ですが、パーツや書類などそろえられるものは準備をしておくとよいでしょう。

そして車の相場やだいたいの金額を理解し、比較をします。できるだけ複数の店舗から見積もりをとることが高値で売却するポイントです。より高い査定額を目指し、損をすることがないよう、十分に比較、検討をして売却するようにしましょう。

sirasaka / 編集長
sirasaka / 編集長

弊社マーケットエンタープライズが運営する総合買取サービス「高く売れるドットコム」にて査定業務や出張買取などに携わり、現場で培ったリアルな知見を活かし「満足できる買取体験」を提供すべく買取メディアの運用も行っています。 利用者様の買取にまつわる疑問を解決できる有益な発信のため、日々精進してまいります! リユース営業士資格保有(日本リユース業協会より授与)

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