部品取りという車買取の需要!パーツに高値がつくことも

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部品取りという車買取の需要!パーツに高値がつくことも

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古い年式や走行距離が10万キロを超えている車だと、車買取の対象外だと思っていませんか。確かに、こうしたマイナス要素があると査定額に影響するのは事実です。

しかし、ボロボロで見た目が悪く過走行の不動車でも、部品取りという形で需要があるケースは実際少なくありません。

車そのものに価値はなくても、パーツに価値があるということも少なくないのです。

車買取における部品取りの需要、売るときのポイントなどについてまとめてみました。値がつかないと諦めていた故障車も、もしかすると高値がつくかもしれません。

※相場情報は実際の買取価格と異なる可能性がございます。

売却を諦める理由

売却を諦める理由

不要になった車を売却したいと考えていても、故障が原因で売れないと諦める方は少なくありません。

また、車検が切れている、古い年式や過走行なので売れないだろうと考える方もいます。では、どうしてこのようなケースで売れないと諦めてしまうのでしょうか。

故障している

故障の程度によりますが、走行に影響が出てしまうほどの症状だと売るのを諦める人は多いようです。

車は正常に運転できることが第一条件のため、故障していると査定の対象にならないと考えてしまうのです。

走行に影響を与えるほどの故障だと、時に重大な事故に発展する可能性も考えられるでしょう。ドライバーや周りの人に被害を与える可能性もあります。

また壊れて完全に動かない車だと、それこそ車としての価値がまったくないと考えてしまう方が少なくありません。

車検が切れている

公道で走行するには車検を受けなくてはなりません。法律で義務付けられているため、車検を通していない車で公道を走ると違法行為となります。

また、車検が切れてしばらく経っていると放置しているあいだにパーツが劣化してしまうことが多いため、そうした理由から売値がつかないと考える方がいます。

古い年式・過走行

査定の基準は業者によって違うものの、年式が古くなればなるほど査定額は低くなる傾向にあります。

もちろん、車種によってはビンテージ的な価値がつくこともありますが、そうでない場合だと年式の古さはマイナス要因となるだけです。

実際、あまりにも年式が古すぎる車だとほとんど評価されないこともあるため、売ることを諦めてしまう人もいます。

車の査定を行う際には走行距離を重視します。寿命を把握する上で非常に重要な要素であるため、あまりにも走行距離が多いとマイナス評価になってしまいます。

かつては10万キロを超えると売値がつかない、価値がないといわれていた時期もあるため、やはり売れないと思い込んでしまう方は少なくありません。

部品取りとして需要がある

部品取りとして需要がある

故障車や走行距離の多い車、年式の古い車などでも部品取りとしての需要はあります。なかなか手に入らない希少なパーツが使われている、生産が終了しているといったケースだと、部品取りとしてその車を欲しがる人はいるのです。

自分では絶対に売れないと思っていた車でも、蓋をあけてみると喉から手が出るほど欲しがる人もいます。

希少な部品

希少なパーツが使用されている車の場合、部品取りとしての需要があります。市場に出回っている数が極端に少ないレアな部品だと、買いたいと考える方はいると考えられます。

例えば、外国車に使用している部品で、日本ではほとんど扱われていない、販売しているお店がないといったパーツなどが挙げられます。

生産終了した部品

車の純正パーツはいつまでも生産されるわけではありません。モデルチェンジからしばらくすれば生産が終了し、手に入らなくなることはよくあります。

このようなケースだと、新品で手に入れることは難しく、中古で手に入れることになるでしょう。

近年では旧車ブームもあり、一時代を築いた旧車を手に入れる人も増えてきました。いわゆる旧車と呼ばれる車だと、純正部品のほとんどが生産されていません。

そのため、旧車のオーナーからすると、手に入れるためにはネットオークションや中古車の部品取りなどを考えるのです。

自分と他人が求めるものは違う

人気がないから、故障車だから売れないと考えてしまうのは早計です。車そのものとしては価値がほとんどなくても、使用されているパーツに価値を見出す人は一定数存在しています。

自分では絶対に売れるはずがない、と思い込んでいた車が、部品取りとして高値がつくことも実際あります。

自分にとっては必要がない、価値がないと思っている車でも、他の人にとっては価値がある車の可能性はあります。ものによっては、いくらお金を出してでも手に入れたいと考える人もいるかもしれません。

実際こうしたケースは少なくないからこそ、故障車や古すぎる年式の車でも車買取査定に出す価値は十分あります。

売却の方法

売却の方法

売却する方法は大きく分けて2つあります。部品を外すことなく車ごと買取店に売却する方法と、パーツごとに分解して売る方法です。

それぞれの特徴、メリットとデメリットを覚えておきましょう。

買取店に車ごと売る

中古車を専門とする買取店に車体をそのまま売却する方法です。メリットとしては、自分で部品を取り外す必要がないため手間がかかりません。

また、自分で取り外しをする場合だと誤って壊してしまう、傷をつけて価値を損ねてしまう恐れがありますが、買取店の技術者が外してくれるのならそうしたリスクがなくなります。

デメリットとしては、取り外しにかかる費用を買取額から差し引かれることが挙げられます。パーツによっては取り外しが困難なケースもあるため、このような場合だと手間も時間もかかります。

買取価格にもよりますが、もしかすると取り外しにかかる費用が差し引かれるとほとんど手元にお金が残らない、ということも考えられるでしょう。

パーツごとに分解して売る

自分で部品の取り外しを行い、それぞれ個別に売却する方法です。このケースだと、中古車の買取店だけでなく、中古カー用品を扱うお店、ネットオークションなどでの売却も選択肢となるでしょう。

メリットとしては、買取してもらう先の選択肢が増えることが挙げられます。小さなパーツなら自分でお店に持ち込むこともできます。また、個別に査定を受けられるため、トータルでの買取額がアップする可能性もあるでしょう

。カーナビならカー用品店、オーディオなら音響関連のお店など、高く売れる可能性のあるお店を選んで売ることができます。

デメリットは取り外しに手間と時間がかかることです。日ごろから車をドレスアップやカスタマイズをして楽しんでいる方だと脱着に慣れているかもしれませんが、そうでない方だと簡単に取り外せないこともあります。

労力をかけた挙句、結局自分では外すことができずに業者に依頼する羽目になるといったことも考えられるでしょう。

また、慣れていない人が工具を使って作業をすると、売りたいパーツを破損させてしまう恐れがあります。車のパーツは独特な方法で固定されているケースも多く、それを知らない人だと誤った外し方をすることもあります。

破損させてしまい、高く売れるはずだったものが売れなくなる、査定額が下がるといったデメリットが発生することも考えられるでしょう。

高く買取ってもらうには

高く買取ってもらうには

少しでも高値で手放したいのなら、高く売れるタイミングで売却することです。また、高値になりやすい部品、売れるパーツを知ることも大切なポイントといえるでしょう。

高く売れそうな業者をピックアップし、一番高額な査定額を提示してくれたところに売るのも大切なことです。

高く売れるタイミングで売る

車のパーツは、時期によって需要が変わります。例えば、スタッドレスタイヤだと分かりやすいでしょう。スタッドレスタイヤが必要になるのは、積雪や路面が凍りやすい冬季です。

そのため、夏よりも秋から冬にかけての時期が高く売れる傾向です。実際、秋から冬の時期にスタッドレスタイヤの買取強化キャンペーンなどを打ち出すお店は少なくありません。

フロントスポイラーやグリル、エアロなどのドレスアップパーツだと、春から夏にかけて需要が高まる傾向です。ドライブやレジャーに出かけることが多くなる時期なので、高額査定が期待できるかもしれません。

パーツによっては需要の高まる時期を把握しにくいものもありますが、まずはいつ需要が高まるかを考えてみましょう。需要が高まる時期にはそれを求める人が増えるため、お店も在庫を確保しようとします。

そのため、需要がもっとも高まる時期の少し前がもっともお値打ちに売却できるチャンスなのです。

高値がつきやすいものを理解する

部品取りが前提として車を売却するのなら、どのパーツが高く売れるのかを把握しなくてはなりません。把握できていないと、驚くほどの安値で買取られてしまう恐れもあります。

きちんと把握できていれば、買取店とも交渉がしやすくなり、トータルで高額査定を引き出しやすくなるでしょう。

また、取り外して売却する場合でも同様です。高額で売れるものを理解していなければ、高値で売れるはずだったパーツをつけたまま車を廃車にしてしまうことも考えられます。

エアロやカーナビなどは高値もつきやすく、車高調やチタン製のマフラーなども高く売れる傾向です。自分の車に装着しているどのパーツが高く売れるのかを把握しておきましょう。

相見積もりをとる

部品取りとして売る場合でも、個別に売却する場合でも相見積もりをとったほうがお得に売れます。査定の基準はお店によって異なるため、少しでも高く売りたいのなら相見積もりは必須といえるでしょう。

パーツを個別で売るときは、そのパーツの買取に強い、力を入れているお店をピックアップすることです。お店によって買取を強化しているパーツ、得意とするものは異なるので、これも高値で売るためには覚えておくべきことです。

複数のお店で査定を受ければ、価格を比較しながらもっとも高値をつけてくれたお店に売却できます。中古車を売却するときにも相見積もりはよく行われますが、部品取りを前提とした場合、パーツで個別に売る場合でも活用したい方法といえるでしょう。

まとめ

壊れていて動かない、年式も古く過走行な車でも部品取りとして需要があるかもしれません。レアなものや生産が終了しているパーツなら、喉から手が出るほど欲しがる方も一定数存在するでしょう。諦めず、部品取りとして売却することも検討してください。

sirasaka / 編集長
sirasaka / 編集長

弊社マーケットエンタープライズが運営する総合買取サービス「高く売れるドットコム」にて査定業務や出張買取などに携わり、現場で培ったリアルな知見を活かし「満足できる買取体験」を提供すべく買取メディアの運用も行っています。 利用者様の買取にまつわる疑問を解決できる有益な発信のため、日々精進してまいります! リユース営業士資格保有(日本リユース業協会より授与)

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