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質屋と買取の違いは?お得なのは?それぞれの特徴もご紹介!

質屋が買取を行なっているなど、馴染みがないと質屋と買取の違いが以前以上に分かりにくくなっています。軍資金を得るのに、自分はどちらが適しているのか、特徴を把握していないと掴みにくいもの。そこで本記事では、質屋と買取業者を比較しました。

高マガ編集部

質屋と買取の違いは?お得なのは?それぞれの特徴もご紹介!

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
※「高く売れるドットコム」「おいくら」は弊社マーケットエンタープライズが運営するサービスです。

今はもう使っていない高級腕時計、貴金属、宝石類やブランドのバッグを高値で売却したい、という人は少なくはないでしょう。

「部屋の掃除をしていたら、全然使っていないブランドのバッグが出てきた」
「たんすの中を整頓していたら、以前使っていた高級腕時計を見つけた」
「ここ何年もつけていない、金のネックレスを売りに出したい」

このようなとき、どこで売却すればよいのでしょうか。大きく分けて、質屋に買取に出す方法と買取業者に買取に出す方法の2通りがあります。

そこで本記事では、質屋と買取業者のそれぞれの特徴などについて詳しく解説していきます。不用なものを少しでも高く買取ってもらいたいという方はぜひ参考にしてみてください。

※相場情報は実際の買取価格と異なる可能性がございます。

質屋と買取業者の違い

不用なブランド品や貴金属などを買取ってもらえるという点では共通していますが、質屋には「買取」のほかに、品物を担保として預かってお金を貸すという「質入れ」の業務もおこなっている点が大きな違いといえます。

質屋とは

日本の質屋の起源は鎌倉時代といわれています。700年以上も続いている歴史ある業種です。1950年に制定された質屋営業法という法律に基づく業種形態で、営業をおこなうには所在地を管轄する都道府県公安委員会の許可が必要です。

質屋といえば現在においては、いらない不用品やブランド品、貴金属などを買取ったり、買取ったものを市場価格より安く販売していたりするお店といったイメージが強いかもしれません。

しかし、そもそもは、お金を借りたい人が品物を預け入れることです。預け入れた物の価値に見合うお金を借りることができる、という融資がメインの業態です。

質預かりと買取の流れ

質屋でお金を借りたい人は担保となる品物を預け入れます。これを質入れといい、質入れする品物のことを質草といいます。質屋は借主から質草を受け入れると、価値を判断してお金を貸し出します。

このように、質草を担保にしてお金を貸し出すシステムのことを質預かりといい、通常であれば貸し出す期間は3ヶ月間です。原則としてこの3ヶ月の間に全額の返済と利息の支払いをしなければ、品物は質流れの扱いになってしまいます。

質流れになると、預けた品物の所有権が借主側から質屋側に移ってしまいます。ただし、品物を預け入れてから3ヶ月以内に、「やっぱり預けた商品を返してほしい」となった場合は、利息と元金を支払えば自分の手元に戻ってきます。

質屋も買取業者と同様、買取もおこなっています。買取ってもらいたい商品を店舗に持ち込み査定をしてもらい、査定金額に納得すれば提示された金額が支払われる、というのが一般的な買取の流れです。「質預かり」と「買取」の大きく異なる点は、利子がかかるか、かからないかです。

買取での売却方法では、売って終わりのため、その場で所有権は質屋側に移ります。そのため、利子はかかりませんが質預かりの場合のように商品が自分の手元に戻ってくることはありません。

店頭での買取しかおこなっていない質屋が多いですが、中には買取業者と同じように、宅配買取や出張買取をおこなっているところもあります。

質屋の利息

それでは質屋の利息はどのくらいなのでしょうか。質屋の利率は法律で定められていて年利109.5%が上限です。この「実質年率109.5%」という上限金利で例えば100万円を借りた場合のそれぞれの期間の利子は、1日……3,258円、1週間……22,812円、1ヶ月……91,250円、1年……1,095,000円です。

貸金業者の利率の上限は年利20%となっているため、質屋の利息はかなり高額に感じますが、質物保管料や質受手数料などが含まれていることを考慮すると、一概に高いとは言い切れない面もあります。

流質期限が3ヶ月と決まっていることや、多くの人が数日~1ヶ月程度で完済していることなどから、実際に年利109.5%の利率を設定している質屋はほぼないといえます。とはいえ、具体的な利息については各質屋に確認した方がよいでしょう。

10万円未満を借りた場合の利息は1ヶ月に2.3%~7%程度、100万円以上を借りた場合の利息は1ヶ月に1.2%~4%程度と、店舗や借りる金額によって利息に大きな開きがあります。実際に支払う利子が大きく変わってきますので、注意が必要です。

質屋のメリット・デメリット

それでは、質屋を利用する場合のメリットとデメリットについて解説します。まずは、質預かりと買取の両方を行っているため査定額を聞いてからどうするかを判断することができる点は大きなメリットといえます。

買取業者に査定してもらった場合、査定額に納得できなかったときは売却をあきらめて品物を持ち帰るしかありませんが、質屋の場合であれば質預かりという選択肢もあります。

また、信用情報に基づく審査をせず信用情報機関に登録されないので、借り入れの事実が漏れない点や借入期間中の「督促」「取り立て」がない点もメリットです。

一方デメリットとしては、質入れする品物が無ければ利用することが出来ないことや、金利が高いこと、利息の日割り計算がないこと、3ヶ月を過ぎると商品を取り戻せないことなどが挙げられます。

質預かりの場合や店頭買取の場合は手続きを対面でおこなうため、必ず店に出向く必要があることもデメリットといえます。

買取業者のサービスとは

買取業者は、幅広いジャンルの不用品を買取るサービスをおこなっています。業者によって買取る品物によって得意、不得意のジャンルがあるので、よく見極めて買取に出すことで、高価買取をしてもらえる可能性が高まります。

不用品を処分する際に、ごみ回収業者に依頼したり、粗大ごみとして自治体のごみ回収に出したりする場合は手数料がかかってしまいます。

無料で宅配買取や出張買取をおこなってくれる買取業者も多いのです。不用品であっても、買い取ってもらえそうなものがあれば、ごみとして出す前に買取業者に査定依頼をしてみるのもよいでしょう。

店頭買取・宅配買取・出張買取の流れ

買取業者の主な買取方法について解説していきます。まずは店頭買取です。近くの店舗に商品を持ち込み、査定をしてもらいます。宅配買取や出張買取が難しい場合でも、店頭へ持ち込むことで買取が可能な場合があります。

多くの買取業者ではその場で支払われるので、急ぎの方におすすめです。電話やウェブで事前に無料査定をしたのちに来店の予約ができる場合があります。次に宅配買取です。

電話やウェブで事前に無料査定をし、査定金額に了解したのちに商品を自宅から梱包して送り、買取査定をおこなう、という流れです。この梱包キットや梱包用の資材については無料で用意してくれる業者が大半です。

また、申し込み当日に集荷に来てもらえるというオプションサービスを実施しているところもあります。なお、梱包して送る際の送料は無料であっても、買取価格に了解できなかった場合に商品を返送してもらう時の返送料は有料とするところもあるので、あらかじめ確認しておいたほうがよいでしょう。

最後に出張買取です。商品数が多い場合や大型商品の売却に便利です。業者によっては、出張買取ができるエリアや条件を設定している場合があります。電話やウェブで事前に無料査定をし、査定金額に了解したのちに出張買取の日時を決めます。

予約の日時の出張買取当日にその場で商品を見て査定をおこないます。最短当日の支払いとするところが多いですが、買取金額が高額になる場合や、商品点数が多く預かり査定となった場合は後日の振込みとなることがあります。

買取のメリット・デメリット

買取の場合、質預かりと違い品物を一度売ってしまうと手元へその品物を戻すことができないというデメリットがあります。しかしながら、少しでも高く売りたいのであれば、買取のほうが有利です。特に買取業者へ売却した方が査定金額がより高い傾向にあります。

例えば、1995年製シャネルハートかごパールスイングイヤリングの場合、一般の買取相場では60,000円程度ですが、質屋での相場は30,000円弱です。一般の買取相場と質屋の相場は2倍以上異なることが多いとされます。

また、買取の専門業者であれば、買取商品が大量にある場合にも出張買取で対応が可能ですので、依頼するメリットは大きいといえます。

処分することが決まっているなら買取がお得

以上のように、大切な品物や思いれのある手放したくない品物であれば、のちのち手元に戻すことができる質預かりは最適ですが、売却処分をすることが決まっているのであれば、買取業者へ買取に出したほうがお得です。

おすすめの買取業者3選

ここでは特に質預かりでもよく預けられているような、ブランド品や貴金属の買取におすすめの買取業者を4つ紹介しますので、参考にしてみてください。

高く売れるドットコム

高く売れるドットコム
高く売れるドットコム

出典:高く売れるドットコム公式サイト

おすすめポイント
  • 東証プライム上場企業が提供するサービス
  • サービスの累計利用者数が580万人以上と高い実績がある
  • 各ジャンルの専門の査定員を配置しているため、適正価格が実現可能
  • 弊社マーケットエンタープライズが運営する「高く売れるドットコム」は、業界最大級の総合ネット買取サービスです。東証プライム上場企業が提供しているため規模が大きく、2023年現在で既に累計利用者数は580万人を突破しています。

    各ジャンルの専門の査定員を配置していますので、適正価格が実現できます。特にブランド品や貴金属などの高価なものである場合には、本物かどうかの確認にも気を配りながらチェックする必要があるため、安心して査定に出すことができます。

    査定は、WEBもしくは電話から申し込みます。WEB査定はわずか60秒の簡単入力なので、手間がかからずおすすめです。

    貴金属のような高価な商品を売却する場合には、宅配での荷物の紛失の不安やお店に持ち込むまでの盗難を心配をする人も少なくありません。そういった方には、自宅で安心して売却ができる出張買取がおすすめです。

    なお、買取方法について不明な点があれば丁寧な対応が好評の弊社オペレーターに気軽に問い合わせをしてみてください。お申込みはお電話0120-55-1387 またはWEBからご利用いただけます。

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    リクロ

    ブランド買取
    ブランド買取

    出典:リクロ公式サイト

    おすすめポイント
  • 委託販売という形で、通常の買取より高い金額での売却を期待できる
  • 出品料や販売の手間をかけずに出品・販売ができる
  • LINE査定で買取金額の目安が確認できる
  • 株式会社RECLOが運営する、ハイブランド専門のリセールサイトが「」リクロです。ブランド品の売買がもっと気軽でスマートなものになる、「リセール体験」の提案をしています。

    これは、ブランド品を売りたい人がRECLOに商品を預けると、出品料0円で面倒な作業一切ナシで出品、販売をしてもらえるというものです。

    RECLOは預かった商品を出品し「委託販売」という形で買いたい人に販売します。鑑定・査定・撮影まで一括してRECLOがおこなうので、販売希望者は手間が一切かかりません。

    買いたい人は、お得な値段で購入することができますし、販売希望者は結果的に通常の買取より高く買取ってもらえることになります。200カ国以上でのグローバル販売をおこなっているため、季節や時期などを気にせず出品することができます。

    出品をせずに、送料・手数料・キャンセル料などもすべて無料の宅配買取をすることも可能です。まずはお気軽にできるLINEかんたん査定で買取金額の目安を確認してみてはいかがでしょうか。

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    おいくら

    おいくら

    出典:おいくら公式サイト

    おすすめポイント
  • 東証プライム上場企業が提供するサービス
  • 手間をかけずに一括見積りが可能
  • 時計やブランド品などの買取実績が確認できるので比較検討しやすい
  • 弊社マーケットエンタープライズが運営する「おいくら」は複数のリサイクル業者へブランド品や貴金属など、さまざまな品物の買取を一括見積もりできるサイトです。

    掲載しているのは、東証プライム上場の弊社が設定した審査基準を通過した優良買取業者なので、安心して最適な買取店を選ぶことができます。

    売りたい商品の情報をフォームに入力するだけという簡単な利用方法が特徴です。査定したい商品のカテゴリーを選び商品・お客様情報を入力して査定依頼をすると買取店から査定価格が届きます。あとはマッチした買取店と交渉し買取が成立するという流れです。

    買取店のクチコミや買取実績を確認することもできますので、安心してご利用ください。

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    質屋・買取についてよくある質問

    ここでは、質屋や買取についてよく寄せられる質問を紹介していきます。

    質期間はどれくらい?

    質屋でお金を借りた場合の質期間は3ヶ月です。3ヶ月以内に、借りたお金と利息を払えば、預けた品物は手元へ戻ってきます。もし、借りたお金を用意できない場合は3ヶ月分の利息だけ払って、期限を延長することもできます。

    基本的に質入れできる期間は3ヶ月ですが、1ヶ月ごとの利息を支払う「利上げ」という方法を利用すると質期間を延長できます。1ヶ月ごとに必要な利息を払えば、期間制限なく質期間を延長できます。

    偽物を持ち込んだ場合にどうなる?

    ブランド品などが偽物であると知っていながら、査定に出し売却することは違法となる可能性があります。特にブランド品は商標権という権利で守られており、偽造した悪質な偽物の商品を作ったり、売却して利益を得たりすることは商標法違反です。

    ブランド品などを偽物と知らずに売ってしまったら、査定の際に買取を拒否されます。

    査定士が偽物と気づかずに売れた場合は、故意でなければ返金義務はありません。ただし、偽物だと知らない場合に限られるため、注意が必要です。加えて、契約書に返金をするよう明記している買取業者もあります。

    質屋と買取は用途で使い分けよう

    質預かりより買取の方が査定金額がより高い傾向にあるため、売却処分することを決めているのであれば、買取をおすすめします。

    大切な品物や思いれのある手放したくない品物であれば、のちのち手元に戻すことができる質預かりを利用するのもよいでしょう。融資後、返済を催促することもありませんし、利息を払い続けることで継続して融資を受けることもできます。質屋と買取は用途で使い分けてみてください。

    高マガ編集部 / takamaga
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