電気自動車買取おすすめ業者6選!買取相場は?高く売るコツもご紹介!

電気自動車は買取の際には、普通自動車とは異なる感覚で売買をする必要があります。売りたい人にとって、「どこで買取されるか」だけでなく、買取相場やリセールバリューなどが気になるところでしょう。本記事では、電気自動車の買取りについて詳しく取り上げました。

高マガ編集部

電気自動車買取おすすめ業者6選!買取相場は?高く売るコツもご紹介!

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
※「高く売れるドットコム」「おいくら」は弊社マーケットエンタープライズが運営するサービスです。

地球温暖化など環境対応を目的として導入されている電気自動車。しかしながら、充電場所の不足や電気料金などが気になり、扱いにくさを感じる場面もあります。

「バッテリーの減り方が予想できないため、長距離走行ができない」
「充電時間が長く、扱いにくさを感じる。ハイブリッド車のほうがいい」
「2035年までにEV車へ完全切替になるから、まだ余裕がある」

そう考える方も少なくありません。一方で、EV車を街乗り目的で安く購入をしたい方が一定数います。そこで、本記事ではEV車の買取相場と、EV車買取時のよくある疑問についてお答えします。

※相場情報は実際の買取価格と異なる可能性がございます。

電気自動車買取におすすめの業者6選

EV車はガソリン車やハイブリッド車と同じように、買取業者やディーラーで売却可能です。しかし、国内でEV車は広く普及しているとは言い難い状況ですから、一般的な車と比較して販路が異なります。豊富な販路を確保している買取サービスをおすすめします。

車高く売れるドットコム

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出典:車高く売れるドットコム公式サイト

おすすめポイント 東証プライム上場企業が運営
最短即日査定・翌日入金
電話と画像だけでの査定・買取も可能
関東圏内買取強化中!

車高く売れるドットコム」は東証プライム上場の弊社マーケットエンタープライズが運営している車買取専門サービスです。各ジャンルで幅広く買取を展開してきたため、信頼性と安心感のある買取サービスを提供しております。

無料査定のお申込みは24時間対応のWebフォームで受け付けています。また、お電話での受付も対応しており、土日も対応可能です。一都三県からのご依頼には最短即日で無料の出張査定に伺わせていただきます。専任スタッフが独自の市場リアルタイムデータなどを元に、概算の買取金額をお伝えいたします。その後、実車査定にお伺いさせていただきます。

一般社団法人日本自動車査定協会(JAAI)が認定した「中古自動車査定士」資格を持つ専門スタッフが無料で出張査定の対応を行います。一部の地域では、電話と画像のみでの査定・買取も可能です。もちろん金額にご納得いただけない場合価格交渉や無料キャンセルも対応しています。

特に年式が7年以内で、走行距離が10万キロ以下の車であれば、さらに買取強化をしております。関東圏内での買取も強化中です。買取対応地域は日本全国ですので、お気軽に [ 0120-990-092 ](受付時間:9:15~21:00 土日もご対応 ※年末年始除く)へご相談ください。

サービス名 車高く売れるドットコム
電話査定依頼 0120-990-092
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WEB査定申込 WEB査定はこちらから
運営会社 株式会社マーケットエンタープライズ

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一部の買取実績もまとめていますので、気になる方はぜひお気軽に車高く売れるドットコムへ無料査定してみてください。

メーカー 車種 買取金額 年式 走行距離 ご契約日
スズキ キャリイトラック
冷蔵冷凍車
¥500,000~ 平成30年 ~6万キロ 2023年8月20日
ポルシェ 911 GT3 ¥19,000,000~ 平成29年 ~2万キロ 2023年8月22日
トヨタ アクア S ¥300,000~ 平成26年 ~5万キロ 2023年8月28日
ホンダ N-BOX カスタム
G・Lホンダセンシング
¥1,100,000~ 令和2年 ~2万キロ 2023年9月5日
トヨタ スープラ RZ ¥5,300,000~ 令和4年 ~2万キロ 2023年9月7日
トヨタ RAV4 アドベンチャー ¥2,850,000~ 令和3年 ~2万キロ 2023年8月26日
レクサス LS500h バージョンL ¥7,500,000~ 令和3年 ~2万キロ 2023年9月20日
トヨタ アルファード
ハイブリッド X
¥3,550,000~ 令和2年 ~3万キロ 2023年8月14日

カーネクスト

カーネクスト車買取

参考:カーネクスト公式サイト

おすすめポイント
  • バッテリーが劣化しているEV車でも買取可能
  • 全国13000社以上の車事業者と提携し、国内販路が充実
  • 故障履歴がある車など、どんな車でも買取可能
  • 「どんな車でも買取可能」というキャッチフレーズが有名な「カーネクスト」。豊富な販路が特徴で、10年落ち、10万km走行車、故障履歴がある車など、さまざまな状態の車でも買取可能です。

    カーネクストは実店舗を持たない買取サービスです。しかし、全国13,000社以上の自動車販売事業者と提携し、充実した国内販路を確保しています。ガソリン車やハイブリッド車と仕様が異なるEV車でも、需要が見つけやすいです。

    EV車買取はバッテリーの劣化に強く影響を受けます。走行距離が少ない型落ちモデルはバッテリーの劣化が激しく、大きく価値が下がる傾向です。買取価格に納得がいかない場合があるかもしれませんから、その場合にはカーネクスト利用を検討してみましょう。

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    グーネット買取

    グーネット買取

    出典:グーネット買取公式サイト

    おすすめポイント
  • 高価買取をしている店舗とのマッチングサービス
  • 車種と地域を選ぶだけで買取強化店が分かる
  • 買取意欲の高いお店の紹介で下取りよりも高価買取が期待できる
  • グーネット買取」は、高価買取を専門としている店舗とお手持ちの愛車をマッチングするサービスです。お住いの地域と車種を選ぶだけで、おすすめの買取業者が分かります。

    一度の申し込みで複数社から査定申し込みがされる一括査定とは異なり、グーネット買取では自分で選んだ買取業者からのみ連絡が来るので、負担をかけずに査定を受けることができます。

    また、ネットで簡単に車の買取相場がいくらなのかを匿名で調べられます。30万台の分析データから正確な価格を算出しています。

    まずは愛車の情報を入力して、無料で買取相場を調べてみてはいかがですか。

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    カーセブン

    carseven_lp

    参考:カーセブン公式サイト
    ※カーセブンイメージキャラクター小倉優子
    ※一部対象外地域あり。詳細はHPにてご確認ください。

    おすすめポイント
  • 5つの安全宣言で安心してサービスを利用できる
  • 運営コストを削減し、高価買取が期待できる
  • 全国各地に実店舗を構えているため、販路が充実
  • カーセブン」は5つの安全宣言を謳い、利用者が安心して利用できる環境に力を入れている買取サービスです。

    5つの安全宣言の内容には「契約後に減額しない」「キャンセル料は無料」など、利用者目線に立った内容が含まれています。予め、車売却時のトラブルとなりやすい場面に対策を立てていますから、車売却が初めての方でも安心して利用可能です。

    また、カーセブンは販売から買取まで一貫して行っていて、流通にかかる費用を極力削減しています。中間業者で発生する手数料は査定額に影響しますから、少しでも高価買取を狙いたい方にはおすすめです。

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    MOTA

    MOTA車買取

    出典:MOTA車買取公式サイト

    おすすめポイント
  • 最大20社へ同時査定依頼
  • 高額上位3社から電話連絡
  • 提携業者は全国の優良買取店のみ
  • 一括査定方式のデメリットを改善した「MOTA」は、独自の査定方式が強みです。最大20社から同時査定依頼が可能で、そのうち高額上位3社だけ電話連絡を行います。提携する業者は全国800社で、全て優良企業ですから、安心して取引できます。

    EV車は国内でも普及が少なく、取り扱える専門業者が少ない状態です。適正な査定額が買取してもらうには、多くの業者へ査定依頼が必要となりますが、頻繁な連絡がデメリットです。MOTAは、限られた業者のみと取引できますから、一括査定方式の悩みを解決できます。

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    ユーカーパック

    ユーカーパック

    出典:ユーカーパック公式サイト

    おすすめポイント
  • 全国8,000社がオークションで愛車を高額査定
  • 電話連絡はユーカーパック一社のみ
  • 中間コストを削減し、買取価格に還元
  • 電話連絡を受けるのは一社にしたいけれど、高価買取をしてもらいたい場合には「ユーカーパック」がおすすめです。愛車を全国8,000社が競い合うオークションに出品することができます。電話連絡を含めてユーカーパック1社を窓口として取引を行いますから、取引が苦手な方でも安心です。

    ユーカーパックの特徴は、自社開催でされるオークションです。余計な中間業者を省き、流通コストを削減しているため、他社よりも高価買取が可能と謳っています。EV車は買取価格差が大きい特徴がありますから、少しでも高く売却したい方は検討してみましょう。

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    ▼こちらの記事では、その他の車の買取業者を紹介しているので参考にしてください。

    電気自動車の買取相場

    EV車買取ではバッテリーの状態が買取価格に大きく影響を与えます。車種にもよりますが、3年落ち程度では買取価格はあまり下がらず、リセールバリューも50%を超える車が多いです。

    しかし、人気車種でも過度の年式落ちは買取価格が低くなる傾向です。また、年式が古く、走行距離が少なめのEV車は、バッテリーの劣化具合が激しいと判断され、買取価格は大きく下がります。ここでは、人気があるEV車の特徴や買取相場について触れていきます。

    日産 リーフの買取相場

    国内の代表的なEV車として成功した「日産 リーフ」。世界初となるEV車を世に送り出しました。需要が高いEV車の特徴として、十分な航続距離が挙げられます。グレードによりますが、リーフはメーカースペックで最大400kmあり、実用的なEV車と評価されています。

    日産の最新技術で走行性や安全性も抜群です。国産EV車の中では最も需要が高く、150~200万円程度で買取されています。また、走行距離別の買取相場は5万kmの走行距離で130~170万円程度、10万kmでは90~120万円程度です。

    日産リーフの保障は「5年以内、もしくは走行距離は10万km以内」。この条件を満たしていればメーカーの保障内ですから、買取に出す前には積極的に利用してください。保証期間中の車は高く買取される傾向があります。

    三菱 アイ ミーブの買取相場

    国内でも早い時期の2009年に発売された「三菱 アイミーブ」。バッテリー容量は他社と比較してやや少なく、高速道路などの負荷がかかる走行には向きません。しかし、小回りが利く軽自動車規格で、手軽にEV車を楽しみたい方から人気があるEV車です。

    全体的な買取価格は~100万円程度で、やはり年式が新しいものほど高額で買取されています。また、10万km走行車の買取相場は20〜25万円程度です。

    バッテリー保障は「8年以内もしくは走行距離が16万km以内、バッテリー容量が70%以下」。保障の対象であれば、無償のバッテリーの交換を行ってから売却するのがおすすめです。

    三菱 ミニキャブミーブ トラックの買取相場

    三菱自動車は商用車をターゲットにしているラインナップが豊富です。「ミニキャブミーブ トラック」は軽トラックのEV車で、農業の活用を想定して開発されました。走行距離は110kmと決して長距離走行には向きませんが、クリーンでエコな農業を営む方から大変人気です。

    2017年5月に生産を終了しているため、貴重なEV軽トラックとなりました。全体的な買取相場は30〜90万円程度です。しかし、状態がよければ走行距離に影響を受けにくく、高価買取が期待できます。5万km走行車では~80万円、10万kmでは~50万円程度で盛んに買取されています。

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    BMW i3の買取相場

    「i3」はBMWならではのデザインと、快適でスポーティな走りが特徴です。航続距離は360kmで、国内で最も航続距離が長い「日産 リーフ」と並びます。また、ブランド力だけではなく、居住空間の広さ、加速性のよさも人気です。

    人気海外ブランド車ですから販売価格も高く、買取価格も期待できます。全体的な買取相場は70万~350万円程度。10万km走行車でも80~110万円程度で盛んに買取されていますから、人気の高さが伺えます。

    テスラ モデルSの買取相場

    電気自動車業者最大手のテスラは、さまざまなEV車を販売しています。「テスラ モデルS」は高級セダンで、フラッグシップモデルです。高級車らしいデザインだけではなく、高い航続距離600kmはEV車の中では群を抜いています。

    販売価格も高額ですから、中古車で少しでも安く購入したいと考えている方が後を絶ちません。買取相場は〜380万円程度です。人気の高さゆえに、モデルによっては10万km走行車でも300万円以上の買取価格で買取されています。

    テスラ モデル3の買取相場

    「モデル3」はテスラが手掛けるミッドサイズセダンです。グレードにより航続距離は異なりますが、ロングレンジモデルは689km。東京、仙台間の距離は約360kmですから、中間に充電期間を設ければ往復走行が可能です。

    全体的な買取価格は250〜590万円程度。4年落ちの買取相場でも200万〜450万円程度と、需要が高い車種です。走行距離が5万km程度では、買取価格への影響は少なく250万〜400万円程度で買取されています。

    プジョー e-208の買取相場

    フランスを代表する自動車メーカープジョーの「e-208」。外観、インテリアともにフランスらしい美しいデザインが特徴的なEV車です。航続距離は最大で362kmで、街乗りするには十分すぎるスペックではないでしょうか。e-208も販売価格が高く、中古車でも欲しいと考える方が多くいます。

    2020年7月発売の新モデルですから、全体的な買取相場は高く150万〜300万円程度です。EV車は年式が古くなれば、バッテリーの劣化が進みますから、買取価格が急激に減少する傾向があります。リセールバリューを考慮する場合には早めの売却がおすすめです。

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    電気自動車の中古需要について

    EV車は、スタイリッシュなデザインの他にも、静音性や加速性に優れています。心配になる航続距離も、近所への買物や出勤にしか使わない方にとって、不満が挙がることはありません。

    加えて、車両の特性上、重量物であるバッテリーが車体下部にありますから、低重心で安定性も高いことも魅力の一つです。中古車となれば、憧れのテスラやBMWなどの海外高級ブランド車も容易に購入することが可能です。

    デメリットを挙げるのであれば、国内のEV車所有率は全体の1%程度しか普及していないことでしょう。充電設備が充実しておらず「途中で止まってしまうのではないか」という不安が最も上位にきています。

    原油価格などの燃料高騰も無視できません。約7割を火力発電に頼る日本の電力事情は決してよくありません。安全性を考慮し、原子力発電所再稼働の目処が立たないことを考えると、今後も電気代が不安材料です。特に急速充電1回はガソリン車の給油よりも高くつく場合があります。現状、このような懸念から中古需要は控えめと言わざるを得ません。

    しかしながら、自宅で通常充電する場合には電気代は1回1,500円程度。街乗りに限定すれば、ランニングコストが抑えられる移動手段です。上手に付き合っていければ低コストで快適であることは間違いありません。

    電気自動車を高く売るコツ

    EV車は修理工場や流通量が少なく、修理費用が高くなる場合がありますから、日頃からメンテナンスを怠らずに乗る必要があります。特にバッテリー交換は~100万円程度と高額になるため、メンテナンス等で気を遣うことで買取時の減額を防ぐことができます。ここでは、高く売るコツについて触れていきます。

    アフターサービスを定期的に受けておく

    EV車は通常の車と同様に新品では3年、中古車では2年おきに車検を受ける必要があります。特殊な部品を使用しているため、ガソリン車にはないトラブルが発生する可能性もあり、各社独自のサービスを展開しています。愛車の価値を下げないためにも、定期的に利用したいものです。

    テスラ社の場合、千葉稲毛市にあるテスラサービスセンターがサービスを展開しています。モバイルサービスが特徴で、スマホ一つで簡単予約可能です。見積もりやコミュニケーションはすべてアプリのチャットで行われるため、大変便利なシステムです。

    三菱自動車の場合は、有料になりますが12ヶ月点検と同様の内容とバッテリー容量測定を行ない、メンテナンスノートに記載してくれます。売却時の買取価格や、安全にドライブを楽しむためにも、有料で定期メンテナンスを受けることをおすすめします。

    電気自動車の買取実績が豊富な業者に売る

    ガソリン車やハイブリッド車と比べて、EV車は特殊な部品を多数使用しています。自動車メーカーごとに細かな仕様が異なりますから、査定時にはこれらを正確に評価する必要があります。買取業者もEV車を熟知していないと適正な査定額がつけられません。

    加えて、買取価格に強く影響を受けるのは、特にバッテリーの状態です。バッテリーの冷却方式や、急速充電の回数でバッテリーの劣化が大きく異なるため、セグメントの残量を正確に見極める技術が業者に求められます。

    他にも、販路が豊富な業者に売却するほうがよいでしょう。海外ではEV車の需要が高まっていますから、海外にも販路を持つ買取業者であれば、海外需要を含めた買取価格が期待できます。

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    複数社に見積もりをする

    EV車は国内需要が高まっているとはいえ、流通量が少ない状態です。頻繁にEV車の買取を行っていないと相場が分からず、適正価格での買取ができません。その結果、業者間で買取価格差が発生してしまいます。

    地域によってもEV車の需要の差があることもEV車買取の難しい点です。例えば、補助金申請台数は愛知県、東京都、神奈川県が多く、世代あたりの普及台数は福井県、富山県、山形県が上位を占めます。

    そのためEV車買取は、多彩な販路を持つ業者や、EV車の構造を熟知する買取業者に査定依頼したほうが高価買取が期待できます。もし、業者を探しきれない場合には、一括査定方式やオークション方式を採用する買取サービスに査定依頼をするのがおすすめです。

    ▼こちらの記事では、車のおすすめ一括査定サービスやそれぞれのメリット・デメリットについて解説しているので参考にしてください。

    電気自動車買取によくある質問

    EV車は国内では所有者が少なく、買取時にはさまざまな質問を伺います。ここでは、EV車買取時に頻繁に伺う内容を紹介します。

    下取りと買取どちらがお得?

    一般的に「下取り」と「買取」で、高い査定額がつくのは「買取」です。ですが、どちらにもメリットがありますから、上手く使い分けてください。

    買取業者は再販を目的とします。他社よりも良質な車を調達するために競い合ってでも、高い買取価格を提示しています。年式が新しく、航続距離が長いEV車ほど需要が高く、高価買取が可能です。リセールバリューを考慮し、3年程度で売却する場合には「買取」がおすすめです。

    一方、下取りは新車販売を目的として行われます。ディーラーでは新車を販売することが目的で、中古車を高く買取する必要がありません。EV車もガソリン車同様に、下取り価格は買取価格よりも低くなります。

    しかし、買取だけが有利かと思えばそうではありません。需要が低く、買取価格がつかないような車を処分する場合には、下取りのほうが高くなる場合があります。新車購入を検討していて、バッテリー劣化で買取価格がつけられない場合には、下取りを視野に入れてもよいでしょう。

    ▼こちらの記事では、買取と下取りの違いについて詳しく解説しているので参考にしてください。

    電気自動車は事故車や故障車も買取可能?

    事故によって大破してしまったEV車を修理に出そうとしても、専門の修理業者が少ないのが現状です。修理をしても高額になる場合があり、売却を検討される方も少なくありません。査定額は通常の買取よりも劣りますが、事故車や故障車でも買取は可能です。査定額は低くなりますが、処分費用を支払うよりはよいでしょう。

    どうしても廃車を検討する場合には、廃車買取サービスを検討してください。EV車特有のレアメタルや、再利用できる部品はリサイクルができるため、買取できないEV車でも需要があります。

    本記事で紹介している「カーネクスト」は廃車買取も行っていますから、気になる方はチェックしてみてください。その他、おすすめの廃車買取業者はこちらの記事をご一読ください。

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    バッテリーの劣化を防ぐ方法は?

    EV車は古い年式になるほど、買取価格は大きく下がってしまいます。この要因として考えられるのはバッテリーの劣化です。EV車の動力であるバッテリーが劣化した場合には、交換が必要ですが、修理費用は~100万円程度と高額です。

    リチウムイオン電池が劣化する原因として挙げられるのは3つ。「60℃以上の環境での使用」「過充電」「過放電」です。下記にメカニズムを紹介しますから、参考にしてください。

    45℃以上の環境での使用

    EV車に搭載されているリチウムイオン電池の許容温度は約60℃です。一般的なリチウムイオン電池とは異なり、劣化しにくいように設計されています。しかし、電池温度が高温になると化学反応が活発になり、バッテリーが劣化してしまう恐れがあります。

    過充電

    100%充電してもなお、常に充電している状態が過充電です。過充電は電池の異常発熱を起こし、バッテリーを劣化させる原因となります。充電は8割程度に留め、ケーブルを抜いておきましょう。

    「何度も充電するとバッテリーが弱ってしまうのではないか」という声も挙がっています。リチウムイオン電池は「継ぎ足し充電」が可能で、充電頻度は直接的なバッテリー劣化に繋がりません。バッテリーは30~80%で運用することが最も寿命を伸ばすと言われています。

    過放電

    充電が0%の状態のときに、さらに放電される現象が「過放電」です。過放電のときには、バッテリーの電解質や電極などを溶かして、電気を作り出し、バッテリーの劣化を早めることになります。完全に放電する前に、こまめな充電が必要です。

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    電気自動車買取は早めがおすすめ

    2035年に世界ではガソリン車を廃止する流れになりました。政府はEV車を普及させるために、補助金を出しています。2023年7月現在では国から最大55万円。各自治体でも別途補助金が数十万円程度出るため、最大100万円程度安く電気自動車を購入可能です。

    しかしながら、2023年8月現在、中古車では補助金がありません。電気自動車の懸念から来る中古需要だけでなく、補助金が中古自動車の購入でなくなる点も、買取価格が控えめな理由と考えられます、

    そして、EV車は5年程度経ってしまうとバッテリーの劣化が進み、走行距離が半分程度に落ち込んでしまいます。買取価格も大きく下がってくるため、リセールバリューを考慮するのであれば、できるだけ早く売却を検討するほうがよいでしょう。

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