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エンジン載せ替えよりも売却のほうがおすすめの理由とは?

車のエンジンが故障したときにエンジンを載せ替えることは不可能ではないものの、メリットは多くありません。それよりも、完全に壊れてしまう前に売却するのがおすすめです。ここでは、エンジン載せ替えのリスクやデメリット、高く売るコツなどをまとめています。

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エンジン載せ替えよりも売却のほうがおすすめの理由とは?

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大事な愛車はできるだけ長く乗りたいものです。エンジンが壊れたとしても、載せ替えて乗り続けたいと考える方は少なくありません。

たしかに、車のエンジンを載せ替えることで元気を取り戻すかもしれませんが、さまざまな問題をはらんでいるのも事実です。そこで、ここでは車のエンジン載せ替えに伴うデメリットやリスクについてご紹介します。

また、載せ替えではなく売却という選択肢を選んだとき、できるだけ高く売るためのポイントについても解説していきます。

※相場情報は実際の買取価格と異なる可能性がございます。

載せ替えには多額の費用がかかる

載せ替えには多額の費用がかかる

エンジンは車における心臓のようなもの。非常に重要な部分であり、エンジンが故障することは車が死んでしまうといっても過言ではありません。エンジンに不具合や故障が発生すると車を動かせなくなることもありますが、載せ替えという方法で車を生まれ変わらせることができます。

しかし、そもそも車の心臓部であるエンジンは非常に高価であり、さらに載せ替えにかかる工賃なども合わせると多額の費用が必要となります。約50万円以上かかるケースも珍しくありません。

周辺パーツの交換が必要なケースもある

特に年式の古い車では、エンジン周りのさまざまなパーツが劣化している恐れがあります。そのため、それらのパーツも一緒に交換しなければならず、さらに費用がアップする可能性もあるのです。

オーバーホールという方法

オーバーホールとは、エンジンを一度解体し、内部の洗浄や細かい部品の交換などを行う作業です。かつてのエンジンはそれほど複雑な造りではなかったため、オーバーホールもそれほど難しい作業ではありませんでした。しかし、現在では以前に比べて構造が複雑になり、昔ほど簡単ではないことも事実です。

載せ替えは車検に通るのか

載せ替えは車検に通るのか

そもそも、エンジンを載せ替えた場合、車検に通るのかという疑問を持つ方も少なくないでしょう。まったく同じエンジンに載せ替えた場合は可能なことも多いですが、馬力アップなどチューンアップ目的で換装した場合には注意が必要です。

車検を通すのは難しい

レースやジムカーナ、ラリーといったモータースポーツの世界では、チューンアップ目的でエンジンを載せ替えることは珍しくありません。もともと搭載されていたものよりもさらにハイパワーなものに交換する、ターボを搭載するといったケースもよくあります。

では、そのような改造を施した車が車検に通るのかというと、これは難しいといわざるをえません。特に、ユーザー車検のような方法で通そうとすると、特別な知識も必要となります。ハイパワーエンジンに換装した場合、それに伴い足回りやブレーキなどの強化も必要になるため、そうした改造は認められないのが現状です。

業者数が少ない

そもそもエンジンを載せ替えてくれる業者そのものが少ないのも事実です。一部のチューニングショップでは行っているかもしれませんが、町の整備工場では基本的にはアッセンブリ交換をするだけです。

換装は非常に手間がかかる作業であり、一般の整備とはまた違った知識・技術が必要となります。対応できる業者自体がほとんどありません。

載せ替えよりも売却がおすすめ

載せ替えよりも売却がおすすめ

ここまでお話ししてきたことからもわかるように、エンジンをわざわざ載せ替えて同じ車に乗り続けるよりも、売却して得たお金で別の車、もしくは同じ車種の車を購入するほうがおすすめです。

思い入れが強くてどうしてもその車でないとダメというケースならば話は変わってきますが、そうでないなら買い替えたほうがコスト的にも安くあがります。

先述したように、現在では載せ替えを行ってくれる業者を見つけること自体が至難の業です。見つかったとしても特殊な作業は高額になりがちで、そこにエンジン本体の費用もかかってきます。つまり、車のエンジンを載せ替えるという行為は、今の時代においてあまり現実的とはいえないのです。

エンジンが完全に壊れてしまうと、買取してもらえない可能性が高くなるため、その前に売却してしまうのがおすすめです。次からは、車を少しでも高く売るためのポイントについてお話ししていきます。

高く売るポイント

中古車には高く売れるタイミングを狙って売却するのがポイントです。ただし、時期だけでなく事前に自分で準備をしておけば高額買取につながるポイントもたくさんあります。査定額アップに役立つポイントを押さえておきましょう。

洗車

洗車

査定を受ける前に洗車をするのは基本です。車体の汚れが目立つと、大事にされていなかった車だという印象を与える可能性があります。

できれば、普段からこまめに洗車やワックスがけをしましょう。外装ばかりに気を取られずに、内装にも目を向けてください。シートや足元などは掃除機をかけ、内装パネル類にも雑巾がけをしましょう。

フロアマットが汚れているのなら、外に出して汚れをはたき、その上で洗います。ガソリンスタンドにはフロアマットを洗う専用の機械が置いてあることも多いので、それを使わせてもらいましょう。洗ったらしっかり干せば完了です。

車内の匂いを消去

車内の匂いを消去

意外と盲点なのが車内の匂いです。タバコや食べ物、ペットなど、車にはさまざまな匂いが染みついています。これらもマイナス査定につながりやすいため、事前にきちんと除去しておきましょう。市販の消臭スプレーを使用するほか、重曹を使うのもおすすめです。重曹と水を混ぜ、それを霧吹きなどで布製シートに噴霧して使用します。

ただし、革製品に重曹スプレーを噴霧するとダメージを与え、変色してしまうため注意してください。エアコン使用時の匂いが酷い場合には、エアコンクリーニング専用のスプレーを使って対処します。

車内の匂いは普段使用している本人では気づきにくいものです。匂いが除去できたどうかは自分以外の人にチェックしてもらいましょう。

走行距離が少ないうちに売る

走行距離が少ないうちに売る

車の売却価格はさまざまな部分を査定し、総合的に判断されます。中でも走行距離が査定額に及ぼす影響はとても大きいといえます。高く売りたければ、できるだけ走行距離が短いときに売るのがよいでしょう。

できれば10万キロを超える前の売却がおすすめです。ただ、現在は10万キロを超えた車でも買取してくれる業者はあります。海外で高い人気を誇る日本車は、国内では需要がなくても外国では買い手がつくことがあるためです。

10万キロをオーバーした車を高く売りたければ、海外にも販路を持つ業者を狙うのがおすすめです。

基本的に過走行の車は査定額が下がりやすいので、少しでもプラス査定とするには良いコンディションを保っておく必要があります。そのためには、日ごろからきちんとメンテナンスしておかなければなりません。

定期的に整備工場で点検を受ける、自分でエンジンルームをチェックするなど、コンディションを良い状態に保ちまし ょう。

モデルチェンジ前に買取してもらう

モデルチェンジ前に買取してもらう

モデルチェンジが行われると、現行モデルの市場における価値が下がります。新型モデルを手に入れようとする方が増え、現行型の需要が減退するためです。少しでも高値で手放すには、モデルチェンジが行われる前に売却することが大切です。

純正品も一緒に持ち込む

ホイールやステアリングなどを社外品に交換している方も少なくありませんが、業者によってはマイナス査定になる可能性があります。査定を受ける前にはできるだけもとの状態に戻しておいたほうが、プラス査定になりやすいでしょう。

ただし、部品の取り換えなどにお金がかかるのであれば、そのままの状態で査定を受けましょう。その上で、純正品も一緒に査定を受けるのがおすすめです。純正品も一緒に査定を受けることで、査定額が著しく下がることを避けられます。

また、説明書や車載工具など、購入時に付属していたものはできるだけ揃っていたほうが高値がつきやすい傾向があります。

交渉してみる

買取店によって査定の基準は異なり、所定のマニュアルをベースに金額を出していることがほとんどです。お店としてはできるだけ安く買取りたいと考えており、最初は低めの査定額を提示してくるケースがよく見られます。そのため、最初に提示してきた額よりもさらに高値を引きだせる可能性は十分あります。

基本的に、いきなり上限の金額を伝える査定スタッフは稀なので、ぜひ交渉してみましょう。絶対に売る気がある、という気持ちが伝われば、査定スタッフの気持ちも動くかもしれません。いろいろとアピールすることが大切です。

高く売れるところに売る

高く売れるところに売る

下取りではなく買取を選ぶのも鉄則です。ディーラーでは下取りが多い傾向がありますが、基本的にはあまり高値はつきません。ディーラーは新車販売がビジネスの主軸であり、中古車販売にはあまり力を入れていないためです。

また、下取りはそこで新たに車を購入することを前提としており、査定額は車の代金から差し引かれます。手元に現金はほとんど残らないでしょう。

そして、当たり前のことですが、少しでも高く売りたいのなら高く買取してくれるところを選ぶ必要があります。査定も1社だけではなく、複数社で受けるのが基本 です。

先述したように、査定の基準は業者によって異なるため、業者間で査定額に10万円ほどの差が出る可能性は十分あります。1社だけでは比較できないので、最低でも3社くらいは査定してもらうことをおすすめします。

忙しくていくつも買取店をまわる余裕がない、という方には一括査定サイトの利用がおすすめです。最低限の情報を入力するだけで、複数の業者に査定の依頼ができる優れものです。ほとんどのサービスは無料で利用できるため、ぜひこの機会に利用してみましょう。

車高く売れるドットコムがおすすめ

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現在ではたくさんの一括査定サイトがありますが、その中でもおすすめなのが「車高く売れるドットコム」です。

最大で8社まで一括査定を依頼できるので、もっとも高値をつけてくれた業者に売却できます。入力は45秒ほどで完了します。時間がない方にもぴったりでしょう。買取前後のサポート体制も整っており、専用の相談窓口もあるため安心して利用できるのも特徴です。

車のエンジンの載せ替えは決して不可能ではありませんが、さまざまなリスクを伴うためおすすめはできません。どうしてもその車でないといけない、という強い思い入れがあるならともかく、そうでないのなら売却して新たな車の購入資金を作ったほうが現実的といえるでしょう。

ご紹介したように、高く車を売るためには押さえておきたいポイントがいくつもあるので、忘れずに活用してください。忙しい方には車高く売れるドットコムなどの一括査定サイトもおすすめです。

sirasaka / 編集長
sirasaka / 編集長

弊社マーケットエンタープライズが運営する総合買取サービス「高く売れるドットコム」にて査定業務や出張買取などに携わり、現場で培ったリアルな知見を活かし「満足できる買取体験」を提供すべく買取メディアの運用も行っています。 利用者様の買取にまつわる疑問を解決できる有益な発信のため、日々精進してまいります! リユース営業士資格保有(日本リユース業協会より授与)

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