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車のローンは借り換えるべき?メリット・デメリットを徹底解説


ローンの総返済額を減らしたいという場合に勧められることが多いローンの借り換え。
ローンの返済額を数十万円~数百万円減らせる場合もあるので、ローンの返済金額が高額で困っている場合は、一度ローンの借り換えを検討してみてはいかがでしょうか。
しかし、「車のローンを借り換えるメリット・デメリットは何なのか?」という疑問や「どのような場合に借り換えたほうが良いの?」という疑問を抱えている方も多いかと思います。
そのような方のために、この記事では車のローンを借り換えるメリット・デメリットをはじめ、車のローンを借り換える場合の注意点や借り換えを検討してみたいタイミング、そして借り換える場合に確認すべきポイントなどを具体的にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
※相場情報は実際の買取価格と異なる可能性がございます。
車のローンを借り換えるメリット

ここでは、車のローンを借り換えるメリットを具体的に説明していきます。
総支払額を減らせる場合がある
車のローンを借り換えると、総支払額を減らせる場合があります。
例えば、現在組んでいる車のローンの金利が5%だったとしましょう。
金利が5%のローンを解約し、金利が3%のところで新たにローンを組んだとします。
これだけで、総支払額は2%異なるのです。
車体価格は高額なので、金利が1%異なるだけで、総支払額に数十万円~数百万円の差が生まれます。
そのため、少しでも総支払額を減らしたいと考えている場合は、定期的に「金利が安いところはないか?」と金融機関のホームページをチェックしてみましょう。
毎月の支払額を調整することが出来る
車のローンを借り換えると、毎月の支払額を調整できる場合があります。
例えば、最初は3年ローンで組んだが、実際に返済していくと「厳しい」と感じることもあるでしょう。
返済が厳しい中、返済を続けていくと病気や車の修理費など、不測の事態に備えることが出来ません。
そこで、車のローンの借り換えを行うと、ローンを組む年数を変更することが出来ます。
つまり、当初は3年ローンで組んでいたが、返済が厳しいため5年ローンで組むということができるようになるのです。
もちろん、5年ローンから3年ローンに短縮することも出来ます。
そのため、現在の返済額に不満がある場合は、車のローンの借り換えを検討してみましょう。
車のローンを借り換えるデメリット
ここでは、車のローン借り換えるデメリットを具体的に説明していきます。
手間と時間がかかる
車のローンの借り換えは、手間と時間がかかるというデメリットがあります。
複雑な手続きではないのですが、ハンコ一つで借り換えられるような簡単な手続きでもありません。
車のローンを借り換える場合、郵送での申し込みだと20日前後、Webからの申し込みだと7日前後かかります。
このように、郵送だと20日前後、Webだと7日前後かかるため、すぐに借り換えられる訳ではないということを頭に入れておきましょう。
借り換え手数料が発生する場合がある
車のローンを借り換える場合、借り換え手数料が発生する場合があります。
具体的には、現在借りているローンの一括返済を行う時の手数料、そして印紙代や保証料などがかかります。
無料で車のローンの借り換えが出来るという訳ではないので、注意しましょう。
そのため、手数料を考えずに借り換えをしてしまうと、逆に高額になってしまう可能性があります。
不安な方は、借り換え先のホームページを確認したり相談窓口に電話をかけたりして予めどのくらいの手数料がかかるのか把握しておきましょう。
実際にどのくらい安くなるのかシミュレーションしてみた

「実際、どのくらい安くなるのか?」というところが気になるところかと思います。
そのため、今回は金利別に総支払額はいくらになるのかということをシミュレーションしてみました。
今回は、以下の条件でシミュレーションしていきます。
金利 | 総返済額 |
---|---|
1% | 410万2495円 |
2% | 420万6660円 |
3% | 431万2485円 |
4% | 441万9965円 |
5% | 452万9095円 |
6% | 463万9870円 |
7% | 475万2285円 |
8% | 486万6330円 |
仮に金利8%で車のローンを支払い続けた場合、金利1%で支払い続けていた方よりも、約76万円損していることになります。
400万円のローンで76万円損しているわけですから、車体価格がさらに高くなると100万円以上損してしまうこともあります。
車のローンを借り換える場合の注意点
ここでは、車のローンを借り換える場合の注意点を具体的に説明していきます。
審査を通過する必要がある
車のローンを借り換える場合、審査を通過することが出来なければ借り換えられないため注意しましょう。
一般的に金利が低いところは審査が厳しく、金利が高いところは審査が緩いと言われています。
車のローンを借り換える場合は、現在よりも金利が低いところに申し込むわけですから、審査は厳しくなります。
借り換える方の返済能力や信用情報などで審査されるため、場合によっては審査に通らないこともあるということを頭に入れておきましょう。
必ず最低金利で借り換えられるわけではない
車のローンを借り換える場合、必ず最低金利で借り換えられるわけではないので注意しましょう。
金融機関によっては、「2%~5%」と金利に幅を持たせていることがあります。
この場合に、最低金利で組めるのはその金融機関と強い信頼関係がある方のみです。
一見の方は、基本的に最低金利で組むことは出来ないでしょう。
そのため、なるべく複数店舗で見積もりを出してもらい、最も低い金利を提示してくれた金融機関で借り換えの申し込みを行いましょう。
必ずプロに相談する
車のローンを借り換える場合、必ずお金のプロに相談しましょう。
数千円や数万円のローンではなく、数百万円のローンなのでお金の知識がない方が独断で借り換え先を決めるのは非常に危険です。
車のローンの借り換えが成功すれば、数十万円~数百万円節約することが出来ますが、反対に失敗してしまった場合、数十万円~数百万円損することになります。
そのため、ファイナンシャルプランナーや車販売業者などに「車のローンを借り換えたい」という相談をし、適切なアドバイスをもらうことをおすすめします。
車のローンの借り換えを検討してみたいタイミング

ここでは、車のローンの借り換えを検討してみたいタイミングについて具体的に説明していきます。
家計の収支が変化した場合
車のローンの借り換えを検討してみたいタイミング1つ目は、「家計の収支が変化した時」です。
例えば、就職・転職して収入が変化した場合や子供が成長して支出が変化した場合などは、一度車のローンを見直してみることをおすすめします。
家計の収支の変化に合わせて、ローンの返済額も変化させていきましょう。
家族構成が変化した場合
車のローンの借り換えを検討してみたいタイミング2つ目は、「家族構成が変化した時」です。
例えば、結婚や出産により支出が大きくなる場合は、車のローンを借り換え、返済期間を延ばした方が良いと言えますし、子どもが独立して金銭的に余裕が出来た場合は返済期間を短くした方が良いと言えます。
しかし、家族が増えたため、なるべく早く車のローンを返済しようと返済期間を短くするのは、かなりリスクが高い行為なので出来れば行わないことをおすすめします。
なぜなら、返済期間を短くすると現在よりも月々の返済金額が大きくなるため、余計に家計を圧迫してしまう恐れがあるからです。
現在よりも低い金利のローンを見つけた場合
車のローンの借り換えを検討してみたいタイミング3つ目は、「現在よりも低い金利のローンを見つけた時」です。
見積もりや相談だけであれば基本的に料金はかかりません。
そのため、現在よりも低い金利のローンを見つけた場合は、積極的に見積もり依頼や相談をしてみましょう。
車のローンを借り換える場合に確認すべきポイント

ここでは、車のローンを借り換える場合に確認すべきポイントを具体的に説明していきます。
手数料と利息の総額
車のローンを借り換える場合は、手数料と利息の総額を確認しておきましょう。
先ほども説明したとおり、車のローンを借り換える場合は手数料がかかる場合があります。
手数料がかかる場合があるので、まずはどのくらいの手数料がかかるのか確認してみましょう。
手数料が分かった場合、次は借り換えずにローンを返済した場合の利息総額と借り換えた場合の利息と手数料を合わせた総額を天秤にかけてみましょう。
そして、借り換えると本当に支払総額が安くなるのか計算してみることをおすすめします。
金利タイプ
車のローンを借り換える場合、借り換え先の金利タイプを確認しておきましょう。
金利は大きく「固定金利」と「変動金利」に分けられます。
固定金利と変動金利のメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
固定金利 | 金利が固定されるため、金利上昇リスクの影響は受けない | 変動金利よりも金利が高め |
変動金利 | 固定金利よりも金利が低い | 金利が固定されていないため、金利上昇リスクの影響を受ける |
どちらの金利も一長一短ですが、「安全にローンを組みたい」という方は固定金利を、「とにかく金利の低さを重視したい」という方は変動金利を選ぶと良いでしょう。
金利の方式
車のローンを借り換える場合、現在の金利の方式も確認しておきましょう。
一般的な金利は、返済時の借入残高を基準に、金利を算出します。
しかし、アドオン方式と呼ばれる算出方法ですと、借入金額にあらかじめ利息を上乗せしているため、借り換えをすると逆に損してしまう場合があります。
そのため、借り換えをする前に契約書を見直し、どのような方式で契約しているのか確認してみましょう。
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まとめ
この記事では、車のローンを借り換えるメリット・デメリットをはじめ、車のローンを借り換える場合の注意点や借り換えを検討してみたいタイミング、そして借り換える場合に確認すべきポイントなどを具体的に説明してきました。
車のローンの借り換えに成功すると、数十万円~数百万円お得になることがありますが、その逆もあります。
そのため、車のローンを借り換える場合は、独断で借り換えを決めるのではなく、ファイナンシャルプランナーや車販売業者などに相談し、必ず適切なアドバイスをもらうようにしましょう。
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弊社マーケットエンタープライズが運営する総合買取サービス「高く売れるドットコム」にて査定業務や出張買取などに携わり、現場で培ったリアルな知見を活かし「満足できる買取体験」を提供すべく買取メディアの運用も行っています。 利用者様の買取にまつわる疑問を解決できる有益な発信のため、日々精進してまいります! リユース営業士資格保有(日本リユース業協会より授与)
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